2020年3月3日更新

『BLEACH(ブリーチ)』阿散井恋次を徹底解説!ルキアと結ばれた六番隊副隊長

ブリーチ bleach 阿散井恋次 サムネイル

人気アニメ『BLEACH』のなかでも特に登場回数が多く、物語のキーパーソンの1人でもあるのが、阿散井恋次です。阿散井恋次のプロフィールや過去、ルキアとの関係、斬魄刀の能力などを紹介していきます。

目次

『BLEACH』阿散井恋次(あばらいれんじ)は物語のキーパーソン【ネタバレ注意】

『BLEACH』は2001年から2016年まで、週刊少年ジャンプで連載された人気漫画です。アニメ化だけに止まらず、映画化されたうえ、実写映画化も果たしています。 そんな『BLEACH』阿散井恋次(あばらいれんじ)は護廷十三隊六番隊副隊長。たくさんの刺青を入れている長身で赤毛の死神です。 物語の比較的序盤から登場し、その後、主人公である黒崎一護と共闘したり、キーパーソンの1人であるルキアと幼馴染であることが明かされたりと、重要なキャラクターとして描かれています。

恋次は面倒見が良く、人望あつい!見た目に反して相当な努力家

阿散井恋次は護廷十三隊の五番隊に入隊し、その後十一番隊に移動して六席を務めます。そこで先輩である斑目一角(まだらめいっかく)から戦いを教わり、戦う際の流儀も叩き込まれました。 その後、六番隊の副隊長に着任。副隊長のなかでも卍解を習得している数少ない人物であり、実力は折り紙つき。 性格は粗暴で雑なところがあるものの、根は優しく面倒見がいいうえ機転が利くので、まわりからの信頼が厚い人物です。先輩からは可愛がられ、後輩からは頼られています。 見た目からするとそうは見えませんが、実は努力家なのが恋次の魅力。その証拠に、真央霊術院では、優秀な者だけが選ばれる1組に籍を置いていました。

朽木ルキアとは幼なじみ!疎遠になるも護廷十三隊に入ることで再会

恋次は、戌吊(いぬづり)というとても貧しいところで生まれ育ちました。戌吊は、子ども達が身を寄せ合って、日々暴力と飢えに怯えながら暮らしているスラム街のようなところです。 共に暮らす仲間のなかには、同じく子どもだった朽木ルキアがいました。2人は互いに強い信頼関係で結ばれていたものの、ルキアが貴族である朽木家に養子として迎えられることをきっかけに、交流が途切れてしまいます。 恋次は彼女の幸せを願いつつ、いつしか隣に立てる対等に男になるため、そしてルキアの義理の兄である白哉を超えるため、日々鍛錬をしました。 その結果として、護廷十三隊入りを果たします。

十一番隊で活躍するも、白哉を越えるため六番隊へ志願!副隊長に就任する

恋次は最初、護廷十三隊の五番隊に入隊。その後、十一番番隊に移籍します。十一番隊は護廷十三隊のなかでも特殊で、「戦闘専門部隊」と言われるほど、好戦的で力押しする戦闘スタイルの人ばかりが揃っています。 元々恋次は鬼道が苦手で直接攻撃系を好んでいたうえ、斬魄刀の能力も直接攻撃系。十一番隊の気風との相性も良かったのか、第六席として活躍しました。 しかし朽木白哉を超えるため、長い間六番隊への移動を願っており、白哉が隊長を務める六番隊の副隊長に任命されます。 皮肉なことに、その直後ルキアは死神の力を黒崎一護に譲り渡した罪に問われ、恋次にはルキア連行の命が下りました。

身分の違いを乗り越えるため、ルキアを救うために白哉と戦う!

処刑を目前にしてルキアを死なせないために救出側へと加わった恋次。ルキアの牢へと向かいますが、ルキアの義兄にして六番隊隊長である朽木白哉が立ちはだかります。 大きな霊圧とともに引けと命ずる白哉に対し、全く臆さず卍解して戦闘に臨みました。身分違いになったルキアと再び対等に並ぶため、白哉はいずれにせよ越えなければならない相手だったのです。 副官として技を見てきた経験をもとに、白哉の戦術を封じていく恋次。しかし、白哉の卍解で戦況は一変。瞬時に重傷を負い、倒れてしまいました。格の違いを説き、去ろうとする白哉の後ろで立ち上がりますが更に痛めつけられます。諦めかけたところで一護の誓いを思い出し、力強い言葉と共に斬魄刀を突きだします。 残念ながら刃は折られ、倒れる恋次。それでも白哉は「見事だ」と彼を認め、朽木家当主の証である銀白風花紗(ぎんぱくかざはなのうすぎぬ)をかけて立ち去りました。 後にルキアの救出が成功した後、長い間疎遠になりていた彼女と和解を果たします。奪還できなければそのままルキアを失っていたはずなので、この救出は恋次にとって大きな意味を持つことになるのでした。

主人公・黒崎一護とはライバルのような仲間!男の友情がアツい

ルキアを奪還できたのは、死神代行としてルキアの死神の力を譲り受けた黒崎一護がいたからです。 一護のおかげでルキア奪還への決意を固め、そして成功後にルキアと分かり合えたため、恋次は一護のことを信頼し、仲間として認めます。 また、一護もなんだかんだと恋次を頼る場面があり、お互い信頼し合っているのか分かります。 ですが、ふたりとも短気で喧嘩っ早いため、たびたび衝突することも。それでもいざ戦闘となると呼吸を合わせつつ背中を任せるあたりに、男の友情を感じますね。

阿散井恋次の斬魄刀について解説!中距離戦闘が得意な蛇腹剣

始解:蛇尾丸(ざびまる)

