「生徒会」が超学生級にカッコいいアニメ10選!【学校のリーダーは天才だらけ?】
アニメならではの生徒会の魅力とは?学校のリーダー的存在、役割は様々
学園ものの作品に欠かせない、部活や委員会といった授業以外の活動。そのなかでも、カッコいい存在、憧れの存在としてアニメに登場することが多いのが生徒会です。 生徒会は、作品によっては主役ポジションだったり、主人公たちのライバルポジションだったりと、その立ち位置は様々。もちろん、作品によって彼らの魅力も違っています。 この記事では、ciatr編集部がピックアップした、見応えある生徒会が登場する作品を10作品紹介。十人十色な生徒会の魅力に触れてみてください。
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1.『キルラキル』
『キルラキル』は2013年に放送されたTRIGGER(トリガー)オリジナルアニメ。SF要素も取り込んだ学園バトルアクション作品で、『天元突破グレンラガン』の主要スタッフが集まったことで話題となりました。 主人公・纏流子(まといりゅうこ)が転入する学校・本能字学園を支配しているのが、生徒会長の鬼龍院皐月(きりゅういんさつき)です。彼女はあらゆる手段をつかって学園のトップに上り詰め、圧倒的な武力と恐怖、そしてカリスマ性で生徒たちを従わせています。 生徒会役員は生徒会四天王と呼ばれていますが、彼らは皐月の忠実な部下。その規律や忠誠心は、一般的に想像する生徒会というよりも軍隊に近いものがあります。主人公に立ちふさがる存在として登場する生徒会が楽しめる作品です。
2.『SKET DANCE』
篠原健太の漫画を原作にアニメ化されたのが、2011年放送の『SKET DANCE』。夕方枠のアニメらしい、子供から大人まで楽しめるドタバタ学園コメディです。 人助け兼なんでも屋の部活スケット団の3人が、学園内から寄せられる多種多様な依頼に対応していきます。生徒会執行部は、トラブルメーカーのスケット団のお目付け役といったポジション。なにかと対立することが多いものの、喧嘩するほど仲がいいといった関係性です。 また本作で注目してほしいのは、スケット団と生徒会執行部の間に隠された、とあるつながり。他の作品ではあまり見ないこの設定が、本作における生徒会の存在感を大きくしています。どんなつながりがあるかは、ぜひ本編で確認してみてください。
3.『かぐや様は告らせたい』
『かぐや様は告らせたい』は赤坂アカの漫画を原作としたアニメ。2019年に1期が放送され、2020年4月から2期が放送されます。 エリートたちが通う秀知院学園の生徒会室を舞台に繰り広げられる、「告白したら負け」の恋愛頭脳戦を描く本作。主人公は副会長の四宮かぐやと、会長の白銀御行。2人は相思相愛であるにも関わらず、互いに高すぎるプライドが邪魔をしてしまい、なんとか相手に告白させようとしますが……。 2人の恋の駆け引きがおこなわれる生徒会室を中心に話が進んでいきます。2人以外にも書記の藤原千花、会計の石上優と濃いキャラのメンバーが揃っており、主人公2人以外の恋模様も見どころです。 エリート校とあって、規格外の豪邸や金銭感覚が飛び出てくるのも本作の特徴といえます。
4.『映像研には手を出すな!』
大童澄瞳の漫画を原作としたアニメが『映像研には手を出すな!』です。2020年にアニメが放送され、さらに実写映画・実写ドラマ放送も控えている話題作。 多様な部活動がおこなわれている芝浜高校で、新たに映像研を立ち上げた主人公の浅草みどり・水崎ツバメ・金森さやか。3人がアニメ制作に情熱を傾ける様子が描かれていきます。 本作での生徒会は“大・生徒会”という呼称。そして、生徒会長より生徒会長らしい書記のさかき・ソワンデが異彩を放っている点が特徴的です。 金儲けが大好きな映像研の金森とソワンデの、女子高生同士とは思えないハードな会話の応酬は見ものです。
5.『めだかボックス』
『めだかボックス』は原作・西尾維新、作画・暁月あきらによる漫画を原作とした、2012年放送のアニメです。 眉目秀麗で文武両道、そんな完璧な黒神めだかが本作の主人公。生徒会長になった彼女は、学園に目安箱を設置して、幼馴染の人吉善吉(ひとよしぜんきち)とともに学園内から寄せられる様々な投書を解決していくことに。 最初は2人しかいない生徒会。しかし、話の展開とともに役員が増えていくのも本作の特徴です。「友情、努力、勝利」という有名な文言をもじったりと、「少年ジャンプ」へのメタ的なネタも多く、いわゆるジャンプ的な展開に則って生徒会の役割や目的がシリアス寄りになっていく面白さがあります。
