2022年12月20日更新

「スラムダンク」天才・桜木花道を映画のその後まで徹底解説!【赤黒バッシュがかっこいい】

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「スラムダンク」の主人公桜木花道は、その身体能力を活かしたまさしく「リバウンド王」として君臨しました。彼のポジションはパワーフォワード。ゴール下での得点や、リバウンドを確実に奪えると信頼された選手が務めます。 今回はそんな桜木花道の作中での活躍や、名言に関しても徹底解説していきます。 ※この記事は「スラムダンク」のネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。

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バスケットマン桜木のプロフィール

身長 188cm→189.2cm
ポジション パワーフォワード , センター
背番号 10
バッシュの種類 NIKE AIR JORDAN VI(白×赤) →NIKE AIR JORDAN I(黒×赤)
声優 草尾毅(アニメ版) 木村昴(『THE FIRST SLAM DUNK』版)

桜木花道の性格

「スラムダンク」の主人公・桜木花道は湘北高等学校に通う高校1年生。運動神経は抜群で体格がよく身長189cmの長身を誇り、赤い髪が特徴です。 性格はお調子者で目立ちたがり屋の上、気性が荒く粗暴でキレると手に負えないほど。トラブルも頻繁に起こします。男に対しては年長者であってもため口で生意気な態度をとりますが、女性に対してはとても気弱で丁寧、会話では敬語になるほど低姿勢です。 元不良で和光中学時代は「桜木軍団」を結成して暴れ回り、喧嘩では得意技の頭突きで無敗を誇っていました。さらに花道は好きな女性に対して50回連続で告白し、すべて振られるという伝説的な記録を達成。 自意識過剰&自信過剰ですぐに図に乗り礼儀も知らない反面、とても仲間思いで根性があり努力家な一面も見せています。

桜木花道のモデルはデニス・ロッドマン

桜木のモデルはデニス・ロッドマンとされています。 ロッドマンはアメリカニュージャージー州トレントン出身のバスケットボール選手で、身長203cmの体重105kgという恵まれた体格の持ち主。NBAにおいて、歴代有数のなリバウンダーであり、1992年〜1998年で7年連続リバウンド王を獲得しました。 ロッドマンのニックネームである「リバウンド王」「天才」 「赤頭」「退場王」などが、花道と共通点が多く見られます。

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桜木花道の山王戦のその後とは?映画「スラムダンク」で描かれたのか

山王戦で選手生命に関わる怪我……?

「ヤマオーは俺が倒す!!」

山王戦のクライマックスシーン66対74で山王リードの中で花道は、試合の流れを左右するルーズボールに飛び込み背中を負傷します。「背中の負傷は選手生命にかかわる」とマネージャーの彩子から言われ、ベンチに下がるように説得されました。 しかし、花道は強がりを見せて試合に戻り、赤木が外したシュートをリバウンドで取りダンクを決めますが、背中が限界を迎え倒れこみます。花道は一旦ベンチに下がりますが、マネージャーの彩子や周りの湘北メンバーが止める中、コートに戻ろうとしました。

ダンコたる決意!

試合への復帰を止めようとする安西先生や彩子、湘北メンバーですが、ライバルの流川の一言「出るなら出ろ」により花道の闘志がさらに高まることになります。 流川の一言で選手交代を決意した花道は、心配する湘北メンバーたちを背に安西先生に対して更に声をかけます。 「やっとできたぜ オヤジの言ってたのが…ダンコたる決意ってのができたよ」とベンチを後にします。コートに戻った花道は、心配するチームメンバーたちと円陣を組み、「ダンコ勝つ!!」と最後の気合を入れます。

リハビリに励む天才桜木

インターハイの結果は?

インターハイの強豪校で最有力優勝候補の山王工業高校に全力で立ち向かい、1点差で辛勝した花道たち湘北メンバーは次の試合の愛和学院戦に臨みます。 しかし花道は、山王戦での背中の治療とリハビリのため、愛和学院戦に出場できませんでした。湘北高校はインターハイで愛知県代表の愛和学院に大敗してしまいます。 敗因は桜木花道がスタメンから外れたこと、湘北メンバーのスタミナと精神が限界を迎えていたこととされていますが、愛和学院は中部圏で最も実力を持つ高校でライバルの海南大附属高校に匹敵する強さを持つため、コンディションの悪かった湘北にとって当然の結果でした。 そんな中で湘北のエース・流川は奮闘し、今までの活躍も評価され日本代表に選抜されています。

