『黙示録の四騎士』アーサーはなぜ敵になったのか?花嫁の正体や強さを解説します!
大人気ファンタジー漫画『七つの大罪』の続編にあたる『黙示録の四騎士』。メインで活躍するのは前作の子ども世代ですが、前作から引き続き登場するキャラもいます。 なかでも両作品で立ち位置が大きく変わったのが、キャメロットの王アーサー・ペンドラゴンです。この記事ではアーサーが敵になった理由と目的、正体や「混沌」の力、花嫁の正体、強さ、マーリンやメリオダスとの関係を解説します。 ※この記事は『黙示録の四騎士』原作のネタバレを含みます。連載中の作品のため、2026年10月時点(単行本28巻まで)の情報をもとにしています。
『黙示録の四騎士』アーサー・ペンドラゴンのプロフィール
| 性別 | 男性 |
|---|---|
| 初登場 | 『七つの大罪』8巻62話 |
| 出身地 | リオネス王国 |
| 種族 | 人間 |
| 両親 | 不明 |
| 身長 | 170cm |
| 年齢 | 16歳→33歳以上? |
| 誕生日 | 8月17日 |
| 声優 | 國立幸 |
アーサーは『黙示録の四騎士』では敵として登場するキャラです。「人間だけの世界」を理想としており、そのために人間以外の種族を滅ぼそうとしています。 「黙示録の四騎士」の存在を警戒しており、主人公サイドとたびたび対立することになります。ただしその正体には、物語が進むなかで明かされる大きな秘密が隠されていました。
| 名前 | アーサー・ペンドラゴン |
|---|---|
| 立場 | キャメロットの王。『七つの大罪』では味方、『黙示録の四騎士』では「永遠の王」として主人公たちの敵になる |
| 力 | 前作の終盤で「混沌の王」として目覚め、世界を生み出した「混沌」の力を宿す |
| 敵の正体 | 敵として君臨していた「アーサー王」の正体は、アーサーの姿をしたキャス・パリーグ(第217話「永遠の王」・27巻で判明)。本物のアーサーは別に存在する |
| 掲げた目的 | 人間がどんな脅威にも脅かされない「安息の地」を作ること。そのために人間以外の種族を滅ぼそうとしている(9巻77話) |
| 花嫁 | カメリアードの姫ギネヴィア(11巻88話で判明)。未来視の力を狙い、一方的に花嫁と呼んでいる |
| 声優 | 國立幸 |
アーサーの正体は?「混沌の王」とキャス・パリーグの関係
本物のアーサーは、世界を生み出した「混沌」の力を宿す「混沌の王」です。『七つの大罪』の最終章では、マーリンの魔術によってアーサーが混沌の王として目覚め、混沌そのものに認められる姿が描かれました。アニメでは『七つの大罪 憤怒の審判』の終盤(2021年6月放送)にあたるエピソードです。 一方、『黙示録の四騎士』で「永遠の王」として主人公たちと敵対してきたアーサー王は、第217話「永遠の王」で、アーサーの姿をしたキャス・パリーグだったことが明かされました。キャスは前作で混沌から生み出された獣で、単行本では2026年7月発売の27巻で、〈七つの大罪〉の力によってその正体が暴かれます。詳しい経緯は後述の「アーサーはなぜ敵になった?」の見出しで解説します。
前作:『七つの大罪』での経歴
アーサーは『七つの大罪』では味方サイドのキャラでした。さらに元ネタである「アーサー王伝説」と同じく、聖剣エクスカリバーを抜いて新興国キャメロットの王となった、まさに選ばれし存在です。 メリオダスをはじめとした七つの大罪メンバーに憧れるなど、無邪気な一面もあり、後の歪んだ思想は気配すらありませんでした。
気さくな性格→冷酷な性格
アーサーは若くして王となっただけあって、非常に高い実力を持っています。その一方で人柄も良く、『七つの大罪』ではフレンドリーかつ器が広い人物として皆に愛されていました。笑顔もチャーミングで、いわゆる「光属性」の人間といえるでしょう。 しかし『黙示録の四騎士』ではそれが激変。過激な思想を叶えるためならなんでもする冷酷さを身につけ、どこかミステリアスな雰囲気を漂わせるようになります。光属性から一転、「闇属性」へと堕ちてしまったのです。
アーサーはなぜ敵になった?正体はキャス・パリーグだった
結論からいうと、『黙示録の四騎士』で敵として振る舞っていた「アーサー王」の正体は、アーサーの姿をしたキャス・パリーグでした。原作第217話「永遠の王」で明かされ、単行本では27巻に収録されています。人間以外の種族を滅ぼそうとする冷酷な王は、前作で愛された本物のアーサーとは別の存在だったのです。 臣下やキャメロットの民から「光」や「希望」として愛されていたアーサーが、人間以外の種族にとっての脅威、そして主人公たちの敵として立ちはだかったことは、連載当初から読者の大きな謎でした。 正体が明かされる前は、「多くの人間が命を落としたのを目の当たりにしたから」、「マーリンが自分のもとを去ってしまったから」、「純粋すぎるがゆえに闇にも染まりやすかったから」といった闇堕ちの理由が考察されていました。以下では、連載当時の考察と、判明した真相を順に紹介します。
