2023年4月17日更新

コナンの母親・工藤有希子を徹底解説!ベルモットや妃英理との関係も

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工藤新一の母親である工藤有希子は、かつて数々の賞を受賞するという伝説を残した大女優。しかし工藤新一の父親である工藤優作と大恋愛の末、わずか20歳で芸能界を引退した謎多き人物でもあります。 この記事では『名探偵コナン』の中でもミステリアスな存在感を放つ工藤有希子について、詳しく紹介していきます!

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『名探偵コナン』工藤有希子のプロフィール

異名 「闇の男爵夫人(ナイトバロニス)」
職業 元女優
年齢 37歳
性格 パワフル
声優 島本須美

工藤有希子は、江戸川コナン(工藤新一)のお母さんで、世界的に有名な推理小説作家・工藤優作の妻です。年齢は37歳。夫の優作と同じく、息子を溺愛しながらも放任主義で、3年前から優作とロサンゼルスで暮らしています。 有希子は37歳とは思えない美貌とプロポーションの持ち主。こんなに美しい母親は滅多にいないでしょう(蘭の母親・英理を除いて)。イケメンでダンディーな優作と、超絶美人な有希子の間に産まれた新一がイケメンなのも納得です。

工藤有希子のモデルは峰不二子?

工藤有希子の旧姓と、女優時代の芸名は藤峰有希子。その名前の由来は『ルパン三世』に登場する峰不二子と、初代不二子の声優だった二階堂有希子からきています。 魔性の女である峰不二子をモデルにしているそうで、不二子のようにバイク(車も)を乗り回し、スピード違反する事もしばしばあります。

『名探偵コナン』工藤有希子の過去を解説!

19歳で「天才」と呼ばれるほどの大女優

工藤有希子は、結婚する前は藤峰有希子という旧姓で女優として活躍していました。 そして、ドラマで坂本龍馬の姉の役を演じた時に、「可愛すぎる」と話題になり、さまざまな作品に引っ張りだこに。弱冠19歳だった有希子でしたが、大女優として人気となり、数々の賞を総ナメする伝説の女優となりました。 美しい容姿は子供の頃からのようで、母校である帝丹高校に通っていた時には学園祭のミスコンに出場しています。のちに息子の幼馴染になる毛利蘭の母親・妃英理とミスコンで対決しましたが、同票という異例の結果で終わり、帝丹高校始まって以来の「伝説のミスコン」として語り継がれています。

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工藤優作と大恋愛の末に電撃引退!

工藤優作

19歳にして大女優の道を歩んでいた有希子でしたが、現在の夫である工藤優作と出会い、20歳で芸能界を電撃引退しています。 当時若手作家だった優作の小説がドラマになった際に、ヒロイン役として有希子が抜擢されたことがきっかけで出会ったようですが、「大恋愛」と言われているだけで、特にどんな出来事や障害があったのかは明かされていません。 ただ、人気絶好調だった有希子が引退を決断してまで優作を選んだわけですから、きっと誰もが羨むような「大恋愛」があったのでしょう。

工藤優作とはいくつになってもラブラブ

大恋愛の末に電撃結婚した2人ですが、2人が揃って登場するシーンでは喧嘩をしている事が多くあります。もちろん本気の喧嘩というわけではありませんが、有希子が黙って家を出ていってしまうこともよくあるようです。 しかし決して仲が悪いわけではなく、すぐに仲直りして結局ラブラブっぷりを見せつけてくれます。息子の新一から言わせてみれば「夫婦喧嘩は日常茶飯事」なのだとか。 ちなみに、アメリカでは有希子は「闇の男爵夫人(ナイトバロニス)」と呼ばれています。アメリカのテレビ番組に有希子が出演した際に、ある事件について語った推理が的中し、難解な事件を解決してしまった事がきっかけだそう。 優作の名作シリーズ『闇の男爵(ナイトバロン)』の名前から取ってそう呼ばれるようになりました。

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工藤有希子とベルモットは親友同士!?

