傑作ぞろいのおすすめ洋画25選!【このサスペンス映画がすごい】

2017年7月14日更新

ゴア・フィルムは苦手だけど、謎解きタイプの映画なら好きという人や、ハラハラする緊張感がたまらないという根っからのサスペンス映画好きの人にも、納得がいく映画を25本選んでみました。古典中の古典、名作も多数含んであります。さて、あなたはすでに何本のサスペンス映画をみていますか?

1:『サイコ』(1960)

サスペンスの巨匠といわれたアルフレッド・ヒッチコックが1960年に製作した映画『サイコ』は、サスペンス映画の金字塔といわれる作品です。

ジャネット・リー演じるマリオン・クレーンはアリゾナ州フェニックスで、不動産業の秘書をして働いています。恋人のサム・ルーミス(ジョン・ギャヴィン)と結婚をしたいと考えていますが、彼には借金があって結婚をする余裕がありません。

サムとの情事の後、職場に戻ったマリオンは、客が支払った4万ドルを銀行に持って行ってほしいと、上司に言われました。彼女はその金を銀行には届けず、カリフォルニア・サムヴェイルにいるサムのもとへ持って行くことに決めました。

町の外に出ていくところを上司に見られたマリオンですが、サムのもとへ車を運転し急ぎます。その途中、眠くなってしまった彼女は、巡回中の警官に起こされるまで、路肩に駐車し、眠ってしまいます。

先ほど上司にみられているマリオンは、もしかしたらお金を盗んだのがばれたのかもしれないと思い、ナーバス気味です。そこに警察官から声をかけられたのですから挙動不審にもなります。なんとなく彼女のことを不審に思った警察官でしたが、お金の件はまだ通報されていなかったようで、マリオンはそのままサムの元へとドライブを続けることができました。

そんなことがあったので、マリオンは、カーディーラーで彼女の乗っていた車を売り払い、アリゾナ州のプレートがついていた車とはおさらばし、カリフォルニア州のプレートがついたフォードカスタム3000に乗り換えるのでした。高速警備隊が新しい車を購入するマリオンを目撃しているのにも、気づいていません。

カリフォルニアへの途中、大雨になり、マリオンは途中でみかけたベイツというモーテルに、その晩は宿泊することにしました。そこは、青年ノーマン・ベイツ(アンソニー・パーキンス)が経営をしている小さなモーテルでした。

ベイツ青年は、マリオンがチェック・インを済ませた後、モーテルの後ろにある青年の自宅で夕食をしませんか?と誘います。マリオンは承諾します。しかし、ベイツ青年が彼の母親と説明する女性と口喧嘩をしてしまい、結局、モーテルの食堂で夕食をとることになりました。食事中、ベイツ青年は趣味のはく製のことや、彼の母ノーマが精神障害者であることについて、マリオンに話してきかせてくれました。

部屋に戻ったマリオンは、お金を盗んでしまったことを後悔しはじめ、フェニックスに戻りお金を返そうと、考えはじめていました。シャワーを浴びはじめたマリオン。彼女はすぐに、このホテルに宿泊したことを後悔することになるのです。

2:『鳥』(1963)

巨匠ヒッチコックが制作したこの『鳥』は、「ジャマイカ・イン」や「レベッカ」(両作品ともにヒッチコックによって映画化されています)で有名な英国女流作家ダフネ・デュ・モーリアの小説を映画化したものです。

裕福なサンフランシスコのソーシャライトのメラニー・ダニエル(ティッピー・ヘルデン)は、自分が欲しいものがある時は、ジェット機までつかってどこまでも追い求めてしまう女性です。ミッチ・ブレナー(ロッド・テイラー)がペット・ショップでメラニーに会った時、ちょっとした遊び心から彼女を店員と間違えたふりをしたところ、仕返しをされてしまいます。

メラニーは、サンフランシスコの北のボドガ・ベイまで一時間ほど運転しないといけません。偶然にも、ミッチは彼の母リンダと妹のキャシーとその海岸で週末を過ごす予定でした。

彼女がボドガ・ベイに到着するやいなや、鳥たちが奇妙な行動をとり始めました。

メラニーが海岸でボートに乗っていると、一匹のウミネコが襲撃してきました。リンダが、明らかに鳥に襲撃されて死亡したとみられる隣人の死体を、発見しました。

何百羽、何千羽ともよべる鳥たちが、外にいる人たちを誰かれ構わずに襲撃しはじめたのです。

何が起こったのかを、なぜそれが起きているのか分からないまま、鳥たちの獰猛な襲撃は続き、人々は、生き延びるために鳥たちに対抗しはじめるのでした。

3:『ミザリー』(1990)

