映画『オデッセイ』あらすじ・キャストを徹底解説!【もしも火星に取り残されたら?】
タップできる目次
- リドリー・スコット監督が火星に挑んだ映画『オデッセイ』
- 火星サバイバル映画『オデッセイ』のあらすじ
- 主人公・マーク・ワトニー役は、マッド・デイモン!
- マークを救うチームのリーダー・メリッサ・ルイス役は、ジェシカ・チャステイン!
- マークを救おうとする8人の仲間たち
- 『オデッセイ』の原作はアンディ・ウィアーの『火星の人』
- アカデミー賞で7部門にノミネート!
- 映画『プロメテウス』のスタッフがリドリー・スコット監督のもと再集結!
- 完全に再現されなかった重力
- 実際は火星で水を発見するのは難しいことではない!?
- 主人公マークとビデオカメラGo Proの特別な関係
- 新たな火星時代への幕開けに称賛を
- 映画『オデッセイ』について知っておくべき3つの魅力
- 映画『オデッセイ』公開イベントで吉田沙保里が「次の目標は火星と明かす」!?
- 火星行きのチケットが渋谷で販売される?
- NASA公認!映画『オデッセイ』に登場する最新テクノロジー
- 火星サバイバル映画『オデッセイ』海外での評価・感想【ネタバレ注意】
リドリー・スコット監督が火星に挑んだ映画『オデッセイ』
マッド・デイモン主演、リドリー・スコット監督の映画『オデッセイ』は、2011年に出版されたアンディ・ウィアーの人気小説『火星の人』が原作です。 宇宙を舞台にした壮大なストーリーと豪華なキャスティングで注目を集めてました。今回は、そんな映画『オデッセイ』の気になるあらすじとキャストを紹介します。
火星サバイバル映画『オデッセイ』のあらすじ
火星へ有人飛行のミッションに参加した主人公マーク・ワトニー(マット・デイモン)。火星でのミッション中に嵐に巻き込まれ、チームの仲間たちは、はぐれたマークを死亡したと判断を下します。 しかし、実は生存していたマークは一人火星に取り残されてしまいます。厳しい環境の、限られた食料のみで、4年後のNASAの救出まで生き延びる決意をするマーク。 一方地球では、彼を生還させようと、マークのチームたちと科学者たちが奮起します。世界70億人が彼の生還を祈るなか、マークは地球に生きて帰ることができるのでしょうか…!?
主人公マークと共に注目したい仲間たちのアナザーストーリー
地球への生還のために極限のサバイバルに挑戦する主人公マークのメインストーリーとともに見どころなのが、火星探査〈アレス3〉のため宇宙に向かった仲間たち、そして地球上でマークの期間を待つNASAのメンバーの二つのサイドストーリー。 マークの運命を案じる仲間たちのドラマも見ごたえありです!
以下の記事でネタバレ解説
主人公・マーク・ワトニー役は、マッド・デイモン!
主人公である宇宙飛行士マーク・ワトニーを演じるのはマッド・デイモン。とてつもなく厳しく孤独なサバイバルを生き抜こうと努力する姿を熱く演じています。 マット・デイモンは『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』で、脚本・主演をつとめゴールデングローブ賞とアカデミー賞を受賞。そして、「オーシャンズ」シリーズのライナス・コールドウェル役や「ボーン」シリーズのジェイソン・ボーン役でも知られています。 その他の代表作に、『ディパーテッド』や『インビクタス/負けざる者たち』などがあります。 代表作の一つとなった本作で、リドリー・スコットと初めてタッグを組みました。
マークを救うチームのリーダー・メリッサ・ルイス役は、ジェシカ・チャステイン!
