2019年8月27日更新

マーゴット・ロビー、ハーレイクイン役で知られる美女を徹底解剖 最新出演映画ではシャロン・テートに扮する

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可愛いだけじゃない!女優マーゴット・ロビーの魅力とは?

『スーサイド・スクワッド』のハーレイ・クイン役で大ブレイク!

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)でレオナルド・ディカプリオ扮する主人公の妻役を演じ、一気に注目を集めたマーゴット・ロビー。2016年にはDCコミック原作の『スーサイド・スクワッド』にハーレイ・クイン役で出演し大ブレイクしました。 オーストラリア出身で、可憐な見た目とは裏腹に、実は超アウトドア派という意外な一面も!そんなマーゴット・ロビーのプロフィールやプライベート、さらに出演作について、トリビアを交えて紹介していきます。

マーゴット・ロビーのプロフィール

マーゴット・ロビーは、1990年7月2日生まれ、オーストラリアのクイーンズランド州ゴールド・コースト郊外ダルビー出身の女優。2020年には30歳を迎えます。身長は168センチと、西洋人女性としては小柄なほうです。 名前のMargotは、日本語読みでは「マーゴット」ですが、英語読みでは最後の“t”を発音しないため、実際には「マーゴ」や「マーゴウ」に近い発音で呼ばれています。 実は超アウトドア派なマーゴット。サーフィンをしたり、牧場でブタを追いかけたり、バイクに乗ったりしている時が一番幸せだそう。これ以外にも飛行機に乗るのが好きだったり、スタントも自分でこなしたりと、オーストラリアの田舎育ちらしく、自然と体を動かすことが好きなようです。 アメリカに移ってからは、アイスホッケーの大ファンになったと言い、ジャージを着て大好きなニューヨーク・レンジャースを応援する姿が度々目撃されています。オーストラリアの地元は氷とは無縁の地だったため、アイスホッケーに憧れがあったようですね。

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インスタで結婚を発表 夫は映画監督

マーゴット・ロビーは2013年に、映画『フランス組曲』で監督アシスタントのトム・アッカレーと出会い、その後交際に発展。そして数年の交際を経て、ついに2016年12月18日に結婚。挙式はオーストラリアのバイロンベイで行われました。 マーゴットの公式インスタグラムに投稿された結婚報告の写真がキュートで、「マーゴットっぽくてかわいい!」と話題になりました。 2014年にはマーゴットとトムはロンドンでルームシェアしており、同じくルームシェアしていた二人の友人とともに製作会社「ラッキーチャップ・エンタテインメント」を設立しています。以来、公私ともに支え合っているのですね。

幼少期から女優になるまでのマーゴット・ロビー

両親はスコットランド系、母はシングルマザーで理学療法士、4人兄弟姉妹という家庭で育ったマーゴット・ロビーは、幼い頃から女優としてハリウッドで活躍したいという夢を持っていました。 サマーセット大学在学中にはその夢のために、 清掃員、サーフィンショップの店員、地元のサブウェイの店員という3つのバイトを掛け持ちしたとか!卒業後、女優としてのキャリアを築くためにメルボルンに移りました。 また子どもの頃のマーゴットは、祖父母の農場で多くの時間を過ごしたため、祖父母とは親密な関係にあり、今でも定期的に連絡を取り合っているといいます。 2008年からは、オーストラリアの長寿昼ドラ『ネイバーズ』にドナ・フリードマン役で出演。2011年まで同役を務めましたが、その年にアメリカのテレビドラマ『PAN AM/パンナム』のローラ・キャメロン役を獲得し、ハリウッド女優への一歩を踏み出しました。

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マーゴットの映画デビュー作はB級作品『ダークネス・ビギンズ』

マーゴット・ロビーの映画デビュー作は、2008年のB級映画『ダークネス・ビギンズ』。マーゴットは主人公ビジランテの元婚約者カサンドラを演じています。カサンドラはビジランテにプロポーズされた直後、暴漢に襲われて殺されてしまうという、登場シーンが少ない役柄でした。 本作は低評価で大コケしてしまった作品ではありましたが、マーゴット自身はその後『ネイバーズ』や『PAN AM/パンナム』出演など、テレビを中心に女優として着実にキャリアを積んでいきました。

実は『アバウト・タイム 愛おしい時間について』に出演していた!