1990年制作の『ミザリ―』は、ホラー小説の巨匠スティーブン・キングの同名小説を映画化したものです。

ベストセラー作家ポール・シェルダン (ジェームズ・カーン)は、最新作を書き終えたあと、コロラドから自宅へと向かう途中です。しかし、彼の車がひどい猛吹雪にあい、交通事故を起こし、重体となってしまいます。

元ナースだったアニー・ウィルクス (キャシー・ベイツ)が、彼を助け出し、警察などに事故のことは報告せずに、山里はなれた彼女の自宅に、ポールを連れて帰りました。

ア二ーは自称ポールのナンバーワンのファンです。彼女は、もっとも大好きなミザリーシリーズのヒロインが死んでしまったことを知り、ポールに怒り心頭です。アニーは、ポールに彼女の思った通りに、小説を書き直すように強要しはじめます。

徐々に彼女の狂気な部分が見え始めました。

4:『ジェイコブス・ラダー』(1990)

1990年制作のこの映画は、旧約聖書のヤコブが見たとされる天使が登りおりしている梯子の夢をヒントにつくられた作品です。

1971年10月6日、ヴェトナム戦争に出兵したアメリカ人ジェイコブ・シンガー(ティム・ロビンス)は、突然の銃撃戦でジャングルに飛び込むも腹部に負傷をおいました。目覚めたジェイコブは地下鉄の中にいます。今は1975年で、ジェイコブは、郵便局の残業から自宅へ戻る途中でした。

大学時代から一緒に暮らしていたサラとは離婚し、ブルックリンの小さなアパートで恋人ジェジー(エリザベス・ペーニャ)と暮らしていましたが、彼は妻サラと三人の息子達のことを思い懐かしんでいました。特に戦争前に死んだ幼いゲイブ(マコーレー・カルキン)については、自分にその死の責任があると感じていたため、頻繁に思い出します。

ヴェトナム戦争の時の記憶と、息子を亡くした過去がジェイコブを少しずつ蝕みはじめ、悪夢を見ることが多くなってきます。ジェイコブは、現実と夢の区別が徐々につかなくなっていくのでした。

5:『羊たちの沈黙』(1991)

トマス・ハリスの同名小説を映画化したアメリカ映画『羊たちの沈黙』は、第64回アカデミー賞で主要五部門を受賞した作品です。

バッファロー・ビルとして悪名高いサイコパスは、中西部で若い女性を狙っては監禁し、殺害を繰り返していました。彼は殺害後に、その被害者たちの皮膚をはがすという猟奇殺人を繰り返し逃亡中です。

その猟奇殺人事件を追いかけている、FBI実習生のクラリス・スターリング(ジョディ・フォスター)は、クロフォード主任捜査官(スコット・グレン)から頼まれて、バルチモア州立精神病院にいる囚人の元精神科医ハンニバル・レクター(アンソニー・ホプキンス)に会いに行くよう命ぜられました。

ハンニバル・レクター博士は優秀な精神科医でしたが、猟奇的連続殺人犯でもあります。FBIはその彼に、バッファロー・ビルの事件を手助けしてもらいたいのです。

ハンニバル・レクター博士は、クラリスに、もし彼女の過去を詳しく教えてくれれば、事件について助けるという交換条件を出してきました。

クラリスは、トラウマとなっている自分の過去をハンニバル・レクター博士に話ながら、ハンニバル・レクター博士の分析によりバッファロー・ビル逮捕へと近づいていくのですが・・・。

6:『トゥルー・ロマンス』(1993)

『レザボア・ドッグス』で一躍有名になったクエンティン・タランティーノ脚本のこの映画は、1993年公開のロード・ムービースタイルのサスペンス作品です。

クラレンス・ウォリー(クリスチャン・スレーター)は、デトロイトで誕生日に一人で映画館にむかいました。アラバマ・ウィットマン(パトリシア・アークエット)が、わざと彼女のポップコーンを彼にこぼしたことがきっかけで、クラレンスとアラバマは一緒に映画を観ることにします。

二人は映画の後、パイを食べ、一緒に夜を過ごしました。翌日になって、アラバマは、クラレンスに自分がコール・ガールであることを告白します。彼女は、クラレンスと恋に落ちてしまったのです。

彼ら二人はその日の朝に結婚式を挙げ、アラバマの荷物を取るために、彼女が働いているクラブへクラレンスは向かいました。

クラレンスはアラバマの雇い主の、ドレクスル・スパイビー(ゲイリー・オールドマン)に状況を説明するも、殺されそうになり、逆にドレクスルとその仲間を殺してしまうのでした。