①多くの人間が命を落としたのを目の当たりにしたから
アーサーが闇堕ちした理由としてまず挙げられるのが、聖戦でキャメロットが壊滅状態に陥り、多くの民が犠牲になったことです。そもそも聖戦が繰り広げられる中、数ある種族の中で特に弱い人間が虐げられ続けることにも、彼は納得いかなかったのでしょう。 要するに、王として自身の国や民を愛していたアーサーは、悲劇をきっかけに「人間を守りたい」という思いを暴走させ、「それ以外を滅ぼす」という極端な思考に走らざるを得なかったのです。 戦いの中で多くの者が命を落としていくのに心を痛め、それを「しかたがないこと」と片付けられなかったあたりに、彼の心根のやさしさがあらわれているように思えます。
②マーリンが自分のもとを去ってしまったから
マーリンはアーサーにとって、なくてはならない友人であると同時に尊敬する師でした。実際、アーサーの成長を見守り王としての彼を支えていたのも彼女です。しかし『黙示録の四騎士』では、マーリンはもはやアーサーのそばにいません。 マーリンがなぜアーサーのもとを離れたのか、その詳しい経緯は2026年10月時点でも物語の大きな謎として描かれています。ただし作中の描写から、彼女がアーサーの理想に賛同しなかったことは確かです。自分を導き見守ってくれた相手に“わかってもらえなかった”という失望も、アーサーの闇堕ちを加速させてしまったのかもしれません。
③純粋すぎるがゆえに闇にも染まりやすかったから
かつてのアーサーは「光」や「希望」という言葉が似合う、まっすぐで純粋な少年でした。しかしその一方で、大切なものが傷つけられると怒りや悲しみをあらわにするだけでなく、その感情を引きずることで「闇」を自身の中に少しずつ取り込んでいっているようなところもありました。 純粋であるがゆえにうまく清濁併せ吞むことができず、逆に闇に染まってしまったアーサー。「人間だけの世界」という理想にこだわりすぎるのも、そのまっすぐすぎる性格のあらわれなのではないでしょうか。
第217話で判明した真相!アーサーはキャスに乗っ取られていた
連載が進むと、アーサーをめぐる謎に大きな答えが示されます。第217話「永遠の王」で、敵として君臨してきたアーサー王の正体がキャス・パリーグだと明かされました。 作中の説明によると、アーサーは混沌の力を使ってキャスを自らの体内に取り込んだものの、その内側から乗っ取られてしまったとされています。異変に気づいたマーリンがアーサーとキャスを切り離し、本物のアーサーは弱り切った状態でマーリンに保護されていたのです。 つまり、人間以外の種族を滅ぼそうとしてきた冷酷な王は、アーサーの姿をしたキャスでした。上で紹介した闇堕ちの考察は、正体判明前の読者の見方として読んでみてください。本物のアーサーがこの先どのような運命をたどるのかは、2026年10月時点で連載中の物語のなかで描かれている最中です。
アーサーの目的は?人間だけの「安息の地」を作ること
アーサー王は漫画『黙示録の四騎士』の9巻77話にて、自身の目的について語っています。それは人間という種族がどんな脅威や厄災にも脅かされない「安息の地」を作るというもの。これだけ聞けば、非常にまっとうなことを言っているようにも思えますよね……。 しかしこの目的を達成するため、アーサー王は人間以外の種族を根絶やしにしようとしています。これは当然許されないことであり、だからこそアーサー王は主人公サイド、果ては世界全体にとっての脅威とされているのです。 なお、この理想を掲げてきたアーサー王の正体は、のちにキャス・パリーグだったと判明しています。「安息の地」という目的が本物のアーサーの願いとどこまで重なるのかは、今後の展開で描かれるポイントといえるでしょう。
アーサーの花嫁の正体は?カメリアードの姫ギネヴィア
| 花嫁 | ギネヴィア |
|---|---|
| 判明回 | 11巻88話 |
アーサーは作中でたびたび「私の花嫁」という言葉を使っていますが、88話でその正体がブリタニアの小国カメリアードの姫・ギネヴィアだということが明らかになりました。 といっても、ふたりは合意の上で「結婚」したわけではなく、アーサー王がギネヴィアの持つ能力「未来視(カレイドスコープ)」を狙って勝手に花嫁扱いしているだけです。ギネヴィアを花嫁と呼んでいたのも、正体が明かされる前の「永遠の王」としてのアーサー王でした。 彼女の元ネタは『アーサー王伝説』に出てくるアーサーの王妃・グィネヴィア。ランスロットとの不倫でも有名な人物で、作中での動向を見るに『黙示録の四騎士』の設定にもそれが反映されていると思われます。
ギネヴィア、お転婆で気が強くてかわいすぎる……。
アーサーの強さは?「混沌」の力を操る最強クラスの敵
誰も敵わないほど最強!?
