『名探偵コナン』福城聖(ふくしろひじり)の声優は？再登場の可能性はある？

2024年4月に公開がスタートし、大ヒットを記録している映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』。 この記事では本作の重要キャラとして活躍する福城聖(ふくしろひじり)について徹底解説！基本的なプロフィールや担当声優はもちろん、今後の再登場や目的など気になる情報をしっかり紹介していきます。 ※この記事は『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

「100万ドルの五稜星」に登場する福城聖。函館にある八幡坂大学医学部に通っている医学生であると同時に、居合道の達人でもあるハイスペックな人物です。彼は剣の腕を買われ服部平次らが出場する剣道大会で特別演武を披露します。 ここで聖は遠山和葉と知り合いになり、彼女を気に入った様子を見せていました。そのため聖は平次と恋敵のような争いを繰り広げていくことになります。

聖はキリッとした眉毛が特徴的な精悍な顔立ちをしています。そのルックスのよさは歴代キャラのなかでも屈指のレベルです。そのうえ頭も良くて剣術まででき、性格も物腰柔らか。コナンファンのあいだでは「かっこよすぎる！」と大きな話題になっています。 ちなみに作中でもそのモテっぷりが垣間見えており、彼のファンであろう女性が和葉に悪態をつくシーンも描かれていました。

本作で聖の声を担当したのは人気声優の松岡禎丞(まつおかよしつぐ)です。 2009年から声優活動をスタートし、2012年に人気アニメ『ソードアート・オンライン』の主人公キリト役を務めて大ブレイク。昨今では『鬼滅の刃』の嘴平伊之助や『東京リベンジャーズ』の三ツ谷隆などの人気キャラを演じ、大きな話題になっていました。

聖は「100万ドルの五稜星」が初登場となる、劇場版オリジナルキャラクターです。 本作では土方歳三ゆかりの刀が重要なカギを握っているため、全編を通して刀や剣術に関するシーンが描かれています。聖は得意の居合い術を活かし、様々な場面で大立ち回りを披露。作品の盛り上がりに大きく貢献する重要キャラとなっています。

実は本作における聖はコナンたちと敵対する犯人サイドのキャラクターです。最後に平次と対決し敗北しているため、再登場の可能性は限りなく低いと思われます。 ただ聖は主犯ではなく、あくまでも共犯のような存在です。もしかしたら罪が軽くなり、服役が短くなる場合も……？そうなれば、平次メイン回で姿を見せてくれる可能性があるかもしれません。

映画終盤で聖はなんと爆弾搭載の飛行機に乗り函館山へと向かいます。彼の目的は山に隠されたお宝を破壊すること。実はこのお宝の正体は「戦況を一変させる恐ろしい兵器」。聖の父・良衛(りょうえ)はこれの破壊を目論み、息子にその計画を引き継がせていました。 さらに聖は母を戦場で亡くしており、兵器そのものへの憎悪を抱いています。聖は父から託された思いと母を殺した兵器への復讐心を胸に、こんな行動をとってしまったのです。

福城家はもともと居合道を極める師範の家系でしたが、聖の父である良衛は才能がなくその道を諦めていました。しかしそれはあくまでも表向きの理由。実際は居合道の達人としてハイレベルな剣術を修めており、作中でも屈指の戦闘力を有していたのです。 彼はその実力を隠して周囲を油断させ、映画本編では狐面の剣士として暗躍。コナン・平次・怪盗キッドを相手にしながら生き延びるという離れ業をやってのけました。

聖の母は医師として様々な地に赴いていました。聖は立派な仕事をする母に憧れており、それがきっかけで医学部進学を選択。しかし母は戦場に出向いた際、爆撃から子どもたちを守ろうとして死亡してしまいます。 これがきっかけで彼は兵器を憎むようになり、復讐に心を燃やす危険な存在になってしまったのです。

聖は映画序盤の剣道大会で和葉と顔を合わせています。ここで自身の演武を褒めてもらった聖は、彼女を一気に気に入ってしまった様子。このあともことあるごとにアプローチをしていき、作中では和葉をめぐり聖と平次が対峙するドキドキな場面も……！ コナンの映画と言えば緊迫感あふれるシーンはもちろん、胸キュン必至のラブコメシーンも見所のひとつ。本作を鑑賞する際は聖・平次・和葉の三角関係にも是非注目してみてください。

「100万ドルの五稜星」のオリジナルキャラとして、重要な役割を任されている福城聖。 作中ではバトルシーンやラブコメシーンなど、彼の見所が数多く描かれています。これを機に本作をチェックし、聖の活躍ぶりを味わってみてはいかがでしょうか！