インターハイ後の花道

インターハイ愛和学院戦の敗退以後の湘北バスケットボール部は、3年生の赤木と木暮が引退し、次期バスケ部キャプテンに2年生の宮城リョータ、新しくマネージャーとして赤木晴子を迎えます。 憧れている赤木晴子から手紙をもらい、湘北バスケ部の近況を知った花道は、独り地道なリハビリを続け、必ず湘北バスケ部に戻り復帰、活躍することを誓うのでした。 その決意は「天才ですから」の一言に集約されます。

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バスケ上達のための練習の数々

晴子さんとの秘密の特訓

流川にライバル心むき出しの花道は自主的に特訓を始めます。早朝の特訓は偶然が重なり、赤木晴子とレイアップシュート(庶民シュート)の秘密特訓になります。 188cmという身長を生かして、最初のうちはダンクシュートしかせず、レイアップシュートは「庶民のシュート」と馬鹿にしていましたが、赤木晴子と共に特訓をしレイアップシュートを会得します。 バスケ部に入部したばかりの花道は練習でも基礎ばかり。彼はとても目立ちたがり屋の性格のため、ほかのバスケ部員の練習を横目に見ながらの体育館の片隅にいる日々は、シュート練習への焦りとイライラを募らせます。 やがて花道は、バスケの基本となるフットワークやドリブルなどの地味な基礎練習の日々に耐えかねて、バスケ部をやめると言い出しますが、反省して再度バスケ部に戻ることになりました。

安西先生との花道強化合宿

インターハイで豊玉戦の前に桜木花道は安西先生と1週間の強化訓練合宿をしています。安西先生が出した花道の訓練の内容は1週間内に2万本シュートを決めることでした。ひたすらシュートに没頭した花道は豊玉戦直前に、みごとその訓練メニューをやり遂げています。 さらにキャプテンの赤木からジャンプシュートの基礎を教わります。ボールの持ち方を教わり、シュートフォームをチェックされ、右手の位置を確認した時に赤木から言われた言葉「左手は?」に対し、花道は「そえるだけ」と答えました。 以後ひたすらシュート練習を続け、合宿での2万本シュート練習を経て、山王戦の決勝点を決めたミドルシュートでの名セリフ「左手はそえるだけ」につながりました。

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桜木花道の天才プレイ集

「リバウンド王、桜木!」

花道の身体能力は他の追随を許さないほどで、スピードやパワー、スタミナは超一級品です。また、元不良であったこともあり、負けん気と根性、勝負強さも他校のバスケ選手を圧倒するほどです。 垂直跳びに至っては目測ですが1メートル以上の記録の持ち主でバスケットゴールのリングに余裕で届くほど。そんな花道は連続して最高到達点にジャンプ可能で、尚且つ滞空時間も長いのでリバウンドは得意中の得意です。 その実力は『ゴール下の覇者』と自負するほどで、物語を通してリバウンダーとして多くの試合で活躍を見せています。“リバウンドを制する者は試合を制する。”……花道らしさが表れていますね。

「シュートの練習は楽しかった」

レイアップシュート、ランニングシュートは、バスケにおいて、最もゴール成功率の高い基本的なシュートとされています。憧れの赤木晴子直伝の、花道が最初に習得したシュートで、ドリブルながらゴールポストの下に向いジャンプをして、ゴールリングにボールを置いてくる様な感覚でシュートします。 花道は派手なダンクシュートと比べ「庶民のシュート」と馬鹿にしていましたが、赤木晴子から基礎的なシュートが大事であることを教わり、その指導もあって習得しました。

花道の影分身!

「フンフンフン」と繰り返し言いながら腕を目一杯伸ばし、パスやシュートのあらゆるコースを塞ぐ技で、特にジャンプシュートを正面から塞ぐ時に威力を発揮。 桜木は残像が残るほどの瞬発力を使い、激しく上下にガードするため、相手選手はたくさんの影分身を見て桜木が増えているような錯覚に陥り、シュートやパスが阻止することが出来ます。 花道の並外れた体力と瞬発力が可能にする技のため、頻繁には使えず、陵南戦で赤木や流川が止められなかった魚住と仙道に対してのみ使っています。

