ネタバレ注意!『アメイジング・スパイダーマン2』のトリビア34選【グウェンの運命は衣装で暗示されていた!?】
タップできる目次
- 『アメイジング・スパイダーマン2』のトリビア34選!【ネタバレ注意】
- 1.アンドリュー・ガーフィールドはスパイダーマンになれなかった?
- 2.『アメイジング・スパイダーマン』からMJことメアリー・ジェーンが消えた理由とは!?
- 3.グリーンゴブリンの過酷な撮影現場!?
- 4.アンドリュー・ガーフィールドのペットが登場していた!?
- 5. ライノは全てCG!?
- 6.グリーンゴブリンのガールフレンドが登場予定だった?
- 7.誕生日ケーキでコミックへオマージュ!
- 8.スパイダーマンと言えばニューヨーク!
- 9.初めて再現されたスパイダーマンの目!?
- 10.オリジナルコスチュームにほとんど忠実!
- 11.「アメスパ2」がホビットとコラボ!?
- 12.エレクトロスーツの秘密!?
- 13.エレクトロのモデル!?
- 14.出だしは好調だったけど!?
- 15.『アメイジング・スパイダーマン2』のインドでの人気が絶大!
- 16.中国で大人気!?
- 17.『アメイジング・スパイダーマン2』撮影のためにタイムズスクエアのセットを建てていた!?
- 18.彼女に夢中で車に轢かれていた!?
- 19.ラモーンズのポスター!?
- 20.『アメイジング・スパイダーマン2』はもっと過激な作品になる可能性があった!?
- 21.知ってる人は知っている!グウェンの携帯の着信音は……
- 22.あの名物編集長が登場しなかったワケ
- 23.デイリー・ビューグル紙のウェブサイトが存在する!?
- 24.グウェンはアメコミヒロインっぽくない現代の女性
- 25.グウェンの運命が衣装でネタバレしていた!?【ネタバレ注意】
- 26.エレクトロが童謡を演奏?
- 27.『アメイジング・スパイダーマン2』ヴィランたちの変身苦労話
- グリーンゴブリン/ハリー・オズボーン(演:デイン・デハーン)
- 28.映画終盤には次回作&スピンオフに登場するヴィランのヒントが!
- 29.アンドリュー・ガーフィールドの肉体改造メソッド
- 30.グウェン・ステイシーの卒業スピーチの原稿は本物!?
- 31.スパイダーマンとX-MENが夢の共演!?その真相は……
- 32.撮影に抗議するロケ地もあった!?
- 33.スパイダーマンの動きは偉大な大先輩たちを参考にした
- 34.『アメイジング・スパイダーマン2』で終焉!シリーズ続行計画は大混乱!?
『アメイジング・スパイダーマン2』のトリビア34選!【ネタバレ注意】
2014年4月に公開となった映画『アメイジング・スパイダーマン2』。アンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーンなど前作の主要キャストに加え、デイン・デハーン、ジェイミー・フォックス、フェリシティ・ジョーンズといった豪華キャストが加わり大幅にスケールアップしました。 3部作として製作される予定だった本シリーズは様々な事情により本作で打ち切りになったものの、作品としてのクオリティは決して悪くありません。 今回は、グリーンゴブリン、エレクトロなどヴィランの裏話、アンドリュー・ガーフィールドの役作り、そして鑑賞した人なら誰もが気になるであろうラストの裏話に至るまで、知ればより本作が楽しめること間違いなしのトリビアを紹介します。 後半にネタバレ情報を含むためご注意ください。
1.アンドリュー・ガーフィールドはスパイダーマンになれなかった?
“Every decision you make affects the people you love.” - Aunt May #SpiderMan http://t.co/DGEhCFs80H pic.twitter.com/DLiC8MFPaG
— Spider-Man: No Way Home (@SpiderManMovie) May 9, 2014
あるインタビューでアンドリュー・ガーフィールドは、スパイダーマンの役に完全になりきれたことは一度もなかったと語っています。 シリーズのキャンセルが決定し、もうスパイダーマンを演じることはないということについて、どう思うかと聞かれたガーフィールドは「なにも思いません」と答えました。 ガーフィールドはスパイダーマンの役を得られてうれしかったものの、自分はスーツを着ているだけの俳優で、この役は自分にできることの限界を超えていると感じていたそうです。 自分がスパイダーマンにもっと命を吹き込むことができていたら、シリーズは続行していたのではないかと考えたこともあったとか。 しかし、自分の手には負えないものと対峙しているという感覚は、ピーター・パーカーが感じていることと同じであり、その点は演技をするうえで助けになったと言っています。
2.『アメイジング・スパイダーマン』からMJことメアリー・ジェーンが消えた理由とは!?
