2021年4月6日更新

『呪術廻戦』領域展開とは?メリット・デメリットや種類、手指の形を紹介!【一覧あり】

領域展開

『呪術廻戦』作中にて、強者たちがこぞって使用する呪術の奥義“領域展開”。本記事では領域展開について、種類や効果、使用する術師、使用の際の手の形など徹底解説していきます。あなたの好きな領域展開をぜひ見つけてください。

目次

『呪術廻戦』領域展開を徹底解説!種類、手の形、効果を紹介【一覧あり】

“領域展開”は『呪術廻戦』でも限られた者のみが使用する呪術における奥義のようなものです。そして作中のキャラクターそれぞれが展開する領域には明確に違いが存在します。 今回の記事では領域展開の概要を解説し、領域ごとの術者とその効果、領域を防ぐ数少ない手段についても解説していきます。 ※この記事は2021年4月現在までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

領域展開まとめ

五条悟

(ごじょうさとる)

無量空処(むりょうくうしょ)
両面宿儺

(りょうめんすくな)

伏魔御厨子(ふくまみずし)
真人

(まひと)

自閉円頓裹(じへいえんどんか)
伏黒恵

(ふしぐろめぐみ)

嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)
漏瑚

(じょうご)

蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせん)
陀艮

(だごん)

蕩蘊平線(たううんへいせん)
花御

(はなみ)

名称不明
疱瘡婆

(ほうそうばばあ)

名称不明

そもそも領域展開とは?

領域展開について、作中で五条悟は虎杖悠仁に対し次のような説明を行いました。「これが“領域展開” 術式を付与した生得領域を呪力で周囲に構築する」と。 術式、生得領域、呪力など『呪術廻戦』らしい用語が飛び交う説明ですが、これらの言葉の中で読者があまり耳慣れない単語は“生得領域”でしょう。 したがってまずは生得領域について解説していきたいと思います。

生得領域とは?

生得領域の“生得”という言葉は「生まれながらにして持っている」という意味を持っています。つまり生得領域とは“人間が生まれながらに持つ心の中の世界――心象風景とも言うべき空間のこと”を指しているのです。 自らの“生得術式”を生得領域に付与し、現実に構築して、その領域内に周囲の人間や呪霊を閉じ込める。この一連の流れ、手順こそが“領域展開”です。

領域展開とは?

領域を展開することで術者の持つ術式には秘中効果が付与され、使用者の能力値も上昇します。その特性ゆえに領域展開=決着になりうるということで“呪術戦の極致”と称されるようです(『呪術廻戦 公式ファンブック』より)。 作中でも生得術式を持って生まれたキャラクターは数多く存在していますが、領域展開のできる術師はかなり限られます。まさに奥の手と呼んで差し支えない技です。 では領域展開を行うことで生じるメリット・デメリットはなんなのか。以下で解説します。

領域展開のメリット・デメリットを解説

両面宿儺 呪術廻戦
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

メリット

領域展開によってもたらされるメリットは次の2点です。 メリット➀:環境要因によるステータスの向上 領域内は術者の持つ心象風景が具現化され、周囲の景色が大きく変化します。溶岩地帯であったり、影の沼を生み出したりと術式と相性が良い空間を生み出すことで、術式の効果や術師の能力が底上げされるのです。 メリット➁:領域内に付与、発動した術式は絶対に当たる これは領域展開における最大のメリットです。領域内は術者が生み出した世界、術者の生得術式があらかじめ付与された空間です。それゆえに領域内で術者が術式を使用する場合、その術式は必ず命中します。

デメリット

領域展開によって発生してしまうデメリットは次の2点です。 デメリット➀:莫大な呪力を消費する 領域展開には莫大な量の呪力を消費します。作中では渋谷事変・陀艮戦にて、伏黒恵が領域展開を行った後で伏黒甚爾と対峙した際に「もう1度領域展開をするには呪力が足りない」と考えている描写がありました。 デメリット②:領域展開直後、肉体に刻まれた術式は使用困難となる 領域展開の直後、肉体に刻まれている術式は焼き切れてしまい、術式の行使が難しくなります。領域展開中は自在に術式を操り、命中させることで圧倒的なアドバンテージを得られる半面、領域を何らかの理由で解除された場合は非常に大きい隙を与えてしまうのです。

各キャラの領域展開を徹底解説!手の形や登場巻も紹介

以下では各キャラごとに領域展開を解説していきます。手の形も紹介しているので是非真似してみてくださいね。

五条悟:無量空処(むりょうくうしょ)

