2017年7月6日更新

2015年公開のおすすめ映画ランキングTOP15【邦画編】

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バクマン。

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2015年の邦画は粒ぞろい!ランキング形式で15作品をご紹介します!

バクマン。
2015年に公開された多くの邦画の中からCiatrの編集部が特におすすめの15作品を、予告編や観た人の感想と共にご紹介していきます! 既に観たという人も、まだこれからという人も、是非ご参考にしてください!

【15位】「食べること」を通して人生を見つめ直すスローフード・ムービー

Yoko_Egami 夏編・秋編と続けて観ました。 ただまっすぐ素直に「食べること」について考えさせられました。景色も音も作られる料理も全て心地良くて、ため息が出る映画。 いただきますとごちそうさまはちゃんと言おうと思います。
HiroSeki170 緩やかにけれど急速に成長するのは、農作物も人間も同じ。 しかし料理をする女性の手の動きは美しいなぁ。
五十嵐大介の同名漫画を元に2014年8月に映画化された『リトル・フォレスト 夏・秋』の後篇となる作品。 都会の暮らしに挫折した主人公・いち子(橋本愛)が故郷岩手県の山村に帰り、自然に囲まれた自給自足の生活で自分を見つめ直していく姿を描いています。 季節を切り取った美しい映像と、旬の食材を使った美味しそうな料理が魅力的な作品です!

【14位】アイドル映画の枠を超えた青春感動作

Takay_Eiga とても良かった。本広作品やももクロちゃんのことを知っている人ならわかるような小ネタや役者がちょいちょい出てきて、飽きさせることがなかった。
nyamurarasu ももクロを一切知らない人にこそ見て欲しい映画。ももクロ知ってる身としては役でなく演者に感情移入しちゃうし、そうさせようと役の設定も変わってたりだからそれが出来ない人が見た時に彼女たちの演技の真価が問われると思います。ただ個人的な好きな映画ランキングのトップの座が変わりました。オタクに媚びた小ネタがなければよかったのに。
『踊る大捜査線』シリーズの本広克行と『桐島、部活やめるってよ』で脚本を担当した喜安浩平が青春小説『幕が上がる』を映画化。 人気アイドルグループ「ももクロ」こと「ももいろクローバーZ」の5人を主演に迎え、ある高校の弱小演劇部員たちの友情と成長の物語が描かれています!

【13位】あまりの過激さに出版拒否され続けた小説が原作

mataro_mince かつてイケイケのやくざだった男。抗争で四肢を失うもかつての兄弟分から仕事を請負い取立を生業とする。その非道なやり口に悩むも組織に縛られ続ける子分やその周りとの人情劇「木屋町DARUMA」十三。吉本芸人がVシネ濃度を200%にする。ラスト10分、見たことない武田梨奈をすぐに見ろ。2015年10月6日 R指定もなくあっさり飲み込めるお話し。素晴らしい絵も演技も数分の吉本弁の芸人がステレオタイプやくざで全て底から混ぜこぜにしてしまう。
過激過ぎる描写で電子書籍のみでの販売となった丸野裕行の同名小説を、俳優としても活躍する榊英雄が映画化した衝撃作です! 四肢を失いながらも闇金融の取り立て屋として生きる主人公をベテラン俳優遠藤憲一が熱演。

【12位】全篇にブッチャーズの楽曲を使用したロック映画

pupil_f27 爆音BGM、自分という存在を確かめるかのようにもがく若者、対比する大人、全て眩しかったです。 アングラの世界観に溶け込む俳優達がすごくいい。綾野剛の演技力は計り知れない、、
swingby2355 カッコいい音楽を爆音で聴きながら観る先の読めないストーリー、最高。劇場で観ないともったいない。ラストが良く分からず、しばらくしてそうマンガか!と納得。でもどこから?と考えるのも楽しい
ロックバンド「bloodthirsty butchers」の楽曲から着想を得て制作された石井岳龍(いしいがくりゅう)監督作品。 染谷将太演じる主人公大黒と闇の組織との戦いが、激しくもクールな映像で描かれています。

【11位】ベストセラー少女漫画を実写化した青春ラブコメディー

oddo 漫画も面白いけど、映画も面白かった! 健太郎やばい♡
ma_ki_31_04 ラブコメ映画! 桐谷美玲さんの顔芸が最高♪ コメディーが多めなので ラブストーリーを求めちゃだめ。 女子より男子の方が高評価になる気がする。
幸田もも子による同名人気少女漫画を映画化した本作は、幼馴染みと結ばれるはずだと信じる自信過剰な少女がさまざまな騒­動を巻き起こすラブコメディーです。 ヒロイン桐谷美玲の変顔や丸刈り姿は必見!

