『借りぐらしのアリエッティ』声優&キャラ一覧!海外版キャストにはあの若手俳優も
2010年に公開された、スタジオジブリによる長編アニメ映画『借りぐらしのアリエッティ』。企画・脚本を宮崎駿が、監督を米林宏昌が担当しました。 本作は、イギリスの作家メアリー・ノートンによる『床下の小人たち』を原作としています。小人のアリエッティが主人公であるため、彼女たちの視点でミクロの世界が描かれている点に注目です。 この記事では、本作を彩る豪華な声優キャスト陣をまとめて紹介していきます。
『借りぐらしのアリエッティ』声優&キャラクター一覧!
『借りぐらしのアリエッティ』小人のキャラ&声優キャスト
アリエッティ:志田未来

好奇心旺盛で活発な14歳の小人の少女。両親と共に古い屋敷の床下で、人間の生活品を少しずつ拝借する「借りぐらし」をして暮らしています。赤い洗濯ばさみで髪をまとめた姿が特徴です。 初めての「借り」に出た夜、屋敷に療養に来ていた人間の少年・翔と目が合ってしまいます。人間に見られたら引っ越さなければならないという掟に悩みつつも、翔の優しさに触れて心を通わせます。家族の危機には危険を顧みず立ち向かう、とても勇敢な性格の持ち主です。
声優は志田未来

主人公アリエッティの声優を務めたのは、女優の志田未来です。可憐でおてんばなアリエッティの性格を見事に表現しました。 志田未来は女優として『14歳の母』(2006年)や『信長のシェフ』(2013年)など多数のドラマに出演。また『誰も守ってくれない』(2009年)などの映画にも出演しています。 2020年には、Netflixで独占配信されたアニメ映画『泣きたい私は猫をかぶる』で主演声優を務めました。
ホミリー(アリエッティの母):大竹しのぶ

アリエッティの母親で、52歳になる小人の女性です。非常に心配性な性格で、常に家族の安全を第一に考えています。人間に見つかることを極端に恐れており、娘が外の世界に興味を持つことにもハラハラしていました。 一方で、工夫を凝らして家を美しく飾ったり、夫が借りてくる角砂糖を楽しみにしたりする家庭的な一面もあります。感情の起伏が激しくてすぐにパニックになりやすいところもありますが、誰よりも深く家族を愛して大切に思っている、とても優しくて愛情に満ちた小人の母親です。
声優は大竹しのぶ

アリエッティの母ホミリーを演じるのは、大女優の大竹しのぶです。彼女は女優業のみならず、声優としても素晴らしい演技を披露しています。近年では映画『トイレのピエタ』(2015年)や、是枝裕和監督の『海街diary』(2015年)、三谷幸喜監督作『ギャラクシー街道』(2015年)に出演しました。 またスタジオジブリの作品では、『風立ちぬ』(2013年)や『メアリと魔女の花』(2017年)でも声優を務めています。
ポッド(アリエッティの父):三浦友和

アリエッティの父親で、61歳の小人の男性。口数は少なく冷静沈着な性格で、家族を養うため危険を伴う「借り」に赴く頼れる一家の大黒柱です。小人の掟を重んじ、借りに同行した娘に生き抜くための厳しさを背中で教えます。 自らが怪我をした際や家族に危機が迫った際にも決して取り乱すことはなく、常に冷静に状況を判断して的確に行動する、とても逞しくて強靭な精神を持つたくましい父親です。
声優は三浦友和

アリエッティ父・ポッドを演じたのは、ベテラン俳優・三浦友和です。彼は20歳で芸能界入りを果たし、近年ではドラマ「就活家族」(2017年)や映画『64 -ロクヨン-』(2016年)などに出演しています。 またアイドルの山口百恵と結婚したことでも有名です。息子である三浦祐太朗と三浦貴大も同じく俳優として活動しています。
スピラー:藤原竜也