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赤黒のバッシュはジョーダンなのに2足合わせて130円

バスケを始めた頃はバッシュの「バ」の字も知らず、体育館シューズでプレイしてた桜木は、ある日晴子とバッシュを買いに行くことになります。 来店した「チエコスポーツ」でちょっとしたアクシデントで踏みつけてしまったエアジョーダンⅥを、「中古だから負けてくれ」と、懐に入っていた30円で、店長から奪い取る形で買うことになります。 しかしエア・ジョーダンⅥは桜木の身体的成長もありボロボロになり、再びバッシュを求め「チエコスポーツ」に来店しました。 しかし以前の来店の後、湘北高校の試合で桜木の活躍見て感銘を受けてた店長は、今度はただでバッシュを譲ってくれます。それが湘北高校の赤と黒色が入った、エアジョーダンⅠです。 しかし桜木も漢です。ただでは受け取らないと懐から出したのは……なけなしの100円でした。やはりいつになっても桜木は金欠のようです。

バスケ初心者だった花道

「バスケットは…お好きですか?」

花道は和光中学時代の50回目の記念すべき告白のときに、告白した女生徒から**「バスケットボール部の部員で好きな男子がいる」との理由でふられ、それ以来バスケットボール部が大嫌いになります。 しかし湘北高校の入学時に話しかけられた同学年の赤木晴子に一目惚れ。赤木晴子は兄がキャプテンを勤めるバスケットボール部の新入部員勧誘のため、たまたま見つけた体格の良い花道を勧誘しようと話し掛けたのです。 鼻の下をのばして赤木晴子の後についていった先は、花道が大嫌いなバスケットボール部でした。しかし赤木晴子にいいところを見せたい花道は、自分はスポーツマンであることをアピールし、ルールすら知らないバスケ部の入部を決心します。

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ライバルとの出会い

バスケ部をはじめて訪れた花道は、当初バスケットボールが大嫌いなこともあり、バカにしていました。キャプテンの赤木剛憲は、そんな態度の花道を諌めるため、バスケで勝負を挑みます。ルール自体をよく知らない花道は、力技とラフプレーでキャプテンの赤木を叩きのめそうとします。 勝負の最中に赤木晴子がキャプテンの赤木の妹であること知り、突然態度を一転させますが、すぐに赤木に絞められます。さらに同時期に中学最強スーパールーキーの流川楓が入部し、赤木晴子が憧れている事を知ることになります。

桜木花道の喧嘩まとめ

桜木軍団なくして「スラムダンク」は語れない!

和光中学時代からの親友で結成した「桜木軍団」。メンバーは水戸洋平、高宮望、大楠雄二、野間忠一郎の4人です。 卑怯なことは決してせずタイマンを好み、強い者のみを相手に喧嘩をして周りの不良どもをシメてまわり、無敗を誇っていました。 仲間思いで、いつも花道とつるんでおり、花道がピンチのときは必ず駆けつけるほど……。 また、合宿のときのビデオ係を引き受けたり、女生徒ばかりの流川親衛隊に対して「花道応援団」として暑苦しい応援をしたりと、不良らしからぬ一面も持っています。 三井によるバスケ部襲撃事件では、最終的に堀田と共に泥を被り、バスケ部を庇う形で3日間の謹慎処分を受けました。

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三井によるバスケ部襲撃事件

どうなる!?湘北バスケ部

ある日、喧嘩での怪我が原因で入院中だった2年生の宮城リョータがバスケ部に復帰。そのことを知った元バスケ部員の2年生・三井寿は湘北のバスケ部を逆恨みし、宮城と花道を含めたバスケ部を襲撃しました。 キャプテンの赤木が不在中で、さらにインターハイ予選を控え問題を起こせないバスケ部員たちは、無抵抗なまま不良達によって次々と倒されていきます。 喧嘩の最中に三井は3年生の木暮により過去が明らかにされ、不良仲間からも「本当は戻りたいのではないか」と言われてますが耳を貸すことはしません。 花道は不良たちの挑発や暴力に耐えていましたが、ついにブチ切れ反撃を開始します。

桜木軍団の登場!

