2023年12月7日更新

『七つの大罪』は終わり方がひどい?グダグダと言われる理由や感想を紹介

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『七つの大罪』はシリーズ累計発行部数5500万部超え(2023年9月時点)の人気漫画で、4期にわたってアニメ化もされました。 しかし実は本作……特にアニメの結末については、一部では「ひどい」「グダグダ」とまで言われてしまっています。この記事では、なぜそんな評価を受けてしまったのか実際の感想も取り上げつつ解説していきます! ※本記事は『七つの大罪』の重大なネタバレを含みます。

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『七つの大罪』の終わり方とは

七つの大罪 憤怒の審判
(C)鈴木央・講談社/「七つの大罪 憤怒の審判」製作委員会・テレビ東京

最終決戦の後、メリオダスエリザベスと結婚し、彼らのあいだにはトリスタンという名の子どもが誕生しました。バンエレインキングとディアンヌもめでたく結ばれ、それぞれ子宝に恵まれています。 一部命を落としたり行方不明になったりするものの、主要キャラはハッピーエンドを迎え大団円の結末。最終回としてそれほど問題があるようには思えませんが、なぜ一部で「ひどい」と言われてしまっているのでしょうか?その理由については次の見出しでひとつずつ紹介していきます!

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メリオダスとエリザベスの結婚にはやっぱりテンション上がったよね!

『七つの大罪』の終わり方がひどいと言われる理由とは

『七つの大罪』の終わり方が「ひどい」と言われる理由には、原作とアニメに共通するものもあれば、アニメだけに当てはまるものもあります。以下ではネガティブ意見の中で特に多く見られた理由を4つ紹介していきます!

駆け足・グダグダで感情移入できない

七つの大罪
(C)鈴木央・講談社/「七つの大罪 憤怒の審判」製作委員会・テレビ東京

低評価の理由としてよく挙げられているのが、「駆け足」「グダグダすぎる」というもの。特にアニメ版にかんしては、尺の都合もあっていろいろすっ飛ばされており、戸惑う視聴者も多かったようです。 原作にも「展開が早め」とのコメントは見られましたが、アニメほど否定的なニュアンスではありません。放送スケジュールで仕方がないとはいえ、「もう1クールやってほしい」と嘆く声もちらほら見かけられました。

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アニメは特に尺が短かったなという印象。もっと余裕があればよかったのに……。

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伏線回収しきれていない

七つの大罪 憤怒の審判
(C)鈴木央・講談社/「七つの大罪 憤怒の審判」製作委員会・テレビ東京

原作とアニメに共通する理由のひとつが、伏線回収にかんするものです。本作はすでに完結していますが、「メリオダスの真の魔力」や「マーリンエスカノールの罪状」をはじめとして、まだまだ明かされていないことがたくさんあります。 しかし現在、本作の続編にあたる『黙示録の四騎士』が連載中!未回収の伏線はゆくゆくはこちらの物語に絡んでくるのかもしれません。そう考えるとむしろワクワクしますね。

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未回収の伏線は続編で解決されるかな!?気になって仕方がない。

作画がひどい

七つの大罪 神々の逆鱗

アニメについての低評価で多いのが、「作画がひどい」との意見。特に3期は作画崩壊で話題になっていて、「物語に集中できない」という声まで上がっていました。 作画崩壊について詳しくは以下の記事で解説しているので、気になる人は合わせてチェックしてみてください。

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アニメ3期の作画崩壊はちょっと……残念だったな。

強さがインフレしていてつまらない

七つの大罪
©︎鈴木央/講談社

原作にもアニメにも共通するものとしては、「強さがインフレしていてつまらない」という意見も多く見られました。 たしかに本作では物語が進むごとにインフレが加速し、最終的にはキャラたちの強さがとんでもないことになっています。パワーインフレは少年漫画あるあるですが、皆が強くなりすぎると逆に萎えてしまう気持ち、わかる人も多いのではないでしょうか。

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強さがインフレしすぎると、逆に見ごたえなくなるよね……不思議なことに。

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『七つの大罪』最終回に対する良い反応

「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」
© 鈴木央・講談社/2021「劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち」製作委員会

もちろん、『七つの大罪』の最終回は悪い評価だけを受けているわけではありません。むしろほとんどの読者・視聴者からは、「大団円を迎えられてよかった!」「次世代へとつながるラストが最高」など好意的な感想が寄せられています。 長く続いた作品であるだけに、賛否両論が分かれるのはしかたがないこと。思い入れが強いファンが多いからこそ、厳しいコメントも出てくるのかもしれません。

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いろいろ思うところはあれど、次世代につながるラストはほんとうによかった!続編にも期待大。

『七つの大罪』続編からも目が離せない!

七つの大罪 黙示録の四騎士

ラストについて賛否両論あるものの、多くのファンから愛されている『七つの大罪』。続編である『黙示録の四騎士』も盛り上がりを見せており、今後の展開が気になってしかたがありません。どちらの作品もこれを機会に原作・アニメともにチェックしてみてはいかがでしょうか。