野外で自給自足の生活を送る、野性味あふれる小人の少年です。ミノムシのような独特の蓑を身にまとい、弓矢を持ち歩いています。怪我をしたポッドを助けて家まで送り届けたことでアリエッティ一家と出会いました。 無口で片言の言葉を話すのが特徴です。アリエッティに対してほのかな好意を抱いている様子があり、物語の終盤では、引っ越しを余儀なくされた一家を安全な新しい住処へと案内するなど、一家のピンチを救う非常に頼もしいキャラクターとして活躍します。
声優は藤原竜也

家族を持たない小人族の少年・スピラーを演じたのは、俳優の藤原竜也です。彼は映画「デスノート」シリーズでブレイクしました。その後「カイジ」シリーズや『藁の楯』(2013年)などの映画で、立て続けに“クズ役”を演じていることで有名です。 普段は舞台や映画、ドラマへの出演で多忙な彼ですが、声優としても多数の作品で活動しています。映画「スチュワート・リトル」シリーズのスチュワート役や、韓国ドラマ『IRIS-アイリス-』でイ・ビョンホン演じる主人公の声を担当していました。
『借りぐらしのアリエッティ』人間のキャラ&声優キャスト
翔:神木隆之介

心臓の病気を抱え、手術前の療養のため貞子の屋敷へやってきた12歳の少年です。屋敷に到着した日にアリエッティを目撃して興味を惹かれます。物静かで優しい性格であり、彼女を守ろうと手助けしますが、その善意が結果的に一家を危機に晒すことになってしまうのです。 しかし、懸命に生きるアリエッティと心を通わせる中で勇気をもらい、彼自身も次第に病に立ち向かう生きる希望を取り戻していきます。
声優は神木隆之介

アリエッティの住んでいる家にやってきた少年・翔を演じたのは、俳優の神木隆之介です。彼の声は透明感があり、どこかミステリアスでとても魅力的ですよね。 神木隆之介は俳優として、映画『桐島、部活やめるってよ』(2012年)やドラマ「SPEC」シリーズなど多くの作品に出演されています。 声優としても、スタジオジブリ作品の『千と千尋の神隠し』(2001年)や『ハウルの動く城』(2004年)で活躍。『借りぐらしのアリエッティ』を手がけた米林宏昌監督の『メアリと魔女の花』(2017年)にも参加しています。
牧貞子:竹下景子

翔の祖母の妹にあたる老婦人で、翔が療養に訪れた古い屋敷の主人です。穏やかで上品な雰囲気を纏い、病気を抱える翔を優しく見守っています。亡き父親がかつて小人のために作らせた精巧なドールハウスを現在でも大切に保管していました。 いつか本物の小人が現れてドールハウスを使ってくれることを心待ちにしており、生きた小人に一目会いたいと純粋に願っています。お手伝いのハルとは対照的に、小人に対して極めて友好的な感情を抱いている温厚な人物です。
声優は竹下景子

翔の大叔母である牧貞子を演じたのは、女優の竹下景子です。ドラマ「北の国から」シリーズや「ソープ嬢モモ子」シリーズなど、そのほか数多くの作品に出演しています。 ポッド役の三浦友和とは、NHK大河ドラマ『独眼竜政宗』(1987年)で共演しました。 また『借りぐらしのアリエッティ』以降、『コクリコ坂から』(2011年)や『風立ちぬ』(2013年)と連続でスタジオジブリ作品に出演しています。
ハルさん:樹木希林/ジェラルディン・マキューアン

貞子の屋敷で長年働くお手伝いさんです。一見愛想よく見えますが、非常に執念深い性格の持ち主。屋敷に小人がいると疑い、自らの手で捕まえようと狙っています。 劇中では床下の隠れ家を暴いてホミリーを捕獲し、瓶に閉じ込めるという強硬手段に出ます。さらに駆除業者を呼んで小人を一網打尽にしようと企むなど、一家の最大の脅威に。コミカルな雰囲気を持ちつつもアリエッティたちを執拗に追い詰める、本作における事実上の悪役といえるかもしれません。
樹木希林