ジェシカ・チャステインは、マークを救おうと奮起するチームの船長メリッサ・ルイスを演じます。 1977年にカリフォルニア州サクラメントで生まれたチャステインは、数々のテレビドラマに出演したのち、『テイク・シェルター』や『ツリー・オブ・ライフ』で知名度を上げます。 その後、『インターステラー』や『ヘルプ~こころがつなぐストーリー~』に出演。『ゼロ・ダーク・サーティー』ではゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞し、演技派女優としてすっかり定着しています。
マークを救おうとする8人の仲間たち
アニー・モントローズ/クリステン・ウィグ
NASA広報責任者アニー・モントローズを、女優・コメディアンのクリスティン・ウィグが演じます。 『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』の脚本と主演をつとめたことで知られています。
リック・マルティネス少佐/マイケル・ペーニャ
マイケル・ペーニャが、リック・マルティネス少佐を演じます。 ロバート・レッドフォード監督の『大いなる陰謀』や、ブラッド・ピットが製作総指揮をつとめた『フューリー』、2015年に公開された『アントマン』などに出演。
テディー・サンダース/ジェフ・ダニエルズ
ジェフ・ダニエルズは、テディー・サンダースを演じます。 アカデミー賞作品賞受賞の映画『愛と追憶の日々』で、デブラ・ウィンカーの夫役を演じたことをきっかけに注目を集めた俳優です。 その他の代表作に、『カイロの紫のバラ』、『アラクノフォビア』、『スピード』、『イカとクジラ』など様々な映画があります。
べス・ヨハンセン/ケイト・マーラ
女優のルーニー・マーラの姉としても知られるケイト・マーラが演じるのは、オタクっぽい技術者・べス・ヨハンセン。 「ハウス・オブ・カード 野望の階段」や「CSI」シリーズなどのテレビドラマをはじめ、ダニー・ボイル監督の『127時間』、ジョニー・デップ主演の映画『トランセンデンス』や2015年10月日本公開のアメコミ映画『ファンタスティック・フォー』などに出演しています。
ミッチ・ヘンダーソン/ショーン・ビーン
イギリスの俳優・ショーン・ビーンが、フライトディレクターのミッチ・ヘンダーソンを演じます。 元はシェイクスピア俳優であったビーンは、『チャタレイ夫人の恋人』などイギリスのテレビシリーズなどで知られるようになり、そのセクシーな魅力が注目されます。 その後、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのボロミア役で世界的に知られるように。ハリウッド映画では悪役を演じることが多く、2014年にアメリカのサイトが発表した「よく死ぬ映画俳優TOP10」で1位に選出されています。 その他にも、『007 ゴールデンアイ』、『トロイ』、『ピクセル』などに出演しています。
ヴェンカト・カプール/キウェテル・イジョフォー
火星探査の統括責任者であるヴェンカト・カプールを演じるのは、映画『それでも夜は明ける』で主人公ソロモン・ノーサップを演じたことで知られるイギリスの俳優・キウェテル・イジョフォー。 1997年スティーヴン・スピルバーグ監督の『アミスタッド』で映画デビュー。その後も『インサイド・マン』、『トゥモロー・ワールド』、『アメリカン・ギャングスター』などに出演。ローレンス・オリヴィエ賞など数々の賞を受賞しています。
クリス・ベック博士/セバスチャン・スタン
クリスベック博士を演じるのは、『ゴシップ・ガール』でカーター・べイゼン役を演じたセバスチャン・スタン。 「キャプテン・アメリカ」シリーズ映画でバッキー・ボーンズを演じていることで知られます。また、2012年に放送された「ポリティカル・アニマルズ」ではアメリカ国内で選出される「批評家たちが選ぶテレビ賞」で最優秀助演男優賞に推薦されました。
ミンディ・パーク/マッケンジー・デイヴィス
ワトニーの生存に気付いた衛星制御エンジニアのミンディ・パークを演じるのは、カナダの女優・マッケンジー・デイヴィスです。 彼女は、『あなたとのキスまでの距離』、『恋人まで1%』や『フリークス・シティ』『ブラック・ビューティー』といった映画やテレビシリーズ『ブラックミラー』に出演し、その178cmの長身も相まって徐々に注目。 そして2017年には『ブレードランナー2049』での娼婦・マリエットを演じ、一躍知られるようになりました。
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『オデッセイ』の原作はアンディ・ウィアーの『火星の人』
アンディ・ウィアーは、アメリカ合衆国カリフォルニア州出身のSF作家。 原作の『火星の人』は、アンディ・ウィアーが2009年から自身のウェブサイトで連載していた小説。読者からの要望を受け、Kindleストアで電子書籍として販売を始めたところ、3ヶ月で3万5000ダウンロードを記録するベストセラーに。日本では、ハヤカワ文庫で翻訳版が出版されています。 この原作は、日本のSFファンによって選ばれる賞、2015年に星雲賞海外長編部門を受賞しています。
アカデミー賞で7部門にノミネート!
