2019年10月4日更新

『キングダム』蒙武(もうぶ)は親友の昌平君と敵対する?漫画と史実での活躍、実写映画のキャスト予想も紹介!

キングダム

『キングダム』に登場する、秦国の武力に特化した猛将・蒙武(もうぶ)。史実を参照に蒙武がどのような人物なのかを解説し、今後についても紹介。親友の昌平君との間に待ち受ける未来とは?

目次

『キングダム』屈指の強キャラ蒙武(もうぶ)について、プロフィールや史実を紹介!実写映画のキャスト予想も

『キングダム』は2006年から週刊ヤングジャンプにて連載されている、下僕だった少年・信(しん)と若き秦(しん)の王である政(せい)が共に中華を統一するべく戦乱の世を生きる歴史漫画。2019年10月現在、コミックスは55巻まで発売され、アニメは第2期まで放送されるなど長期的なヒットとなっています。 『キングダム』の大きな見どころは多種多様な武将たち。それぞれが違った魅力を持っており、戦で活躍する姿は読者の心を踊らさせます。 本記事では、作中最強の呼び声もある秦国の武将・蒙武(もうぶ)を紹介。 ※キングダム55巻までと読み切り「蒙武と楚子」の内容について記述しています。また史実についても解説しているので、ご了承ください。

蒙武の基本的なプロフィール

蒙武は呂氏4柱と呼ばれる武将の1人です。戦い方は力押しそのもの。自ら先頭に立ち兵の士気を高め、その勢いで敵を打ち倒します。「中華最強」を自称しており、それを証明することが蒙武の目標です。また伝説の「秦国六大将軍」の復活を唱えています。 あまりに力任せな戦法から猪突猛進と皮肉られることも。しかし戦いを通して味方の軍を鍛え上げる練兵(れんぺい)を行うなど、軍に対しての理解もあります。 蒙武には蒙恬(もうてん)と蒙毅(もうき)という2人の子供がおり、それぞれ将軍と軍師として成長しています。 呂氏4柱とは秦国で実質的に政治を執り行った権力者、呂不韋(りょふい)の抱える人材の中でもとりわけ各分野に優れた武将たちのことです。他に昌平君(しょうへいくん)、蔡沢(さいたく)、李斯(りし)が名を連ねています。 中でも昌平君と蒙武は親友と言える間柄。昌平君は蒙武を武で策を打ち破る唯一の男だと評しています。

昌平君は秦国の軍事のトップである最高司令を務めています。その上かつては蒙武よりも強かったと言われ、知略と武力の両方に優れた軍師。中華統一という野望を秘めており、冷静ながら大胆な考えを持っています。 蒙武と昌平君の物語は、『キングダム』連載前の読み切り「蒙武と楚子」で出会いと別れまで描かれています。この内容について詳しくは後述します。

蒙武の強さは?『キングダム』作中での活躍を紹介

秦が韓(かん)を攻め込む隙を突かれたために馬陽(ばよう)という地で趙(ちょう)軍を迎え撃った戦いがありました。この「馬陽の戦い」に蒙武も参戦。秦軍の総大将が王騎(おうき)、副将が蒙武でした。 蒙武は敵の策とわかりつつもいつものように猛進します。しかし策にかかってしまい、蒙武の救援に向かった王騎が致命傷を負わされる結果に。蒙武が王騎の逃げ道の突破口を開くものの、王騎はそのまま命を落とします。蒙武は最期に王騎から秦軍の顔になるべき1人として、後のことを任されるのです。 この一件は蒙武にとって失敗と言えるものですが、以降蒙武は成長した姿を見せます。 秦が合従軍(がっしょうぐん)と呼ばれる隣国が協力して結成された軍との戦を迎えた際には、楚(そ)の大将軍の汗明(かんめい)と蒙武が一騎打ちへ。体格で蒙武を勝る圧倒的パワーを誇る汗明に、蒙武は片腕をへし折られてしまいます。しかしそこから闘志に火が付き、汗明を純粋な力で打ち破るのです。