さらに2013年には、イギリスのSFラブロマンス映画『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』にシャーロット役で出演していました。 「アバウト・タイム」は、『ラブ・アクチュアリー』などで知られる監督・脚本家のリチャード・カーティスの作品で、レイチェル・マクアダムスとドーナル・グリーソンが主演を務めたタイムトラベルラブストーリーです。 マーゴット・ロビーが演じたシャーロットは主人公ティムの妹キットカットの友だちで、自分の過去にタイムトラベルできるティムが最初に恋する相手。当時23歳のマーゴット、キラキラした長髪ブロンドがまぶしく、ティムでなくても一目惚れしそう!

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ブレイクした『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の撮影秘話

2013年に公開されたレオナルド・ディカプリオ主演の映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』。ディカプリオ演じるジョーダンの妻・ナオミを演じたのがマーゴット・ロビーでした。 実はそんな彼女は本作のオーディションで、レオナルド・ディカプリオの顔を引っ叩いたんだとか……?! オーディションで何か印象付けようとしていたマーゴットは、ディカプリオとのセリフのかけあいで「キスしてくれ」と言われたのに、引っ叩くというまったく逆の行動に出ました。 その直後はオーディションルームの誰一人動かず、完全に沈黙してしまったとか。しかしこれが功を奏し、監督のマーティン・スコセッシは爆笑、ディカプリオはマーゴットに「もう一度やるべきだ」と助言したそう。このアドリブで見事ナオミ・ラパグリア役をゲットすることができました。

さらに、ディカプリオ演じるジョーダン・ベルフォートとのセックスシーンの前にテキーラを3杯飲んだことを明かしています。 とても緊張している彼女を見かねて、撮影スタッフが「お酒を飲んでみたら?」とアドバイスしたそう。結果、このシーンは大変話題となり、マーゴットの演技が広く認められるきっかけとなりました。

アカデミー作品「バードマン」に出演する可能性があった

マーゴット・ロビーはアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のオファーを断っていたことがあります。彼女が断ったサム役は、最終的にエマ・ストーンが演じることになりました。 本作は2014年のアカデミー賞作品賞をはじめ4部門を受賞し、サムを演じたエマ・ストーンも助演女優賞にノミネートされました。マーゴットが演じるサムも見てみたかった気がしますね!

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ディズニー実写リメイク『ターザン:REBORN』でジェーン役に抜擢

2016年にはディズニーアニメ『ターザン』(1999)の実写リメイク版『ターザン:REBORN』に、ターザンの妻ジェーン役で出演。ジェシカ・チャスティンやエマ・ストーンの名が挙がる中、最終的にマーゴットがこの役をゲットしました。 ターザン役はテレビシリーズ『トゥルーブラッド』のアレキサンダー・スカルスガルドが務め、クリストフ・ヴァルツやサミュエル・L・ジャクソンも出演しています。

ターザン役のスカルスガルドは役柄のために、体づくりとダイエットを行っていました。 しかしマーゴットは細身になるよりは健康的な肉体のほうが良いと、ダイエットを拒否!撮影が行われたのはロンドンで、パブでイギリス料理を楽しんでいたようです。

マーゴット・ロビー演じる『スーサイド・スクワッド』ハーレイ・クインが超かわいい!

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』で一躍有名になったマーゴット・ロビー。しかしこれまでに、いくつかビッグチャンスを逃していた過去があります。マーゴットは元々『ファンタスティック・フォー』のスーザン・ストーム役の候補に挙がっていましたが、結局ケイト・マーラが起用されることに。 しかし、もしスーザン・ストーム役が決まっていれば、『スーサイド・スクワッド』のハーレイ・クイン役はなかったかもしれません。『スーサイド・スクワッド』はDCコミックスのスーパーヴィランたちが主役の映画。その中で異彩を放っていたのが、マーゴット演じるハーレイ・クインです。