本作は、2016年1月に発表されたアカデミー賞ノミネートにおいて、作品賞、主演男優賞、脚色賞、美術賞、音響編集賞、録音賞、視覚効果賞の7部門でノミネートされました。 主演男優賞にノミネートされたマット・デイモンは『グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち』以来の主演男優賞ノミネートとなります。
映画『プロメテウス』のスタッフがリドリー・スコット監督のもと再集結!
リドリー監督SF最新作の製作にあたって、2012年に公開されたSF大作映画『プロメテウス』のスタッフの多くが再集結。 プロデューサーのマーク・ハファンをはじめ、カメラマンや映像編集などSFのプロフェッショナルたちがリドリーのもとに会しました。 リドリー・スコットは今までに『エイリアン』『ブレード・ランナー』というSF映画において誰もが見たことのある伝説的な映画を世に送り出してきました。今回の『オデッセイ』では、彼なりの新たな挑戦があります。 ___リドリー・スコット:SF映画はファンタジーになりがちですが、『オデッセイ』での課題は完全に現実味のある世界を作ることでした。それがこの映画の魅力だと考えたのです。私が好きな初期の宇宙飛行士の映画で『ライトスタッフ』という映画がありますが、それとは全く違う仕上がりになりました。とても満足しています。 彼はNASAに連絡をとり、火星人をできるだけ現実的に再現するために努力しました。そしてリアリティの中にいくつか小説的な要素も盛り込みました。
完全に再現されなかった重力
監督のリドリーはさらなるステップへと進みました。火星での現実“重力”についてです。宇宙オタクが見たなら、火星での重力の不自然な部分に気がつくでしょう。火星の重力、それは地球の重力の40%です。映画の中でマット・デイモンが、赤い惑星の周りを動くのを表現することは非常に難しいことです。 ___マット・デイモン:このような難しい状況で私は提案する必要がありました。私たちは40%の重力を再現できる場所にはいません。無重力にすることはできます。例えば、ワイヤーを使用するか、NASAのVomit Cometに乗るとか......。しかし40%の重力が再現できないなら、別の方法を提案するしかありません。 主人公マークが宇宙服を着ているとき、その重みで40%の重力は相殺されるという提案をしました。リドリーもこの提案に賛成しました。宇宙服を着ている限り、通常の動作と変わらないようにしたのです。
実際は火星で水を発見するのは難しいことではない!?
