『BLEACH』ハッシュヴァルトの最後は?裏切りや親友との関係についても解説
『BLEACH』のユーグラム・ハッシュヴァルトは、皇帝ユーハバッハが自身の右腕として側に置く滅却師(クインシー)です。星十字騎士団の最高位に立つNo.2であり、愛称は「ユーゴー」と呼ばれています。バズビーや石田雨竜との一騎打ちなど、心を揺さぶる名勝負を数多く残しました。この記事ではそんな彼の能力・過去・最後・裏切り、そして親友バズビーとの関係性までをまるっと解説します。 2026年7月25日に放送が始まったアニメ最終クール『BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-』の予習・復習も兼ねて、彼の生き様をたどっていきましょう。 ※この記事は『BLEACH』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
『BLEACH』ユーグラム・ハッシュヴァルトのプロフィール
| 本名 | ユーグラム・ハッシュヴァルト |
|---|---|
| 所属 | 星十字騎士団 |
| 聖文字 | B |
| 能力 | 世界調和(ザ・バランス) |
| 愛称 | ユーゴー , ポテト(読者から) |
| 声優 | 梅原裕一郎 |
ハッシュヴァルトは「星十字騎士団(シュテルンリッター)」の最高位(グランドマスター)にして、ユーハバッハの補佐を務めるNo.2です。腰まで届く金髪が特徴の男性です。 ユーハバッハへの忠誠が厚く、性格は冷静沈着。次期皇帝と囁かれている実力者で、霊子の集束が使えない稀有な体質の持ち主です。バズビーとは、とある因縁を抱えています。
【最後】石田雨竜戦の最中にユーハバッハの「聖別」を受ける
「友達だからだ」違う道を選んだハッシュヴァルトと石田雨竜

ハッシュヴァルトの最後は74巻680話に描かれました。彼は一護たちに加勢しようとする、石田雨竜(いしだうりゅう)と交戦。「世界調和」の能力などを駆使し、圧倒的な強さを見せつけます。この戦いのなかでハッシュヴァルトは、「なぜ一護たちに味方をするのか」と疑問を投げかけました。それに対し、石田は「友達だからだ」と返答。親友だったバズビーを裏切ったハッシュヴァルトと、一護との友情を最優先した雨竜。両者の違いが浮き彫りになった瞬間でした。 その後、ハッシュヴァルトは追い詰めた石田にトドメを刺そうとするも、ユーハバッハが2回目の「聖別」を発動。これにより、ハッシュヴァルトは力のほとんどを吸われひん死の状態に。まさかのかたちで勝負が決着しました。生き残った石田はボロボロのまま一護のもとへ向かおうとしますが、そこでハッシュヴァルトが「傷を自分に移せ」と提案。友情を重んじる石田の姿勢に共感したのか、最後に彼を手助けする道を選択したのです。そしてハッシュヴァルトは石田を見送りながら、「譬え結果は変わらずとも、思うままに選択し、思うままに進む事に意味がある」「後悔は無い。何一つ」と独白。自身の選択すべてを受け入れながら、静かに息を引き取りました。 なお、この石田戦とハッシュヴァルトの最期は、アニメでもすでに描かれています。『BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-』第46話「石田雨竜vsハッシュヴァルト決着」が2026年8月29日に放送され、石田との戦いは原作にはないオリジナルバトルとして大幅に拡張されました。さらに「聖別」の発動タイミングも、原作の「一護撃破後」から「一護の卍解を破壊した直後」へと変更。ユーハバッハの「この時のために、私はお前を必要とした、我が息子よ!!」という台詞も追加され、原作とは異なる余韻を残す決着となっています。
側近の女に滅却師の未来をつなぐよう命じる
側近の女は、スピンオフ小説『BLEACH Can't Fear Your Own World』でハッシュヴァルトからのある命令に従って動きます。 実はハッシュヴァルトは「全知全能」で負ける未来を予知していました。彼はひとりでも多くの滅却師を救うべく、側近の女に霊王護神大戦後の滅却師の回収と治療を遺言として託していたのです。
【裏切り】ハッシュヴァルトの裏切りとは
ハッシュヴァルトを調べようとすると、検索候補に「裏切り」と出てきます。その真意と、実際には誰をどう裏切ったのか等の詳細について解説します。
- 親友バズビーを裏切った事
- ユーハバッハに見せた「夢」の事
過去・親友バズビーと決別し星十字騎士団へ