アラバマの服が入ったスーツケースを、彼女の仕事仲間の女の子に頼んだところ、間違ったスーツケースを渡されます。クラレンスは、そうとも知らずに持って帰ってきました。

スーツケースを開けて、コカインを発見したクラレンスとアラバマの二人は、すぐに元警察官であるクラレンスの父、クリフォード・ウォリー(デニス・ホッパー)の所へと向いました。

クラレンスは父に、ドレクスルの死についてどうなったのかを調べてほしいと頼みます。父クリフォードは、どうやらドラッグがらみの殺人だろうと警察は思っているようだと教えてくれました。

コカインを買う予定だったのは、イタリアンマフィアでした。

クラレンスとアラバマの二人は、クラレンスの友人であり、野心家な俳優のディック・リッチー(マイケル・ラパポート)の家へ行くことを決めました。

ドラッグを売り、金にして、メキシコへ逃亡する計画をたてる二人ですが、警察とマフィアの手がすぐそこまで追ってきていました。

7:『ユージュアル・サスペクツ』(1995)

ミステリー小説の女王アガサ―・クリスティーの『アクロイド殺し』を下敷きにしたといわれる脚本はアカデミー脚本賞を受賞したほどのハイクォリティ。

サン・ペドロ港に停泊していた船舶が火災にあい、27人もの死体が発見されると同時に、9100万ドルもの大金も出てきました。生存者はひどいやけどを負ったハンガリー人のテロリストと、ロジャー”ヴァーバル”・キント(ケヴィン・スペイシー)と呼ばれる詐欺師の二人のみ。

US関税捜査官のデヴィット・クイヤン(チャズ・パルミンテリ)は、ほとんど無傷のロジャーに尋問を始めます。

彼の話は6週間前にさかのぼりました。それは、ニューヨークの警察署にトラックを盗んだ容疑で集められた五人の「常連の容疑者たち(ユージュアル・サスペクツ)」ディーン・キートン(ガブリエル・バーン)、マイケル・マクマナス(スティーヴン・ボールドウィン)フレッド・フェンスター(ベニチオ・デル・トロ)、トッド・ホックニー (ケヴィン・ポラック)と、ロジャーに関してでした。

ロジャーの話は続きます。

8:『セブン』(1995)

『エイリアン3』でデビューしたデヴィッド・フィンチャーの1995年の作品。

二人の殺人課の刑事、ウィリアム・サマセット刑事(モーガン・フリーマン)とデイヴィッド・ミルズ刑事(ブラッド・ピット)は、ある殺人の現場へとむかいました。

ウィリアムはベテラン刑事で、退職まであと一週間。一方、相棒となったデイヴィッドは、新人刑事です。彼らが向かった殺人現場には「暴食」という文字と、顔を食べ物に埋めて死んでいる巨漢の男がいました。

次の現場には、「強欲」という文字と、弁護士が彼の体の一部をきっかりと一ポンド分切り取られ、死亡していました。一ポンド分というのは、あの有名なベニスの商人で、ユダヤ人の金貸しシャイロックが、借金を返せなければ、一ポンド分の肉を体から切り落とすという話にもひっかけていると思われました。

サマセットは、犯行現場に残された文字から、一連の犯行にはある規則性があることに感づきます。この犯罪は、キリスト教の「七つの大罪」をモティーフにしているのではないかと疑いはじめるのです。

弁護士の殺害現場の壁には、もう一つ手がかりが残っていました。血文字で壁にかかれた「help me」です。調査したところ、前科者のヴィクターという人物が浮上してきました。

警察はヴィクターのアパートをみつけだし、侵入しました。そこには、一年前に拘束され、徐々に衰弱死したヴィクターがいました。そしてそこには「怠慢」の文字が残されていました。

犯人は、警察がヴィクターを一年後にみつけるように仕向けたのでした。ここで、警察はすっかり次の手がかりを失いました。ウィリアム刑事は、FBIの知り合いと接触し、図書館から、七つの大罪に関する本をかりた人のリストを入手します。

そこでジョン・ドゥという名をみつけ、その人物のアパートを探し当てました。ウィリアムとディヴィッドがジョン(ケヴィン・スペイシー)の家を訪ねたとき、偶然にも彼と鉢合わせになりました。

ジョンは銃を取り出し、撃って逃亡します。デイヴィッドが追跡するも、クロスレンチでなぐられ、ジョンに銃口をつきつけられました。しかし、ジョンは発砲しません。銃をおろし、犯人のジョーは逃亡しました。