アリエッティたち小人の存在を暴こうとする家政婦ハルを演じたのは、大女優の樹木希林です。近年では映画『万引き家族』(2018年)や『日々是好日』(2018年)に出演。 2018年9月に、多くの人に惜しまれながら亡くなりました。翌2019年の日本アカデミー賞では、『万引き家族』での演技により最優秀助演女優賞を受賞しています。
海外版の声優キャストも一覧で解説!あの注目の若手俳優も
アリエッティ/シアーシャ・ローナン

英版アリエッティの声優を務めたのは、アイルランドの女優シアーシャ・ローナンです。彼女はウェス・アンダーソン監督の映画『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014年)に出演し、2015年に公開された『ブルックリン』ではアカデミー賞主演女優賞にノミネートされました。 その後も『レディ・バード』(2017年)や「ストーリー・オブ・マイライフ」(2019年)でも主演を務め、アカデミー賞にノミネートするなど、幅広い活躍を見せています。
翔/トム・ホランド

英版『借りぐらしのアリエッティ』で翔の声優を務めたのは、トム・ホランド。彼は2017年に公開されたマーベル作品『スパイダーマン:ホームカミング』で、主演を務めたことでも有名です。 「アベンジャーズ」シリーズで、スパイダーマンことピーター・パーカーを演じたことで一躍有名俳優となった彼ですが、実は『借りぐらしのアリエッティ』が彼にとってのデビュー作でした。
ホミリー/エイミー・ポーラー
北米版『借りぐらしのアリエッティ』でアリエッティの母・ホミリーの声優を担当したのは、女優のエイミー・ポーラーです。 彼女は声優として数多くの作品に参加しており、なかでも知られているのはピクサー作品である『インサイド・ヘッド』(2015年)のジョイ役。本作での演技が高く評価され、声優としても人気を得ています。
ポッド/マーク・ストロング

英版でアリエッティの父・ポッドを演じるのは、俳優のマーク・ストロングです。彼は『シャーロック・ホームズ』(2009年)や『キック・アス』(2010年)、『キングスマン』(2014年)など、アクション映画に多く出演しています。 その一方で『裏切りのサーカス』(2011年)や『記憶探偵と鍵のかかった少女』(2013年)、『リピーテッド』(2014年)といったミステリー映画にも出演。 『プラダを着た悪魔』(2006年)にナイジェル役として出演していると勘違いされることも多いですが、実際のナイジェル役はスタンリー・トゥッチという俳優です。
スピラー/ルーク・アレン=ゲール
英版スピラーを演じているのは、マーベル作品「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」(2011年)にも出演したルーク・アレン=ゲールです。 主に海外ドラマへの出演が多く、近年ではNetflixオリジナルドラマ『Crazyhead』(2016年)に出演。
牧貞子/フィリダ・ロー
英版で貞子を演じているのは、スコットランド出身のベテラン女優フィリダ・ローです。1996年の映画『Emma エマ』をはじめ、数多くのドラマや映画に出演。また「ハリー・ポッター」シリーズに出演している女優エマ・トンプソンの母としても知られています。
ハルさん/ジェラルディン・マキューアン
英版でハルを演じたのは、女優のジェラルディン・マキューアンです。彼女はドラマ「ミス・マープル」シリーズでの主人公ミス・マープル役や、映画『ロビン・フッド』(1991年)などへの出演で知られています。2015年、脳卒中のためこの世を去りました。
『借りぐらしのアリエッティ』の声優キャストが彩るスタジオジブリの世界

アリエッティたち小人と人間の関わりや、小人たちの生き辛さなど、シリアスなテーマを美しく描き出した『借りぐらしのアリエッティ』。登場人物たちの繊細な心の動きが、儚さや切なさを感じさせてくれます。 そんな本作を彩るのが、豪華な声優キャスト陣です。アリエッティや翔をはじめとする、登場人物たちの魅力を最大限に引き出してくれています。 ぜひ小人たちの美しい世界を堪能し、小さな世界の大きな物語を見守ってみてください。











