2017年10月31日更新

デヴィッド・リンチ監督のおすすめ映画8選

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デヴィッド・リンチ
©︎Brian To/WENN.com

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カルトの帝王デヴィッド・リンチ

デヴィッド・リンチ
アメリカ合衆国モンタナ州出身で、映画監督や脚本家、プロデューサー、アーティスト、ミュージシャンなど様々なジャンルで活躍するデヴィッド・リンチ監督は、数々のカルト映画を監督したことから、「カルトの帝王」と呼ばれています。 『エレファント・マン』ではアカデミー作品賞を含む8部門にノミネートや、『ブルーベルベット』で全米批評家協会賞、『ワイルド・アット・ハート』でカンヌ国際映画祭のパルム・ドールを受賞などの受賞歴があり、X JAPANの『Longing 〜切望の夜〜』のミュージックビデオを監督したことでも知られています。

監督の長編デビュー作にして、カルト映画の代名詞にもなった作品。監督1人が製作・脚本・編集・美術・特殊効果を担当!

lie_de_n 怖かったです(小並感)。 リンチ作品にしては、一回目でなんとなく大枠が掴めた感じ。 怖さや不気味さはピカイチ。 しかし結局よくわからん、けど見入る、んで面白い。
Yuichiroh__Inoue デビッドリンチ初監督作にして、問題作 インダストリアルミュージックとモノクロの映像美は、奇形愛に満ち満ちてる

実在した生まれつきの奇形でエレファント・マンと呼ばれた心優しい青年の半生を描いたヒューマンドラマ

エレファント・マン
taichimachima 19世紀のロンドンが舞台である実在した奇形の青年のお話。醜い外見ながらも「普通の人間」として必死に生きようとする主人公ジョンの様が本当に心に響く。フランケンシュタインや、キングコングに通じるところあり。ラストのジョンはしばらく忘れられそうもない。 ちょっと若いころのアンソニー・ホプキンスにも注目。
yuki12241 偽善が善に変わってゆく。人を変える力があるのは、やはり人間であったという事です。ジョゼフ・メリックの伝記映画とも取れる、テヴィッド・リンチの出世作。ホラー・サスペンス的演出を多用した、純粋なドラマ映画です。リンチ監督はまだ勉強しきれていないのでこれがスタンダードなのかは分かりませんが、非常に面白いです。 主人公の医師は、医学的好奇心から奇形のエレファント・マンを自らの手元に置いておいたハズ、そして彼の周りの人間達も、気味悪がって近寄ろうとしません。何が彼らを変えて行くのか、直接は描かれないけれどそれは分かりきっています。「人間見た目より中身」と言うは易しであるけれど、これ程に単純なテーマで深く描かれた映画を見た事が無いかもしれません。主人公達は、決して「いい人」ではないと思います。彼らは普通の人間であり、メリックと出会えたかそうでないかの違いに過ぎない。自らと異なる存在を恐れるという人間の本質を描いた作品は数多けれど、私が観た中では本作と『地球の静止する日』は突出している気がします。

監督の独特なセンスか光る古典SF映画の名作!映像美やクリーチャーの造形は観る価値あり!

roto37 壮大なSF作品。1984年の作品でこれだけの映像はすごいと思った。でも、ストーリーは王道的過ぎて単調。ちょっと飽きがくる感じ。

のどかな町にうずまく善と悪の葛藤。謎の解決を求めた青年は妖しい世界に足を踏み入れてしまい……

vincent2351 妖しくも綺麗な映画…究極にエロい(>_
Yuichiroh__Inoue アメリカの『明』『暗』が対照的に描かれている、リンチ作品としては、スムーズに鑑賞出来た デニスホッパーの悪役は、自分史上1位2位を争う極悪っぷり、FXXKって怒鳴り散らす様は圧巻

ツイン・ピークスという町で繰り広げられる連続殺人事件。監督の強い思い入れがある程の完成度とストーリー!

