2023年7月12日更新

『BLEACH』ハッシュヴァルトの最後は?裏切りや親友との関係についても解説

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圧倒的存在感!
ユーゴー初登場巻を

ユーグラム・ハッシュヴァルトは皇帝ユーハバッハが自身の右腕として側に置く滅却師(クインシー)です。バズビーや石田雨竜との一騎打ちなど熱い戦闘シーンが多いハッシュヴァルトの能力や過去、最後、裏切り、バズビーとの関係などを本記事でまるっと解説。 アニメ『BLEACH 千年血戦篇-訣別譚-』の予習や復習にぜひ活用してください! ※この記事は『BLEACH』の重要なネタバレを含みます。

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『BLEACH』ユーグラム・ハッシュヴァルトのプロフィール

本名 ユーグラム・ハッシュヴァルト
所属 星十字騎士団
聖文字 B
能力 世界調和(ザ・バランス)
愛称 ユーゴー , ポテト(読者から)
声優 梅原裕一郎

ハッシュヴァルトは「星十字騎士団(シュテルンリッター)」の最高位(グランドマスター)にして、ユーハバッハの補佐を務めるNo.2です。金髪の長い髪が特徴の男性。 ユーハバッハへの忠誠が厚く、性格は冷静沈着。次期皇帝と囁かれている実力者で、霊子の集束が使えない稀有な体質の持ち主です。バズビーとは、とある因縁を抱えています。

【最後】石田雨竜戦の最中にユーハバッハの「聖別」を受ける

命か友か。違う道を選んだハッシュヴァルトと石田雨竜

BLEACH ブリーチ 石田雨竜
©久保帯人/集英社・テレビ東京・dentsu・ぴえろ

ハッシュヴァルトの最後は74巻680話で描かれます。 石田雨竜(いしだうりゅう)との死闘の末、ハッシュヴァルトは「世界調和」で石田を瀕死に追い込みますが、とどめを刺そうとした瞬間、ユーハバッハが2回目の「聖別」を発動。これによりハッシュヴァルトは力のほとんどを吸われ、瀕死状態になります。 彼はボロボロの石田に、傷を自分に移すよう提案。友のもとに向かう背中を見送りながら、「結果が変わらずとも思うままに選択し思うままに進む事に意味がある」と自身の選択に悔いはないことを感じながら死んでいきました。

ハッシュヴァルトの最期を

側近の女に滅却師の未来をつなぐよう命じる

側近の女は、スピンオフ小説『BLEACH Can't Fear Your Own World』でハッシュヴァルトからのある命令に従って動きます。 実はハッシュヴァルトは「全知全能」で負ける未来を予知していました。彼は1人でも多くの滅却師を救うべく、側近の女に霊王護神大戦後の滅却師の回収と治療を遺言として託していたのです。

スピンオフ小説の
ハッシュヴァルトの勇姿を

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【裏切り】ハッシュヴァルトの裏切りとは

ハッシュヴァルトを調べようとすると、検索候補に 「裏切り」と出てきます。その真意と、実際には誰をどう裏切ったのか等の詳細について解説します。

考えられる「裏切り」の意味
  • 親友バズビーを裏切った事
  • ユーハバッハに見せた「夢」の事

過去・親友バズビーと決別し星十字騎士団へ

ハッシュヴァルトとバズビーとは子どもの頃に出会い、家族を殺したユーハバッハへの復讐を掲げてともに星十字騎士団入りを目指していました。鍛錬では滅却師として才能がないように見えたハッシュヴァルトでしたが、実は彼はユーハバッハと同じ力を持つ滅却師だったのです。 皇帝の右腕に選ばれたハッシュヴァルトは嫉妬と悔しさをむき出しにしてくるバズビーではなく、自分を必要としてくれるユーハバッハを選びました。ともに復讐を果たすという約束を裏切る選択をしたのです。

ユーハバッハに裏切る「夢」を見せた?