【10位】落ちこぼれ女子高生が一発逆転!

aya10_k5 母親からの愛情を受けて成績はビリだが人間的魅力に溢れたさやかが、ビリから這い上がって慶應合格を目指す話。実際は家庭内不和で無期停学だった進学校のビリ生徒がやる気を出したら地頭が良くて慶應受かったよっていう話らしいが。 大衆が勇気をもらえる話になっているし、その方が見ていて気持ちいいからいいけど、グロテスク版があったらみてみたい。有村架純なんて清純な、純粋な架け橋の有る村の子ではなくて、誰がいいかなぁ、片山友希とか二階堂ふみにやってもらいたい。いろんなビリギャルを見てみたい笑
衝撃の実話を元に書かれたベストセラー『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』を映画化。 監督に『ハナミズキ』の土井裕泰、主演に有村架純を迎え、成績学年最下位の女子高生が目標に向かって突き進む姿を描く感動作となっています。

【9位】アンジェラ・アキの名曲を新垣結衣主演で映像化

EllyMimy 原作はアンジェラ・アキの『手紙』に触発されて書かれたとのことです。 五島列島を舞台に臨時教師と生徒たちの交流が合唱を通して描かれてます。 新垣結衣演じる教師の心の傷や生徒達が抱える辛さなどが胸に刺さりました。 歌って、音楽って、やっぱりいい! 爽やかで心暖まる作品でした。 最近、木村文乃さんが好きだ〜!
アンジェラ・アキの名曲『手紙 ~拝啓 十五の君へ~』をモチーフにある中学の合唱部員と悲しい過去を抱える臨時教員のピアニストの交流を描いた作品。 舞台となった長崎県五島列島の美しい景色と、主演を務めた新垣結衣の瑞々しい演技に注目です!

【8位】好きに向かって全力で突っ走る青春ロードムービー

Riho 譲れないほど熱中できる何かがあって、周りから見れば痛いくらい夢中になれて。そんな青春時代が体現されたロードムービーだと思います。 訳のわからないポリシーやじれったい友情。ぜんぶぜんぶめんどくさいけど、純粋な愛なんだと伝わってくる。 捻くれてるけど、まっすぐ。そんなめんどくささが、クリープハイプらしさである気がした。
niida 福岡住みでクリープハイプファンの女子高生四人がチャリで東京のライブに行こうぜって話。 台本あるのか、これ?ってくらい彼女たちの女子高生ノリや雰囲気が自然だし、本当にそのもの過ぎていい意味で驚いた。 途中喧嘩するところで一人だけクリープハイプ好きがいき過ぎてて、少し引いてしまったが、あとのシーンはこういう女子いるわぁっていう共感が大きかった。 クリープハイプ好きならより良いけれども、クリープハイプ好きでなくても楽しめると思う。
人気ロックバンド「クリープハイプ」のファンである福岡の女子高生4人が、ライブのため自転車で東京を目指す物語。 主演の4人全員が当時本当の現役高校生で、さらにはそのうち3人が演技未経験だったということもあり、リアリティ溢れる若さと熱いエネルギーが全開の青春映画になっています。

【7位】笑って泣ける時代劇

maifuchigami もっと知識があったら深さが出てくるのかも。こういう時代があったのだなぁと思って見てた。 役者も素敵な人が揃っていて、いろんな感情も感じることが出来た作品でした!
tenten_ges 大きな問題なく(すべての人間な幸せな道を行くから)安心して見れる映画だった。
劇作家・井上ひさしが11年をかけて執筆した時代小説を映像化。 政府公認の縁切寺を舞台に江戸時代の離婚事情をコミカルに描いた傑作です! 主役の御用宿の居候役に大泉洋、離縁を求めて寺に駆け込む女たちを戸田恵梨香、満島ひかりらの実力派が演じています。