6.『監獄学園』
平本アキラの漫画を原作とした『監獄学園』(プリズンスクール)は、2015年にアニメ化。1000人を超える女子生徒に対し、男子生徒はたった5人。そんな全寮制の学園を舞台に繰り広げられる、5人の学園生活が描かれていきます。 本作には2つの生徒会が登場します。序盤、男子たちを罰し、退学させようと画策する裏生徒会。そして、その影に隠れてしまい人気が低迷している表生徒会です。男子生徒vs裏生徒会という対立に加え、裏生徒会と表生徒会の女同士の熾烈な攻防戦も見どころ。 下心全開でどうしようもないことばかりを企てている男子生徒に対し、圧倒的権力を持つ女だけの生徒会はどんなバツを与えていくのか。下心に必死な様子が、なぜか哀愁を感じさせる学園コメディです。
7.『賭ケグルイ』
ギャンブルをテーマにした原作・河本ほむら、作画・尚村透の漫画『賭ケグルイ』は、2017年と2019年にアニメ化。 リスクを負う極限のギャンブルを好む賭ケグルイな蛇喰夢子(じゃばみゆめこ)が主人公。彼女を中心に、腕に自信のあるギャンブラーたちが、学園内で多額の金額を賭けた戦いに挑んでいくというストーリー。 私立百花王学園の生徒会長は桃喰綺羅莉(ももばみきらり)。彼女も凄腕のギャンブラーで、会長という座もギャンブルに勝って奪い取っています。その後、冷徹とも思える身分階級制度や家畜制度を確立していくことに。 主人公に対立する存在として、生徒会が描かれています。個性的な面々がみせる超高校級の“賭け狂い”っぷりは必見です!
8.『Charlotte(シャーロット)』
『Charlotte』は、“泣きゲー”のシナリオライターとして有名な麻枝准が手掛けたオリジナルアニメ。P.A.WORKS制作で2015年に放送されました。 一部の人間が特殊能力を持つ世界を舞台に、その能力によって出会いや悲しみ、友情を知っていく高校生たちの姿が描かれます。 主人公・乙坂有宇はひょんなことから、星ノ海学園生徒会に引き入れられます。そこでは、生徒会長の友利奈緒を中心に、能力者を保護するための活動がおこなわれていました。 生徒会メンバーの前には、終盤とても過酷な運命が降りかかります。学園ものの明るさと、終盤のシリアスな展開とが、絶妙に絡み合う作品です。
9.『少女革命ウテナ』
『少女革命ウテナ』は、幾原邦彦監督が手掛けた1997年放送のアニメ。今なお熱狂的なファンを生み出し続けている、幾原監督らしい独特な世界観がクセになる作品です。 鳳学園に入学した、運命の王子様との再開を夢見る男装の美少女・天上ウテナが主人公。彼女は「世界の果て」に選ばれたデュエリストだけが戦える決闘に巻き込まれていくことに。 本作の生徒会執行部のメンバーは、全員このデュエリストに選ばれた者たち。彼らの生徒会室での会話シーンは、とにかく演出が特徴的です。「世界を革命する」という抽象的な世界観を、様々な手法で演出しています。 見目麗しい生徒会執行部たちが、どんな手法で表現されているのか。またそれによってなにを伝えようとしているのか。そういった点にも注目してみてください。
10.『有閑倶楽部』
一条ゆかりによる名作『有閑倶楽部』は、OVAという形でアニメ化されています。 本作は、名門学校聖プレジデント学園に通う、暇を持て余した生徒会の面々が巻き起こすコメディアクションです。生徒会に所属する6人は全員が美男美女。さらに、全員が屈指のお金持ちで、6人があわされば大抵のことをお金とコネと権力とで解決することができてしまいます。 6人それぞれに得意ジャンルがあり、それがうまく噛み合って事件が解決していく様はまさに痛快です。発売されているOVAは残念ながら2本のみ。今後TVアニメとして新作の制作に期待したい作品です。
カリスマ性光る生徒会のカッコよさを味わおう!
アニメに登場する生徒会は、その役員たちがカリスマ性に溢れています。現実にはなかなかいない超高校級な生徒の活躍に胸躍ること間違いありません。この記事を参考に、ぜひアニメならではの存在感を放つ生徒会を楽しんでみてください。