2021年4月9日更新

マーベル最新作の主役の1人を務めるファルコンについて知っておきたい18のこと

ファルコン、キャプテン・アメリカ シビルウォー
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目次

新作『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』にも登場するファルコンを徹底紹介!

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)で、キャプテン・アメリカの相棒として活躍してきたファルコンことサム・ウィルソン。アベンジャーズの一員である彼はいったいどんなヒーローなのでしょうか。 今回はコミックでの設定や活躍を中心に、彼を徹底紹介していきます。また、MCUでの活躍も同時におさらいしていきます。

最新作『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』が3月19日から配信開始!

ファルコンが主役の1人となっているMCUの配信ドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』が3月19日からDisney+で配信が開始されました。 キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースが去ったあと、彼から盾を受け継ぎながらもキャプテン・アメリカとなる覚悟ができないサム。彼はウィンター・ソルジャーことスティーブの親友バッキー・バーンズとともに、世界を混乱に陥れている存在と戦うことになります。 まだ信頼関係が築けていない2人は、相棒として世界を救うことができるのでしょうか。 迫力のアクションと敵の複雑な事情、また2人以外にもこれまでにMCUで活躍したキャラクターの登場と、見どころ満載の作品となっています。

1. ファルコンの原作設定/生い立ち

原作コミックでのファルコンの設定はMCUとはだいぶ違っています。 アベンジャーズメンバー唯一のアフリカ系アメリカ人のファルコンは、ニューヨーク市ハーレムの出身。彼は10代の頃から人種差別に遭い、16歳で父を18歳で母を亡くしてしまいました。 世の中を恨んだ彼は犯罪に手を染め、元ナチス軍のレッドスカルと出会い、キャプテン・アメリカ側にスパイとして潜入させられるという設定です。

2. マーベルコミック初のアフリカ系アメリカ人ヒーロー

1966年に登場したブラックパンサーがマーベル初の黒人ヒーロー(アメリカ人ではない)であるのに対し、1969年9月にデビューしたファルコンは、マーベル史上初のアフリカ系アメリカ人ヒーローです。 また彼はアフリカ系であるにもかかわらず、名前にそれを連想させるような単語が入っていないという点でも異例の存在と言えるでしょう。 ファルコンの初登場は『キャプテン・アメリカ』の117号。以来「キャプテン・アメリカ」シリーズで活躍を続け、単なる脇役以上の人気者になっていきました。1970年代には、アフリカ系アメリカ人ヒーローとして、初めてアクションフィギュアが発売されたキャラクターになりました。

3. 演じるのはアフリカ系俳優のアンソニー・マッキー

アンソニー・マッキー
©Sthanlee Mirador/Sipa USA/Newscom/Zeta Image

MCUでファルコンことサム・ウィルソンを演じるのは、アフリカ系アメリカ人俳優のアンソニー・マッキーです。 ルイジアナ州ニューオーリンズ出身の彼は、1997年にノースカロライナ州立芸術大学を卒業後、名門ジュリアード音楽院に進学しました。在学中から映画『8 Mile』(2002年)などへの出演や、オフ・ブロードウェイを中心に舞台で活躍。 2008年にジュリアードを卒業し、同年に公開された『ハート・ロッカー』でインディペンデント・スピリット賞にノミネートされました。 「キャプテン・アメリカ」シリーズ以前では、『L.A. ギャングストーリー』や『フィフス・エステート/世界から狙われた男』(ともに2013年)などへの出演で知られています。

4. もとは孤児だったファルコン

スーパーマンやバットマン、スパイダーマンなどのヒーローに倣って、ファルコンも孤児だった過去を抱えています。 ファルコンことサム・ウィルソンは、ニューヨークでもアフリカ系住民が多いハーレム育ち。父親はある日けんかを止めようとして巻き込まれ死亡、母は強盗に殺されてしまい、サムは天涯孤独の身となってしまいました。 両親を失ったことから彼の心は荒み、悪事に手を染めるようになりますが、のちにファルコンとして正義のヒーローに生まれ変わります。