呪術廻戦 五条悟
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

■登場巻:単行本2巻、11巻 ■手の形:右手の人差し指と中指以外は曲げたまま、中指は人差し指の上に重ねる 対象を無下限の内部に引き込む五条悟の領域展開です。作中では宇宙を思わせる空間を構築していました。“無量空処”は対象のあらゆる生命活動に対して、無限の情報を与えます。 それゆえに対象は情報を処理できず、全てを認識しながら何も出来なくなってしまいます。そして“緩やかなる死”を迎えるのです。 また作中にて五条は僅か0.2秒の領域展開という離れ業を見せています。たったの0.2秒の無量空処ですら、その効果は凄まじく、呪力を持たない一般人は気絶、特級呪霊である真人ですら最低299秒は動けず、茫然としてしまっていました。

両面宿儺:伏魔御厨子(ふくまみずし)

呪術廻戦
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

■登場巻:単行本2巻、14巻 ■手の形:中指と薬指以外の指を曲げたまま合掌する 呪いの王である両面宿儺が操る領域“伏魔御廚子”は他者の領域展開とは一線を画しています。領域は対象を閉じ込めるための結界術の一種です。しかし宿儺の伏魔御廚子は結界で空間を分断しません。 結界なしで生得領域を具現化するその所業はまさに“神業”だと称されました。また相手に逃げ道をあえて与える“縛り”を作ることでその必中効果の範囲を広げているようです。 伏魔御廚子の必中範囲に存在する全てのモノには、絶え間なく斬撃が降り注ぎます。最大範囲半径200mにも及ぶ領域展開は、渋谷を更地のように変えてしまいました。宿儺の術式には斬撃の他に炎を操るものも含まれているため、更なる能力が隠されている可能性も大いにあります。

真人:自閉円頓裹(じへいえんどんか)

呪術廻戦 真人
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

■登場巻:単行本4巻、10巻、15巻 ■手の形:両手はフリーのまま口の中に2つ手を作る。親指と小指の腹を合わせて他の指は交差させる形、人差し指と親指を合わせ輪を作って残りの指は合掌する形の2つ。 特級呪霊である真人の領域です。構築された空間内には無数の人の腕が出現します。真人の術式“無為転変”は掌で触れた対象の魂を自在に弄ぶことが可能。それゆえに触れられただけで並の人間は即死します。 “自閉円頓裹”を発動することで、本来ならば掌で触れないと行使できない無為転変が領域内のすべての生命に襲い掛かります。 つまり領域に抵抗する術を持たない者は、領域内に引き込まれた時点で敗北=死が確定してしまう恐ろしい能力です。また真人は五条同様に0.2秒の領域展開をし、同時に術式を行使するという離れ業もみせています。

伏黒恵:嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)

呪術廻戦
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

■登場巻:単行本7巻、13巻 ■手の形:薬指と小指以外の指を握り込むような形 伏黒恵が宿儺の指との対決中に会得した領域展開です。領域内を影の沼で満たし、その影を用いて様々な呪術を行使できます。伏黒の“嵌合暗翳庭”は渋谷事変の時点では不完全な領域です。本来領域は敵を閉じ込める結界術の側面も持っていますが、彼はまだ領域を閉じることができません。 宿儺の指との戦いにおいて嵌合暗翳庭は領域による必中効果よりも、領域内に生みだされた影を用いる呪術に重きが置かれていました。影による分身体、および式神の即時顕現など自身の持つ生得術式“十種影法術”を存分に操ることが可能になります。

漏瑚:蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせん)

呪術廻戦
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

■登場巻:単行本2巻 ■手の形:小指と薬指で山を作り、他の指は寝かせるような形 周囲に火山のような溶岩地帯と火口を構築する、特級呪霊漏瑚の領域です。必中効果もさることながら、並の術師ならば領域内に閉じ込められただけでその身を焼かれてしまう危険な領域でもあります。周囲の地面や壁面、頭上に構築された火口から高熱の炎、マグマが噴出して対象を焼き尽くします。 また漏瑚は極ノ番「隕」という術式における奥義を使用することができ、本来ならば領域による必中効果でその猛威を奮うはずでした。しかしながら彼の対戦相手は五条悟、両面宿儺とあまりに格の違う両名だったため、領域展開と極ノ番が通用しないままこの世を去ります。

陀艮:蕩蘊平線(たううんへいせん)