3.グリーンゴブリンの過酷な撮影現場!?
Experience Harry's rise. Get tickets for The Amazing #SpiderMan 2 in 3D! http://t.co/mkTY4hTpOs @danedehaan pic.twitter.com/iwRSWYthDS
— Spider-Man: No Way Home (@SpiderManMovie) May 18, 2014
4.アンドリュー・ガーフィールドのペットが登場していた!?
In what room does Oscorp house all of their secrets? Head back to theaters to find out! http://t.co/mkTY4hTpOs pic.twitter.com/V3gNeMjC76
— Spider-Man: No Way Home (@SpiderManMovie) May 16, 2014
5. ライノは全てCG!?
6.グリーンゴブリンのガールフレンドが登場予定だった?
What's the name of Harry Osborn's assistant? Head back to theaters to find out! #SpiderMan http://t.co/mkTY4hTpOs pic.twitter.com/7j0wgJyce1
— Spider-Man: No Way Home (@SpiderManMovie) May 15, 2014
公開前のインタビューで、ハリー・オズボーン/グリーンゴブリンの秘書を演じたフェリシティ・ジョーンズは、自身の役はグリーンゴブリンのガールフレンドだと発言していました。 ジョーンズ演じるフェリシアはグリーンゴブリンの味方であり、ふたりは恋愛関係にあるとも。 結局はカットされてしまいましたが、初期の予告編にはグリーンゴブリンに変身したハリー(デイン・デハーン)をフェリシアが見つけるシーンがありました。 ちなみにジョーンズの役名は映画公開まで伏せられていました。フェリシアの苗字がハーディーであれば、彼女はスパイダーマンのコミックに登場する女泥棒ブラックキャットということになります。 2018年に公開が予定されているスパイダーマンのスピンオフ映画第2弾『シルバー&ブラック(原題)』の主人公の1人です。
7.誕生日ケーキでコミックへオマージュ!
Electro's power cannot be contained. #SpiderMan @iamjamiefoxx pic.twitter.com/sh1bahA6dx
— Spider-Man: No Way Home (@SpiderManMovie) April 20, 2014
8.スパイダーマンと言えばニューヨーク!
Lookin' good! Get The Amazing #SpiderMan 2 tickets here >> http://t.co/mkTY4hTpOs pic.twitter.com/UEJTOBDwd4
— Spider-Man: No Way Home (@SpiderManMovie) April 14, 2014
9.初めて再現されたスパイダーマンの目!?
Just how AMAZING is The Amazing #SpiderMan 2? Find out here >> http://t.co/P0ygwkodYo pic.twitter.com/e0V9MT2JIx
— Spider-Man: No Way Home (@SpiderManMovie) April 12, 2014
10.オリジナルコスチュームにほとんど忠実!
Witness the turning point for our favorite hero in theaters on May 2. http://t.co/mkTY4hTpOs pic.twitter.com/BdmeL1NRKG
— Spider-Man: No Way Home (@SpiderManMovie) April 8, 2014
11.「アメスパ2」がホビットとコラボ!?
12.エレクトロスーツの秘密!?
The spark of something bigger…#SpiderMan @iamjamiefoxx pic.twitter.com/11qzC1mmAj
— Spider-Man: No Way Home (@SpiderManMovie) March 8, 2014
13.エレクトロのモデル!?
“...and it’s just a matter of time before I face those with more power than I can overcome.”-#SpiderMan @iamjamiefoxx pic.twitter.com/rLt5MCwalq
— Spider-Man: No Way Home (@SpiderManMovie) February 24, 2014
14.出だしは好調だったけど!?
Spidey swings into action. #TBT pic.twitter.com/scT5Oh0hxg
— Spider-Man: No Way Home (@SpiderManMovie) February 20, 2014
15.『アメイジング・スパイダーマン2』のインドでの人気が絶大!