ハッシュヴァルトには両親がおらず、叔父と暮らしていました。叔父が高圧的な態度を取る、ハッシュヴァルトの腕に青アザらしきものがあるなど、作中には虐待を匂わせる描写が存在。とてもつらい幼少期を過ごしていたようです。 そんななか、ハッシュヴァルトはバズビーと出会うことに。両者は友人として仲を深めていき、やがて「家族を殺したユーハバッハへの復讐」を目的に星十字騎士団入りを目指し始めます。 しかし、ふたりが訓練を積んでいくなかで、彼らの仲を引き裂くまさかの事実が発覚。鍛錬では滅却師として才能がないように見えたハッシュヴァルトでしたが、実は彼はユーハバッハと同じ「分け与える能力」を持つ特別な滅却師だったのです。皇帝の右腕に選ばれたハッシュヴァルトは嫉妬と悔しさをむき出しにしてくるバズビーではなく、自分を必要としてくれるユーハバッハを選びました。ともに復讐を果たすという約束を裏切り、それ以降バズビーとの仲は険悪になっていきます。
ユーハバッハに裏切る「夢」を見せた?

ユーハバッハの「夢」に関しては、実際は裏切りではなくユーハバッハの勘違いでした。 黒崎一護に斬られる夢を見たユーハバッハは、ハッシュヴァルトが復讐を果たすために自分を裏切るのだと考えていたようです。しかし実際はハッシュヴァルトは関係なく、ユーハバッハ自身が自らの能力で見た未来予知の光景でした。
【関係】親友だったバズビーへの捨てきれなかった思い
ハッシュヴァルトとバズビーの関係は、石田と一護の関係と対になっています。ハッシュヴァルトは忠誠を、石田は友を、それぞれ迷いなく秤にかけて選びました。同じ問いに向き合いながら、前者は友を裏切り、後者は友を取ったのです。 ハッシュヴァルトは思うがままの選択の末、かつて友と目指した「最強の滅却師」になれたわけですが、その裏には友との決別があったと考えると、あまりに悲しすぎます。 かつてバズビーから「子分の証」として渡された「B」のバッジ(マントの留め金)を、剣の柄に埋め込んでいたことが死後に判明する描写……あまりの切なさに、作者の久保帯人へ「もう許して」と叫びたくなった読者は多いはずです。
【能力】ハッシュヴァルトは最強の滅却師
世界調和(ザ・バランス)

「世界調和(ザ・バランス)」は聖文字「B」の能力で、ハッシュヴァルトの身の回りに起こる「不運」と「幸運」のバランスを保つ能力です。ハッシュヴァルトにとっての不運はすべて他者へ分け与えられることになり、彼自身は常に幸運に守られている状態となります。
身代わりの盾(フロイントシルト)
ハッシュヴァルトが持つ「身代わりの盾(フロイントシルト)」は、彼が受けた不幸を身代わりしてくれる盾で、相手に不運を跳ね返すことができます。 盾を持つ彼への攻撃は、盾がダメージ(不運)を吸収するので無効化され、「世界調和」がバランスを取る分と盾が跳ね返す分を合わせた2倍の攻撃となって相手に返ることに。防御も回避もできない、チート的な強さを誇ります。
全知全能(ジ・オールマイティ)
「全知全能(ジ・オールマイティ)」はもともとユーハバッハが持つ聖文字「A」の能力です。ユーハバッハの就寝中、両者の能力の入れ替わりが発生し、ハッシュヴァルトもこの能力の一部を使えるようになります。 本来は未来予知に加え未来改変もできる能力ですが、ハッシュヴァルトができたのは未来予知のみでした。 なお、アニメ『BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-』第43話のアイキャッチでは、この力にまつわるアニメオリジナル形態の名称が「hAschwAlth」であることが判明しました。滅却師完聖体となった石田に対抗して発動する、無数の眼が浮かぶ黒い霊圧をまとった新形態で、ユーハバッハが霊王を吸収したことにより、眠りから覚めた状態でも「全知全能」を行使できるようになった状態を指します。ただし未来視には3秒のインターバルという弱点があり、本人も本来の力である「世界調和」のほうが戦闘能力は勝ると語っています。
【活躍】No.2としてユーハバッハとともに戦局を動かす
第一次侵攻