■登場巻:単行本13巻 ■手の形:不明。作中では腹に呪印を描いて領域を展開 渋谷事変にて交戦した特級呪霊陀艮の領域展開です。南国の楽園のような風景を構築する“蕩蘊平線”は、作中でも七海建人(ななみけんと)、禪院真希(ぜんいんまき)、禪院直毘人(ぜんいんなおびと)、伏黒恵の4人を追い詰めました。 陀艮の術式は海に関連する術式で、大量の水や海洋生物型の式神を操ることができます。領域内において必中となった式神は、出現したときには既に攻撃を終えており、抗う術はありません。 また領域内の海の水を操り、敵の足元の自由を奪ったり攻撃を防いだりもします。伏黒の嵌合暗翳庭における影のような役割も果たすようです。

花御:名称不明

呪術廻戦
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

花御は領域展開を会得しています。しかし作中では領域展開の寸前で五条悟が介入し、撤退を余儀なくされました。続く次の戦闘でも相手は五条であり、領域の引き合いに勝てるわけがないため領域展開を発動しないまま五条によって祓われます。 花御の術式はトリッキーな活用方法が多いため領域によりどのような呪術が発動するのか、確認できなかったのは非常に残念ですね。

疱瘡婆(疱瘡神):名称不明

疱瘡婆は渋谷事変にて冥冥が交戦した特定疾病呪霊であり、分類は特級です。作中では疱瘡神と夏油が呼んだ呪霊ですが、その名前はミスリードであったことが単行本のコラム内で明かされています。疱瘡婆の領域展開の名称は不明です。 領域展開の直後から対象を棺桶に閉じ込め、墓石を落とし地面に埋葬3カウント後に死の病が発病します。領域により埋葬までの手順が必中となり、徐々に標的を追い詰めます。

領域展開と領域展延が似ている?

“領域展延”は自身の身体を覆う水のように領域を展開する行為です。領域展延中は領域展開における必中効果は中和されます。更に、領域に触れた対象の術式も中和可能です。 これにより無下限の術式をもつ五条悟ですら攻撃を無効化できません。しかし領域展延中には生得術式の行使ができないため、攻撃手段が限られてしまうデメリットも存在します。

領域展開に対抗する方法とは

呪術廻戦
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

領域展開に対抗する術は多くありません。例えば領域という結界から逃げ出すことはできますが、多くの場合結界と外界との境が術者以外には判別できないため非常に困難です。 相手が明確に格下であるならば、自身の領域展開で領域を上書きすることもできますが、格上ではなす術がありません。また、呪力で相手の術式を防ぎ続けるのも手ですがきりがありませんよね。 では格上やそれに近い敵の領域展開に対しての対抗策はいかなるものか。作中では以下の2つが挙げられています。

シン・陰流簡易領域

「シン・陰流」の創始者、蘆屋定綱が考案したのが簡易領域です。自身の周囲に術式を介さずに領域を構築することで、領域展開の必中効果を中和することができます。 シン・陰流は生得術式とは違い後天的習得が可能な業です。しかしその技術を門外不出にするため、門弟以外へ教えることを“縛り”によって禁じています。 作中ではメカ丸が三輪霞の簡易領域を見て盗む、という縛りの穴をついて簡易領域を取得しました。

落花の情

禪院、加茂、五条の御三家に伝わる対領域の術です。簡易領域とは違い自らが領域を展開するのではなく、敵の術式が発動し触れた瞬間、カウンターで呪力を解放し身を守ります。 作中で落下の情を使用したのは禪院直毘人のみ。他に有力な御三家の登場人物は五条悟ですが、彼の場合は落下の情を使う必要性もなさそうなので今後の使用者については未知のままです。 簡易領域と同じく、術式が異なる御三家に伝わっているという解説から、おそらくは術式をもたない者でも習得可能な業であると考えられます。

【呪術廻戦】領域展開は“呪術戦での極致”

呪術廻戦
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

今回は“領域展開”について様々な解説を行ってきました。領域内では術式が必中になってしまうことから、「領域に閉じ込められる=死」を意味するような場面も非常に多いです。ですが作中でもその強大なチカラに対抗するためにいくつかの対処法が語られています。 今後も領域展開を使用する術師は増えるでしょうし、その対処法として今回挙げた業をメインキャラクターたちが披露する機会もあるでしょう。 今一度、領域展開を理解してこれからの『呪術廻戦』を見守っていきましょう!