韓国ドラマ「黄金の仮面」のあらすじ・キャスト相関図！最終回のネタバレも一緒に

2022年にKBSで放送された韓国ドラマ「黄金の仮面」。人生のどん底に落とされた主人公を中心に、愛と欲望が交錯するドロドロの復讐劇です。今回はそんな「黄金の仮面」のあらすじやキャスト、結末について紹介します！ ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。 ＞最終回の結末のネタバレはこちら

SAグループの社長ジヌと結婚し、「現代版シンデレラ」と呼ばれるユ・スヨン。しかし、ジヌの家族は結婚に大反対で、姑のファヨンはスヨンを家族と認めていません。最初は庇ってくれていた優しいジヌも、今は見て見ぬふりをするだけ……。 そんな中、ファヨンはデザイナーのユラを家に住まわせ、ジヌを誘惑するよう唆します。 スヨンはファヨンの罠で不倫をしたと疑われ、離婚へ追い込まれていきました。一人息子も奪われ絶望した娘のためになればと、彼女の父は不倫について調べ始めます。その父が亡くなったことで、スヨンは真実を暴くために立ち上がるのでした。

ユ・スヨンはSAグループ社長のホン・ジヌの元妻。一般の未婚女性たちにとって憧れの存在でしたが、姑に不倫妻に仕立て上げられ家を去りました。 父が亡くなったことから疑念を抱き、ドンハたちと協力して真相を暴くことになります。 演じるチャ・イェリョンはモデルを経て、2004年にドラマ『島の村の先生』で女優デビュー。一時期、『ムイ』(2007年)などホラー映画に連続出演したことから、「ホラークイーン」と呼ばれました。

カン・ドンハはグローバル投資会社の本部長。亡き父にとって大切な特許商品を奪い、会社を潰したSAグループに復讐しようとしています。 猛アピールをするジナへの関心はなく、反発しながらもスヨンに惹かれることに……。 ドンハを演じるイ・ヒョンジンは、日本のドラマをリメイクした「プロポーズ大作戦」(2012年)にも出演し、主人公の恋敵を好演しました。「SKYキャッスル」(2018年)にて秘書のチョ先生役を演じ、一躍注目を集めています。

チャ・ファヨンは「鉄の女王」と呼ばれ、世間の人気を集めるSAグループの会長。夫のソンテが精神を病んだ後、事業を立て直してさらに規模を拡大しました。 上流社会の選民意識が強く、スヨンを透明人間のように扱うなど二面性があります。 演じるナ・ヨンヒは、1980年にMBCタレントとしてデビュー。数々の映画・ドラマに出演しましたが、これほどの悪女を演じたのは初めてでした。

コ・ミスクは飲食会社の代表でドンハの母。正体は大手消費者金融業者であり、必死に買い集めた不動産をもとに財を築いた苦労人です。 息子たちと共にSAグループへの復讐を誓い、亡き夫の無念を晴らすべく奔走します。 演じるイ・フィヒャンは、1981年のミスMBC選抜大会で準ミスに選ばれ芸能界へ。日本では『天国の階段』(2003年)でチェ・ジウの継母役を演じた女優として有名です。

ホン・ソンテは元SAグループ会長で現在は画家。子会社の経営難でパニック障害になり、元から興味のなかった事業をファヨンに譲渡しました。 日常生活を送れるまで回復し、スヨンの母とは知らずヘギョンに想いを寄せます。 演じるのは、1982年にMBC15期タレントとしてデビューしたパク・チャンファン。『宮廷女官チャングムの誓い』(2003年)のチャングムの父役でも知られています。

キム・ヘギョンはスヨンの母。優しい妻であり母で、夫が亡くなってしまった後、トッポギ店を営みながら生計を立てています。 ソンテと友人関係になりますが、彼が娘の元・義父だということは知りません。 演じるソヌ・ウンソクは、『秋の童話』(2000年)や『フレンズ』(2002年)などをきっかけに、主人公の母親役の女優としてお馴染みになりました。

ノ・ヨンジはスヨンと実の姉妹のように育った従姉。幼い頃に両親が他界してしまったため、叔母であるヘギョンのもとに預けられました。 そんなヨンジを演じるのはイ・テギョン。主要人物の妻、友人、秘書といった役どころで、脇役として出演することが多い女優です。

ホン・ジヌはSAグループ社長でスヨンの夫。猛反対を押し切って結婚をしたはずが、スヨンへの気持ちが揺らぎ始めてしまいます。 スヨンの不倫をきっかけに離婚した直後、母から勧められユラと再婚しました。 演じるのはイ・ジュンムン。除隊後復帰作『清潭洞スキャンダル』(2014年)では主演を務め、「おばさんたちの大統領」という異名で親しまれました。

ソ・ユラは嘘と偽装に満ちた米在住の韓国人デザイナー。ファヨンの誘いで渡韓し、既婚と知りながら巧みにジヌを誘惑します。学歴や家族構成の詐称がバレた際、妊娠を盾に離婚を阻止しようと画策するなど、目的のためなら手段を選びません。 演じるのはモデルとしても活躍するヨン・ミンジ。2008年、「MINJI」名義で邦画『252 生存者あり』にて女優＆歌手デビューしました。

コ・デチョルはミスクの店で働く弟でドンハの叔父。お調子者に見えて実は特戦司令部出身で、苦労してきた姉のために護衛を担っています。 デチョルを演じるのはファン・ドンジュ。2001年、ドラマ『妖精コムミ』で俳優デビューしました。『カッコウの巣』(2014年)ではクズな役どころを好演し、視聴者に強い印象を残しています。

ホン・ジナはファヨンの娘でジヌの妹。自己中心的な性格をしており、パワハラが世間に知られても反省の色を見せませんでした。 これまでの人生で唯一、ドンハの心が手に入らないことに狂いそうになります。 演じるコン・ダイムは、2009年に映画『周』の女子中学生役でデビューしました。出演作は少ないですが、今後を期待される女優の1人です。

スヨンはファヨンを法の下で裁くため、真実を世間に公表しようと計画します。 ファヨンはライブ配信中とも知らずに、スヨンの父の殺害(実行犯はユラ)や一連の事件について、自身が黒幕だったことを告白。ジヌが母に罪を償わせると決意した一方、ユラはこれまでのことをスヨンに謝罪し、「後は任せて」と言って去りました。 検察を出たファヨンにユラが車で突っ込み、それを庇ったジヌが死亡。後悔に苛まれるファヨンは、ガンの治療もせずに刑務所で死を待ち続けます。 大きな悲しみを残して復讐は遂げられ、それぞれが前に進み始めたスヨンたち。ジヌからスヨンを託されたはずのドンハは、「資格がない」とアメリカへ発とうとします。母とデチョルに説得され、スヨンに花束を渡してプロポーズをするのでした。

韓国ドラマ「黄金の仮面」のあらすじやキャスト情報を詳しく解説しました！ 財閥家の嫁姑バトル、裏切りや陰謀、愛憎……と、まさに韓ドラらしい要素がつまった作品です。気になった人はぜひ一度観てみてくださいね。