『スラムダンク』天才・桜木花道がやってきたことすべてをまとめてみた

2017年7月6日更新

「スラムダンク」元不良で湘北高校バスケットボール部一年の自称エースにして最強のバスケットマン、リバウンド王こと桜木花道。天才熱血漢・桜木花道のバスケットボールにかける情熱と努力、試合での名活躍シーンなど、数々の魅力を紹介していきます。

桜木花道のプロフィール

「スラムダンク」の主人公の桜木花道は湘北高等学校に通う高校一年生で、運動神経は抜群で体格がよく身長189cmの長身を誇り、赤い髪が特徴です。

性格はお調子者で目立ちたがり屋の上、気性が荒く粗暴でキレると手に負えないほど、さらに頻繁に周りとトラブルを起こします。男に対しては年長者であってもため口で生意気な態度をとりますが、女性に対してはとても気弱で丁寧、会話では敬語になるほど低姿勢です。

元不良で和光中学時代は「桜木軍団」を結成して暴れ回り、喧嘩では得意技の頭突きで無敗を誇っていました。さらに花道は好きな女性に対して50回連続で告白し、すべてふられるという伝説的な記録を達成。自意識・自信過剰ですぐに図に乗り礼儀も知らない反面、とても仲間思いで根性があり努力家な一面も見せています。

桜木花道のモデルはデニス・ロッドマン

桜木のモデルはデニス・ロッドマンとされています。

アメリカニュージャージー州トレントン出身のバスケットボール選手で、身長203cmの体重105kgという恵まれた体格の持ち主。NBAにおいて、歴代有数のなリバウンダーであり、1992-1998で7年連続リバウンド王を獲得しました。

ロッドマンのニックネームである「リバウンド王」「天才」 「赤頭」「退場王」などが、花道と共通点が多く見られます。

バスケ初心者だった花道

花道は和光中学時代の50回目の記念すべき告白のときに、告白した女生徒から「バスケットボール部の部員で好きな男子がいる」との理由でふられ、それ以来バスケットボール部が大嫌いになります。

しかし湘北高校の入学時に話しかけられた同学年の赤木晴子に一目惚れ。赤木晴子は兄がキャプテンを勤めるバスケットボール部の新入部員勧誘のため、たまたま見つけた体格の良い花道を勧誘しようと話し掛けたのです。

鼻の下をのばして赤木晴子の後についていった先は、花道が大嫌いなバスケットボール部でした。しかし赤木晴子にいいところを見せたい花道は、自分はスポーツマンであることをアピールし、ルールすら知らないバスケ部の入部を決心します。

バスケ部をはじめて訪れた花道は、当初バスケットボールが大嫌いなこともあり、バカにしていました。キャプテンの赤木剛憲は、そんな態度の花道を諌めるため、バスケで勝負を挑みます。ルール自体をよく知らない花道は、力技とラフプレーでキャプテンの赤木を叩きのめそうとします。

勝負の最中に赤木晴子がキャプテンの赤木の妹であること知り、突然態度を一転させますが、すぐに赤木に絞められます。さらに同時期に中学最強スーパールーキーの流川楓が入部し、赤木晴子が憧れている事を知ることになります。

花道の喧嘩集

和光中学時代からの親友で結成した「桜木軍団」水戸洋平、高宮望、大楠雄二、野間忠一郎の4人です。卑怯なことは決してせずタイマンを好み、強い者のみを相手に喧嘩をして周りの不良どもをシメてまわり、無敗を誇っていました。

仲間思いで、いつも花道とつるんでおり、花道がピンチのときは必ず駆けつけるほど……。また、合宿のときのビデオ係を引き受けたり、女生徒ばかりの流川親衛隊に対して「花道応援団」として暑苦しい応援をしたりと、不良らしからぬ一面も持っています。

正義感が強く三井によるバスケ部襲撃事件では、最終的に堀田と共に泥を被り、バスケ部を庇う形で3日間の謹慎処分を受けました。

ある日、喧嘩での怪我が原因で入院中だった二年生の宮城リョータがバスケ部に復帰。そのことを知った二年生で元バスケ部員の三井寿は湘北のバスケ部を逆恨みし、宮城と花道を含めたバスケ部を襲撃しました。