【6位】累計1500万部超の大ヒット漫画を映画化

Yousuke_Koizumi 素晴らしい映画でした。 もっと、評価されていいと思います。 ツッコミ所も多いけど、とっても楽しい映画でした。 エンディングロールで、又一段とテンションが上がり、もてなし感がはんぱなかったです。
yaemugura 細部まで愛を感じた。 飛びたくなる。
『デスノート』の大場つぐみ・小畑健コンビによる大ヒット漫画『バクマン』を完全映画化。 コンビを組んで漫画家を目指す主演の2人を演じた佐藤健と神木隆之介の共演や原作とは異なる結末にも注目です!

【5位】愛について描く群像劇

yusaichiku 自分の思い通りには 何も動かない。 抱きしめてあげること、 抱きしめられること、 その尊さ。 何一つ解決なんてしてないけど、 希望は感じる。 同時に絶望だってある。 人生は長いけど、 みんなが愛し愛されて欲しい 抱きしめ抱きしめられて欲しい。
swingby2355 子どもたちがスゴく良かった。特に先生が出したある宿題の感想を話すところで急にドキュメンタリーみたいになるんだけど、とても演技とは思えないほど生き生きとしてて、あんな憎たらしかった子もみんなかわいかったです。
学級崩壊や児童虐待を通して愛について描いた中脇初枝の小説『君はいい子』を映画化した作品です。 高良健吾演じる学級崩壊に悩む新任教師や尾野真千子が演じた子供を虐待してしまう母親など、さまざまな側面から愛という普遍的なテーマに迫ったヒューマンドラマ。

【4位】今の日本の姿を痛々しくも切実に描いた傑作

____RiN____ 「役が抜けないってのは、自分が下手ですって言ってるようなもんだ。カットの声がかかったらすっと自分に戻って、涼しい顔でお疲れさま、これができなきゃ俳優じゃないよ。だって、次の舞台では別人にならなくちゃいけないんだから。」 いつか読んだインタビューで、ベテラン舞台俳優の口からそんなことが語られていて、プロフェッショナルってのはそうじゃなくっちゃいけないのかなあ、凄いなあ、なんて思ったりしたものですが、この映画の主演篠原篤さんはこう語っています。 「撮影が終わってからずっと使い物にならなくて、直後は二か月くらい部屋に閉じこもったままでした。」 おそらくこれは、職業俳優としては、良いことではないのでしょう。しかし、そうした拙さ、懸命さこそ、間違いなくこの映画に無二の煌めきを与えた大きな要因でした。 橋口監督はこの映画を撮影するにあたって、演劇ワークショップを開き、意図的にほぼ無名の三名を主役に据えたそうです。「アマチュアに近い俳優たちが、それぞれの限界を超えるものでなければ、彼らの未来につながるものになりません。」映画を観終わって、パンフレットのこの一文を読んだとき、ああ、この映画がこんなにも救いに満ちているのは、監督のこの優しさゆえなんだな、と、体の中心がジワリと温まるような思いがしました。この、監督の親心を受けて、期待通り限界を超えた主演三名のひりひりするような演技は、衝撃的ともいえるものです。 最後半に、主人公が博多弁で独白するシーンがありますが、それこそ「恋人たち」についての独白なのですが、そのシーンがあまりにも魅力的で、胸に詰まりました。印象的とかそういう言葉で片付けられないほど突き刺さりました。変な話ですが、羨ましいとすら思った。そこまで想われること、想うことを。 恋人を殺された男、恋した人に裏切られた男、夢物語にすがろうとした女。小狡くみっともなくも、懸命に愛そうともがく三人は、醜く愛おしくて、終始心がひっかきまわされました。 日常に転がる、死にたくなるような絶望の中でも、空は青くて、優しい人はいて、思わず笑っちゃうことだってあって、死にきれない。なんとか生きていく。 「笑うのはいいんだよ。腹いっぱい食べて笑ったら、人間なんとかなるからさ。」 こんなの、泣くしかないじゃない。 余談ですが、映画界において煙草と言えば、ハードボイルド、アウトローを演出する小道具なので、ここまで喫煙を醜くみっともないものとして切り取った映画って珍しい気がします。
niida 号泣必至! メインの人物が3人いるのだけれど、多くの映画ならたいてい中途半端だったり、足りなかったりするものだがこれは違った。 どれもしっかり描かれている。 僕は妻を亡くした男の人の話がグッときすぎて、観てるこちらが辛くなり、心がきゅぅっとなった。 心がものすごくきゅっとなって辛いのに観終わった後に後腐れとかがなく、観てよかったという(何かすっと楽になる感じ)この作品は本当に素晴らしいと思う。 人生でいつこの人たちのような状況になるかもわからないし、まわりや自分に絶望しまくるかもしれない。 その時、僕もあんな上司みたいな人がいてくれたらいいなぁ。 僕は観終わってすぐの評価としては★3.5くらいだったけれど、後から後からジワジワ来ました。
『ぐるりのこと。』で高く評価された橋口亮輔監督が7年ぶりに手がけた長編映画。 妻を通り魔に殺害された男を中心に、家族と生活しながらも孤独を感じている主婦や、同性愛者の弁護士など、さまざまな事情を抱えた人々の物語を丁寧に紡ぎだした感動の人間ドラマです­。

