2023年4月28日更新

藤本タツキの読み切り漫画はどこで読める?チェンソーマン作者の謎に迫る

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チェンソーマン デンジ
© 藤本タツキ/集英社・MAPPA

アニメ化もされ大ヒットを記録したことも記憶に新しい、漫画『チェンソーマン』の作者である藤本タツキ。彼は『チェンソーマン』のほかに、『ファイアパンチ』や『ルックバック』といった漫画も手掛けています。 本記事ではそんな彼がこれまでに手掛けた作品などについて、詳しく紹介します。気になる場合は、ぜひ記事の最後まで目を通してみてくださいね。

人気漫画『チェンソーマン』を

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藤本タツキって一体何者?

チェンソーマン
©藤本タツキ/集英社

プロフィール

性別 男性
誕生日 (年齢) 1992年10月10日 (30歳)※2023年4月現在
職業 漫画家
活動期間 2013年〜
ジャンル 少年漫画
代表作 『ファイアパンチ』 『チェンソーマン』 『ルックバック』

無職から有名漫画家へ

幼少期から絵を書くことが好きだった藤本タツキは、AO入試で美術大学の油絵学科に進学。しかし油絵を描き続けても絵はうまくならないと感じた彼は、図書館でひたすらクロッキーを描き続けます。 大学卒業後はしばらく無職の状態で過ごしていた彼ですが毎日担当編集にネームを送り続け、2016年には初めての連載作品となる『ファイアパンチ』が少年ジャンプ+で連載開始。さらにその後の2020年には、『チェンソーマン』で第66回小学館漫画賞少年向け部門を受賞しました。

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顔がイケメンって本当?

藤本タツキは現時点で素顔を公開していませんが、ファンたちの間では「イケメンなのではないか」と噂されています。 その理由としては、以前ニコニコ動画にあげていた「長門は俺」名義の藤本タツキ本人らしき人物の顔がイケメンだったからのようです。確認してみると、確かにシュッとした雰囲気のイケメンであることが分かります。

Twitterが凍結!ながやまこはるって誰?

藤本タツキは「藤本タツキの妹で小学3年生のながやまこはる」という設定で、Twitterに投稿を続けています。ながやまこはると藤本タツキが同一人物であることは、本人自らの口から語られました。 ながやまこはるのアカウントは2022年11月に一度凍結されていますが、年齢制限に引っかかってしまったことが原因なのではないかと推測されています。

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藤本タツキの漫画作品一覧

庭には二羽ニワトリがいた。(2017年) 読み切り
復讐の剣(未公開) 読み切り
正義の味方(未公開) 読み切り
かみひこうき(未公開) 読み切り
佐々木くんが銃弾止めた(2016年) 読み切り
恋は盲目(2014年) 読み切り
シカク(2014年) 読み切り
予言のナユタ(2015年) 読み切り
人魚ラプソディ(2014年) 読み切り
ファイアパンチ (2016〜2018年) 連載
目が覚めたら女の子になっていた病(2017年) 読み切り
妹の姉(2018年) 読み切り
チェンソーマン (2019〜2021年 , 2022年〜) 連載
ルックバック(2021年) 読み切り
さよなら絵梨(2022年) 読み切り
フツーに聞いてくれ(2022年) 読み切り

藤本タツキのおすすめ連載漫画

『チェンソーマン』

悪魔がそこら中に蔓延る世界で身寄りのない少年・デンジ、父親が残した借金を返済するために悪魔のポチタとともに悪魔を退治するデビルハンターとして生計を立てていました。 毎日ギリギリの生活を送っていた彼はある日仕事を斡旋していたヤクザに騙され、ゾンビの悪魔に殺害されてしまいます。しかし彼はギリギリ生きていたポチタが心臓となることで生き返り、チェンソーの悪魔へと変身。 ゾンビの悪魔を退治した後に、その場を訪れた公安のマキマから生活のすべてを管理されることになりますが......。 序盤から比較的衝撃的かつグロテスクな展開が続きますが、バトルシーンのかっこよさは流石です。本作はアニメ化もされ、話題になりました。

『ファイアパンチ』

舞台は文明崩壊後の世界。氷の魔女の手で氷河期を迎えていた地球の人々は、日々雪と飢餓、そして狂気に苦しめられていました。そこで暮らす人々の中には稀に、特別な力を使うことができる祝福者と呼ばれる存在が。 驚異的な再生能力を持つ祝福者の兄弟であるアグニとルナは自らの身体を食料として村人たちに与えていましたが、ある日そのことをドマ率いる軍隊に見咎められ、朽ちるまで消えない炎で村ごと焼かれてしまうのでした。 思わず「よくこんな企画通ったな」と考えてしまうような、狂った世界観とストーリーがクセになります。実はファンの中では根強い人気を持つ作品なのだそうです。