主人公マークは火星で生き延びるために必要不可欠な“水“を確保しようと奮闘します。宇宙飛行士で植物学者でもある彼は仕事を通してどのように水を作ればいいか試行錯誤します。そしてついに、水を得ることに成功するのです。しかし、この状況で現実と違うのは、火星では水をみつけることが簡単だということです。 ___原作著者アンディ・ウィアー:原作「The Martian」ではそのように書きました。火星への好奇心によって私は描写を変更することはできませんでした。少々厄介な話ですが、マークは火星の土のサンプルから1立法メートルごとに35リットル程の水が周りにあるとわかります。水を得るために全ての土を熱しなければなりません。 映画では、マット・デイモン演じる主人公マークが水を作ります。しかし、水の作り方を現実的に詳しく知ることは、映画を楽しむ上であまり関係ないでしょう。この映画の面白い部分は、主人公マークが持っている知識を駆使し、冒険野郎マクガイバーのような戦略が生き延びる為に役立つということです。
主人公マークとビデオカメラGo Proの特別な関係
孤立が人間にとっていかに破滅的状況かということを映画では語られてきました。しかし、主人公マークはそれほど多くの孤立経験を積むことはなさそうです。火星に設置されている全てのビデオカメラを使って、仲間と常に話し合うことで、主人公マークは正気を保つことができるのです。 ___リドリー・スコット:Go Proは彼のかけがえのない仲間になりました。彼は立ち止まっていても、さまよっていても常にGo Proに語りかけています。本当の仲間に話しかけるように。彼が火星で住むところに50のGo Proが設置されています。そして、Go Proは映すだけ、論理上はただのブラックボックスです。何か問題が発生した時、あなたはいつ、どこで、何が起こったのか知りたいでしょう?いつもマークを見ているGo Proは、彼の唯一の仲間になりました。 このGo Proを映画『キャストアウェイ』に出てくるウィルソンのような存在であると期待しない方がいいでしょう。しかし、このGo Proへの語りかけが想わぬ効果をもたらしました。主人公マークが過酷な状況でも明るくユーモアを忘れない魅力的な性格という印象を観客に与える材料となっているのです。
新たな火星時代への幕開けに称賛を
主役を演じるマット・デイモンによると、脚本のドリュー・ゴダートには『オデッセイ』の脚本を書くにあたって、ひとつの大事な任務がありました。 彼は映画が科学者にとって良い影響を与えられることを望んでいました。映画で研究がいかにクールで楽しく、そして素晴らしいことなのかを描くことに意味がありました。 聴こえてきた観客の話し声からその意図に気づいてくれた節があったのが興味深いことでした。その観客とは、火星の時代と述べたジム・グリーン博士(NASAのプラネット学術課取締役)でした。 ___ドリュー・ゴダート:私たちが月に着陸した時、リドリーと私はそれを目の当たりにしていました。月面上陸は壮観でした。私たちは月の世代だったのです。しかし、私たちの好奇心は今度は火星に上陸しました。私たちを含め世界は火星に注目したのです。火星の時代がやってきました。私たちのひらめきが科学者やエンジニアを引き込んで最先端の経済を進めていくのです。そして、映画や本は時代を進めるための素晴らしいきっかけです。
映画『オデッセイ』について知っておくべき3つの魅力
1. 『ゼロ・グラビティ』+『キャスト・アウェイ』!?
原作小説はよく『ゼロ・グラビティ』+『キャスト・アウェイ』などと評されていました。 2000年公開トム・ハンクス主演『キャスト・アウェイ』は無人島でサバイバル生活をする男を描いた作品で、2013年公開アルフォンソ・キュアロン監督『ゼロ・グラビティ』は宇宙での船外活動中に事故が発生、宇宙空間を漂流する作品、『キャスト・アウェイ』の舞台である無人島を宇宙空間に移動させたようなストーリーでした。 原作小説『火星の人』は火星でのミッションが失敗、1人の男がかすかな希望を胸に火星でサバイバルを行う物語です。 これらの作品はどれも、1人の人物が生存するために、与えられた状況の中でもがき学ぶ、恐怖と戦いながら挑戦し、孤独と対峙するという共通点があります。 『オデッセイ』はこれらの映画をそのまま引用するのではなく、独自のエッセンスを取り入れた新たな作品になっています。
2. スリリングで飽きることがない!?
マークが火星に取り残された後、装置を修理、じゃがいもを育てるなどあまりスリリングな展開がないように思えます。 しかし、原作小説『火星の人』はスリリングな展開とサスペンスの連続、一度読み始めたら次の展開が気になり、ページをめくる手が止まりません。 この小説を原作とした映画である限り、『オデッセイ』が退屈な作品になるはずがありません。予告映像を見る限り、原作に登場するシーンが数多く登場、アクションシーンも満載のようです。 映画も小説のように、一度映画が始まったら、トイレに向かうことは決して出来ないでしょう。
3. コメディ要素もしっかり盛り込まれている!?