【3位】原作ファンも納得の是枝監督最高傑作

mayuriiim ゆっくりと穏やかな時間と空気の流れが心地よい映画。 鎌倉の美しい景色と美味しいものがたくさん出てきて、そんな中に4人の美人姉妹あり。漫画にほぼ忠実だという印象。 俳優陣の豪華さがとてもある。
Ayano_Tosa どの登場人物にも感情移入できる映画。女性の立場だからかも。長澤まさみがセクシー、すずちゃんかわいい。
突然届いた父の訃報をきっかけに3人から4人となった姉妹のそれぞれの心情や新しい生活を丁寧に描き出したヒューマンドラマ。 主演の4姉妹を綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずという豪華キャストが演じています。

【2位】語りついでいかなくてはいけない「痛み」

suzuki 体感する映画です。 映像は生々しく、本当に目の前でおきていることのようでした。 飢えと恐怖に満ちた極限状態で、どう生きるか。登場人物はみな悪人ではなく、戦争さえなければ普通の人だったでしょう。そのことが、自分だったら…ということを否応がなく突きつけてきます。 目を背けたくなるような映画ではありますが、戦争というものの恐ろしさについて考えるきっかけになると思います。 おすすめです。
Takeshi__Tagawa 美しい自然をドロドロした人間が歩く… 観るべき映画と感じます。
1951年の同名小説をもとに、第2次世界大戦中のフィリピンで極限状態に追い込まれた日本兵の姿を描き出した塚本晋也監督『野火』。 目を背けたくなるほどの刺激的な映像は、今までの戦争映画とは比べ物にならないほど戦争の苛酷さや無情さをまざまざと描き出しています。 戦争を知らない全ての人が見るべき傑作です。

【1位】日本が誇る大女優・樹木希林の存在感に脱帽

kappy421 樹木希林さんの凄さ 妹にオススメされてからずっと見たいと思っていて、やっと見れた映画でした。 優しさが流れてる映画。 深い哀しみに触れたことがないとなれない人間の姿がありました。 誰か大事な人を守り切れなかった、かばいきれなかった経験って、小さなことから大きなことまで色々でも、誰もが持っているのでしょうか。思い出してしまうことがあると、店長さんのあの傷は辛くてたまらないんじゃないでしょうか。(私はそうでした) ラストの「何にもなれなくても…」の言葉、今の時代だからこそ改めて送りたい言葉なのかもしれない。
nerikiriko 胸をしめつけられるような、静かで切ない作品
ハンセン病の元患者と、中年のどら焼き職人の交わりを描いた『あん』。 監督は世界で活躍する河瀨直美、主演は日本を代表する名女優の樹木希林が務めました。 老女が尊厳を失わず生きようとする姿を丁寧に紡ぐ人間ドラマは高く評価されています。 河瀨直美の持つ文学性と重厚なテーマ、ストーリーが完璧に融合した傑作。Ciatrが自信を持っておすすめします!