『BLEACH』蒼都/ツァントゥは死亡する?能力や「千年血戦篇」での役割も解説
蒼都(ツァン・トゥ)の登場回を
蒼都(ツァン・トゥ)は「千年血戦篇」に登場する「星十字騎士団」所属の寡黙な滅却師です。護廷十三隊の日番谷冬獅郎の卍解をあっけなく奪っていた蒼都とは一体どんな人物なのでしょうか。 本記事では日番谷と因縁ある蒼都(ツァン・トゥ)の能力や、ユーハバッハとの関係、死亡するかどうかなどをまとめて解説します! ※この記事は『BLEACH』の重要なネタバレを含みます。
蒼都/ツァントゥのプロフィール
名前 | 蒼都(ツァン・トゥ) |
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性別 | 男 |
身長/体重 | 177cm |
誕生日 | 5月27日 |
所属 | 星十字騎士団 |
階級 | 聖文字「I」 |
能力 | 「鋼鉄(ジ・アイアン)」 |
声優 | 倉富亮 |
蒼都(ツァン・トゥ)は口の左側にある大きな傷が印象的な黒髪の人物です。キャラが濃い「星十字騎士団(シュテルンリッター)」の中では無口&フラットシューズを履いているというレアな人物ですが、戦闘中には無愛想な表情のままわりとしゃべっている姿も見られました。 帝国を率いるユーハバッハへの忠誠に厚く、自分なりの流儀にこだわりを見せる様子から頑固なことがうかがえます。戦闘は武器の鉤爪や足技を多用する体術をメインとしたやや珍しいタイプの滅却師(クインシー)です。
【正体】蒼都/ツァントゥは「星十字騎士団」の「滅却師」
「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」の精鋭部隊「星十字騎士団(シュテルンリッター)」の一員である蒼都は、帝国による瀞霊廷(せいれいてい)への第一次侵攻の際に登場します。漫画では56巻が初登場。 このとき彼はほぼ無言のまま護廷十三隊十番隊隊長・日番谷冬獅郎(ひつがやとうしろう)と接触。彼は「メダリオン」を使って日番谷が使った卍解「大紅蓮氷輪丸(だいぐれんひょうりんまる)」を奪いました。
【能力】蒼都/ツァントゥの能力は「鋼鉄(ジ・アイアン)」
蒼都はユーハバッハから「聖文字(シュリフト)」のI「鋼鉄(ジ・アイアン)」を与えられています。体を硬化させる能力で、自分を処刑しようとする騎士団最高位のユーグラム・ハッシュヴァルトの剣を生身の体で防いでいました。 漫画では処刑シーンでのみ使われた能力ですが、アニメでは日番谷との初戦から活用する描写が増えていました。蒼都は凍らされた腕ごと硬化して突撃することで日番谷を吹き飛ばし、彼が卍解を使わざるを得ない状況を作り出しています。 また、蒼都は滅却師完聖体にもなれるようですが、原作では具体的な描写はありません。
【関係】皇帝ユーハバッハとの関係は?
蒼都は皇帝ユーハバッハへの忠誠心が厚い人物です。彼が騎士団入りをした経緯などは一切語られていないため、そこまでの忠誠心を持つに至った理由は不明ですが、その思いは本物でしょう。 その証拠に、彼はユーハバッハから処刑を言い渡されても、他の者のような命乞いはしませんでした。皇帝の言うことであれば、それが処刑であっても絶対的に従うという彼の固い意思が見て取れます。 実際に処刑を実行しようとしたハッシュヴァルトには「僕は陛下以外の手で殺されはしない」と噛み付いていました。蒼都にとって皇帝だけが特別な存在であることが分かります。
【活躍】蒼都/ツァントゥの「千年血戦篇」での役割
蒼都は第二次侵攻で松本乱菊(まつもとらんぎく)を戦闘不能に追い込むと、すでに満身創痍の日番谷の前に再び現れます。 蒼都は「共に生きたものとは共に死すべし」という信条の持ち主です。そのため蒼都はすぐにとどめを刺さずに、日番谷の側に長年連れ添った乱菊を置いたり、日番谷が死んだ後も卍解だけが生き残ってしまうことを詫びたりと、自分の流儀を貫くための行動をとります。 それが終わってようやく卍解で日番谷を倒そうとしますが、一足先に浦原喜助(うらはらきすけ)が開発した「侵影薬」が完成。薬によって卍解は日番谷のもとに戻り、一瞬にして蒼都は十字の氷漬けにされてしまいます。 蒼都からすると不憫なほどあっけない敗北ですが、日番谷の「五芒星にしてやれなくてすまなかったな」という痺れる名シーンを拝めるのも蒼都の敗北あってこそ。 アニメ『BLEACH 千年血戦篇-訣別譚-』ではこの卍解奪還シーンも見どころの1つになるはずなので、蒼都の強敵感も増し増しになっているかもしれませんね!
『BLEACH』千年血戦篇を
【死亡】蒼都/ツァントゥが迎えた最期が切ない……
卍解を奪われ氷漬けにされた蒼都は、その後拘束された姿で登場します。戦闘後、彼は完聖体の力を解放して氷から脱出していたのです。 皇帝の御前で膝をつき頭を垂れる蒼都は、「これより敗北者の処断を行う」というユーハバッハの決定を静かに受け入れます。皇帝の隣に控えるハッシュヴァルトが最初に蒼都に剣を振り下ろしますが、蒼都はこれを「鋼鉄」で防御しました。 同時にハッシュヴァルトの能力「世界調和」が発動。蒼都はユーハバッハに殺されることを望みながらも、ハッシュヴァルトの剣によって62巻559話にて死亡しました。
『BLEACH』62巻を
【声優】蒼都/ツァントゥを演じるのは倉富亮
アニメで蒼都役を演じているのは声優の倉富亮(くらとみりょう)です。2009年から活動しており、特技は中国語。上海への留学経験もある人物です。 海外ドラマの吹き替えなどを中心にバイプレイヤーとして活躍している声優で、1つの作品で複数の脇役を演じる分けることも。 第一次侵攻ではあまり声を堪能できませんでしたが、蒼都は第二次侵攻以降によく話すキャラクターなので、第2クール以降の活躍を楽しみにしておきましょう!
『BLEACH』蒼都(ツァン・トゥ)は寡黙だけど意外と我が強い!
蒼都(ツァン・トゥ)は個性も立っていてかっこいい割には、原作では見せ場が少ないまま退場してしまった不憫なキャラです。アニメ『BLEACH 千年血戦篇-訣別譚-』で見せ場が追加されることに期待したいですね!
蒼都(ツァン・トゥ)の登場回を