You never know where you’ll run into your favorite web-slinger. http://t.co/ccYnUt0TLg #SpideySighting pic.twitter.com/JGIXIfri2t
— Spider-Man: No Way Home (@SpiderManMovie) February 16, 2014
16.中国で大人気!?
Join http://t.co/asmSN4fptU & be the first to receive exclusive content & win amazing prizes! #SpiderMan pic.twitter.com/a70DjH0xIv
— Spider-Man: No Way Home (@SpiderManMovie) February 11, 2014
17.『アメイジング・スパイダーマン2』撮影のためにタイムズスクエアのセットを建てていた!?
“I like to think that #SpiderMan gives people hope.” - Peter Parker pic.twitter.com/7wTtsgOwKJ
— Spider-Man: No Way Home (@SpiderManMovie) February 13, 2014
18.彼女に夢中で車に轢かれていた!?
On your mark, get set… #TBT pic.twitter.com/HcnijfJfLp
— Spider-Man: No Way Home (@SpiderManMovie) January 16, 2014
19.ラモーンズのポスター!?
20.『アメイジング・スパイダーマン2』はもっと過激な作品になる可能性があった!?
Did you #thinkbigger? http://t.co/4c4MDz5mF1 pic.twitter.com/wylimFx8iS
— Spider-Man: No Way Home (@SpiderManMovie) December 13, 2013
21.知ってる人は知っている!グウェンの携帯の着信音は……
#minorupgrade pic.twitter.com/E0fDoTD5ZD
— Jon Watts (@jnwtts) December 7, 2016
映画冒頭、スパイダーマンとして犯罪者を捕まえに行っていたため卒業式に遅れていたピーターから、グウェンに電話がかかってきます。 その時のグウェンの携帯の着信音は、1967年から1970年にかけて放送されたアニメ版『スパイダーマン』のオープニング曲です。 日本でも1974年に現在のテレビ東京で放送が開始され、それ以降もさまざまなテレビ局で1990年ごろまで断続的に再放送されていましたので、ピンときた人もいるのではないでしょうか。 また、この曲はサム・ライミ監督の『スパイダーマン2』(2004)でも使用されており、アジア系の女性が路上でバイオリンを弾きながら歌っています。
22.あの名物編集長が登場しなかったワケ
スパイダーマンシリーズでコメディ要素を担う名物キャラクターといえば、デイリービューグル紙の編集長、J・ジョナ・ジェイムソンです。 しかし『アメイジング・スパイダーマン』シリーズでは、彼の名前が言及されることはあるものの、登場はしませんでした。 それには、サム・ライミ監督の『スパイダーマン』シリーズ(2002、2004、2007)でジェイムソン編集長を演じたJ・K・シモンズの影響が大きかったそうです。 シモンズが演じたジェイムソンは完璧でインパクトもあり、コミックのファンからも大好評でした。そのため、ほかの俳優がジェイムソンを演じることは考えられなくなってしまったとか。 マーク・ウェブ監督は、ジェイムソン役でシモンズを再びキャスティングすることすら考えていたそうです。
23.デイリー・ビューグル紙のウェブサイトが存在する!?
