2026年9月16日更新

『チェンソーマン』の時代設定はいつ?新幹線やソ連の描写から年代を考察!第二部は第一部の何年後?【年表付き】

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チェンソーマン ポチタ デンジ
(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA

独特な世界観で人気の漫画『チェンソーマン』。本記事では作中に描かれたアイテムや、現実史実との意外な差異から、本作の時代設定を詳しく解説していきます。単なるアクション漫画の枠を超えた、深い謎と遊び心に注目です。

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『チェンソーマン』第一部の時代設定はいつ?

チェンソーマン マキマ
(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA

『チェンソーマン』第一部は、だいたい1996~7年ごろの日本を舞台にストーリーが展開しています。揺るぎない根拠を提示しているのが単行本9巻収録の第75話です。このエピソードでは、作中における脅威である「銃の悪魔」が日本を再襲来した日時として、「1997年9月12日」という具体的な年月日が明確に記されていました。 そのほかにも作中の細かな背景描写や小道具が90年代後半という時代背景を裏付けており、以下で詳しく解説していきます。

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様々な根拠をもとに年表を作成!

1983年11月 「銃の悪魔」が世界各地に初出現。アキの家族も命を落とす。
1996年春 サムライソード篇
1996年夏(7~9月頃) レゼ篇
1996年秋 刺客篇
1996年12月 北海道へ早川家のお墓参りに行く。
1997年1月 アキがデンジやパワーを守るため、悪魔討伐作戦辞退を申し出る。
1997年9月12日 「銃の悪魔」が日本に再出現する。
1998年 第二部が開幕。
1998年3月 デンジと三鷹アサが自宅デートを行う。
1999年1月頃 チェンソーマン教会の摘発や、死の悪魔の暗躍が本格化する。
1999年7月 「ノストラダムスの大予言」の予定時期。

最初に銃の悪魔が出現したのは何年?

作中のセリフ・背景のカレンダー・曜日の整合性から、最初に銃の悪魔が出現したのは1983年11月であることが確認できます。 まず、単行本2巻収録の第13話にて、マキマは銃の悪魔が最初に現撃した時期について「13年前」と言及していました。 そして早川アキが、家族が銃の悪魔に襲われた日を回想するシーンでは、11月のカレンダーが描かれています。この曜日配置から合致する1900年代後半の年を割り出すと、1983年が該当するのです。

サムライソード篇・レゼ篇・刺客篇はいつ頃?

チェンソーマン レゼ篇
© 2025 MAPPA/チェンソーマンプロジェクト ©藤本タツキ/集英社

『チェンソーマン』第一部における各エピソードの具体的な時期について、大きな基準となるのが「レゼ篇」です。作中では打ち上げ花火が上がる夏祭りやプールでの場面、アイスクリームを食べる描写など、夏を象徴する要素が数多く描かれています。そのためレゼ篇は1996年の夏(7~9月)ごろと考えられるでしょう。 よってレゼ篇を軸に前後のエピソードを整理すると、サムライソード篇は1996年春ごろ、刺客篇が1996年秋ごろであると推測できます。 1997年9月に起きる「銃の悪魔再襲来」に至る前年、デンジたちの物語が密度の濃いスケジュールで展開していたことが分かりますね。

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早川家のお墓参りは冬?カレンダーから考察!

チェンソーマン 早川アキ
(C)藤本タツキ/集英社・MAPPA

『チェンソーマン』第一部では、デンジ、アキ、パワーの3人が北海道へ早川家のお墓参りに行ったエピソードが描かれました。お墓参りの際に利用した宿泊施設にはカレンダーがあり、日付と曜日の配置は1996年12月のカレンダーに合致します。 そのため早川家のお墓参りは、銃の悪魔が日本へ再出現する前年・1996年の冬(12月ごろ)と考えられるでしょう。

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『チェンソーマン』第二部は第一部の何年後?

『チェンソーマン』第二部が第一部からどれくらいの時間が経過しているのかを特定する上で、決定的な手がかりとなっているのがデンジと三鷹アサのおうちデートの描写です。 デンジの自宅の壁に貼られているオナラの回数を記録した紙に「3月」と書かれていました。「銃の悪魔再出現」が1997年9月12日であることから、おうちデートは1998年3月と考えることができます。 よって、第二部の時代設定は1998年〜1999年ごろにあたり、第一部の結末からはわずか数ヶ月しか経っていないと推測できるでしょう。

新幹線の描写が時代設定考察の手がかりに?

本作に登場する新幹線の描写からも、時代設定を読み解くことができます。単行本6巻第52話などにおけるレゼ篇では、レゼが「山形行き新幹線つばさ」に乗車しようとする描写がありました。 1992年に開業した山形新幹線は1999年に新庄駅まで延伸されましたが、作中では「山形行き」と案内されているため、物語の時期は1992年から1999年の間であることが推測できます。 先述した1990年代後半という時代設定とも合致しており、作中の年代像を裏付けているのです。

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『チェンソーマン』にはスマホ・携帯電話が登場しない?

次は携帯電話の登場に注目してみましょう。1996~7年ごろが舞台とされる第一部では、連絡手段として主に固定電話や公衆電話が使用されており、携帯通信機器は一切登場しません一方、第二部では折りたたみ携帯(PHS)が登場。現実世界でも携帯が個人に普及していったのは1990年代末ごろであり、第二部の1998〜9年ごろという時代設定と整合しています。

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コベニカーのモデルから年代を考察!

チェンソーマン コベニ

単行本7巻第57話から登場する東山コベニの愛車、通称コベニカー。その外観から、モデルは実在するイタリアの車「フィアット500」の2代目だと考えられます。 フィアット500は1957年〜1970年代にかけて生産・発売されたため、本作の時代設定である「1990年代後半」から見ると、かなり古い車です。しかし、コベニ自身が貧乏な家庭環境に生まれ育ったキャラクターであることを考慮すると、安い中古車を購入した可能性は十分に考えられるでしょう。

ソ連は1991年に解体されたはず?作中で存続している理由とは

『チェンソーマン』には、1991年に解体されたはずのソ連が登場します。 本作は1997年という年代が明確に提示されつつも、現実の歴史とは必ずしも符合しないパラレルな世界観です。さらに作中では、チェンソーマンによって「ナチス」や「第二次世界大戦」、「核兵器」といった概念の悪魔が食べられ、歴史上から消し去られたことが明かされています。 『チェンソーマン』の世界では史実のような崩壊のプロセスが生じず、1990年代後半に至っても米国と並ぶ大国として存続しているという歴史のズレが生じたと考察できるでしょう。

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『チェンソーマン』の舞台が1996年頃なのはなぜ?時代設定の理由を考察

1996年~1998年ごろは、現代のようにスマートフォンやインターネットの利用が一般的になる前の時代です。そのため情報がすぐに調べられない状況や、悪魔の突発的な襲撃に対して「その場で即座に助けを呼べない」という不便さが、サスペンスの緊迫感を増幅させています。 また先述した山形新幹線や、固定電話、自動車などのレトロなカルチャーが、作品の雰囲気を補強しているのも事実です。

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『チェンソーマン』の時代設定は1996~1998年頃!

『チェンソーマン』は、1996~1998年頃の時代を背景とした作品です。レトロな空気感と悪魔による歴史改変が融合した唯一無二の世界観を生み出しています。背景の小道具や年表を意識して読み返すと、作品の新たな魅力が見えてくるかもしれません。