アーサーはただ単に戦闘力が高いだけでなく、「混沌」という強大な力の持ち主でもあります。混沌はこの世界を作り出し、最高神に魔神王、神樹などを次々と生み落とした、いわば「創造主」のような存在です。 そんな力を持つアーサー王は、イメージしたものを自由自在に作り出したり、非常に高い再生能力で欠けた腕や歯を瞬時に復活させたりと、もはや理を超越した存在になっています。 『黙示録の四騎士』の9巻76話~10巻81話で描かれたトリスタンやメリオダス、ランスロットとの戦いでも、まだ本気ではなさそうな素振りにもかかわらず、彼らを返り討ちにしていました。27巻では〈七つの大罪〉の力で正体を暴かれたあとも、混沌の驚異的な力でメリオダスたちを瀕死の状態まで追い詰めています。
アーサーとマーリンの関係は?隣にいたマーリンは偽物だった

『黙示録の四騎士』でもはじめアーサーの隣にはマーリンがいましたが、11巻91話でそれが偽物だということが判明しました。捕虜にした妖精族をマーリンに変化させ、それを本物のように扱っていたのです。 ギネヴィアにそのことについて指摘されると、アーサーは怒り狂って偽物のマーリンを斬り殺してしまいます。 わざわざ偽物を生み出すあたり、アーサーはマーリンにまだ未練を抱いているようす。本物のマーリンの行方はその後も物語の焦点となっており、2026年9月発売の28巻では、敵の本拠地である「永遠の王国」に潜入した四騎士がマーリンを見つけ出す展開が描かれています。ふたりの関係がどう決着するのかは、今後の連載で明らかになるでしょう。
アーサーとメリオダスの関係は?憧れの相手から敵同士へ

| 七つの大罪 | お互いを認め合う相手 |
|---|---|
| 黙示録の四騎士 | 敵同士 |
『七つの大罪』でアーサーはメリオダスのことを尊敬しており、キャメロットの聖騎士長になってもらおうと勧誘するほどでした。その誘いには乗らなかったものの、メリオダスもアーサーの強さを認めていました。 しかし『黙示録の四騎士』でのアーサー王にとっては、かつて憧れだったメリオダスさえ滅ぼすべき敵です。〈七つの大罪〉と〈永遠の王〉の決戦では、メリオダスたちの“神殺し”の力によって敵の正体がキャス・パリーグだと暴かれました。前作で認め合ったふたりの関係が本物のアーサーとの間でどう結び直されるのかも、今後の見どころです。
アーサーの声優は國立幸
アニメ『七つの大罪』と『七つの大罪 黙示録の四騎士』でアーサーを演じるのは、劇団ひまわり所属の國立幸です。おもな代表作には『家庭教師ヒットマンREBORN!』のフラン役や『おそ松さん』のチビ太役などがあります。 アニメ『七つの大罪 黙示録の四騎士』は、第1期が2023年10月から2024年3月まで全24話、第2期が2024年10月から放送されました。中性的な声の持ち主であり、少年役や青年役の演技にも定評がある國立幸。アーサーの持つ光の面と闇の面をどう演じ分けているのか、前作と比較してみるのも面白いかもしれませんね。
『黙示録の四騎士』アーサーについてよくある質問
アーサーの誕生日と身長は?
誕生日は8月17日、身長は170cmです。『七つの大罪』では16歳の若き王として登場しました。
アーサーが持つ聖剣は?
聖剣エクスカリバーです。『七つの大罪』では、元ネタの「アーサー王伝説」と同じくこの剣を抜いたことで、新興国キャメロットの王となりました。
キャス・パリーグとは何者?
『七つの大罪』でアーサーのそばにいた猫のような姿の存在で、正体は混沌から生み出された獣の暴君です。前作の終盤でアーサーに葬られましたが、続編ではアーサーの姿をした「永遠の王」として主人公たちの前に立ちはだかりました。
アーサーとガウェインの関係は?
『黙示録の四騎士』のガウェインはアーサーの姪として登場します。ただしその出生には秘密があり、のちにマーリンが自身とエスカノールの血肉から生み出した存在だと明かされました。
『黙示録の四騎士』本物のアーサーの今後に注目!
『七つの大罪』の頃とは大きく変わってしまったかに見えた『黙示録の四騎士』のアーサー。しかし敵として君臨していた王の正体はキャス・パリーグで、本物のアーサーは別に存在していたことが明かされました。2026年9月には単行本28巻が発売され、敵の本拠地である「永遠の王国」を舞台に、四騎士と〈聖杯の騎士〉の戦いが描かれています。 本物のアーサーが最後にどんな結末を迎えるのかは、連載中の現時点ではまだわかりません。主人公たちとの戦いの行方とあわせて、今後の展開に注目しましょう。ほかのキャラクターの生死は『黙示録の四騎士』死亡キャラまとめ、前作の人気キャラについてはエスカノールの解説記事もチェックしてみてください。