ジョーのアパートを調べてみたところ、4つの殺人を示唆する手書きのノートなどをみつけ、その後、警察は4つ目の殺人「欲望」、ほどなくして5つ目の殺人「高慢」も発見しました。

残りは、2つ。ウィリアムとディヴィッドの二人は、犯人を逮捕することができるのでしょうか。

9:『L.A.コンフィデンシャル』(1997)

1990年に発表されたジェームズ・エルロイの同名小説を映画化した作品です。

1950年代のロサンゼルス。「Hush Hush」という雑誌を出版しているシド・ハッジェンス(ダニー・デ・ヴィート)が映画の冒頭で、ミッキーコーエンについて語り始めます。

ミッキーコーエンは、ロスを牛耳るユダヤ系マフィアのボスです。彼は、脱税容疑で捕まり、ワシントンのマックネイル・アイルランドの刑務所に送られた。

彼の逮捕をきっかけに、ロサンゼルスでは誰が次のボスになるかで争いがおき始めていた。

1953年のロスのとあるカフェ「ナイト・アウル・カフェ」で六人の男女が殺害される事件が起きました。その中には、元刑事のディック・ステンスランド(グレアム・ベッケル)も含まれていました。

ディックは、バド・ホワイト(ラッセル・クロウ)の元相棒だった警官でした。バドは、正義のためには、規則を破りがちな熱血漢な刑事です。

別の事件担当だったジャック・ヴィンセンス(ケヴィン・スペイシー)が、新しいバドの相棒となりました。ジャックは、刑事ドラマ「名誉のバッヂ」でアドバイザーをしている警官です。

ジャックとともに事件の解明に奔走するエド。その彼により犯人が射殺されました。事件はいったん幕を閉じたようにみえましたが・・・。

10:『CUBE』(1997)

1997年のカナダ映画でソリッドシチュエーションスリラーの金字塔として名高い作品です。

クエンティン(モーリス・ディーン・ウィント)、ハロウェイ(ニッキー・グァダーニー)、レブン(ニコール・デ・ボア)、レン(ウェイン・ロブソン)、ワース(デヴィッド・ヒューレット)、カザン(アンドリュー・ミラー)の六人の男女は目が覚めたらなぜか立体キューブの中にいました。

そこは一種、カフカ的な迷路となっていて、脱出しようにも罠がしかけられているようでした。

一歩まちがえると待っているのは、死のみ。果たして彼らは無事にキューブの中から脱出できるのでしょうか。

11:『ゲーム』(1997)

1997年作、『セヴン』のデヴィッド・フィンチャー監督作品です。

裕福なサンフランシスコの投資家ニコラス・ヴァン・オートン(マイケル・ダグラス)は、弟のコンラッド(ショーン・ペン)から誕生日プレゼントを受け取りました。

ニコラスは48歳になる。その年齢は、彼らの父親が自殺を図った年齢で、コンラッドはそのことにまだ悩んでいるように見えたました。

受け取った誕生日のプレゼントは、CRSという会社が行っている、なにやらちょっと風変わりなエンターティメント性のあるゲームへの招待状のようでした。

好奇心に負けたニコラスは、彼の身の上にひどいことがおこるとも思わずに、CRSを訪れるのでした。

12:『ファイト・クラブ』(1999)

1999制作の『セブン』『ゲーム』『エイリアン3』の監督デヴィッド・フィンチャー、チャック・パラニュークの同名小説を映画化した作品です。

名前のわからないある人物(エドワード・ノートン)の語りから映画は始まります。「彼」は不眠症を患っています。仕事の方は問題なく人がうらやむような生活を送っています。

ある晩、「彼」は睾丸ガン患者を支える会を訪れます。そこでは参加者たちはお互いの境遇を話しあいます。彼らの話をききながら、涙を流すことで気持ちがおちつき、「彼」は自然と不眠症がよくなってきます。

くせになった「彼」は、様々な会に紛れ込むようになります。ある時、「彼」と同じように様々な会に紛れ込んでいる、マーラ・シンガー(ヘレナ・ボナム=カーター)という女性の存在に気がつきました。

健康に問題がないマーラの姿をみると全くなくことができない「彼」は、マーラをさけて彼女が参加していない会に紛れ込むようになりました。

出張からもどった「彼」は、自宅アパートがなんらかの爆破にまきこまれて破壊されたことを知ります。しかたなく、帰宅へ向かう飛行機のなかであった石鹸のセールスマンだというタイラー・ダーデン(ブラッド・ピット)という男に電話をします。

タイラーが、「彼」のその後の人生を大きく変えるとも知らずに、彼ら二人はとあるバーで待ち合わせ、再会をするのでした。