恋次の斬魄刀は、『蛇尾丸(ざびまる)』という名前です。剣と鞭、両方の特性を備えた蛇腹剣で、中距離戦闘を得意とします。伸ばさずに剣として近距離戦に使うことも可能。 恋次は相手と間合いを取りつつ自在に蛇尾丸を操ることで、敵を攻撃します。弱い相手ならば、相手は恋次に近づくことすら出来ません。 ただし、連続攻撃は3回まで。3回攻撃した後は、一度連節を元に戻す必要があります。それを見破られると3回目の攻撃の後の隙を狙われるので、苦戦することに。

卍解:狒狒王蛇尾丸(ひひおうざびまる)

恋次の斬魄刀の卍解は、『狒狒王蛇尾丸(ひひおうざびまる)』です。卍解すると、斬魄刀は剣というよりは独立した蛇の骨の生き物のような形になります。 攻撃の基本は始解の時と同じですが、卍解することによって連節を自由に分離し結合することが可能です。それにより、攻撃の幅や自由度が上がっています。連節を斬られる心配がないというのは大きいですね。 また、『狒狒王蛇尾丸』の上に乗って移動することも可能で、移動能力も兼ね備えた珍しい卍解です。 卍解したことにより、刀身を折られても叩ける『狒牙絶咬(ひがぜっこう)』、霊圧の砲弾を打つ『狒骨大砲(ひこつたいほう)』などの技を使います。

真の卍解:双王蛇尾丸(そうおうざびまる)

しかし原作の漫画では、終盤に『狒狒王蛇尾丸』が真の卍解ではないことを知らされます。実は恋次は、本来の卍解の半分ほどの力しか使いこなせていなかったのです。 零番隊の兵主部一兵衛(ひょうすべいちべえ)の協力により、恋次は斬魄刀を完全に解放することに成功します。その名も、『双王蛇尾丸(そうおうざびまる)』。右手にオロチ王を、左手に狒狒王を従えた形態です。 この状態では、新たに『蛇牙鉄炮(ざがてっぽう)』という技を使っています。これは、オロチ王をによって敵を噛み砕き炭化する強力な技です。

物語ラストでは朽木ルキアとの間に子供が!名前は一苺(いちか)

漫画『BLEACH』が最終回を迎える際、多くの読者はどのようなカップリングになるのかに注目していました。 主人公の一護をずっと思い続けていた織姫と、ともに戦い続けてきたルキア。さらにそのルキアに思いを寄せる恋次。 この4人の関係は最終的に、一護と織姫、恋次とルキアという結末になりました。 漫画の本編の最後では、物語の10年後、ルキアが隊長になり恋次と結婚して、一苺という娘をもうけたことが明らかになっています。死神同士が結婚してさらに子どもをもうけたことで、読者は大きな衝撃を受けました。 一護と織姫のもとに生まれた子ども、一勇(かずい)も死神の能力を持っているようなので、もしかしたら一苺と一緒に番外編や続編などが描かれるかもしれません。

漢気あふれる阿散井恋次の名言3選!

1.「誓ったんだよ……絶対に助けるってな……。——誰でもねえよただ俺の魂にだ!」

白哉との戦いの中で力の差を見せつけられ、立ち上がれば殺すとまで脅された恋次。あまりの差に諦めかけた時に思い出したのは、修行中の一護の姿でした。 斬月に追いつめられてなお、この言葉とともに立ち上がっていた……その姿に背中を押され、同じように立ち上がることができたのです。

2.「女を手にかける男は屑だ 屑になって生き延びるのは死んだも同然なんだよ」

死神代行消失編で登場した名言です。敵が死ななければ出られない空間に閉じ込められ、完現術者(フルブリンガー)のジャッキー・トリスタンと交戦した恋次。 無傷でジャッキーをダウンさせますが、空間の作り主・雪緒は空間ごと2人を消そうとします。脱出のためにジャッキーは自分を殺すよう勧めますが、潔く断った漢気たっぷりの名言です。

3.「もうずっと何十年も俺とルキアはすれ違いもしねえぐらい遠く離れちまってた。その距離を元に戻してくれたのはお前だ。」

千年血戦編の終盤・一護とともにユーハバッハを追うシーンでのセリフです。お互い傷を負っており、ふと一護は「来てよかったのか」と問い、ルキアと一緒に残ってもよかったと続けます。 しかし、彼は一護を殴ったうえで自分が秘めていた決心を告げるのです。手の届かない存在になっていたルキアと再び近づくのをどれほど望んでいたか・近づけた恩をどれほど重んじているかがよく分かります。

アニメ版『BLEACH』で阿散井恋次を演じる声優は伊藤健太郎

阿散井恋次を演じたのは、声優の伊藤健太郎です。1995年から声優として活動しているベテラン声優で、舞台俳優やナレーターとしても活動しています。 声優としての主な代表作は、『とっとこハム太郎』のタイショーくん。ほかにも、『NARUTO―ナルト―』の秋道チョウジ、『GIGANT KILLING』の黒田一樹、『弱虫ペダル』の田所迅、『ゴールデンカムイ』の白石由竹などがあります。 コミックリリーフから渋い声まで、幅広い演技に定評があります。

実写版『BLEACH』で阿散井恋次を演じた役者は早乙女太一

『BLEACH』は2018年7月20日に、実写映画が公開されています。物語の序盤にあたる死神代行編を中心としており、阿散井恋次も登場。 阿散井恋次を演じたのは、俳優の早乙女太一です。早乙女太一は4歳の時に初舞台を踏み、北野たけしが監督を務めた『座頭市』で映画デビューを果たした実力派俳優。多くの舞台をこなし、テレビドラマや映画でも積極的に活動しています。 映画中では、黒崎一護を演じる福士蒼汰とともに、迫力のある殺人など多くのアクションシーンに挑戦しています。