2019年9月26日更新

前田公輝「デスノート」「ハイアンドロー」出演俳優の子役時代からの軌跡をたどる

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『HiGH&LOW THE WORST』
(C)2019 髙橋ヒロシ(秋田書店) / 「HiGH&LOW」製作委員会

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前田公輝(まえだごうき)、6歳から活躍する俳優のカメレオンっぷりを出演作と共に紹介

6歳で芸能界デビューを果たし、その出演ドラマ数は50作を既に超えている前田公輝。幼い頃から演技を磨いているだけあって、どの作品、どんな役でも見事に自分のものにし続けています。 この記事では、前田のデビューからの軌跡を出演ドラマ・映画と共に紹介します!

基本的なプロフィール【特技はアクションと空手】

前田は1991年4月3日生まれ、神奈川県出身の俳優です(2019年9月現在28歳)。そのイケメンな容姿からジャニーズに間違われることもたびたびあるそうですが、子役の頃からホリプロ所属の俳優として活動しています。 そんな前田の趣味はボウリングとビリヤード。休日にふらっとでかけるそうです。趣味までイケメンですね!ビリヤードは数学っぽくて好きとのこと。家族との仲も良く、みんなで遊びにでかけることも多いようです。さらに、特技はアクションと空手というマルチぶり。「ハイアンドロー」などのアクションシーンで役に立っていそうです。

映画『HiGH&LOW THE WORST』が2019年10月4日公開

『HiGH&LOW THE WORST』
(C)2019 髙橋ヒロシ(秋田書店) / 「HiGH&LOW」製作委員会

前田が出演する映画『HiGH&LOW THE WORST』が2019年10月4日に公開されます。その役所は、鬼邪高校全日制でトップに君臨する轟洋介(とどろき ようすけ)。眼鏡が特徴で、知性を兼ね備えながらも不良の頭として強さを追い求めています。 前田は2016年の『HiGH&LOW〜THE STORY OF S.W.O.R.D.〜 シーズン2』以来の「ハイロー」作品への出演であり、ファン待望の再登場となります。 次の見出しからは、前田のデビューからの歴史を出演作を絡めながら紹介していきます!

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1997年:芸能界デビュー

1997年、当時6歳だった前田はホリプロの養成所であるホリプロ・インプルーブメント・アカデミーに1期生として事務所に所属します。このとき兄と妹も一緒に入所。以来、子役として少しずつドラマに出演するようになります。 そして、2001年度のNHK教育のドラマ『さわやか3組』で、前田は主役に抜擢されます。この番組は1987年から20年以上に渡って放送された教育ドラマ。彼は第15期栃木県足利市編の主人公、村上晴夫役を演じました。

2003年:『天才てれびくんMAX』のてれび戦士として3年間出演する

その後前田は2003年から3年間、NHK教育の人気番組『天才てれびくんMAX』にてれび戦士として出演。てれび戦士3年目にもなるとMCを務めるようになり、お兄ちゃんでリーダーのような存在となります。 ちなみに、天才てれびくんの「てれび戦士」はタレントとして活躍するウエンツ瑛士や、ジャニーズ所属の生田斗真らを輩出しています。

2008年:映画『ひぐらしのなく頃に』で主演に抜擢!

前田は2008年、映画『ひぐらしのなく頃に』で主人公・前原圭一を演じました。これが、映画初出演にして初主演。さらにPCゲームやアニメから根強いファンがついている人気作品であったため、かなりの不安を感じたとのこと。 演技中についつい上を向いてしまう癖があり、それを克服するために何度も役に向き合ったそうです。最後には撮影現場を訪れていた原作者に、「前原圭一が見えた」とお墨付きをもらいました。前田にとっても自分の自信につながる作品だったようです。 『ひぐらしのなく頃に』は、架空の村である雛見沢村(ひなみざわむら)で起こるミステリーです。4年間同じ日に1人が死に、1人が行方不明になるという事件が発生していて、村の人々は神社の祭神である「オヤシロさま」の祟りだと畏れています。都会から引っ越してきた主人公、前原圭一は、この一連の怪奇事件に巻き込まれていくことになります。 本作は興行収入2億円を突破するヒット作となり、2009年には続編が公開されました。

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2008年:「ごくせん」第3シリーズで青メッシュヤンキーに

ドラマ「ごくせん」第3シリーズでは浜口公輝役として出演し、9話の主要人物も務めました。青いメッシュの髪とギターが特徴のキャラクターです。 第3シリーズは「Hey! Say! JUMP」の高木雄也、三浦春馬、石黒英雄、三浦翔平などが出演していました。

2011年:「花ざかりの君たちへ~イケメン パラダイス2011」では空手男子を演じる

2007年に放送された『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』のリメイク作で前田は、空手部四天王の一人である北花田剛という役を演じました。特技の空手がここで生かされたようです。 本作には前田敦子や中村蒼、満島真之介、浅香航大などが出演していました。

2015年:ドラマ「デスノート」の松田桃太がそっくりだと話題に

子役の頃から活躍してきた前田公輝ですが、その名前が幅広い世代に知られるようになったきっかけがドラマ『デスノート』です。前田はこの作品で“キラ対策室”のメンバーである松田桃太を演じ、原作に似ていると話題を呼びました。 自身も作品のファンだったという前田公輝。松田桃太が自分に似ているのは髪型のおかげだ、と謙遜した上で、原作に忠実に再現するべく仕草などにこだわって演じたと言っています。『ひぐらしのなく頃に』で学んだ「役と向き合う」姿勢がこの作品で生かされて、今回の反響を呼んだようですね。 2015年に放送されたドラマ『デスノート』は、高校生の夜神月(やがみらいと)が死神の落し物であるデスノートを拾うことから物語が始まります。名前を書かれた人物を死に追いやる危険なノートを巡って、夜神月と名探偵Lを中心に物語が展開していきます。 夜神月の父総一郎は警視庁捜査一課をとり仕切る警部。前田演じる松田桃太は、夜神総一郎の部下として夜神月が引き起こす事件に関わっていきます。

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2016年:「HiGH&LOW〜THE STORY OF S.W.O.R.D.〜 シーズン2」で「ハイロー」メンバーに

鬼邪高校「HiGH&LOW THE WORST」
(C)2019「HiGH&LOW」製作委員会

2016年に放送された「HiGH&LOW〜THE STORY OF S.W.O.R.D.〜 シーズン2」にて前田は「ハイアンドロー」メンバーとなります。本作で前田演じる轟がなぜ不良になったのか、そして山田裕貴演じる村山とのライバル関係が描かれました。

前田公輝の出演作がもっと見たい!「名バイプレイヤー」の道を進むのか

作品や役柄によってガラッとイメージを変える前田。その変幻自在さは、幼い頃からの役作りへの探求の賜物なのでしょう。 名脇役としての立ち位置が確立しつつありますが、今後はもっと主演作などを見てみたいですね!