『アメイジング・スパイダーマン』シリーズでは、言及されることはあっても全く登場しなかったデイリー・ビューグル紙ですが、実は同紙のウェブサイトが存在します。 これは宣伝の一環として作成されたもので、映画公開の数週間前からタンブラーで公開されました。 そこには、ニューヨークを騒がせた様々な事件のニュースや、編集長のジェイムソンがスパイダーマンをよく思っていないことがつづられたコラムなどが掲載されています。 このサイトにはコミックのファンを引きつける細かな伏線があり、映画に登場する可能性があったと思われるヴィランの名前も多く挙がっていたため、口コミで話題になりました。
24.グウェンはアメコミヒロインっぽくない現代の女性
“Nobody makes my decisions for me. This is my choice.” - Gwen #SpiderMan http://t.co/mkTY4hTpOs pic.twitter.com/ilrAzqs7C4
— Spider-Man: No Way Home (@SpiderManMovie) May 24, 2014
プロデューサーのマット・トルマックは、本作でのグウェンはこれまでのスパイダーマン映画のヒロインとは違うと語っています。 トルマックいわく、映画のストーリーを引っ張っているのはピーターではなく彼女だとか。 ピーターは自分の問題に対処しようと四苦八苦していますが、グウェンには彼女の人生があり、自分が何者で、なにをしたいのかはっきりとわかっています。 自分で決断することができるグウェンとピーターは、完全に対等な関係にあるのです。 「2作目でのふたりの関係がとても好きです」と語るエマ・ストーンは、前作での父の死によってグウェンは人生を真剣に考えるようになり、明確で成熟した決断ができるようになったと言っています。 50年代や60年代のアメリカン・コミックではただのお飾りだった女性キャラクターが、現代では自立したひとりの人間として描かれました。
25.グウェンの運命が衣装でネタバレしていた!?【ネタバレ注意】
Hold on to hope. #GetSpiderMan in 2 DAYS. http://t.co/YvQYZVMvvK pic.twitter.com/YcHDW6xyCC
— Spider-Man: No Way Home (@SpiderManMovie) August 17, 2014
ピーター・パーカーの恋人グウェンは、この「アメスパ2」でグリーンゴブリンによって殺されてしまいます。 コミックでも死亡しているグウェンですから、ファンも彼女の運命はわかっていましたが、まさか3部作の2作目で命を落とすことになると思っていた人は少なかったでしょう。 しかし、ミントグリーンのコートと紫のスカートという衣装を身につけたエマ・ストーンが撮影現場でキャッチされたとき、その結末は決定的となってしまいました。 その衣装は、コミックでグウェンが死亡した時の服装と全く同じだったからです。 映画だけを観ている観客にはわかりませんが、こんな細かな点にもこだわりがありました。
26.エレクトロが童謡を演奏?
Only a few days left...do you have your tix for Thursday night? #SpiderMan http://t.co/mkTY4hTpOs pic.twitter.com/PTnc4BdM2B
— Spider-Man: No Way Home (@SpiderManMovie) April 29, 2014
エレクトロとスパイダーマンのクライマックスの戦闘シーンで、エレクトロは素早く電線ダクトを飛び移りながらスパイダーマンを追いかけました。 エレクトロがダクトにぶつかる音は、つながってある曲になっています。 その曲とは『小さなクモさん(原題:The Itsy Bitsy Spider)』という童謡で、雨どいをのぼるクモが雨で流され、太陽が出て雨が乾くと、また雨どいをのぼり始めるという歌。 アメリカでは手遊びつきの歌として広く親しまれていますが、エレクトロの嫌がらせとも思えるこの曲をスパイダーマンは好きではないと言っています。
27.『アメイジング・スパイダーマン2』ヴィランたちの変身苦労話
エレクトロ/マックス・ディロン(演:ジェイミー・フォックス)
Electro’s on the hunt. See him in The Amazing #SpiderMan 2! http://t.co/mkTY4hTpOs pic.twitter.com/mgePvtRjhp
— Spider-Man: No Way Home (@SpiderManMovie) May 20, 2014
エレクトロのメイクについては先述でもご紹介しましたが、それ以外にも様々な苦労があったそうです。 エレクトロの外見は、『死霊のえじき』(1985)やテレビシリーズ『ウォーキング・デッド』(2010〜)など、ゾンビ作品をはじめとする数々の作品で特殊効果を担当してきたグレッグ・ニコテロによってデザインされました。 このデザインを完成させるためには、シリコンパーツの上にさらにメイクを施す必要がありました。フォックスによれば、このメイクの過程は青いロウに4時間ほど漬けられているような感じだったとか。
The comb over. #AskElectro... pic.twitter.com/1spv0uRZ95
— Jamie Foxx (@iamjamiefoxx) May 1, 2014
また、マックス・ディロンの印象的なバーコード頭は、フォックス自身のアイディアだったとか。 「もしオタクの役をやるなら、はじめてのバーコードヘアの黒人になりたかった」とフォックスは語っています。
グリーンゴブリン/ハリー・オズボーン(演:デイン・デハーン)
It took over 3 hours to do @danedehaan's Green Goblin makeup. #SpideyTrivia http://t.co/i1VBZWz3mv pic.twitter.com/aqdWIhKRwc
— Spider-Man: No Way Home (@SpiderManMovie) July 29, 2014
一方でグリーンゴブリンを演じたデイン・デハーンは、コンタクトレンズを入れ、歯にもメイクを施し、顔のパーツをとりつけるなど、メイクアップに毎回3時間半もかかっていたそうです。 デハーンはそこからさらに1時間かかって衣装を身につけていたとか。彼はその時の様子を「4人のスタッフがスクリュードライバーやレンチを使って、僕をスーツの中に入れていました」と振り返っています。 大変な思いをして身につけた衣装での演技がどれほど過酷なものであったかはすでにご紹介しましたが、もともと細身のデハーンにとって、3kgも体重が減ってしまったことはかなりの負担だったようです。
28.映画終盤には次回作&スピンオフに登場するヴィランのヒントが!