5. 閉ざされたままの過去

両親の死によって心を閉ざしてしまったサム少年は、ギャングの仲間入りをし“スナップ・ウィルソン”を名乗るようになります。ギャングの一員として彼が何をしていたのかははっきりと描かれていませんが、ポン引きのようなことをしていたという説があります。 実写映画では、ファルコンはアメリカ空軍のパラシュート部隊に所属していたことになっています。理由としては、アフリカ系アメリカ人である彼がポン引きだったという設定を観客の多くはあまり良いとは思わないからでしょう。 人種問題に配慮した結果、MCUでのファルコンの過去はコミックとは違うものになりました。ドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』では、彼の家族や過去が少しずつ明かされています。

6. ギャングから更生してソーシャル・ワーカーに

1度はギャングにまで落ちたサム・ウィルソンですが、ファルコンとして生まれ変わってからはハーレムに戻り、表向きはソーシャル・ワーカーとしてオフィスを構えています。 彼はまた、連邦議会員に立候補したこともありますが、その際にギャングだった過去が公にされてしまいました。自らの過去により苦しめられることになったサムですが、騒動を乗り越えソーシャル・ワーカーとしての職務に戻っています。

7. ファルコンは鳥と会話ができる

コミック版の設定では、サムはテレパシーを使って鳥と意思疎通ができます。 普通の鳥とも会話することができますが、相棒はレッドウイングというハヤブサです。レッドウイングとは精神が繋がっており、ファルコンとキャプテンアメリカのヒーローとしての活動をサポートしたりもしている重要な存在です。 MCUのファルコンは、レッドウィングという名前の小型ドローンを装備しています。

8. ファルコンを生み出したのはレッド・スカル

レッド・スカルはキャプテン・アメリカの宿敵。実は、サム・ウィルソンがファルコンになったきっかけをつくったのはレッド・スカルでした。 レッド・スカルは、キャプテン・アメリカを攻撃する手駒にするためギャングのメンバー“スナップ・ウィルソン”の記憶を消し、鳥と会話できる能力を与え、レッドウイングと彼の精神をつなげたのです。 しかしレッド・スカルの企みは失敗。ファルコンとなったサムは、キャプテン・アメリカのパートナーとなりました。

9. ファルコンはハーレムの英雄

マーベルコミックに登場するヒーローの1人であるデアデビルは、昼間は弁護士の顔を持ち、夜はデアデビルとしてニューヨークの危険地帯であるヘルズキッチンで犯罪者と戦っています。 この設定はファルコンとよく似ています。彼もまた、昼間はソーシャル・ワーカーとして働きながら、夜は自分の住処でもあるハーレムの治安を守っているのです。しかし、なぜかファルコンのこの活動はあまりクローズアップされていません。

10. キャプテンアメリカの代理を務めたことがある

2014年、キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャーズが敵に敗れ死亡したと思われた際、サムが代理を務めたことがあります。ファルコン扮するアフリカ系アメリカ人のキャプテン・アメリカは半世紀の間活躍していました。 ファルコン版キャプテン・アメリカは、現代社会が抱える問題解決にも積極的で、過去には国境付近で移民反対団体と戦ったりもしています。

11. キャプテン・アメリカとは血を分けた関係だった

長らくキャプテン・アメリカのパートナーとして共に戦ってきたファルコンは、なるべくして第二のキャプテン・アメリカになったといえるでしょう。実は、マーベルコミックが1996年から1997年に展開していた「ヒーローズ・リボーン」シリーズでも、2人の関係性が描かれています。 「ヒーローズ・リボーン」シリーズでは、ファルコンになる前のサムが第二次世界大戦に参戦していました。戦場で負傷したサムは、キャプテン・アメリカから血を分け与えられスーパーパワーを手にします。この時から、ファルコンとキャプテン・アメリカの深い関係性は示唆されていたようです。

12. ファルコンの翼は人工的に作られている

多くのスーパーヒーロー達は、超能力や魔術によって空中飛行を可能にしています。ファルコンも空を飛ぶことができますが、その原動力は人工的に作られた翼によるものです。 この翼は機械工学に基づいて設計されており、取り外しも可能で、ソーラーパワーで動作するジェットエンジンを搭載しています。

13. ブラックパンサーがファルコンの翼をリメイクしていた

コミック版で悪役アンチ・キャップと戦った際、ファルコンは翼に大きな損傷を受けてしまいます。 彼の翼を修復しグレードアップしてくれたのは、ブラックパンサーでした。ブラックパンサーは、彼の故郷の産物であるヴィブラニウムという鉱石を使ってファルコンの翼を作り直したうえに、約15メートルにまで拡大してくれたのです。

