『名探偵コナン』黒羽千影(くろばちかげ)は怪盗キッドの母！？旧姓やベルモットとの関係は？

国民的漫画のひとつとして、アニメや映画など様々なメディアに展開している『名探偵コナン』。 個性豊かなキャラクターが多数登場する本作ですが、この記事では怪盗キッドと深い関わりを持つ黒羽千影(くろばちかげ)について徹底解説！基本的なプロフィールはもちろん、彼女の旧姓や正体についてもご紹介！さらにベルモットとの関係についてもしっかり言及していきます。 ※この記事は『名探偵コナン』及び『まじっく快斗』の重要なネタバレを含みます。

『名探偵コナン』に登場する黒羽千影(くろばちかげ)。この名前だけでピンと来る方も多いと思いますが、彼女は怪盗キッドこと黒羽快斗の母親です。ショートカットが似合う美しい容姿の持ち主で、どこか気の強そうな印象もあるクールビューティーな女性。 千影は現在海外で自由な暮らしを満喫しているようですが、かつては世間を騒がせる危険人物だったんだとか。ちなみに彼女は快斗が主人公を務める漫画『まじっく快斗』にも登場しています。

初代怪盗キッドこと黒羽盗一(くろばとういち)と結婚し、快斗を産むことになる千影。彼女の旧姓については現時点では明らかになっていません。ただ結婚前の彼女は女怪盗ファントム・レディとして活躍していたことが判明しています。 ファントム・レディ時代の千影は優れた身体能力を活かし、様々な盗みを完遂する大怪盗でした。しかしその活動のなかで罠に嵌められてしまい大ピンチに……。そんな彼女を窮地から救ったのが盗一だったのです。そして千影は盗一のプロポーズを受けて怪盗を引退。 つまり快斗は2人の大物から血を引き継いだ、いわば怪盗界のサラブレッド。コナンたちが捕まえきれないのも納得です。

黒の組織の一員として暗躍しているベルモット。実は彼女と黒羽家には意外な繋がりが存在。なんとベルモットに変装術を教えていた師匠が盗一だったのです。 盗一はかつて世界的女優として活躍する新一の母・工藤有希子と、こちらも女優として活躍するシャロン・ヴィンヤードに変装術を指南していました。このシャロンこそがベルモットの正体なのです。 作中で千影とベルモットが直接関わったシーンはありませんが、盗一を介して関わっていた可能性もありそう。また盗一には黒の組織のボス説も囁かれているため、場合によっては千影も黒の組織に関係しているかもしれません。

千影は快斗が主人公を務める『まじっく快斗』に登場しているキャラですが、『名探偵コナン』にももちろん登場しています。彼女が描かれたエピソードは怪盗キッドがメインの回となっており、このなかでキッドは「盗んだものを返しにいく」という前代未聞の犯罪予告を実行。 その返しにいくお宝をかつて盗んだ人物、それこそがファントム・レディ時代の千影だったのです。ちなみに物語の終盤ではキッドがコナンに対し「お互い、母親には頭が上がらねぇってことで」と発言。ここでコナンはキッドの母親がファントム・レディだと勘付いたようでした。

千影は盗一と結婚した後は怪盗をやめ、夫をしっかりと支えていきます。しかし盗一はとある事件により死亡してしまい、それ以降千影はシングルマザーとして快斗を育てていくことに。女手ひとつで子どもを育て上げるなど、強くて真面目な一面を持つ彼女ですが、本来の性格はかなり自由奔放。 子どもに手がかからなくなってからは、海外で自由気ままに暮らしています。また快斗に対し自身がかつておこなった盗みの後始末をさせるなど、少々息子遣いが荒いところもある様子。もしかしたら今後もキッドに色々な仕事を押し付けていくかもしれませんね。

アニメ版『名探偵コナン』ではセリフがなかった千影ですが、アニメ版『まじっく快斗』では富沢美智恵が声を担当しています。 彼女は1983年から声優活動を開始し、これまでに「クレヨンしんちゃん」シリーズのまつざか梅や「美少女戦士セーラームーン」シリーズのセーラーマーズなど数多くの人気キャラを担当してきたベテラン声優です。

怪盗キッドの母として、今後の活躍も期待できそうな黒羽千影。 場合によっては黒の組織に関わる人物として、物語のキーパーソンになる可能性も……？これを機に『名探偵コナン』や『まじっく快斗』をチェックし、これからの展開に備えてみてはいかがでしょうか！