"Put your mechanical paws in the air!" -Spider-Man #AmazingSpiderMan2 http://t.co/bDdD24mk50 pic.twitter.com/JfbQdyA4Lz
— Spider-Man: No Way Home (@SpiderManMovie) August 25, 2014
映画終盤、スパイダーマンとの闘いに敗れたハリーはスーパーヴィランを収容するレイブンクロフト収容所にいました。 そこで出会った謎の男は、スパイダーマンを倒すためにヴィランを送り込むと言い、エンディングでは巨大なアーマーを身につけたヴィラン、ライノ(ポール・ジアマッティ)が登場しています。 この施設のなかをよく見ると、いくつかヴィランの装備が置いてあることがわかります。 『スパイダーマン2』(2004)に登場したドクター・オクトパスのアームや、『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)で初登場となるバルチャーのウィングスーツなど、人気ヴィランの登場を予感させる装置の数々。 『アメイジング・スパイダーマン』シリーズは当初3作目だけでなく、スピンオフも計画されていました。スピンオフは”シニスター・シックス”という6人組のヴィランチームのものになる予定だったとか。 レイブンクロフトにあった装備は、実現しなかった3作目とスピンオフのヒントだったのです。
29.アンドリュー・ガーフィールドの肉体改造メソッド
スーパーヒーローを演じるために肉体改造をする俳優は多くいます。「アメスパ2」のアンドリュー・ガーフィールドも例外ではありませんでした。 ガーフィールドは本作のために体重を約66kgから約75kgまで増やし、体脂肪率を18%から7%まで落としています。 アメコミヒーローの中で最もスレンダーなスパイダーマンも演じるには、筋肉を増やしすぎずに脂肪を減らして、ひきしまった身体になる必要がありました。 ガーフィールドはダンベルを使った上半身の筋トレや、トレーニングマシンを使った下半身の強化、バランスボールを使った体幹トレーニングなど、ハードなワークアウトをこなしたそうです。 また、プロテインやグルタミンなど筋肉の成長を助ける栄養素も積極的に取り入れていました。
30.グウェン・ステイシーの卒業スピーチの原稿は本物!?
Together. #SpiderMan pic.twitter.com/hAFT0P0EeY
— Spider-Man: No Way Home (@SpiderManMovie) June 12, 2014
31.スパイダーマンとX-MENが夢の共演!?その真相は……
『アメイジング・スパイダーマン2』の劇場公開時、エンドロールの途中には『X-MEN フューチャー&パスト』(2014)のティーザーが入っていました。 「アメスパ」はソニー、「X-MEN」はフォックスの配給のため、本来は共演することができないヒーローたちが、エンドロールとはいえ同じスクリーンに映されたのには複雑な事情があったそうです。 実は『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのマーク・ウェブ監督は、2010年にフォックス・サーチライトで製作・配給された『(500)日のサマー』でブレイクし、同社でもう1本映画を撮る契約をしていました。 しかしウェブ監督は、「アメスパ2」の撮影を優先することに決めます。 その結果、ソニーとフォックスの間で話し合いが行われ、ソニーが無料で「X-MEN」の宣伝をする代わりに、フォックスはウェブ監督の『アメイジング・スパイダーマン』シリーズの続行を認めることになりました。 このティーザーは劇場公開時だけのもので、ソフト化された際にはカットされています。
32.撮影に抗議するロケ地もあった!?
