2017年12月28日更新

レイフ・ファインズ、『ハリーポッター』のヴォルデモート役が『007』にM役で出演

©PHOTOPQR/LE PARISIEN

『ハリー・ポッター』シリーズでヴォルデモート卿を演じ、幅広い層からの支持を得るようになったレイフ・ファインズ。多数の名作に出演し、多くの賞レースでノミネート/受賞してきた彼のプロフィール、代表作をご紹介します。

レイフ・ファインズのプロフィール

レイフ・ファインズは、1962年12月22日生まれ、サフォーク・イプスウィッチ出身のイギリスの俳優です。 レイフは写真家の父と小説家の母の間に長男として生まれました。 ファインズ家は映画や演劇に関わる多才な人物が名を連ねており、弟のジョセフは俳優、妹のマーサは映画監督です。遠い親戚には元SASで冒険家でもあるラナルフ・ファインズ(映画『キラー・エリート』の原作者)もいます。

舞台演劇でも活躍

レイフ・ファインズは、王立演劇学校を卒業後、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーに所属して活動を開始します。1995年にブロードウェイの『ハムレット』に主演し、トニー賞を受賞しました。 ちなみに、2015年現在まで『ハムレット』でトニー賞を受賞した俳優はレイフ・ファインズだけです。

『ハリーポッター』シリーズにヴォルデモート役で出演

レイフ・ファインズは、『ハリー・ポッター』シリーズの第4作目『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』から最終章となった第7作目『ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2』までで、ハリーの宿敵ヴォルデモートを演じています。 それまではCGで表現されていましたが、『炎のゴブレット』以降は、レイフが特殊メイクで演じました。 ただならぬ殺気と存在感で、シリーズを通してのヴィラン役を魅力的に演じました。準備にも一苦労だったみたいですね…!

レイフ・ファインズの甥っ子も「ハリポタ」に出演!?

『ハリー・ポッターと謎のプリンス』でヴォルデモートの少年時代を演じていた男の子、なんとレイフの甥っ子だったのです! 名前はヒーロー・ファインズ=ティフィン。確かに言われてみれば面影がある…かも!?

レイフ・ファインズは『007』シリーズに新M役で出演

2005年からダニエル・クレイグが6代目ジェームズ・ボンドとなり、シリーズの雰囲気も一新した007シリーズ。レイフ・ファインズは、その第3作目『007 スカイフォール』から出演しています。元陸軍将校という設定もあり、見事なガンアクションも披露しました。 2015年12月4日に公開される新作『007 スペクター』では、前作以上に重要な人物、MI6の新たな局長Mとして出演します。 レイフ・ファインズはイアン・フレミングやジョン・ル・カレなどが書いたスパイ小説の愛読者だそうです。Mを演じるにおいてその疑念や不確実さ、影のある部分をも表現していると話しています。

レイフ・ファインズの主な出演作

『シンドラーのリスト』でレイフ・ファインズがアカデミー賞受賞

スティーヴン・スピルバーグ監督作品。第二次世界大戦でナチスドイツによるユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)が進むなか、ドイツ人実業家オスカー・シンドラーが、自身の雇っていたポーランド系ユダヤ人の収容所送りを阻止した実話に基づく映画です。 レイフ・ファインズは、冷酷なSS将校アーモン・ゲート少尉を演じています。この役で、第46回英国アカデミー賞では助演男優賞を受賞、第65回アカデミー賞では助演男優賞にノミネートされました。

『イングリッシュ・ペイシェント』で主演

第二次世界大戦中の北アフリカを舞台に、負傷した男と人妻との不倫を描くラブ・ストーリーです。 主人公のアマルシーをレイフ・ファインズが演じました。

映画『レッド・ドラゴン』では哀れな殺人鬼を演じる

殺人鬼ハンニバル・レクターを描いた映画、『羊たちの沈黙』(1991)と『ハンニバル』(2001)の続編ですが、時系列としては1作目以前の出来事です。 元FBI捜査官ウィル・グレアム(エドワード・ノートン)は元上司のクロフォードに頼まれ、以前逮捕したレクター博士(アンソニー・ホプキンス)に連続殺人事件の捜査のアドバイスを求めました。ヒントを得たグレアムが犯人を追いつめていくサスペンス・ミステリーです。 レイフ・ファインズはレクター博士を尊敬するビデオ加工技師、フランシス・ダラハイドを演じています。

『タイタンの戦い』では冥界の王を演じるファインズ

古代ギリシアで傲慢の限りを尽くす神々に怒った人間たちが、半神半人のペルセウスと共に神々に闘いを挑むスペクタクル映画です。 冥界の王、ハデスをレイフ・ファインズが演じています。

『グランド・ブダペスト・ホテル』でも高い評価を得る

ウェス・アンダーソン監督・脚本作品。第64回ベルリン国際映画祭審査員グランプリ、第87回アカデミー賞で4部門の受賞をしました。 架空の国、ズブラフカ共和国の一流ホテル「グランド・ブダペスト・ホテル」を舞台に、優秀なコンシェルジュ・グスタブとベルポーイのゼロの交友と逃走劇を描いたドラマ・コメディです。 レイフ・ファインズはこの作品で、ホテルコンシェルジュのグスタブを演じ、第68回英国アカデミー賞、第87回アカデミー賞の主演男優賞にそれぞれノミネートされました。

コーエン兄弟の新作映画『ヘイル、シーザー!』に登場

『ノーカントリー』のジョエル&イーサン・コーエン兄弟監督の新作。1950年代のハリウッドを舞台に、スターのイメージを保つために都合の悪いことをもみ消す”仲介人”の仕事を描くコメディです。 2016年2月6日公開のこの映画は、レイフ・ファインズのほかにジョシュ・ブローリン、ジョージ・クルーニー、ティルダ・スウィントン、チャニング・テイタム、スカーレット・ヨハンソンなどの豪華キャストも見どころです。

名優ゲイリー・オールドマン監督作品に出演!

レイフ・ファインズは、2016年にゲイリー・オールドマンが監督・脚本を手がける、写真家エドワード・マイブリッジの伝記映画『フライング・ホース(原題)』に主演します。 マイブリッジの妻役にアマンダ・セイフライド、妻の愛人役にベネディクト・カンバーバッチの出演も決定しており、ゲイリー・オールドマン監督自身も出演するようです。

レイフ・ファインズ、ストップモーション・アニメの声優にも挑戦!

『ザ・ボックス・トロールズ(原題)』(日本未公開)で大成功を収めたライカスタジオ。その新作アニメーション『クボ・アンド・ザ・ツー・ストリングス(原題)』にファインズは声の出演をすることになっています。 古代の日本をテーマにしたという冒険物語で、2016年8月19日全米公開予定です。日本での公開は未定です。 今後も話題作の公開が控えているレイフ・ファインズ。名優の活躍を期待したいですね。