史実から分かる蒙武の「これまで」と「これから」

史実から推測される、蒙武に待ち受けると思われる未来で最も大きなトピックは、昌平君との戦いです。

これは前述した「蒙武と楚子」でもすでに描かれているのですが、昌平君は将来秦を裏切り楚に亡命をします。 理由として昌平君は元々楚の国の王子でした。楚子とは昌平君のことで、人質として秦国にいたことが読み切りで描かれています。しかし楚から昌平君は見捨てられてしまい、一度は絶望して崖から身を投げようとします。それを止めたのが蒙武。蒙武は秦で名を上げればいいと言い、昌平君もその言葉に奮い立ちます。そして武功を上げ、「昌平君」の名を授かり総司令となるのです。 時は経ち、中華統一を進め各国を討ち倒している秦が次に楚との戦いを控えた頃。昌平君は戦のための作戦を立てるよう命じられますが、いくら考えても思いつきません。そこで初めて楚に未練があったことに気づくのです。昌平君は楚へ亡命し、戦場で蒙武と対面。この戦いに負け楚は滅び、昌平君は戦死します。 読み切りではこのように描かれており、作者の原泰久によると本編の関係性も同じようなものとのこと。 蒙武と昌平君は史実で接点はなく、蒙武が楚を討ち取る戦に参加した記録が残っていたため、この2人を親友にしたと思われます。 楚を滅ぼした後に残った国との戦いは消化試合のようなものになるので、楚との戦いが『キングダム』のクライマックスになるのではないかという意見があります。『キングダム』でどのように描かれるかわかりませんが、昌平君が主人公の信にとっても最後の敵となる可能性も。

蒙武自身についてはあまり記録が残っておらず、二度の戦で王翦(おうせん)の副官として参加していたという事実があるのみ。どんな人物だったか、どのような死を遂げたのかはわかっていません。

声優・楠大典(くすのきたいてん)がアニメ『キングダム』の蒙武役を演じる

テレビアニメでは声優の楠大典が蒙武を演じました。代表作は「テニスの王子様」シリーズの真田弦一郎。他にも「TIGER&BUNNY」シリーズのロックバイソン/アントニオ・ロペス役やドウェイン・ジョンソンの吹き替えなど、男らしくたくましいキャラクターには定評があります。 そんな楠の演じる蒙武は豪快で力強い印象でした。

実写映画で蒙武を演じるのは?キャストを予想!

2019年に実写映画『キングダム』が公開されました。この映画の好評を受けて続編が製作されるのではないかという噂が。 ここからは続編に蒙武が登場することになれば誰が演じるかを予想します。

鈴木亮平

まずは2018年に大河ドラマ『西郷どん』で主役の西郷隆盛を務めた鈴木亮平(1983年3月29日生まれ)。 鈴木と言えば186センチの高身長で、演じる役に合わせた肉体改造を行うことで有名です。2015年の映画『俺物語!!』では、巨漢の主人公を演じるため30キロ増量。2013年の映画『HK 変態仮面』では鍛え抜かれた筋肉を見せるため、15キロの増量を行った後に脂肪を落としたと語っています。 漫画原作の作品に参加する時にイメージに合わせた役作りをしていることがわかる鈴木なら、蒙武を演じるとしても素晴らしい役作りを見せてくれるでしょう。

照英

続いてはマルチに活動する照英(1974年4月4日生まれ)。 184センチの高身長を持ち、元陸上とやり投げの選手だった経歴を生かして、スポーツ番組などで活躍しました。 俳優としては1998年に『星獣戦隊ギンガマン』のギンガブルー/ゴウキ役でデビュー。『水戸黄門』や2004年の大河ドラマ『新選組!』に出演していました。 2019年現在はあまり俳優業を行っていませんが、芸能界を代表するたくましい人物の照英なら期待ができます。

岩永洋昭

最後は肉体派俳優の岩永洋昭(1979年11月23日)。 2010年の『仮面ライダーオーズ/OOO』で仮面ライダーバース/伊達明を演じ名を広めました。2012年に発売した写真集「洋(ひろ)」では、鍛え抜かれた肉体美を披露。 2019年には舞台「血界戦線」のクラウス・V・ラインヘルツや舞台「僕のヒーローアカデミア」のオールマイトなど筋骨隆々なキャラクターを続けて演じており、蒙武を演じるのに申し分ない体格だと言えるでしょう。

猛将・蒙武には親友・昌平君との戦いが待ち受けている

本記事では、漫画内でも屈指の武力を誇る蒙武を紹介しました。蒙武には親友の昌平君とぶつかる未来があると思われますが、読み切りですでに語られている部分も。しかし2人が直接戦う描写はなかったため、本編で描かれるかもしれません。『キングダム』本編の完結と合わせて、これからに期待です。