2024年2月16日更新

『ハイキュー!!』山口忠は谷地と結婚?サーブやなぜキャプテンに選ばれたのかなど解説

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ハイキュー!!
(C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS

山口忠はバケモノ級な1年生が揃う烏野高校バレー部に入部した1年生。ツッキーに憧れる彼は烏野で大きく成長、3年時にはキャプテンも務めました。 本記事ではそんな山口忠にスポットを当て、選手としての強さや将来の進路、結婚の噂、月島との関係性、活躍、名言などをまるっと解説します! ※この記事は『ハイキュー!!』の重要なネタバレを含みます。

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『ハイキュー!!』山口忠のプロフィール

身長 179.5cm→180.0cm
体重 63.0kg
誕生日 11月10日
学年・年齢 1年・15歳(初登場時)
高校 烏野高校
ポジション ミドルブロッカー(MB)
背番号 12
ジャンプ最高到達点 315cm
好きな食べ物 ふにゃふにゃになったフライドポテト
最近の悩み カワイイ女の子が話しかけてきたと思ったらツッキーのことばっか聞かれる
声優 斉藤壮馬

『ハイキュー!!』の主人公チーム烏野高校バレー部。山口忠(やまぐちただし)は日向翔陽(ひなたしょうよう)や影山飛雄(かげやまとびお)と同じ1年生で、月島蛍(つきしまけい)とは小学生以来の仲良しです。 身長は179.5cmと部内では上から5番目、同学年では3番目と結構身長が高い!主将の澤村大地は176.8cmですので、意外にも主将よりも大きいです。 山口が担当するポジションはミドルブロッカー、主にブロックを行うポジション。身長が高い山口が担当するのも納得ですね。レギュラーではありませんが、月島をはじめとする1年生たちに感化され、成長していきます。

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そばかす男子登場にテンション上がったの懐かしい

【結婚】山口忠と谷地仁花が結婚!?

公式から山口と谷地仁花(やちひとか)が結婚したという情報は出ていません。高校卒業後、田中龍之介(たなかりゅうのすけ)と清水潔子(しみずきよこ)の結婚が判明。 そこから、じゃあ谷地ちゃんが結婚するなら?という流れで山口の名前がファンの間で挙がっているようです。その理由は、山口が初対面で「かわいい」と異性として谷地を意識していて、名字が山と谷で対になっていたから。 そんな未来がいつか描かれるのだとしたら、楽しみですね。

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東京と仙台で遠距離恋愛中って……コト!?だとしたらなんか尊い

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【主将】山口忠はなぜキャプテンに?

山口の代は、コミュ力はあるものの人をまとめるタイプではない日向、コミュ力に難ありで天才肌の影山、同じくコミュ力に乏しく協調性に欠ける月島といったくせの強い顔ぶれです。この3人は誰が主将になっても、ほかの誰かと衝突してしまうでしょう。 そう考えると山口は、この難ありな3人ともうまくやれるタイプ。彼なら後輩の面倒見もいいでしょうし、1年時に培ったメンタルの強さも持っているので、まさに適任といえます。

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相談もしやすいまとめ上手なすごくいいキャプテンになりそう

【その後】山口忠の高校卒業後の進路は?

高校卒業後の山口は大学へ進学。4年生の時点で、地元宮城県の家電メーカーへの就職が決まっています。この頃には髪もさっぱりと切っていて、前髪もかなり短め。 ブラジル武者修行から帰国した日向を空港まで迎えに行って月島への土産を預かり、それを飲み屋で月島に渡していた山口。4年経っても相変わらずバレー部メンバーとうまくやっていることが窺えます。 最終巻の背表紙に描かれているスーツ姿のサラリーマン山口も必見!

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オドオドしなくなった山口って人当たりいいしすごく世渡り上手そう。意外と出世するのでは?

【強さ】試合に出るためにジャンプフローターサーブをひたすら練習

身長が高い山口。しかし1年生の中では唯一スタメンではありません。みんなに置いて行かれたくないと感じた山口は、烏野町内会チームの嶋田誠にジャンプフローターサーブを教わるようになります。 そして迎えた青葉城西戦。ファイナルセットで点数を突き放された鳥野の流れを変えるための“1本”。ピンチサーバーとして山口は出場することになります。 しかし、緊張でガクガクの山口。彼のサーブは、ネットを超えることはありませんでした……。ですが、主将の「次、決めろよ」の台詞でチームの心はひとつになり、試合の流れが変わりました。

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再度の青葉城西戦でついに覚醒!