キャプテンの赤木が不在中で、さらにインターハイ予選を控え問題を起こせないバスケ部員たちは、無抵抗なまま不良達によって次々と倒されていきます。

喧嘩の最中に三井は三年生の木暮により過去が明らかにされ、不良仲間からも「本当は戻りたいのではないか」と言われてますが耳を貸すことはしません。

花道は不良たちの挑発や暴力に耐えていましたが、ついにブチ切れ反撃を開始。宮城が鉄男にやられ大ピンチのところ、颯爽と「桜木軍団」が登場し、形勢は一気に逆転、不良たちはボコボコにされます。

花道は鉄男や不良たちから受けた傷には

蚊がいる ホッペタと… ハラと… アタマがさされてるぞ いつの間にか きかねーな

と余裕をみせ、鉄男のパンチをすべてかわし、

今のはシオの分。次はカクの分。これはルカワの分、そしてこれはリョータ君の分!!
引用:http://festy.jp

とやられた分をすべて仕返ししています。

不良が退散するところに帰ってきたキャプテン赤木とバスケ部の監督安西先生によって三井が起こした襲撃事件の決着がつきました。

その後「桜木軍団」は花道とバスケ部を庇い、事件は俺たち不良が起こしたものだと言い張って、3日間の謹慎処分を受けています。

花道の犯した反則集

花道は出場する試合のたびに多くのファール(反則)をしており、インターハイ予選で5試合連続退場の記録のせいで「退場王」というあだ名をつけられています。

もともと、バスケのルールすら知らない初心者の桜木ですが、中にはその身体能力の高さを発揮し周囲を驚かせたファールもありました。花道が犯したファールを紹介します。

ダブルドリブル

ドリブルの後、一度とまり再度ドリブルを行ってしまうことです。

山王戦でテンパってシュートをフェイントをしようとしてダブルドリブルを取られます。ライバルの流川からは「てめえ・・・ふざけてんだったらぶっ殺す」とツッコミが入るほどでした。

トラベリング

ボールを持ったままドリブルをつかずに3歩以上歩くとトラベリングとなります。歩く意思はなくても、ピボットターン中に軸足が動いたり、ズレたりしてしまっても取られてしまいます。

有名な場面は、赤木との体育館でのバスケット勝負で、ルールをまったく知らない花道はボールを奪った後、ラグビーのようにボールを持って走り出します。

また、山王戦で花道が丸男にパワー勝負を挑む際に摺り足を使って取られています。

「何ィ、スリ足もダメなのか!?」と花道は驚いて言っています。

ゴールテンディング

シュートされたボールがリングに向かって落ちてきている時に、敵味方に関係なくプレーヤーがボールに触れると、ゴール・テンディングのファールをとられます。

陵南戦で花道が福田のシュートがリングに入りそうなところをジャンプし触って防いでいます。一般プレイヤーのジャンプはリングまで高く跳べません。

花道の驚くべき跳躍能力を見せた一場面です。

アリウープパス

空中でパスをキャッチして着地せずにレイアップ、着地せずに普通にシュートするプレーの総称で、空中でのシュートとパスの区別がつきにくい場面にインターフェアを取られます。

豊玉戦にて宮城がアリウープパスを桜木に出しますが、アリウープルールを覚えていない桜木はパスを取って着地していまい、ファールを取られてしまいます。現在はバスケットボールのルールが見直され、アリウープパスは反則を取られません。

バスケ上達のための練習の数々

流川にライバル心むき出しの花道は自主的に特訓を始めます。早朝の特訓は偶然が重なり、赤木晴子とレイアップシュート(庶民シュート)の秘密特訓になります。

188cmという身長を生かして、最初のうちはダンクシュートしかせず、レイアップシュートは「庶民のシュート」と馬鹿にしていましたが、赤木晴子と共に特訓をしレイアップシュートを会得します。

赤木晴子の指導でのコツを掴む早さは異常です。

バスケ部に入部したばかりの花道がやっていたバスケの基礎練習の、内容はボールハンドリングとドリブル左右500回づつ、マネージャー彩子とパスの練習です。

とても目立ちたがり屋の性格のため、ほかのバスケ部員の練習を横目に見ながらの体育館の片隅での基礎練習の日々は、花道にシュート練習への焦りとイライラを募らせます。

やがて花道は、バスケの基本となるフットワークやドリブルなどの地味な基礎練習の日々に耐えかねて、バスケ部をやめると言い出しますが、反省して再度バスケ部に戻ることになりました。

インターハイで豊玉戦の前に桜木花道は安西先生と1週間の強化訓練合宿をしています。

安西先生が出した花道の訓練の内容は1週間内に2万本シュート(右45度の位置からのミドルレンジシュート)を決めることでした。ひたすらシュートに没頭し反復練習をする花道は豊玉戦直前に、みごと1週間内に2万本シュートする訓練メニューをやりとげています。

