2023年5月3日更新

【ネタバレ】ハイ・エボリューショナリーとは何者?「ガーディアン・オブ・ギャラクシー3」に登場するヴィランの強さ・能力を解説

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2023年5月3日に公開した『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー : VOLUME 3』のメインヴィランとして登場するハイ・エボリューショナリー。彼は原作の超重要人物アダム・ウォーロックを保護し、ソウルストーンを授けた人物でもあります。 この記事ではハイ・エボリューショナリーの基本情報から能力、そして他のキャラクターとの関連性まで徹底的に解説します! ※この記事には過去のMCU作品やコミックスのネタバレが含まれます。

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ハイ・エボリューショナリーの概要

本名 ハーバード・エドガー・ウィンダム
能力 高度な知識 , 神のような力 , 超人的な耐久力(サイバネティクス外骨格)
初登場 『The Mighty Thor #134』(1966年)
俳優 チャック・イウジ

ハイ・エボリューショナリーは遺伝学者で「人類の進化」を夢見ていました。赤いスーツが特徴で、素顔は実験によっていくつかの動物が混ざったような姿です。 始めはワンダとピエトロの母を助けたりアダム・ウォーロックを保護したりとむしろ優しさも見えた人物でしたが、到底敵わないような敵を目の当たりにし過激な思想に走ってしまいます。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3」での活躍は?【ネタバレ】

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3」のヴィランとしてMCUに登場するハイ・エボリューショナリー。予告編では、ロケットに人体実験を行った過去が明かされており、ロケットからは「ありのままが許せない」人物と評されています。 本作では「完璧な世界を作る」事を目的として、ガーディアンズに敵対する様子。作中では、重力を操って衝撃波を放ったりといった強さを見せています。

あの手この手でロケットを手に入れようとしていたハイ・エボリューショナリー。彼の目的は、ロケットの脳みそを解剖して、より完璧な世界を再構築することでした。長年の実験の中で、ロケットのみが唯一、自分で考え、ひらめくことができた為、その仕組みを解明しようとしているのです。 しかし、高飛車で傲慢な態度や、ロケットを手に入れる事に執着しすぎて、最終的には手下にも見放されてしまいます。なんとかロケットを見つけますが、ロケットたちガーディアンズに敗れ、失意の中、墜落する宇宙船に取り残されてしまうのでした。

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「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3」でハイ・エボリューショナリーを演じるのは?

5月3日に公開される『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』でMCU初登場を果たすハイ・エボリューショナリー。彼を演じるのはチャック・イウジです。本作の監督であるジェームズ・ガンがメガホンを取るDCドラマ『ピースメイカー』にも出演しています。 そんな彼の起用についてSNS上では、チャック・イウジが黒人であることから、ポリコレで白人キャラに黒人が変更されたという憶測も。しかし、そうした反応に対してガン監督は演技力からのキャスティングであるとした上で、そもそもハイ・エボリューショナリーはスーツの為に紫色であるともコメントしました。

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ハイ・エボリューショナリーとは何者?オリジンを解説

ワンダゴア山でニューメンを造り出す

ウィンダム(ハイ・エボリューショナリー)は、「X-MEN」の宿敵の1人ナサニエル・エセックスを師事し「人類の進化」の研究に没頭します。大学追放となりますが、ペットの犬をヒト型生命体へ進化させることに成功。 しかしペットは射殺されてしまい、ワンダゴア山に研究所を移します。ウィンダムは山にいた動物たちを「ニューメン」という半獣半人に進化させました。 そして魔導書「ダークホールド」を記したことでも知られ、ワンダゴア山に封印されていた邪神クトーンに対抗するためニューメンを組織化。ウィンダムは彼らから「ロード・ハイ・エボリューショナリー」と呼ばれるようになりました。

ハイ・エボリューショナリーの強さ・能力

高度な知能

自分の脳を最大限に進化させており、無限の知識や知能を持っていると言われています。 また進化は感覚にも影響を与え、危機察知や千里眼、予知なども会得。その他にも身体と精神を引き離して無限に行動できる幽体離脱やテレパシー能力、そして逆に敵のテレパシーに感知されないなどチート級の能力を多数持っています。

神のような力

ハイ・エボリューショナリーは神をも超える進化を追求しており、自分自身も「神」に近い能力を得ました。例えば質量の増減を操る能力や体の大きさを自在に変える能力、そして物質を進化・退化させる能力などです。 彼はマーベル界最強とも呼ばれるギャラクタスにさえ善戦している点からも、神に近いパワーを持っていると言って良いでしょう。

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超人的な耐久力

ハイ・エボリューショナリーは「サイバネティクス外骨格」と呼ばれるスーツを装着しています。彼のゲノムと脳活動パターンの記録から、損傷した身体の再生が可能。ハルクによって粉々にされても再生するほどの耐久性が備わっています。 また空気の濾過、食事や水分の補給も行えるなど生命維持装置としても優秀な働きを持つ万能スーツです。

もう1つの地球「カウンター・アース」とは?

ハイ・エボリューショナリーは太陽の裏側に「カウンター・アース」というもう1つの地球を作っています。彼は宇宙を彷徨っていたアダム・ウォーロックを保護、ソウルストーンを授け管理者に任命しました。 しかしビヨンダーズに狙われてしまった結果、心が不安定になってしまいます。「エボリューショナリー・ウォー」では不要な遺伝子の排除に動き、ついには生命すべてに遺伝的変化をもたらす爆弾の制作に着手。

しかし最後はアベンジャーズがハイ・エボリューショナリーの装置でヘラクレスを強化して計画を未然に防ぎました。

マーベル登場キャラとの関係

スカーレット・ウィッチ/クイック・シルバー

邪神クトーンの脅威が迫っていた時期、ハイエボリューショナリーはマグダという妊婦を保護しています。クトーンを倒したと同時にマグダは男女の双子、ワンダとピエトロを出産。クトーンは女の子の能力の高さに気づき、復活に利用するため力の一部を付与しました。 双子は最終的にスカーレット・ウィッチクイック・シルバーへと成長したのです。

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初代スパイダーウーマン

最初に研究所を移したワンダゴア山にはウランがあり、協力者の科学者ジョナサン・ドリューの娘ジェシカ・ドリューはウラン中毒になってしまいます。ハイ・エボリューショナリーはクモの血清を彼女に投与、遺伝子加速器の中で遺伝子と合わさってクモの能力が開眼しました。 その後彼女は研究所から独立、ヒドラに戦闘を教わり初代スパイダーウーマンになっていきます。

ハイ・エボリューショナリーはマーベル最強のスーパーヴィラン

普通の科学者から「人類の進化」を求めてスーパーヴィランとなったハイ・エボリューショナリー。「ニューメン」を生み出すことから、映画ではオリジナル設定でロケット・ラクーンの出生に関わるのではと噂されていますが、果たして……。 2023年5月3日公開『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』でどこまで原作から再現されるのか注目です!

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