「アベンジャーズ」メンバーのファルコンについて知っておきたい18のこと

2017年7月6日更新

キャプテン・アメリカの相棒として共に戦い、『アベンジャーズ』の新メンバーとなったファルコン。機械の翼で空を飛び、鳥と会話ができる彼の生い立ちから知られざるエピソードまでを紹介します。

1.ファルコンの原作設定/生い立ち

アベンジャーズメンバー唯一のアフリカン・アメリカンのファルコンはニューヨーク市ハーレムの出身です。10代の頃から人種差別に遭い、16歳で父を18歳で母を亡くしています。

彼は世を恨み犯罪に手を染め、元ナチス軍のレッドスカルと出会い、キャプテン・アメリカ側にスパイとして潜入させられるという設定です。

2.マーベルコミック初のアフリカ系アメリカ人ヒーロー

ブラックパンサーが初の黒人ヒーローに対し、1969年9月にデビューしたファルコンはマーベル史上初のアフリカ系アメリカ人ヒーローです。黒人系ヒーローであるにもかかわらず、名前にそれを予想されるような単語が入っていないという事に関しても彼は異例です。

ファルコンの初登場は『キャプテン・アメリカ』の117号。以来キャプテン・アメリカの中で活躍を続け、単なる脇役以上の人気物になっていきました。1970年代で、アフリカ系アメリカ人ヒーローとしては初めてアクションフィギュアが発売されたキャラクターでもあります。

3.もとは孤児だったファルコン

スーパーマンやバットマン、スパイダーマンなどのヒーローに倣って、彼も孤児だった過去を抱えています。

ファルコンことサム・ウィルソンはハーレム育ちです。父親はある日けんかを止めようとして巻き込まれ死亡、母は強盗に殺されてしまい、サムは天涯孤独の身となってしまいます。両親を失ったことから彼の心は荒み、悪事に手を染めるようになりますが、ファルコンとして正義のヒーローに生まれ変わりました。

4.閉ざされたままの過去

両親の死によって心を閉ざしてしまったサム少年は、ギャングの仲間入りをし“スナップ・ウィルソン”の異名を持つようになります。ギャングの一員として彼が何をしていたのかははっきりと描かれていませんが、ポン引きのようなことをしていたという説があります。

このような過去は、実写映画ではあまり描かれていません。理由としては、アフリカ系アメリカ人である彼の過去がポン引きだったという設定を観客の多くはあまり良いとは思わないからでしょう。人種問題に配慮した結果、ファルコンの過去は謎に包まれたままになっています。

5.ギャングから更生してソーシャル・ワーカーに

一度はギャングにまで落ちたサム・ウィルソンですが、ファルコンとして生まれ変わってからはハーレムに戻り、表向きはソーシャル・ワーカーとしてオフィスを構えています。

彼はまた、連邦議会員として立候補したこともありますが、その際にギャングだった過去が公にさらされてしまいます。自らの過去により苦しめられることになったサムですが、騒動を乗り越えソーシャル・ワーカーとしての職務に戻っています。

6.ファルコンは鳥と会話ができる

コミック版の設定では、テレパシーを使って鳥と意思疎通を図ることが出来るようになっています。

普通の鳥とも会話することが出来ますが、相棒はレッドウイングというハヤブサです。レッドウイングとは精神が繋がっており、ファルコンとキャプテンアメリカのヒーローとしての活動をサポートしたりもしている重要な存在です。

7.ファルコンを生み出したのはレッド・スカル

レッド・スカルはキャプテン・アメリカの宿敵。実は、サム・ウィルソンがファルコンになったきっかけをつくったのはレッド・スカルでした。

レッド・スカルは、キャプテン・アメリカへ向けたスパイとしてサムの記憶を改ざんし、鳥と会話できる能力を与え、レッドウイングと彼の精神をつなげたのです。しかしレッド・スカルの企みは失敗し、ファルコンとなったサムはキャプテン・アメリカのパートナーとなりました。

8.ファルコンはハーレムの英雄

マーベルコミックに登場するヒーローの一人、デアデビルは、昼間は弁護士の顔を持ち、夜はデアデビルとしてニューヨークの危険地帯であるヘルズキッチンで犯罪者と戦っています。

この設定はファルコンと良く似ています。彼もまた、昼間はソーシャル・ワーカーとして働きながら、夜は自分の住処でもあるハーレムの治安を守っています。しかし、なぜかファルコンのこの活動はあまりクローズアップされていません。

9.キャプテンアメリカの代理を務めたことがある

2014年、キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャーズが敵に敗れ死亡したと思われた際、代理を務めたことがあります。ファルコン扮するアフリカ系アメリカ人のキャプテン・アメリカは半世紀の間活躍をしていました。

ファルコン版キャプテン・アメリカは、現代社会が抱える問題解決にも積極的で、過去には国境付近で移民反対団体と戦ったりもしています。

10.キャプテン・アメリカとは血を分けた関係だった

長らくキャプテン・アメリカのパートナーとして共に戦ってきたファルコンは、なるべくして第二のキャプテン・アメリカになったといえるでしょう。実は、マーベルコミックが1996年から1997年に展開していた『ヒーローズリボーン』シリーズでも、二人の関係性が描かれています。

『ヒーローズリボーン』シリーズでは、ファルコンになる前のサムが第二次世界大戦に参戦していました。戦場で負傷したサムは、キャプテン・アメリカから血を分け与えられスーパーパワーを手にしています。この時から、ファルコンとキャプテン・アメリカの深い関係性は示唆されていたようです。

11.ファルコンの翼は人工的に作られている

多くのスーパーヒーロー達は、超能力や魔術によって空中飛行を可能にしています。ファルコンも空を飛ぶことが出来ますが、その原動力は実は人工的に作られた翼によるものです。

この翼は機械工学に基づいて設計されており、取り外しも可能で、ソーラーパワーで動作するジェットエンジンを搭載しています。

12.ブラック・パンサーがファルコンの翼をリメイクしていた

コミック版で悪役アンチ・キャップと戦った際、ファルコンは翼に大きな損傷を得てしまいます。

彼の翼を修復し、グレードアップしてくれたのは、ブラック・パンサーでした。ブラック・パンサーは、彼の故郷の産物であるビブラニウムという鉱石を使ってファルコンの翼を作り直してくれたうえに、約15メートルにまで拡大しました。