コナン ベルモット
©︎GA/S・Y・T ©︎BUSHI・Ambition

新一の母である工藤有希子と黒の組織の幹部であるベルモットは、一見相対する存在同士でありながらも実は親友同士。 かつて日本で女優として活動していた有希子は、かつて役作りの一環として変装術を学ぶために渡米した際に同じ奇術師の元に弟子入りしていたシャロン・ヴィンヤード(のちのベルモット)と出会います。 そのことをきっかけに仲を深めていった2人は、いつしか親友同士に。シャロンは世間的には亡くなったことになっていましたが、有希子は黒の組織の幹部・ベルモットとして生きていることをのちにコナンから知らされることになります。

「漆黒の特急(ミステリートレイン)」で対峙!

有希子とベルモットの関係性がよく分かるのが、アニメの第701〜704話で描かれた「漆黒の特急(ミステリートレイン)」編です。 車内で行われた推理ゲームの最中に起こった殺人事件の裏では、有希子とベルモットが密かに対峙するシーンが描かれています。2人の会話はにこやかに進んでいるかのように見えますがどこか緊張感が走っていることから、かつては親友同士だった2人が現在は敵対関係となっていることが分かります。

工藤有希子と妃英理はライバル?

敏腕弁護士として日々活躍している毛利蘭の母親・妃英理は、工藤有希子とは帝丹高校時代の同級生関係にあたります。大人になった今もともに衰えない美貌を持つ2人ですがその美しさは高校時代からで、学内外から注目の的になっていました。 「帝丹のプリンセス」と呼ばれていた有希子と「帝丹のクイーン」と呼ばれていた英理は、校内で実施されたミスコンで一騎打ちになっていたことも。しかし2人の仲は非常に良いため、“ライバル”という関係性ではなさそうです。

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工藤有希子と怪盗キッドの父・黒羽盗一との関係は?

コナン 怪盗キッド
©︎GA/S・Y・T ©︎BUSHI・Ambition

有希子はたびたび正体を隠し、別人になりすまして登場しています。その変装術はなかなかのもので、息子のコナンでさえも気付かない事も。 実は、有希子は女優時代に役作りのために、当時天才と言われていたマジシャン・黒羽盗一(黒羽快斗の父親で、初代怪盗キッド)に弟子入りしており、その時に学んだ変装術を活用しているのです。 ちなみに、黒の組織に所属しているベルモットとは相弟子だった縁で、友人としての関係がありました。 有希子の変装術は、架空の人物はもちろん、完全に別の人物になりきって、その人物の知人ですら騙す事が可能です。本人はとても楽しんで変装していますが、やりすぎてコナンに呆れられる事も。

工藤有希子の演技力は溺愛の息子へ遺伝!

コナン 工藤新一
©︎GA/S・Y・T ©︎BUSHI・Ambition

変装術はもちろん、有希子の演技力は素晴らしいです。大女優としての地位を築き上げただけあって、警戒心の強い黒の組織のメンバーまで出し抜く事もできます。 その演技力は遺伝に乗って息子にまで影響し、コナンの正体を知る灰原哀は、コナンの演技力と目立ちたがりな性格は母親譲りだと語っていました。 それほど自分に似ているからか、有希子は放任主義な割には息子の事を溺愛しています。再会すると、嫌がるコナンを抱きしめたりしていました。また新一と想い合っているの事も気に入っているため、邪魔する事無く、時にからかいながら見守る優しさを見せています。

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工藤有希子の声優は島本須美

島本須美

工藤有希子の声を担当するのは、声優の島本須美。1979年に『ゼンダマン』のゲストキャラクターで声優デビューをし、同年に公開された劇場版『ルパン三世 カリオストロの城』ではルパンに心を奪われるヒロイン・クラリス役を演じました。 その後、さまざまな作品で主人公・ヒロインを担当し、「アニメージュ」主催のアニメグランプリの女性声優部門では1位を3回も獲得されました。 代表作は『風の谷のナウシカ』のナウシカ、『小公女セーラ』のセーラ・クルー、『めぞん一刻』の音無響子、『それいけ!アンパンマン』のしょくぱんまんなど。少女から大人の役、少年役までこなしています。

コナンの母親・工藤有希子の活躍に期待!

この記事ではコナンの母親であり、作中でキーパーソンとなることもある工藤有希子について詳しく紹介しました!彼女は作中での登場回数はそこまで多いわけではありませんが、大きな存在感を放っています。今後もパワフルに活躍してくれることを期待しましょう!