2023年2月9日更新

『チェンソーマン』三鷹アサ(みたかあさ)の正体は?2部の主人公でかわいいヒロインだった

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三鷹アサ(みたかあさ)は漫画『チェンソーマン』の登場人物です。第2部に入ってからの物語は主に彼女の視点から描かれているため、第2部の主人公、あるいはヒロイン的存在だと読者からは見られています。 今回は『チェンソーマン』のキャラクター・三鷹アサ(みたかあさ)の性格や能力、死亡説やこれまでの活躍まで余さず解説していくので、ぜひ最後まで見てください。 ※この記事は2023年2月現在までのネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

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三鷹アサ(みたかあさ)のプロフィール

所属 第四東高等学校
契約悪魔 戦争の悪魔
誕生日 不明
年齢 不明(16〜17歳と予想)
身長 不明
登場話 98話(単行本12巻)
声優 未定

人物像・性格

第四東高等学校に所属する高校生で、クラスでは浮いた存在の少女。人付き合いが苦手で、学校で話しかけてくれるのは委員長と担任の先生だけでした。 しかし卑屈な性格かというと少し異なり、自分の間違いをなかなか認めなかったり、死にそうになってもプライドを優先したりと、我が強く気難しい人物でもあります。また、自分のことを「そこそこかわいい」と自覚している面もあったり……。 ルールをきちんと守る律儀な面もありますが、これは「間違うことが怖いから」という後ろ向きなもの。本人は自分の性格について「変わりたい」という気持ちがあり、危機に陥ると爆発力を見せる面もあります。これからの成長に期待できるキャラクターですね。

声優やアニメでの登場は?

アサの声優は2023年2月現在では決まっていません。アニメにも未登場です。アサの登場は第2部(98話)からなので、登場するとしてもかなり先の話になるでしょう。 アサに声がつくとすると、アニメ『チェンソーマン』でのデンジやマキマの声を演じる声優のように、あまり声優のイメージが先行しないフレッシュな若手が担当するのではないかとファンからは予想されています。

【死亡説】三鷹アサは1度死亡している?

実のところ、アサは初登場してからすぐに死亡しています。生き返ったのは「戦争の悪魔」と契約したからです。 アサのクラスは、アサが好きな担任の教師と、教師が好きな委員長という三角関係が形成されていました。そして「正義の悪魔」と契約した委員長は痴情のもつれからアサを殺害。アサは1度死亡してしまったわけです。 この展開は98話の中ですべて起こったことになるので、アサは初登場話で死んで、生き返るという驚くべきスピードで生き死にを繰り返しています。 「悪魔に乗っ取られているのだからアサは魔人では?」と疑問を抱く人は多いですが、厳密にはアサは魔人ではありません。魔人は悪魔が人間の体と意識を完全に乗っ取った存在だからですね。アサはきちんと自分の意識が残っています。

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【強さ】友達や自分のものを利用して戦う

アサは魔人ではないものの、契約した戦争の悪魔の「自分のモノとした存在を武器に変換できる」能力を使用できます。モノを武器に変えるためには名前をつける必要があるため、基本的にはヘンテコな名前を名付けたあと、モノは武器に変化。武器として使用できるようになります。 三鷹アサが戦争の悪魔になった経緯はコチラ

“罪悪感”を強さに変えて戦う戦闘スタイル

武器化する「モノ」はなんでもいいわけではなく「罪悪感が強ければ強いほど強い武器になる」という厄介な性質を持っています。つまりアサにとって「どうでもいい」「替えがきく」ようなお手軽なものを武器にしてもそれほど強い武器にはならないわけです。 そしてヨル(戦争の悪魔)は強力な武器を作るために、アサにとって大切な相手を武器にする(殺害する)よう強要してきます。まさに悪魔……。 次の項目からは、作中でアサ、及びヨルが武器に変えたモノを紹介します。

田中脊髄剣(たなかせきずいけん)

アサの担任の教師・田中先生の脊髄を抜き取って作られた剣。そのシュールな姿と安直すぎるネーミングで話題をさらい「田中脊髄剣」が一時トレンド入りしています。 ちなみに脊髄を抜き取られたかわいそうな田中先生は、熱血教師のような言動をしつつも裏では教え子に手を出しているクズであることが判明したため、とくに同情はされませんでした。

ユウコ足剣(ユウコあしけん)

ユウコを退治するために現れたチェンソーマンと戦うために、正義の悪魔と契約して怪物化したユウコの足を素材に作り出した剣です。しかし2人が衝突する前に吉田ヒロフミのタコによってチェンソーマンは連れ去られたため、強さの程は不明となります。

制服強強剣(せいふくつよつよけん)

亡くなったアサの母親からの大切な贈り物である制服を剣に変換した武器です。なんで剣ばっかりなんでしょうね? アサにとって思い入れのある品だけあり、正義の悪魔を一瞬で輪切りにする強力な効果を発揮しました。

水族館槍(アクアリウムスピア)

水族館槍と書いてアクアリウムスピアと読む、水族館をまるごと槍に変換した武器です。アサとデンジが水族館内のお金をかき集め、100万円と引き換えに水族館を買い取って使用。脱出不可能となった水族館から脱出しました。 この事態を見た永遠の悪魔は「100万程度で水族館が買えるかボケぇ〜!!」と至極マトモなことを言っていましたが、実際に買えるかどうかはともかく「アサが買えると思った」ことが重要なのでしょう。学生に100万円は超大金ですからね。

