2025年6月27日更新

『キングダム』尾到(びとう)は死亡した?信に託した最後の言葉を振り返る

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2025年10月からのアニメ第6期放送も決定し、その注目度がますます上昇している『キングダム』。 この記事では、本作の主人公・信と深い絆を持つ尾到(びとう)について徹底解説!基本的なプロフィールはもちろん、死亡説の真相や信に託した言葉など、気になるポイントをしっかり紹介していきます。 ※この記事は『キングダム』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

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『キングダム』尾到(びとう)のプロフィール

キングダム アニメ 尾到
©原泰久/集英社・キングダム製作委員会 ©でらゲー
所属国 秦国
所属隊 飛信隊
役職 第十三伍長
初登場 漫画:5巻 アニメ:第1期
声優 高塚正也 , 日笠陽子(幼少期)
実写キャスト 三浦貴大

幼い頃からと親交がある尾到(びとう)。角刈りの頭と口まわりのヒゲ、がっしりとした体格が特徴的な男らしい人物です。魏国攻めの際に兄の尾平と共に徴兵され、そのタイミングで久々に信と再会。信や羌瘣たちとチームを組み、協力しながら戦うことになります。 それ以降、作中の随所で活躍を見せ、馬陽戦において飛信隊の第十三伍長に昇進しました。

実写映画のキャストは三浦貴大(みうらたかひろ)

三浦貴大

実写版「キングダム」シリーズで尾到を演じているのは三浦貴大です。三浦友和と山口百恵のあいだに生まれた芸能界のサラブレッドとも言える存在で、2010年に映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』で俳優デビュー。 それ以降も活躍を続け、近年も映画『国宝』やドラマ『相続探偵』などの話題作に出演しています。

アニメ版の声優は高塚正也(たかつかまさや)

ワールドトリガー
(C)葦原大介/集英社・テレビ朝日・東映アニメーション

アニメ版「キングダム」で尾到の声を担当したのは高塚正也です。1990年代に声優としての活動を開始し、『ワールドトリガー』や『ドラゴンボール超』などの人気作に出演。ちなみに「キングダム」シリーズでは尾到に加え、龐煖やランカイなど複数のキャラを演じています。 また、尾到の幼少期を担当しているのは、羌瘣役でお馴染みの日笠陽子です。

尾到(びとう)は尾平の弟であり飛信隊の初期メンバー

尾到は本作序盤から活躍している尾平の弟です。兄よりも体が大きく顔つきも少々老け気味なため、「尾到が兄」と勘違いされてしまいがち。実際は小さい尾平の方が兄なので注意しましょう。 2人は幼少期から信と親交があり、魏国との争いで徴兵された際に彼と再会。そこで共に戦ったのち、尾平&尾到は飛信隊へ加わることに。信のもとで戦う飛信隊の初期メンバーとして、様々な戦に参加することになります。

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尾到(びとう)が死亡?馬陽戦での感動シーンを振り返る

龐煖(ほうけん)の夜襲と万極軍の襲来

秦と趙の激戦を描いた馬陽の戦い。ここで信は「飛信隊」という隊名を授かり、敵将・馮忌(ふうき)を討つ大活躍を見せます。しかし、戦いが一段落した夜に作中最強レベルの強敵・龐煖(ほうけん)の奇襲を受けることに。 さらに、そこへ万極(まんごく)軍まで現れ、飛信隊は窮地に追い込まれてしまいます。信は羌瘣と共に応戦しますが、龐煖の圧倒的武力を前に敗北。尾平や尾到は信を救うため、彼を守りながら退却し始めます。

気絶した信と飛信隊の決死の逃亡

飛信隊は山中に逃げ込みますが、そこに万極軍が現れ再びピンチに!絶体絶命の危機に陥りながらも、尾到は気を失った信を背負い駆け続けました。他の隊員たちも一丸となり、「信の命だけでも救わねば」と決死の退却戦に臨みます。 この戦いのなかで、尾平と尾到は大ダメージを負うことに。ボロボロの状態で逃げ惑うなか、尾平は自身が囮になると提案し別行動を取り始めます。信を託された尾到はひとり山中を歩き続けるのでした。

尾到(びとう)の最後の言葉

どれだけの時間が経ったのでしょうか。信が目を覚ますと、そこには横たわる尾到の姿がありました。意識が朦朧とするなか、尾到はぽつりぽつりと信への想いを語り始めます。 「みんなお前と一緒に夢を見てぇと思ったんだ」「大勢の仲間の思いを乗せて天下の大将軍に駆け上がるんだ」。涙と共にその言葉を告げ、尾到は静かに息を引き取ります。信はその想いを受け止めて涙し、尾到を背負いながら飛信隊のもとへ戻りました。 大切な仲間を失った信ですが、尾到は彼の心のなかで生き続けています。託された思いを胸に、信は大将軍への道を改めて進み始めるのでした。

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未来の大将軍を救った男!尾到の活躍に感動

飛信隊の初期メンバーとして活躍した尾到。 序盤で死んでしまったため少々影が薄くなっていますが、彼がいなければ信の物語はとっくに終わっていたはず。今も続く『キングダム』の物語は、尾到なしでは存在しえないものなのです。これを機に本作を最初から読み返し、彼の活躍ぶりを改めて味わってみていはいかがでしょうか!