花道は自分のミスで海南大付属に負けたあと、責任を感じケジメをつけ気合を入れるため丸坊主に。さらに今までの態度を改め、キャプテンの赤木からジャンプシュートの基礎を教わります。

ボールの持ち方を教わり、シュートフォームをチェックされ、右手の位置を確認した時に赤木から言われた言葉「左手は?」に対し、花道は「そえるだけ」と答えました。

以後ひたすらシュート練習を続け、合宿での2万本シュート練習を経て、山王戦の決勝点を決めたミドルシュートでの名セリフ「左手はそえるだけ」につながりました。

花道が天才たるプレイ集

花道の身体能力は他の追随を許さないほどで、スピードやパワー、スタミナは超一級品です。また、元不良であったこともあり、負けん気と根性、勝負強さも他校のバスケ選手を圧倒するほどです。垂直跳びに至っては目測ですが1メートル以上の記録の持ち主でバスケットゴールのリングに余裕で届くほどです。

そんな花道は連続して最高到達点にジャンプ可能で、尚且つ滞空時間も長いのでリバウンドは得意中の得意です。その実力は『ゴール下の覇者』と自負するほどで、物語を通してリバウンダーとして多くの試合で活躍を見せています。

『リバウンドを制する者は試合を制する』花道らしさが表れていますね。

憧れの赤木晴子直伝の花道が最初に習得したシュートで、ドリブルながらゴールポストの下に向いジャンプをして、ゴールリングにボールを置いてくる様な感覚でシュートします。レイアップシュート、ランニングシュートと呼ばれるもので、バスケにおいて、最もゴール成功率の高い基本的なシュートとされています。

花道は派手なダンクシュートと比べ「庶民のシュート」と馬鹿にしていましたが、赤木晴子から基礎的なシュートが大事であることを教わり、その指導もあって習得しました。

花道が自分の身体能力の高さを生かし最初に習得した技です。「フンフンフン」と繰り返し言いながら腕を目一杯伸ばし、パスやシュートのあらゆるコースを塞ぐ技で、特にジャンプシュートを正面から塞ぐ時に威力を発揮します。

残像が残るほどの瞬発力を使い、激しく上下にガードするため、相手選手はたくさんの影分身を見て桜木が増えているような錯覚に陥り、シュートやパスが阻止されます。

花道の並外れた体力と瞬発力が可能にする技のため、頻繁には使えず、陵南戦で赤木や流川が止められなかった魚住と仙道に対してのみ使っています。

花道は合宿での二万本のシュート特訓の成果を豊玉戦で発揮し、キャプテン赤木からのパスを受けてジャンプシュートを決めます。

それまでの花道は派手なシュートを決め目立つことばかり考えていましたが、豊玉戦の最中でも自分のミスを客観的に分析し、猛特訓を思い出して自分の行動に反映させるという以前の花道にはない成長振りを見せています。さらにライバルの流川が自分の何倍もシュート練習していることを知り、流川を超えようと改めて闘志を燃やしています。

花道の地味に泣けてくるセリフ

神奈川県大会でインターハイ出場をかけた「湘北高校×陵南高校」戦で、残り時間1分を切り、木暮のスリーポイントシュートで3点を加えた湘北は、64対68で4点リードをしました。

しかし陵南の魚住・仙道・福田たちスタメンメンバーは最後まで希望を捨てず、しぶとく湘北に食らいつき、花道たち湘北メンバーも一歩も引かず、肉薄した試合展開となります。

そしてついにゲームセット、僅差で陵南に競り勝った湘北はインターハイ出場の切符を手にします。

高校3年生の赤木と木暮はこの試合に敗退すると公式戦最後の試合となり、バスケットボール部を引退しなければなりませんでしたが、インターハイ出場が決まったことにより、その引退は延期となりました。一時は引退を決意していた木暮は、自分がインターハイ出場により、大好きなバスケットボールを続けられることと、普段は裏方的であった自分のプレイがようやく報われ、湘北の最強メンバーと共に勝利に貢献できたことにより思わず涙します。

花道は涙して喜ぶ木暮にこの一言。

「メガネ君 引退が伸びたな この天才のおかげで!」

目立ちたがりで調子者の花道が、普段は目立たない先輩の木暮を思ってかけた最高の一言です。

インターハイ2戦目、全国屈指のバスケットボール強豪校で、秋田県代表の山王工業高校を相手に大量のリードを奪われ湘北メンバーが勝利をあきらめかけた時、花道は「ヤマオーはオレが倒す!!」といきなり叫びます。