宮城が鉄男にやられ大ピンチのところ、颯爽と「桜木軍団」が登場し、形勢は一気に逆転、不良たちはボコボコにされます。 花道は鉄男や不良たちから受けた傷には 「蚊がいる ホッペタと… ハラと… アタマがさされてるぞ いつの間にか きかねーな」と余裕をみせ、鉄男のパンチをすべてかわし、「今のはシオの分。次はカクの分。これはルカワの分、そしてこれはリョータ君の分!!」 とやられた分をすべて仕返ししています。 不良が退散するところに帰ってきたキャプテン赤木とバスケ部の監督安西先生によって三井が起こした襲撃事件の決着がつきました。

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桜木花道が犯した反則まとめ

花道は出場する試合のたびに多くのファール(反則)をしており、インターハイ予選で5試合連続退場の記録のせいで「退場王」というあだ名をつけられています。 もともと、バスケのルールすら知らない初心者の桜木ですが、中にはその身体能力の高さを発揮し周囲を驚かせたファールもありました。花道が犯したファールを紹介します。

ダブルドリブル

ドリブルの後、一度とまり再度ドリブルを行ってしまうことです。 山王戦でテンパってシュートをフェイントをしようとしてダブルドリブルを取られます。ライバルの流川からは「てめえ……ふざけてんだったらぶっ殺す」とツッコミが入るほどでした。

トラベリング

ボールを持ったままドリブルをつかずに3歩以上歩くとトラベリングとなります。歩く意思はなくても、ピボットターン中に軸足が動いたり、ズレたりしてしまっても取られてしまいます。 有名な場面は、赤木との体育館でのバスケット勝負で、ルールをまったく知らない花道はボールを奪った後、ラグビーのようにボールを持って走り出します。 また、山王戦で花道が丸男にパワー勝負を挑む際に摺り足を使って取られています。 「何ィ、スリ足もダメなのか!?」と花道は驚いて言っています。

ゴール・テンディング

シュートされたボールがリングに向かって落ちてきている時に、敵味方に関係なくプレーヤーがボールに触れると、ゴール・テンディングのファールをとられます。 陵南戦で花道が福田のシュートがリングに入りそうなところをジャンプし触って防いでいます。一般プレイヤーのジャンプはリングまで高く跳べません。 花道の驚くべき跳躍能力を見せた一場面です。

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アリウープパス

空中でパスをキャッチして着地せずにレイアップ、着地せずに普通にシュートするプレーの総称で、空中でのシュートとパスの区別がつきにくい場面にインターフェアを取られます。 豊玉戦にて宮城がアリウープパスを桜木に出しますが、アリウープルールを覚えていない桜木はパスを取って着地していまい、ファールを取られてしまいます。 現在はバスケットボールのルールが見直され、アリウープパスは反則を取られません。

桜木花道の家族情報を考察

作中で桜木の家族は、過去の回想で出てくる父の存在しか明かされていません。その回想内でも、玄関に並べられた靴が男物だけだったこともあり、かつて父子家庭だったのでは?と考えられるのです。 また桜木は作中でよく金欠になってる描写が見られ、離れて暮らす母親から最低限の仕送りを受けて、1人暮らしをしているのではないか?との考察もされています。

桜木花道の父親はどうなったのか

中学時代に花道が自宅に帰ってきた時、父が発作によって倒れているのを発見し、助けを呼びに行くシーンがあります。花道は医者を呼びに外に飛び出しますが、恨みを持つ不良グループの待ち伏せされ袋叩きに……。 父親が助かったかどうかの描写はありませんが、桜木花道の家庭環境は悪く、父親以外の家族構成は不明で父子家庭だったとされています。 このエピソードから教訓を得た花道は、自身のシュート練習に付き合っていた安西先生が突然倒れた時に、迅速な判断と対応をして、救急車を呼び安西先生を病院に搬送しました。 ファンの間ではすでに父親がなくなっている為、安西先生が倒れたときの迅速な判断に繋がったのではないかと言われています。

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実は名言メーカー桜木花道

「オレは今なんだよ!」

270話

本作の最終局面山王戦において、桜木はルーズボールを拾うため観客席に突っ込んだ際、背中を負傷してしまいます。 その痛みを抱えたままプレイをしていた桜木でしたが、とうとう限界を迎えベンチに下がります。背中の状態を見た彩子から「選手生命に関わる怪我」と言われ、とうとう安西先生にリタイヤをすすめられました。 その際花道は「オヤジの栄光時代はいつだよ…全日本の時か?オレは……オレは今なんだよ!」と言い放ち、コートに戻ることを決めるのです。

「大好きです。今度は嘘じゃないっす」

269話

上述した山王戦で背中の怪我を負い、コート上で倒れベンチに下がった桜木。朦朧とする意識の中で、晴子と初めて会った時にかけられた「バスケットは…お好きですか?」を思い出します。 そして桜木を心配しベンチにきていた晴子の肩を掴み、「大好きです。今度は嘘じゃないっす」と告げます。 あの時は晴子に振り向いて欲しくて嘘をついた答えを、心からの想いへと告げた作中屈指の名場面です。