ハーレイ・クインは元はハーリーン・クインゼルという精神科医で、ジョーカーのセラピーをしているうちに恋に落ち、脱獄を助けた人物。精神ショック療法で感情が歪められ、ジョーカーと同様にサイコパスの犯罪者になってしまいます。本作でジョーカー役のジャレッド・レト、デッドショット役のウィル・スミスと共演しました。 そんな極悪ヒロインなのに、マーゴットのハーレイ・クインは圧倒的に可愛い!見た目のインパクトは絶大で、女子たちがこぞってハロウィン仮装に取り入れるほどの人気なのです。

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スケート選手を描いた「アイ,トーニャ」でアカデミー賞にノミネート

ハーレイ・クイン役で世界的にも有名になったマーゴットは、2017年に実在のアイススケート選手トーニャ・ハーディングを演じて、アカデミー賞とゴールデングローブ賞で主演女優賞にノミネートされます。 フィギュアスケート界を揺るがしたスキャンダル「ナンシー・ケリガン襲撃事件」を、彼女の視点で描いた映画『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』。 1991年の全米フィギュアスケート選手権でトリプルアクセルという偉業を成し遂げたハーディングが、なぜライバルのケリガン選手を襲撃しなければならなかったのかを、彼女の半生を通して明らかにしていく物語です。 実はマーゴットは、アイスホッケーチームを応援するだけでなく、自らチームに所属して選手としても活動していました。ハーディング役が決まると、プロコーチを付けて週5回、1日4時間ものスケート訓練を4ヶ月間も行ったそうです。それでもスケーティングのシーンでは、プロスケーターのものとCGも使用されました。

出演最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でシャロン・テートを演じる

トーニャ・ハーディング役でさらなるステップアップを果たしたマーゴット・ロビーは、2019年のタランティーノ監督作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でディカプリオと再共演。しかも実在した女優“シャロン・テート”を演じるとあって、大きな話題となりました。 シャロン・テートとは1960年代に活躍したハリウッド女優で、『ローズマリーの赤ちゃん』や『戦場のピアニスト』で有名なロマン・ポランスキー監督の元妻。シャロンが妊娠中の1969年に、狂信的カルト集団「マンソン・ファミリー」の信奉者たちに惨殺されるというショッキングな事件に巻き込まれました。

映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は、その“シャロン・テート事件”をモチーフにしています。 可憐で愛らしいシャロン・テートをマーゴットが演じ、レオ様とブラピが初共演でW主演するタランティーノ作品と聞けば、否が応でも気になりますね!

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またマーゴット・ロビーのハーレイに会える!

ハーレイ・クインが主人公となるDC映画の最新作『バーズ・オブ・プレイ(原題:Birds of Prey(And The Fantabulous Emancipation of One Harley Quinn))』が撮影を終え、2020年2月7日に全米公開を控えています。マーゴットは本作で主演と製作を兼任。再びマーゴットのハーレイ・クインに会えます! 「バーズ・オブ・プレイ」とはDCコミックスのヒロインが集うチームで、メンバーはジャーニー・スモレット=ベル演じるブラックキャナリー、メアリー・エリザベス・ウィンステッド演じるハントレス、そしてエラ・ジェイ・バスコ演じるカサンドラ・ケインなど。しかしハーレイ・クインはこのメンバーには入っていないようです。 舞台は「バットマンのいるゴッサムじゃない、もっと無秩序な街」とのこと。ユアン・マクレガーが悪役ブラックマスクとして出演しています。ハーレイ・クインが本作でどのような活躍を見せるのか、今から楽しみですね!

キュートなのにパワフル!マーゴット・ロビー魅力全開の作品を観よう

オーストラリアの自然の中で育った、超アウトドア少女マーゴット・ロビー。ロンドンやハリウッドで凛々しく美しい女優として成長しました。彼女の魅力といえば、その健康的なスタイル美も。いつでも自然体なところが、最大の魅力でしょうか。 2019年には“ワンハリ”の他にも、シャーリーズ・セロンとニコール・キッドマンと共演する『Bombshell(原題)』の公開が控えています。 2020年以降も、ジェームズ・ガン監督のリブート作『The Suicide Squad(原題)』で再びハーレイ・クインを演じるほか、バービー人形の実写映画『Barbie(原題)』のバービー役や、ロビン・フッドの恋人マリアン役を務める『Marian(原題)』など、数々の主演作が待機中。 今後もさらなる活躍が期待されているマーゴット・ロビーから目が離せません!