kaysakuragi Blu-ray版が発売になったので、それについて。画質はそれなりに向上。フィルム撮りの時代の物なのでフィルムの粒状性が目立つのは仕方なし。内容についてはリンチの映画なのでストーリーは気にせず雰囲気と映像と不気味さを楽しむべし。TVドラマ版の前日譚なのでドラマの方は見てなくてもそれなりに楽しめる…っていうか前述した通りリンチの映画だからストーリーの整合性を求めても…後年のロストハイウェイやマルホランドドライブ等に比べればストーリーとしてはまだまともな方。
bonkuraman69 上映当時に見てワケわからなかったので憤慨していましたが、見直してみました。 結論!デビットリンチの最高の映画ではないでしょうか! 冒頭のワケわからん女の意味の読み解き方に今から始まる不穏な世界への暗示を感じワクワクしました。古典的な手法で普通に撮っているのですが、それが気味悪いデビットリンチ節が炸裂します。語りや説明はないですがワケわからん女の時に説明していた事により、全てのカットに意味があると思わせる鬼畜ぶりを発揮します。さすがシュールレアリズム好きだけあり、なかなか解釈がムズいです(笑) また、テレビ版ではローラパーマーの死体から始まりますがその前日譚なのでどうやって殺されていくのかが話なのですが、テレビ版のホワイトロッジとブラックロッジの様にローラパーマーの光と影への葛藤や絶望に涙しました。 そう、これは暗黒版セカチューだと思います。 泣けます…

愛と欲と暴力に染まった男女の逃避行を描いたロードムービーでカンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞

Satoko_Suzuki これ、かなり好きです。 倒錯っぽいけど、ちゃんと成り立つストーリー。(デヴィット・リンチにしてはキチンとしてたんじゃないでしょうか) 異常にムンムンしてるニコラス・ケイジとローラ・ダーン。マッタリしたプレスリーの歌声もバッチリはまっていました!
Bloomin ワイルドなハートを持て余した 若いふたりの逃避行。 絡み合って、ぶっ飛ばして、傷付けて。 怒りが頂点に達したときに響くのはシュールでクールな メタルの重低音。 狂った世界で 欲しいのは愛だけで、 オズの空想は イノセントな彼女の願い。 自身を汚された記憶に 囚われる姿には、 決して消えることのない痛みを思い出す。 ラブミーテンダーには 吹いたけれど、 何故かじーんときちゃう ラブストーリー。

実話を元にしたロードムービー。ストレイトは病気で倒れた弟の元へ芝刈り機で350マイルの旅へ出る

ストレイト・ストーリー
____RiN____ とある老人が、長く絶縁状態の兄の危篤を聞き、農耕車で500キロ旅する話。音楽がいい。 あまり知られていないけど、実話ベースのお話です。リンチらしからぬほのぼの系ロードムービーなんですが、取材の細やかさとか、ちょこちょこ挟まるキリキリくるセリフは彼らしいのかなあ。個人的には、あの「キャリー」(もちろんオリジナル)のシシー・スペイセクの演技が一番の見所です。彼女は、本当にすごい。
SOHE0910 鬼才デヴィッド・リンチの異色作。 田舎にすむ老人(フォーンズワース)が、兄(ハリーディーン)が倒れたという知らせを聞き、昔から不和なのにも関わらず、兄に会うためトラクターで旅立つ。 良い意味でリンチらしくない、ほっこり系の映画。フレディさんのカメラワークも素敵でした(^^) これみてリンチ好きなった人が二作目で『イレイザーヘッド』とかみちゃったら大変だなぁ。笑

複数の視点やストーリーが複雑に交錯する作品。ハマったら何度も観たくなること間違いなし!

yamaneko1125 開始数分でツインピークスと同じ独特な雰囲気を感じられた。 一度観ただけでは疑問が多く残るが、二度三度と重ねると複雑そうな構成もある程度繋がっていけると思う。 観る人を選ぶ作品だが、好きな人はハマると思う。
agnowa デヴィッド・リンチ作品の中で多分一番好きです。物語が後半になるにつれていろいろ厳しい描写が増えてきます。他に観た人と解釈を比べたところ、私の知人のうちの一人とで結構違ってました(でも私自身の解釈のほうが妥当性あると思う)。欲望と現実と虚構のモザイクといった感じで、それを象徴的に表しているであろう舞台のシーンが非常に印象的です。適度にエンターテインメント性もあって見やすいと思います。