滅却師たちが尸魂界を襲撃した第一次侵攻。ハッシュヴァルトはここで十三番隊の面々と交戦し、第六席に座る可城丸秀朝(かじょうまるひでとも)を一刀両断して殺害。それ以降はユーハバッハと共に戦況を見守っていました。 侵攻が終盤にさしかかった頃、キルゲ・オピーの監獄を突破した一護が登場。ハッシュヴァルトは一護が持つ天鎖斬月を破壊したのち、ユーハバッハに制限時間が来たことを伝えて退却しました。
第二次侵攻

ハッシュヴァルトは第二次侵攻において、一番隊隊長兼総隊長に着任した京楽春水(きょうらくしゅんすい)とその部下・伊勢七緒(いせななお)と交戦しました。七緒の結界により苦戦を強いられたハッシュヴァルトは力を解放しようとしますが、帰還命令を受けて退却することに。 その後、ハッシュヴァルトは戦いに負けたBG9(ベーゲーノイン)及び蒼都(ツァントゥ)を処刑。しばらく戦況を見守ったあと、石田と共にユーハバッハの霊王宮侵攻に同行します。 原作ではここで零番隊とユーハバッハたちの戦いを、石田とともに見届けるだけでしたが、アニメ版ではハッシュヴァルトも戦闘に参加。ただ、零番隊の麒麟寺天示郎(きりんじてんじろう)に敗北したうえ、修多羅千手丸(しゅたらせんじゅまる)の卍解に封印されるなど、活躍する場面はあまり描かれませんでした。
真世界城

かつての友・バズビーは1回目の「聖別」で力を失い、ユーハバッハに反旗を翻します。因縁に決着をつけようと向かってくるバズビーの攻撃をハッシュヴァルトは無傷でかわし、彼の片腕を斬り落とした後、とどめに腹を斬って倒しました。 ハッシュヴァルトはここで、ユーハバッハと同じ目(眼球に3つの瞳が現れた状態)を開眼。そののち、一護たちに加勢するため裏切った石田と一騎討ちをすることになります。この石田戦の顛末とハッシュヴァルトの最期については、記事前半の「違う道を選んだハッシュヴァルトと石田雨竜」の章で詳しく紹介しています。
【声優】ハッシュヴァルト役は梅原裕一郎

アニメ版『BLEACH』でハッシュヴァルトを演じるのは梅原裕一郎(うめはらゆういちろう)です。2013年から声優活動をスタートさせ、『鬼の花嫁』(2026年)の鬼龍院玲夜や『花ざかりの君たちへ』(2026年)の難波南など、近年も様々な話題作で主要キャラを担当しています。 低音ボイスを活かした硬派なキャラやクールキャラを演じることが多く、ハッシュヴァルト役にはピッタリな声優です。
『BLEACH』ハッシュヴァルトに関するよくある質問
Q. ハッシュヴァルトの最後はどうなりましたか? A. 石田雨竜との戦いの最中にユーハバッハの2回目の「聖別」で力を吸われ、ひん死のまま静かに息を引き取ります。 Q. ハッシュヴァルトの「裏切り」とは何ですか? A. 親友バズビーとともに復讐を果たす約束を破り、自分を必要としてくれたユーハバッハを選んだことを指します。 Q. ハッシュヴァルトはバズビーを殺したのですか? A. 真世界城で反旗を翻したバズビーの片腕を斬り落とし、とどめに腹を斬って自らの手で倒しました。 Q. 世界調和(ザ・バランス)はどんな能力ですか? A. 身の回りの「不運」と「幸運」の均衡を保ち、不運をすべて他者へ分け与える聖文字「B」の力です。 Q. アニメでハッシュヴァルトの声優を務めるのは誰ですか? A. 梅原裕一郎。低音ボイスを活かした硬派なキャラやクールなキャラを数多く演じている実力派です。
『BLEACH』No.2のハッシュヴァルトは最強の滅却師!
ユーハバッハの腹心の部下として活躍する、最強格の滅却師・ハッシュヴァルト。 「千年血戦篇」の随所で活躍を見せており、石田戦は本作でも屈指の名勝負として知られています。アニメは2026年7月25日から最終クール『BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-』が始まり、2026年9月時点も放送が続いています。ハッシュヴァルトと石田の決着はすでに描かれているため、原作と見比べる楽しみ方もできます。ハッシュヴァルトの詳しい戦いぶりが気になる方は、原作やアニメをぜひチェックしてみてください!













