小日向文世の悪役、ダメ役のはまり具合が凄い!出演映画・ドラマまとめ

2017年6月14日更新 13302view

日本の映画・ドラマで欠かせない存在の名脇役である小日向文世。小日向文世の人気のきっかけとなった作品など、下積み時代のエピソードも踏まえて数多くの出演作品の中からオススメの映画・ドラマを紹介します。

1:小日向文世のプロフィール

『サバイバルファミリー』

小日向文世(こひなたふみよ)は1954年1月23日に北海道に生まれた俳優です。

この優しそうな顔は当然父親役などにうってつけですが、小日向文世の真骨頂と言えば悪役でしょう。その優しげな顔がとたんに仮面のように見えるのです。現在映画・ドラマになくてはならない小日向文世が実は苦労人だった、などはご存知でしょうか?この記事では小日向文世の出演作品などを紹介し、演技派俳優と呼ばれるまでの半生を振り返りたいと思います。

2:小日向文世の若い頃は災難だらけ。遅咲き俳優小日向文世のデビュー時エピソード

小日向文世 『小日向文世 アメリカへ行く。』

小日向文世が俳優を志したのは22歳のとき。それまではデザイン、写真の専門学校で学んでいました。俳優の中村雅俊の付き人をつとめた後に「オンシアター自由劇場」に入団します。小日向文世は看板女優であった吉田日出子の相手役を務める人気俳優となります。しかしその劇団も1996年に解散。1993年に結婚していた小日向文世は同じ劇団員の女性と結婚し1995年に長男を授かりますが、その後は極貧生活に陥るのです。解散時の小日向文世の年齢は42歳。小日向文世はこの時のことを振り返り次のように述べています。

来た仕事すべてに手応えもあった。なぜそこまで自信があったのかというと、19年間、舞台をやり続けて来たという土台があるし、だからこそ期待に応えられるだけの芝居が出来ると思っていたから
引用:thepage.jp

小日向文世は舞台で培った確かな演技力を自信に、虎視眈々とチャンスを待っていたのでした。

3:ブレイクのきっかけは舞台『オケピ!』からのドラマ『HERO』レギュラー出演抜擢

HERO

三谷幸喜脚本・演出の真田広之、松たか子らと共演した2001年の舞台「オケピ!」での演技がフジテレビプロデューサーの目に止まり、木村拓也主演の大人気月9『HERO』での出演を機に注目が集まり、次々とドラマ・映画などで出演を重ねることになりました。

一期では勝村政信、二期では濱田岳演じる検事の担当事務官を演じた小日向文世は女検事好きの性格。温厚な性格ながら時折毒舌な様子も見せます。この二面性こそ小日向文世の演技の幅を見せるけることになりました。

4:連続ドラマ初主演は『あしたの、喜多善男- 世界一不運な男の、奇跡の11日間』

あしたの、喜多善男- 世界一不運な男の、奇跡の11日間

小日向文世が連続ドラマ初出演を果たしたのはフジテレビ系連続ドラマ『あしたの、喜多善男- 世界一不運な男の、奇跡の11日間』です。11日後の自殺を決めた小日向文世演じる中年男性が様々な出会いをする、という物語です。評価も高く、第25回ATP賞テレビグランプリ2008・ドラマ部門最優秀賞を受賞しました。さらに松田龍平の連続ドラマ初出演作品でもあります。

脇役というイメージの強い小日向文世が主演の連続ドラマ、ファンとしては見逃せない作品です。

5:『JIN-仁-』では名脇役の勝海舟役で活躍

JIN仁

大沢たかお演じる医師が幕末にタイムスリップする2009年公開の人気ドラマ『JIN-仁』で小日向文世は勝海舟役を演じました。小日向文世演じる勝海舟は実在の人物で、主人公の医師の医療に高い関心を示します。

ドラマ『JIN-仁』は最終話で瞬間最高視聴率29.8%を獲得しました。

6:『MOZU』でも小日向文世はレギュラー出演

WOWOWドラマ『MOZU』で小日向文世は津城俊輔役を演じました。警察庁警務局の特別監察官でありながら謎が多くミステリアスな人物です。

前述の同名ドラマの劇場版となる『劇場版 MOZU』にも小日向文世は津城俊輔役で出演しています。ドラマ版でも謎の多い存在だった津城俊輔ですが、劇場版でその正体が明らかになるのでしょうか。

7:小日向文世の初主演映画は『銀のエンゼル』

北海道を中心に活躍する鈴井貴之監督作品『銀のエンゼル』で小日向文世は主演を演じました。小日向文世演じる主人公はコンビニのローソンのオーナー役です。

8:映画『ALWAYS 三丁目の夕日』では川渕康成役で名脇役を努める

須賀健太演じる淳太郎を引き取ろうとする川渕康成はドライで庶民を見下しています。そんな冷酷な小日向文世もなかなかお似合いです。

9:実写化映画『重力ピエロ』では味のある父親役を演じた小日向文世

重力ピエロ

東野圭吾の同名小説の映画化で加瀬亮、岡田将生主演の映画にも小日向文世が出演しています。小日向文世演じる父の「俺たちは最強の家族だ」というセリフに感動された方も多いのではないでしょうか。

10:アカデミー賞ノミネート作品のリメイク版『サイドウェイズ』での主演

アカデミー作品賞にノミネートされた傑作、アレクサンダー・ペイン『サイドウェイ』のリメイク版に小日向文世が主演しています。ともに主演を務めた生瀬勝久との息のあった演技を見せています。

11:映画『犬飼さんちの犬』では犬嫌いな主演を演じる

犬飼さんちの犬

犬飼という名字なのに犬が嫌いな主人公を小日向文世が演じています。そんな主人公の家で犬を飼うことになってしまうのです。困ってる小日向文世もなかなか素敵です。

12:悪役がドはまり!映画『アウトレイジ ビヨンド』では第86回キネマ旬報ベスト・テン助演男優賞を受賞

北野武監督の『アウトレイジ』、続編の『アウトレイジビヨンド』でマル暴の刑事を演じた小日向文世はその温厚な顔とドスの効いた脅し文句とのギャップに痺れる演技をしています。

『アウトレイジビヨンド』での演技が評価され、小日向文世は第86回キネマ旬報ベスト・テン助演男優賞を受賞しました。