14. ファルコンは“人に優しい”ヒーロー

『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』アンソニー・マッキー、クリス・エヴァンス
©︎ Walt Disney Studios Motion Pictures/Photofest/Zeta Image

マーベルコミックに登場する多くのヒーロー達の多くは、世界を変えたりもっとよくしたいという思いで戦っています。 一方で、ファルコンはより誰かを助けたいという思いを抱えたヒーローです。 コミック版ではソーシャル・ワーカーとしてハーレム地域に住む人々に手を差し伸べていますし、映画『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014年)では、退役した軍人をPTSDから救うカウンセラーという設定になっています。 ヒーローの中でも、より人に寄り添った活動をしているのがファルコンです。

15. アベンジャーズのメンバー、ファルコンの能力

ファルコン
© Walt Disney Studios Motion Pictures/zetaimage

ファルコンは、人工翼を使う元落下傘兵です。任務中に親友を失ったことにより、退役したという設定になっています。高い戦闘能力、ペットのハヤブサとの精神リンク能力、周囲の鳥の目を通して周囲を見る能力を有しています。 MCUでのファルコンことサム・ウィルソンは、軍での経験によって至近距離での戦闘を得意とし、ナイフの扱いにも長けています。また落下傘部隊員だったため、どんな位置からの砲撃も回避できるほどの姿勢制御能の持ち主です。 ファルコン役のアンソニー・マッキーは、マーベルに役作りのために5ヶ月のトレーニングと1食1万1000カロリーの摂取を求められたそうです。

16. ファルコンは『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』に登場している!

『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』セバスチャン・スタン
©︎ MARVEL STUDIO/All Star Picture Library/Zeta Image

MCUにおいて、ファルコン/サム・ウィルソンは2014年公開の「キャプテン・アメリカ」シリーズ2作目『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』で初登場しました。 窮地に陥ったキャプテン・アメリカとブラックウィドウはサムの家を訪ねます。ふたりは退役していた彼に一時的に匿ってもらおうと考えただけでしたが、かねてよりキャップを尊敬していたサムは、協力を申し出ます。 その後、ファルコンはキャプテン・アメリカ、ブラック・ウィドウとともに戦い、アベンジャーズの一員となりました。

17. ファルコンは『アントマン』にも出演!

アントマン
©DISNEY

2015年に公開された『アントマン』にもファルコンは登場。ポール・ラッド演じるアントマンとの戦闘シーンがあります。 トニー・スタークの倉庫に侵入しようとするアントマンをファルコンが発見、優位に戦闘を進めますが、最終的にアントマンに出し抜かれ、侵入を許してしまいます。 そこで出てくる彼のセリフが「この件キャップには内緒にしろ」。キャプテン・アメリカを尊敬していて、評価されたいと思っていることが伝わってくるシーンでした。

18. 『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でもファルコンは大活躍!

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
©︎ MARVEL STUDIOS/All Star Picture Library/Zeta Image

アベンジャーズの分裂が描かれるということで話題になった『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年)でも活躍を見せたファルコン。 本作では、ヒーローたちを国連の管理下に置く「ソコヴィア協定」の是非をめぐってアイアンマン陣営とキャプテン・アメリカ陣営が対立することになります。アイアンマンは推進派、キャプテン・アメリカは反対派です。 キャップを尊敬するファルコンはもちろん反対派につきます。彼らのほかに、クリント・バートン、ワンダ・マキシモフ、バッキー・バーンズがそれぞれの理由からキャプテン・アメリカ陣営に加わりました。

MCU新作ドラマ『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』でのファルコンの活躍に期待!

『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』
© 2021 Marvel

キャプテン・アメリカの相棒としてこれまで活躍してきたファルコン。スティーブが去ったあと、彼から受け継いだ盾を政府に返還してしまったサムが、新たなキャプテン・アメリカとして活躍し、世界各地で混乱を巻き起こしている原因を解決することはできるのでしょうか。 またサムは本作で、元相棒であるキャプテンの親友という微妙な関係のバッキーと新たにタッグを組むことになります。2人が相棒として信頼関係を築いていく過程にも注目したいですね。 『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』は、Disney+で毎週金曜日に新エピソード配信開始です。