Have you heard the news? See The Amazing #SpiderMan 2 in 3D and @IMAX this weekend >> http://t.co/mkTY4hTpOs pic.twitter.com/oj3iz33PW8
— Spider-Man: No Way Home (@SpiderManMovie) May 8, 2014
先述したとおり、本作のロケはすべてニューヨークで行われました。しかし、ニューヨーク市民の”親愛なる隣人”スパイダーマンの映画でも、撮影が行われることに抵抗した地区もあったそうです。 ロケ地のひとつであるブロンクス地区のウィリアムズバーグはユダヤ系の住民が多い地区で、撮影時期がユダヤ教の祝日である過越祭と重なってしまっていました。 ウィリアムズバーグの住民は、ユダヤ教で最も重要な祝日である過越祭に、近所で映画の撮影を行うという無神経さと、家族や親戚、友人が集まるこの日に撮影隊が来ると、駐車場が足りなくなるのではないかという心配から抗議活動を行いました。 最終的には、スタジオ側と住民側との話し合いで解決したそうです。
33.スパイダーマンの動きは偉大な大先輩たちを参考にした
Spider-Man is roughly 15 times more agile than a regular human. #SpideyTrivia http://t.co/YvQYZVMvvK pic.twitter.com/DjQGWlZuQb
— Spider-Man: No Way Home (@SpiderManMovie) July 8, 2014
ユーモラスな面もあるスパイダーマンを表現するにあたって、本作ではバスター・キートンやチャーリー・チャップリンなど、サイレント映画のスターたちの動きを参考にしています。 ウェブ監督とガーフィールド、スタント・コーディネーターのアンディ・アームストロングは3人ともサイレント映画の大ファンで、往年のスターたちの体を張ったコメディをスパイダーマンの動きに取り入れたのだとか。 ウェブ監督らは、スパイダーマンの動きにはかっこいいだけではなく、いらずらっぽい要素を入れたいと考えました。 そこで、2011年から2015年にかけて大ヒットしたイギリスのボードビルショー『One Man, Two Guvnors(原題)』のフィジカルコメディ・ディレクター、カル・マクリスタルを雇い入れ、助けを借りました。
34.『アメイジング・スパイダーマン2』で終焉!シリーズ続行計画は大混乱!?
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— Spider-Man: No Way Home (@SpiderManMovie) November 30, 2015
残念ながら3作目の製作を前に打ち切りとなったしまった『アメイジング・スパイダーマン』シリーズですが、その舞台裏はかなり混乱していたようです。 ソニーは、『アメイジング・スパイダーマン2』の公開前に3作目の製作を発表。2016年に公開予定とのことでした。 しかし、2014年7月には公開は2018年まで遅れると発表され、さらに同年9月には2017年になると再度公開予定を変更します。 2015年2月9日、マーベルスタジオはスパイダーマンがMCUに参加することについて、ソニーと合意に達したと発表。MCUの別作品に登場した後、2017年に単独映画が公開されることが明かされます。 その内容には、単独映画のタイトルは『スパイダーマン:ホームカミング』になるということや、スパイダーマン/ピーター・パーカー役にはアンドリュー・ガーフィールドではなく、別の俳優を起用することも含まれていました。
I stand with #TeamCap #CaptainAmericaPremiere pic.twitter.com/sqNyo2gkAI
— Captain America (@CaptainAmerica) April 13, 2016
2015年6月には、『スパイダーマン:ホームカミング』の主演にはトム・ホランドが起用されること、単独作品の前に『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)にスパイダーマンが登場することが発表されました。 ソニーはその後、『スパイダーマン:ホームカミング』の公開は2017年の6月か7月に予定しているとします。しかし、新シリーズと「アメスパ3」で計画していたことの共通点は、ヴィランがヴァルチャーであるということだけとも伝えられました。 実は、ヴァルチャーの登場は「アメスパ3」の後に製作企画があったヴィラン集団”シニスター・シックス”のスピンオフ作品への布石でした。 ちなみに、2018年にソニーが単独で製作・配給するスパイダーマンのスピンオフシリーズ『ヴェノム』や『シルバー&ブラック(原題)』は、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズ製作中にすでに計画されていたそうです。
いかがでしたでしょうか?さまざまな裏話を探っていくと『アメージング・スパイダーマン』シリーズが続行されなかったことが残念にも思えますね。