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藤本タツキのおすすめ読み切り漫画

最新作『フツーに聞いてくれ』

ある日高校生の少年が片思いしている少女に思いを伝えるため、自身の思いを込めた歌を動画に収め、ネットにアップします。彼は歌を聴いて返事が欲しいと少女に伝えるものの撃沈した上、少女からはその動画を拡散されてしまい……。 物語の序盤は少年があまりにも可哀想ですが、次第に注目を集めていく彼の姿を見ると素直に「良かった」という気持ちになります。少女もどうやら全くの脈なしでは無さそうという態度にも、安心できますよ。

『予言のナユタ』

両親を亡くしたケンジは学校に行くこともなく、妹のナユタと2人で暮らしていました。かつて角を持つナユタが母親の体を貫いて生まれてきた時、世界中の魔法使いたちが彼女のことを悪魔だと予言。ケンジは彼女を守り抜くことを誓いますが、次第に彼女の行動はエスカレートしていき……。 『藤本タツキ短編集 22-26』に収録されている本作は、藤本タツキらしさ全開の作品。日本のようで魔法が存在する奇妙な世界観と、ナユタの不気味さに引き込まれます。

『ルックバック』

小学4年生の藤野は学年新聞で漫画を連載しており、いつも友人や家族から絶賛されていました。しかしある日教師から不登校児である京本の漫画を掲載したいため、1枠譲って欲しいということを打診されます。 藤野は京本のことを見下していたものの京本の画力は驚くほど高く、周囲も手のひらを返すような反応をするのでした。 作中で藤野が黙々と漫画を描くシーンには、静かな迫力があります。さらにラストには、胸が締め付けられるようなシーンが待っていますよ。

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『さよなら絵梨』

伊藤優太は12歳の誕生日の夜に、病に冒されている母親からある頼み事をされます。それは「自分が死ぬまでその姿を動画に撮ってほしい」というものでした。その頼みを受け入れた優太でしたが、どうしても最期だけは撮ることができず病院から逃げ出してしまいます。 その後優太の後ろで病院は大爆発し、場面は体育館へ。ここまでの物語は優太の初監督作品である「デッドエクスプロージョンマザー」だったのです。 他の短編と同様に、本作にもあっと驚くような展開が溢れています。優太が絵梨と出会うことで、少しずつ「死」という存在に向き合うことができるようになっていく展開もたまりません。

藤本タツキ作品はコミックシーモアで読むのがおすすめ!

藤本タツキ作品をお得に読みたい人にはコミックシーモアがおすすめ。 コミックシーモアでは無料会員登録で70%オフのクーポンをゲットできるので、かなりお得に読むことが出来ます。この機会に是非コミックシーモアで『さよなら絵梨』を一気読みしてくださいね!

気になる『さよなら絵梨』を

天才と言われる理由・作品の魅力とは

チェンソーマン
© 藤本タツキ/集英社・MAPPA

天才漫画家と言われることの多い藤本タツキですが、彼の10年来の担当編集である林士平は彼の凄さとして「作品の製作スピードが早いこと」や「物語の展開が予想外をいくこと」などを挙げています。確かに彼が読み切りを出すスピード感や、読み切り作品のボリュームなどを考えるとその評価も頷けますよね。 さらにいずれの作品も人物だけでなく、背景まで丁寧に描き込まれているところもポイント。読んでいるだけで引き込まれてしまうような、どこか静かな迫力があります。他の漫画家たちからも天才と称される藤本タツキの次の作品が、今から待ち遠しいですね。

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藤本タツキ作品に対する感想

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流行っている『チェンソーマン』が面白いのはもちろんなのですが、藤本タツキ作品はとにかく短編のストーリーの面白さに驚かされます。少し前にSNSで話題になった『ルックバック』や『さよなら絵梨』は、どちらも少し胸がぎゅっとなる感じがたまりません。短編集からも藤本タツキの映画好きが伝わってくるところもいいです。

(20代女性)

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藤本タツキの作品は『チェンソーマン』や『ファイアパンチ』といったバトルものに注目されることが多いですが、短編の『ルックバック』のような少し切ない青春漫画も最高に面白いです。ページのレイアウトとコマ割りに藤本タツキらしさが現れており、台詞が少ないシーンでも胸に直接語りかけてくる何かがあるような気がします。

(20代男性)

藤本タツキは天才であり鬼才!次回作が待ちきれない

藤本タツキの代表作である『チェンソーマン』がアニメ化されたこともあり、彼の作品はますます注目を集めています。定期的にSNS上で短編が配信されることもあり、目が離せません! 次回作はいつ配信されるのか分かりませんが、楽しみに待ちましょう。

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