「さぁ 整列だ」

185話

インターハイの県予選最終戦で、湘北高校は陵南を制し全国大会出場を決めます。今までの努力が身を結び、感極まりコート上で涙する赤木剛憲の肩を抱き、桜木が放った言葉が「さぁ整列だ」でした。 かつて練習試合で、自身のパスミスで負け涙した桜木に、赤木が「泣くな」と整列を促した時と、逆の立場になっているのがポイントです。

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「シロートだからよ!!」

243話

インターハイ2戦目、全国屈指のバスケットボール強豪校で、秋田県代表の山王工業高校を相手に大量のリードを奪われ湘北メンバーが勝利をあきらめかけた時、花道は「ヤマオーはオレが倒す!!」といきなり叫びます。 試合に対する覇気と大量得失点差にモチベーションの上がらない湘北メンバーに喝を入れた後にさらに言い放ちます。 「おめーらバスケかぶれの常識は オレには通用しねえ!! シロートだからよ!!」 バスケ経験が浅い花道が、ひたすらバスケットボールに向き合い修練を重ね戦ってきた湘北メンバーへの熱い励ましと喝の入れ方でした。

「ワルモノ見参!!」

221話

インターハイ2戦目にして本作の山場となる山王戦でのセリフです。インターハイ3連覇を果たし、客の9割も「絶対王者」を目当てに来ている超アウェー状態に、流石の湘北の選手たちも緊張を隠せません。 しかし安西先生がメンバー1人1人に掛けた言葉で、選手たちはアウェーの空気も「俺たちは悪者か」と開き直り受け入れることが出来ました。

花道が一途に愛するは赤木晴子

桜木が一途に片想いするのは、キャプテンである赤木剛憲の妹である赤木晴子です。「スラムダンク」の物語は、桜木が晴子に一目惚れするところから始まります。 しかし晴子は桜木のライバルである流川に片想いをしており、桜木の想いは一方通行となっています。 しかし2人の仲はとても良く、晴子の桜木に対する友人としての献身的な姿勢や言葉は、桜木のバスケに対する原動力になっていきます。

宮城リョータと桜木花道は親友!

同じく湘北高校のチームメイトであるリョータと、桜木は親友同士です。 リョータはバスケ部のマネージャーである彩子に恋しており、それもあり初対面時彩子と並んで歩いていた桜木を、彩子の彼氏として誤解し喧嘩になってしまいました。 しかし桜木から「彩子に片想いしている」と見抜かれ、同じく想い人に振り向いてもらえない辛さを抱える人間同士として意気投合するのです。 それ以降2人は親友となり、作中では桜木を「花道」と呼ぶ数少ない存在になります。

桜木花道の声優は誰?

アニメ版:草尾毅

アニメ「スラムダンク」の桜木花道の声優は草尾毅が担当しています。草尾毅は、『ドラゴンボール超』のトランクスや『犬夜叉』七人隊の首領蛮骨など、様々なアニメの熱血漢キャラの声を多く演じています。 海外映画の日本語吹き替えでは若い頃のレオナルド・デカプリオの声を担当をしていて、さらにラジオのパーソナリティーや声優音楽ユニット「NG5」を結成しライブ活動を行うなど様々なメディアで活躍中です。

映画『THE FIRST SLAM DUNK』:木村昴

また2022年12月に公開された劇場版『THE FIRST SLAM DUNK』では、木村昴が担当しています。 代表作では『ドラえもん』の2代目剛田武、同じくジャンプ漫画では『暗殺教室』の寺坂竜馬などで知られています。 物事を深く考えない肉体派キャラを多く演じられているので、桜木との相性はぴったりの声と言えますね!

天才・桜木花道はまっすぐで強気なバスケットマン!

ここまで桜木花道について、名言や活躍を交えながら解説させていただきました。やはり「スラムダンク」は主人公からして、どこか応援したくなる魅力的なキャラクターです。 不良でお調子者な彼ですが、晴子とバスケへの想いは真っ直ぐで、令和の時代になっても色褪せないバスケットマンなのは間違いありません。 この機会に令和の時代に映像化された桜木花道を見に、劇場まで足を運んでみてはいかがでしょう?