再び青葉城西と戦うこととなった鳥野高校。青葉城西に23 - 19の5点リードを取られた時、山口はまたも重要な場面でピンチサーバーとして出場することになります。 第1投、山口の放ったサーブは不規則な変化を見せ、相手も対応できず見事に点を取ることに成功します。続く2投目もサービスエース。3投目はレシーブこそされるものの相手のスパイクを胸で受け止める体を張ったプレイを月島蛍が繋いで決めます。さらには次のサーブもネットに当たるもそのままイン。 5投目も成功し、6投目でとうとう青葉城西に点を取られてしまいますが、山口が入ってからなんと5回連続でポイントを取ることに成功します。 今まで目立った活躍もなく、地味だった山口。サーブを失敗し悔しい思いもしました。そんな山口が覚醒、大活躍することができたのです!努力が実を結んだ瞬間に、感動の名シーンでした。

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やっと報われた…!って号泣した青葉城西戦。成長がエグい。

【関係①】山口忠と月島蛍とは小学生の頃から仲良し!

ハイキュー!! 月島
(C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!! セカンドシーズン」製作委員会・MBS

山口忠は小学生の頃、顔のそばかすと細い体のせいでイジメられていました。ある日、山口がいじめっ子たちから嫌がらせをされていた時に、たまたま通りがかった月島が「カッコ悪」と一刀両断し助けたのです。 月島は山口を助けたつもりはありませんでしたが、いじめっ子たちに何を言われても笑顔で受け流す図太さは山口にとてもカッコ良く映り、その瞬間から彼が憧れの存在となりました。 後日、強くなるためにスポーツをしようとバレークラブを覗いていた山口は、偶然に月島を発見し助けてもらったお礼を伝えたのです。 月島はそのことを忘れていましたが、バレーの話で盛り上がります。山口が彼の兄を褒めたこともあり2人の距離は縮まりました。それ以来2人で月島の兄の試合を見に行くほどの仲になり、月島が大好きな山口はいつも彼にくっついて行動するように。 高校でも山口は「山口うるさい」など月島に暴言を吐かれても、笑顔で「ごめん、ツッキー」と言いながら楽しそうに一緒にいます。

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合宿で山口と月島がケンカ!?

山口は夏合宿で月島と初めて衝突します。合宿中にチームメイトたちが必死に練習する中、月島は1人自主練にも参加せず新しい技術にも挑戦しません。 いつもカッコイイ月島が、自分より小さい日向に引け目を感じ才能を伸ばしていかないのを、山口は“彼らしくない”と感じていたのです。 そしてついに梟谷のエース・木兎(ぼくと)からの自主練の誘いを断る月島を見て、「最近のツッキーはカッコ悪いよ!」と言います。「身長も頭脳もセンスも持っているんだから日向よりすごい選手だって証明したらいい」と続けました。 月島は「絶対1番になれないのに、みんなどんな原動力で動いてるんだよ!」と言い返しますが、山口は彼の胸ぐらをつかんで、「そんなモンッ!プライド以外何が要るんだ!」と言い切ったのです! 今まで自分についてくるばかりだった山口の言葉が響き、これをキッカケに月島のバレーに対する考え方は変わっていきます。

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88話は当時放心状態になった。山口に感情移入しすぎてしんどかったな…

【関係②】嶋田との師弟関係がアツい!