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【来歴】三鷹アサの活躍を振り返り

①悪魔との共生生活が始まる

三鷹アサは第四東高等学校に所属する、ごく普通の女子高生……でした。ある日彼女のクラスに「鶏の悪魔」であるコケピーがやってくるところから、物語は始まります。 コケピーを通して、クラスとも仲良くなれるのでは、変われるのではと思っていたアサでしたが、不注意でこけてしまったことで、彼女の下敷きになったコケピーは無惨な姿で死亡してしまいます。 その後、クラスの委員長に妬まれて殺されたところを「戦争の悪魔」と契約し復活。脳を分け合う形となり、悪魔との奇妙な共生生活が始まりました。 アサと戦争の悪魔との契約についてはコチラ

②デビルハンター部に入部

チェンソーマンに近づきたいヨルに脅され、担任の教師と同級生の死にショックを受けつつも学校に向かうアサ。第1部でも登場した吉田ヒロフミの登場を挟みつつも、チェンソーマンを見つけるためにデビルハンター部に入部することになります。

③ユウコと友達になる

クラスメイトから嫌がらせを受けるようになってしまったアサ。そんな彼女に手を差し伸べたのは、同じくデビルハンター部に入部したユウコでした。 「悪魔に両親を殺された」という共通点のある2人は、次第に仲良くなっていきます。

④正義の悪魔と契約したユウコと対峙

ある日、ユウコはかつて委員長が契約していた「正義の悪魔」と契約してしまいます。正義の悪魔によって歪んだ正義を抱えるようになったユウコは、アサを虐げるイジメの犯人を殺害しようと、学校に侵入して大暴れ。アサはなんとかユウコを止めようとしますが、ヨルに体を乗っ取られしまいます。 しかしこれといった武器もなく、チェンソーマンの力で弱体化した戦争の悪魔の力は想像よりも弱かったため、苦戦を強いられることに。 正義の悪魔との戦いは結局ヨルからアサにバトンタッチし、亡き母から贈られた思い出の制服を武器にした「制服強強剣」を使ってなんとか乗り切ります。

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⑤デンジと水族館デート

「武器にしても構わないヤツ」を探すアサは、自称チェンソーマンを名乗る学生・デンジを武器にすることを決めます。 「ちょっとデートしたら自分のことを好きになるだろう」という謎の自信でデンジと水族館デートに向かうものの、壊滅的なコミュニケーション能力によってまるでうまくいきませんでした。 そこに「戦争の悪魔の姉」を名乗る不審者が登場。さらに再登場した永遠の悪魔の力で水族館に閉じ込まれてしまいます。 吉田ヒロフミやデビルハンター部の伊勢海ハルカ、亜国セイギ、東山コベニの親族と思われる少年たちと共に脱出できなくなったアサとデンジ。自分の行動を少し顧みたアサは、デンジと会話をする中で、水族館脱出のアイデアが浮かびます。 そしてアサは、水族館を買い取って武器にするという奇抜な方法で水族館から脱出したのでした。

【過去】アサの母親は悪魔に殺されていた

アサの母親は、悪魔に殺されていることがわかっています。父親については話題に出てこないため、一切の謎です。 アサはまだ高校に入る前に、悪魔が暴れ回る場面に遭遇したことがありました。母親と共に逃げていたところ、動けない猫を発見。猫を助けようとしたアサは転んでしまい、そのドジによって悪魔の暴走に巻き込まれた母親は死亡してしまったのです。 母親の命が奪われたことで、アサは悪魔全体を憎んでおり、無害なコケピーにも当初は恨みを感じていました。さらにアサは不注意で転んでしまうことが多い悪癖により、自分を好きになれません。

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【青春】三鷹アサはデンジや吉田のヒロインになるのか

吉田ヒロフミとの関係

「アサは吉田とくっつくのでは?」と予想するファンも存在します。第2部の序盤に少しの間ではあるものの会話しており、同じデビルハンター部ということでこれから絡む機会も考えられるためです。 第1部から登場していながら、何かと謎が多い男・吉田ヒロフミ。彼に関する秘密が解き明かされ、アサと急接近する展開もあるかもしれません。

デンジとの関係

第2部でも出番の多いデンジとの関係も見ていきましょう。デンジは第1部においては誰の目から見ても主人公でしたが、アサの視点で進む第2部では立ち位置が微妙にハッキリしません。 そんなデンジとアサの出会いはあまり良いものではなかったものの、水族館デートを経て急接近。アサはデンジを意識するようになってきています。 デンジと一緒に暮らすナユタと三角関係になる可能性もありますね。今後の展開に注目です。

『チェンソーマン』第2部での三鷹アサの活躍に目が離せない!

チェンソーマン
©藤本タツキ/集英社

『チェンソーマン』第2部においての最重要キャラ・三鷹アサについて解説しました。 「チェンソーマン」を狙う戦争の悪魔に取り憑かれたアサ。正体を知らずにチェンソーマンと接近する彼女の結末は、いったいどうなるのでしょうか? ヨルとの共生関係やデンジとどうなるのかなど、見どころたっぷりの彼女の今後の活躍に期待しましょう!