オガミ婆は何話に登場する?孫や術式まで徹底解説【呪術廻戦】
偽夏油一派として『呪術廻戦』に登場し、渋谷事変で帳の警護を担当していた呪詛師・オガミ婆。初めて登場した際はただの呪詛師だと思われたオガミ婆ですが、渋谷事変は彼女の術式が引き金となり思わぬ展開に進みました。 そこで本記事ではオガミ婆の術式や孫との関係、活躍について徹底解説していきます! ※この記事は『呪術廻戦』の重要なネタバレを含みます。
【基本情報】オガミ婆とは
年齢 | 87歳 |
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階級 | 呪詛師 |
所属 | 偽夏油一派 アイドルグループファンクラブ |
術式 | 降霊術 |
好きなもの | 若い男 |
概要
オガミ婆は偽夏油一派の一員として、渋谷事変で登場した呪詛師です。外見は和装で、イタコ風の格好をした老婆。作中時間軸では老婆ですが、約30年前を描いた回想では上品なマダムとして描写されていました。 初登場は単行本11巻の93話です。
人物
外見のイメージ通り落ち着いた言動が多いオガミ婆ですが、性格は呪詛師らしく残虐非道。暗殺を生業としていた頃は、ターゲットを殺すためにターゲットの子を殺し術式で化けたりと、私欲を肥やすための殺人を平然とおこなっていました。 また若い男が好きで、アイドルオタクなのも大きな特徴です。イタコらしくみえる法被にも、よくみると「ジョニーズジュニア」「城山智一」の文字が刻まれています。「城山智一」はTOKIOメンバーから一文字ずつとっている名前のようですが、なぜか松岡昌宏の要素だけ入っていないようです。
【術式】イタコの能力はいかに
オガミ婆の術式は「降霊術」です。死者の肉体や魂の情報を降ろす術式で、降ろした人物の術式も使用できる強い能力。自分にも他人にも降霊でき、発動するには降ろしたい人物の体の一部を自身の体に取り込む必要があります。 デメリットは、発動までに長い時間を要する点です。発動しようとしているオガミ婆は無防備になるため、協力者に守ってもらう必要がありました。 肉体と魂の情報は別で、オガミ婆自身が制御できなくなる可能性があるため、魂の情報は降ろさないと決めていたようです。
【孫】背後の人物は一体誰?
渋谷事変で、オガミ婆は1人の男性と共に行動をしていました。彼女が「孫」と呼ぶその男性は、実は本当の孫ではありません。彼は幼少の頃にオガミ婆が攫ってきた人物であり、攫ってからは血縁を偽り育ててきたのです。 公式ファンブックによると、オガミ婆には同じような孫が数人いるとのこと。術式発動中の無防備なオガミ婆を守ったり、降霊される体となり戦ったりと、孫にはいくつかの役目があります。
【活躍】オガミ婆の登場と死亡シーン
渋谷事変で初登場
五条が封印された渋谷事変。虎杖や伏黒、そして先輩術師の猪野は、術師を中に入れないようにする帳の破壊を命じられます。帳を下ろしている人間の場所に目星をつけた虎杖たちは、高層ビルの屋上に。そこには帳を警護している、粟坂とオガミ婆がいたのです。 2人の呪詛師を分断させ、猪野はオガミ婆、孫と対峙します。何か祝詞を唱え続けるオガミ婆に攻撃を仕掛けると、孫が身を挺して守りました。ここから猪野と孫の攻防が始まります。
予想外の死に方!?
オガミ婆を庇いながら戦う孫を、追い続ける猪野。そのときオガミ婆の祝詞が終了します。そして「禪院甚爾」と言葉を発すると、孫が禪院甚爾の姿に変貌したのです。 猪野はゆっくり近づいてくる禪院甚爾のオーラに、焦りを感じます。猪野のなかで最強の攻撃を仕掛けるも、次の瞬間には顔をボコボコに殴打されていました。猪野を投げ捨てた孫に、下の術師も殺してこいと命令するオガミ婆。 しかし孫だったはずの禪院甚爾は、「誰に命令してんだ」と怒りの表情を浮かべます。オガミ婆は禪院甚爾の肉体しか降ろしていません。肉体が孫の魂に勝つなどあり得ないと驚きながら、オガミ婆は孫の体を乗っ取った禪院甚爾に殺されたのでした。
『呪術廻戦』オガミ婆はドルオタで不運な老婆の呪詛師
自分の術式で降ろした人間に殺されたオガミ婆は、渋谷事変に禪院甚爾を放り込んだ重要人物でもあります。 禪院甚爾を現世に顕現させたことで、伏黒恵とのまさかの再会も実現させた彼女。気になる人は、ぜひ原作をチェックしてみてください!