山口と嶋田は、ジャンプフローターサーブ以外にもアドバイスをもらったり、励ましてもらったりと、師匠と弟子のような関係です。いつも一緒に練習しており、嶋田は「忠(ただし)」と下の名前で呼んでいます。 はじめは緊張と恐怖で思うようにプレーできなかった山口。そんな彼の成長を見守っていた嶋田は、春高予選の青葉城西戦で彼の攻めのサーブがキレイに決まった時は、声も出さずに拳を握りしめるほど喜んでいました。 また嶋田は「いつも通りのサーブ」をするために、心を落ち着かせる方法を伝授。山口は椿原戦ではその方法を実践し、体育館の非常灯を「リセットの視点」として心を静め、見事サーブを決めたのです。 しかし次の稲荷崎戦では非常灯が見えなくなっており、山口は激しく動揺してしまいます。応援席にいた嶋田はそのことに気づき、山口の目線の位置までダッシュ!汗だくになりながら、練習で一緒に使っていた「嶋田マートの袋」を山口に見えるように掲げたのです。 それに気づいた山口はいつも嶋田と練習しているコートを思い出し、いつも通りのジャンプフローターを打つことができました。そして見事、サービスエースを勝ち取るのです。

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フツメン師弟コンビなんだかほんわかしていて和む

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【名言】山口忠の努力家な名セリフを紹介

これから先も1年で俺だけ試合に出られないのは嫌だから

該当巻 5巻36話

嶋田誠にサーブの教えを請うシーン。1年で唯一スタメンではない山口が自分を変えるために放った台詞です。山口の成長しようという強い想いこそが、後の大躍進につながったのでしょう。

自分も戦えるって証明しろ!

該当巻 8巻64話

山口が初めて試合でジャンプフローターサーブを打つシーン。ピンチサーバーとして、プレッシャーに押しつぶされそうになりながらも決意した台詞。 山口はスタメンではないため、これが高校初試合にして初サーブでした。皆が注目するなか放たれたサーブは失敗……。しかしそこで落ち込むだけではなく、“次”のサーブを打つために山口は大きく成長していくことになります。

プライド以外に何が要るんだ

該当巻 10巻88話

部活動に対し、冷めた姿勢を取っていた月島。どれだけ練習しても絶対に1番にはなれない、どこかで負けるのにどうしてがんばるのか分からないと言います。 それなのに、何がみんなを動かす原動力なのか。その言葉に対して、山口は「そんなの、プライド以外に何が要るんだ!」というセリフをぶつけるのでした。 練習したサーブは初試合では入らず、それでも諦めずに練習を続けるのは山口のプライドからなのかもしれません。そして月島にあこがれている山口だからこそ、彼の情けないところを見たくなかったのでしょう。

まだサーブ権は渡さない

該当巻 16巻137話

春高予選の青葉城西戦で、ピンチサーバーとして投入された山口がエース岩泉のスパイクを身体で受け止めた時に言ったセリフです。 和久南戦で臆病なプレーをした山口は「逃げる方が辛い」と知り、果敢に攻めるように変わりました。失敗するかどうかで不安になるような弱気さは、もうありません。

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力を貸せるところまでは来たよ

該当巻 18巻158話

春高予選決勝の白鳥沢戦でのセリフです。日向と影山がお互いに言っていた「俺が居ればお前は最強だ」というセリフを思い出し、「俺はあんなに自信満々なことは言えないけど」の後にこのセリフを続けました。 ずっと山口の成長をみていると、この成長ぶりには感動必至です。

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活躍する場面が多いわけじゃないけど、だからこそいざというときのセリフが響く!

【声優】アニメ『ハイキュー!!』山口忠役:斉藤壮馬

斉藤壮馬

アニメ『ハイキュー!!』で山口忠を演じるのは斉藤壮馬。1991年4月22日生まれ。大学に通う傍ら、声優の養成所に通っていました。本格的に声優の仕事を始めたのは勉強が一段落着いた大学4年生の頃です。 山口役で注目を集め、甘い容姿と声で一躍人気に。『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- (2023)』緋村剣心役や『ブルーロック』の千切豹馬役、『憂国のモリアーティ』のウィリアム役などを演じています。

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他作品でイケボと思った斉藤壮馬さんが調べたら山口でびっくり!声の柔らかさがぴったりです

『ハイキュー!!』凡人な山口忠の成長がかっこいい!

新作劇場アニメ「ゴミ捨て場の決戦」公開もあり、漫画完結後も盛り上がりをみせている『ハイキュー!!』。秀でた選手のなかで揉まれながら、自分の武器と居場所を自力で見つけて這い上がっていく山口のかっこよさを、改めて漫画やアニメで確認してみてください!