BLEACH ブリーチ ユーハバッハ
©久保帯人/集英社・テレビ東京・dentsu・ぴえろ

ユーハバッハの「夢」に関しては、実際は裏切りではなくユーハバッハの勘違いでした。 黒崎一護に斬られる夢を見たユーハバッハは、ハッシュヴァルトが復讐を果たすために自分を裏切るのだと考えていたようです。しかし実際はハッシュヴァルトは関係なく、ユーハバッハ自身が自らの能力で見た未来予知の光景でした。

【関係】親友だったバズビーへの捨てきれなかった思い

ハッシュヴァルトとバズビーの関係は、石田と一護の関係と対になっています。ハッシュヴァルトも石田も天秤にかけることなく、前者は友を裏切り、後者は友を選びました。 ハッシュヴァルトは思うがままの選択の末、かつて友と目指した「最強の滅却師」になれたわけですが、その裏には友との決別があったと考えると、あまりに悲しすぎます。 バズビーからもらったボタンを剣の柄に埋め込んでいたことが死んで判明する描写……あまりの切なさに久保先生もう許して!と思った読者は多いはずです。

バズとユーゴーの過去を

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【能力】ハッシュヴァルトは最強の滅却師

世界調和(ザ・バランス)

「世界調和(ザ・バランス)」は聖文字「B」の能力で、ハッシュヴァルトの身の回りに起こる「不運」と「幸運」のバランスを保つ能力です。ハッシュヴァルトにとっての不運はすべて他者へ分け与えられることになり、彼自身は常に幸運に守られている状態となります。

身代わりの盾(フロイントシルト)

ハッシュヴァルトが持つ「身代わりの盾(フロイントシルト)」は、彼が受けた不幸を身代わりしてくれる盾で、相手に不運を跳ね返すことができます。 盾を持つ彼への攻撃は、盾がダメージ(不運)を吸収するので無効化され、「世界調和」がバランスを取る分&盾が跳ね返す分の2倍の攻撃となって相手に返ることに。防御も回避もできない、チート的な強さを誇ります。

全知全能(ジ・オールマイティ)

「全知全能(ジ・オールマイティ)」はもともとユーハバッハが持つ聖文字「A」の能力です。ユーハバッハの就寝中、両者の能力の入れ替わりが発生し、ハッシュヴァルトもこの能力の一部を使えるようになります。 本来は未来予知に加え未来改変もできる能力ですが、ハッシュヴァルトができたのは未来予知のみでした。

【活躍】No.2としてユーハバッハとともに戦局を動かす

BLEACH ブリーチ ユーハバッハ
©久保帯人/集英社・テレビ東京・dentsu・ぴえろ

第一次侵攻

ユーハバッハとともに十三番隊を襲撃、可城丸秀朝(かじょうまるひでとも)を真っ二つにして殺害。一護がキルゲ・オピーの監獄を突破した際には、退却がてら天鎖斬月の刀を破壊しました。

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第二次侵攻

一番隊隊長・京楽春水(きょうらくしゅんすい)と対峙した際は結界に阻まれ、本気を出す前にユーハバッハの命令で退却。BG9、蒼都(つぁんとぅ)の処刑を実行後、石田とともに霊王宮侵攻に同行します。

真世界城

かつての友・バズビーは1回目の「聖別」で力を失い、ユーハバッハに反旗を翻します。因縁に決着をつけようと向かってくるバズビーの攻撃をハッシュヴァルトは無傷でかわし、彼の片腕を斬り落とした後、とどめに腹を斬って倒しました。 ユーハバッハと同じ目に開眼した彼は、予想通り裏切った石田と一騎打ちになり、最期まで忠誠を尽くして戦います。

【声優】ハッシュヴァルト役は梅原裕一郎

梅原裕一郎

冷静沈着なハッシュヴァルト役をアニメで演じるのは梅原裕一郎(うめはらゆういちろう)です。『ゴブリンスレイヤー』のゴブリンスレイヤー役や『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』のウェザー・リポート役などが有名。 低音ボイスを活かした硬派キャラやクールキャラを演じることが多く、ハッシュヴァルト役はまさにハマり役です! 2023年7月から2クール目の放送が再開するアニメ「千年血戦篇」。梅原は本クールのトークショーにて、忠誠心を前面に出したハッシュヴァルトの色々な表情をこれから見られるだろうと語っていました。梅原演じる低音ボイスのクールなハッシュヴァルトの今後に期待です!

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『BLEACH』No.2のハッシュヴァルトは最強の滅却師!

ユーハバッハの右腕にして半身であるユーグラム・ハッシュヴァルト。「千年血戦篇」序盤から見え隠れする彼の強さの真髄を、アニメ『BLEACH 千年血戦篇-訣別譚-』で観られるのが楽しみですね!

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