火星に取り残されたマークはまさに絶望的状況、息の詰まるような展開が続きます。 しかし、決してコメディ要素がないわけではありません。宇宙飛行士のマークはインテリですが、皮肉屋で愉快な人物、正気を保つためにユーモアを上手く利用しています。 小説でもマークはよくジョークを言っていました。『オデッセイ』はスリリングなだけでなく、ふと笑わせてくれる場面も登場するようです。
映画『オデッセイ』公開イベントで吉田沙保里が「次の目標は火星と明かす」!?
2016年1月28日、文京区にある宇宙ミュージアムで『オデッセイ』公開記念イベントが行われ、「霊長類最強」と謳われる吉田沙保里が出席しました。 イベントではこの映画に対して「ひとりぼっちな状態でもポジティブに生きて行く姿に感銘を受けた」と語りました。さらに、吉田沙保里は実際の宇宙飛行士のトレーニングにも使用されているムーンウォークという訓練に挑戦。ワイヤーに吊るされた状態で、巨大な岩石の模型などを所定の位置へ運ぶミッションに挑み、見事成功させています。 また、イベントにはこれから6ヶ月国際ステーションに滞在する、JAXA宇宙飛行士の大西卓哉も参加しており、「もし火星に置き去りにされたら、ジャガイモを栽培したい」と作中のシーンを引き合いに出し、笑いをとりました。
火星行きのチケットが渋谷で販売される?
誰もが気軽に宇宙旅行できる時代はもうやってきたのでしょうか。渋谷駅から約2億5000キロ離れた火星へのチケットが渋谷駅で発売されていると騒がれました。しかし、これは映画『オデッセイ』の広告でした。 一度止まって内容を確認してしましそうな広告の中には券売機が描かれており、その券売機の中に移されているQRコードを読み込むと火星へのチケットではなく『オデッセイ』のチケットを購入することができるものとなっています。この広告は2月1日から2月7日の間に東京メトロ副都心線・東急東横線と東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線とをつなぐ通路壁面で掲出されています。
NASA公認!映画『オデッセイ』に登場する最新テクノロジー
映画『オデッセイ』には実在する最新科学技術が数多く登場します。それらの技術はNASAが実際に認めている、「居住設備」、「農場」、「水再生システム」、「酸素供給設備」、「火星用宇宙服」、「ローバー」、「イオン推進装置」「太陽光発電パネル」、「原子力電池」といったもの。 映画製作に際しても、技術のリアリティーを演出するためにNASAが全面協力。とても正確な描写になっているということです。映画『オデッセイ』に登場するテクノロジーに注目するのも面白いかもしれません。
火星サバイバル映画『オデッセイ』海外での評価・感想【ネタバレ注意】
火星で生き延びるためにあらゆる技術を駆使して一人で努力するマークですが、単調な映画化と思ったら大間違い!火星で起こる予測不能のアクシデントにハラハラしっぱなしの2時間です。スケールが壮大なアクションと演出も見逃せません。作品をすでに鑑賞した海外ファンはとりわけ、その映像技術とCGの迫力を絶賛しています。 劇的なサバイバルのなかで、ユーモアと緊張感が混ざり合ってとても素晴らしいSF大作になっていると作品を褒め称えるファンも。ただ、原作に忠実といってもカットされている部分はいくつかあり、原作ファンには賛否両論であるのも事実なようです。しかしSFファン、とくに『インターステラ―』ファンは必見の映画になっています。 豪華キャストが勢ぞろいした注目の映画『オデッセイ』は、2015年10月4日にロサンゼルスで北米映画興行収入、初登場にして1位を獲得しました。