試合に対する覇気と大量得失点差にモチベーションの上がらない湘北メンバーに喝を入れた後にさらに言い放ちます。

「おめーらバスケかぶれの常識は オレには通用しねえ!! シロートだからよ!!」
引用:

バスケ経験が浅い花道が、ひたすらバスケットボールに向き合い修練を重ね戦ってきた湘北メンバーへの熱い励ましと喝の入れ方でした。

山王戦のクライマックスシーン66対74で山王リードの中で花道は、試合の流れを左右するルーズボールに飛び込み背中を負傷します。「背中の負傷は選手生命にかかわる」とマネージャーの彩子から言われ、ベンチに下がるように説得されました。

しかし、花道は強がりを見せて試合に戻り、赤木がはずしたシュートをリバウンドで取りダンクを決めますが、背中を負傷ため倒れこみます。ベンチに下がってすぐ気を取り戻した花道は、マネージャーの彩子や周りの湘北メンバーが止める中、コートに戻ろうとします。

安西先生がリタイヤを進める中で花道は「オヤジの栄光時代はいつだよ…全日本の時か?オレは……オレは今なんだよ!」と言い放ちます。

試合に復帰を止めようとする安西先生や彩子、湘北メンバーですが、ライバルの流川の一言「出るなら出ろ」により花道の闘志がさらに高まることになります。 流川の一言で選手交代を決意した花道は、心配する湘北メンバーたちを背に安西先生に対して更に声をかけます。

「やっとできたぜ オヤジの言ってたのが…ダンコたる決意ってのができたよ」

とベンチを後にします。コートに戻った花道は、心配するチームメンバーたちと円陣を組み、「ダンコ勝つ!!」と最後の気合を入れます。

花道は山王戦後どうなったのか

インターハイの強豪校で最有力優勝候補の山王工業高校に全力で立ち向かい、1点差で辛勝した花道たち湘北メンバーは次の試合の愛和学院戦に臨みます。

しかし花道は、山王戦での背中の治療とリハビリのため、愛和学院戦に出場できませんでした。湘北高校はインターハイで愛知県代表の愛和学院に大敗してしまいます。

敗因は桜木花道がスタメンから外れたこと、湘北メンバーのスタミナと精神が限界を迎えていたこととされていますが、愛和学院は中部圏で一番実力を持つ高校でライバルの海南大附属高校に匹敵する強さを持つため、コンディションの悪かった湘北にとって当然の結果でした。

そんな中で湘北のエース流川は奮闘し、今までの活躍も評価され日本代表に選抜されています。

インターハイ愛和学院戦の敗退以後の湘北バスケットボール部は、三年生の赤木と木暮が引退し、次期バスケ部キャプテンに二年生の宮城リョータ、新しくマネージャーとして赤木晴子を迎えます。

憧れている赤木晴子から手紙をもらい、湘北バスケ部の近況を知った花道は、独り地道なリハビリを続け、必ず湘北バスケ部に戻り復帰、活躍することを誓うのでした。

その決意は「天才ですから」の一言に集約されます。

花道の父親はどうなったのか

中学時代に花道が自宅に帰ってきた時、父が発作によって倒れているのを発見し、助けを呼びに行くシーンがあります。花道は医者を呼びに外に飛び出しますが、恨みを持つ不良グループの待ち伏せされ袋叩きに……。

父親が助かったかどうかの描写はありませんが、桜木花道の家庭環境は悪く、父親以外の家族構成は不明で父子家庭だったとされています。

このエピソードから教訓を得た花道は、自身のシュート練習に付き合っていた安西先生が突然倒れた時に、迅速な判断と対応をして、救急車を呼び安西先生を病院に搬送しました。

ファンの間ではすでに父親がなくなっている為、安西先生が倒れたときの迅速な判断に繋がったのではないかと言われています。

桜木花道の声優は誰?

桜木花道の声優は草尾毅が担当しています。草尾毅は、『ドラゴンボール超』のトランクスや『犬夜叉』七人隊の首領蛮骨など、様々なアニメの熱血漢キャラの声を多く演じています。

海外映画の日本語吹き替えでは若い頃のレオナルド・デカプリオの声を担当をしていて、さらにラジオのパーソナリティーや声優音楽ユニット「NG5」を結成しライブ活動を行うなど様々なメディアで活躍中です。