2021年8月27日更新

【合計38品紹介】ジブリ飯ランキングベスト5を紹介!飯テロシーンを美味しいみどころと一緒に解説

ジブリ公式画像 ハウルの動く城

人気のジブリ飯を網羅!ファンが選んだ「食べてみたいジブリ飯」TOP5に加えて、ジブリ作品&宮崎駿作品に登場する飯テロなご飯シーンを21作品分一挙に紹介します。材料や登場シーンも解説。食欲を刺激するジブリ飯の世界を味わってみてください。

ジブリ飯ランキングベスト5+21作の飯テロシーンを解説

ジブリ作品の魅力はストーリーや登場人物だけではありません!観ていると思わずお腹が鳴るような魅惑的なジブリ飯が登場するというのも、ジブリ作品の醍醐味です。 この記事ではファンに聞いた実際に食べてみたいジブリ飯ランキング&歴代21作品の飯テロシーンをまとめて解説登場シーンや作り方、飯テロ理由を詳しく紹介します

【300人に聞いた】食べたいジブリ飯ランキングベスト5!

アンケートサイトにて300人に「食べてみたいジブリ飯は?」と聞いた結果をランキング化! あなたの好きなジブリ飯はランキング入りしているでしょうか。 もしランキングに入っていなくてもこの記事で紹介するジブリ飯は37品もあるのできっと紹介されているはず。登場シーンを思い浮かべながら読んでみてください。きっと読み終わる頃には、ジブリ作品が見たくなっているはず。

1位:パズーの目玉焼きのせパン…94票

天空の城ラピュタ

堂々の1位は『天空の城ラピュタ』(1986年)より、パズーがお弁当にと作った目玉焼きのせパン。「ラピュタパン」としても有名なジブリ飯で、パンに目玉焼き半分を乗せたパンです。 パズーが自宅で目玉焼きを作って、その場でフライ返しで半分に。その後廃坑に向かったパズーとシータは、暗い坑道の中でランタンの灯りを頼りにパンを頬張ります。 暗がりで2人が身を寄せ合っている姿が印象的。お弁当ならではの外で食べるドキドキ感が良いスパイスになっています。目玉焼きを半分こしているのも、2人の運命共同体な関係性を示唆しているよう。 シンプルな材料なので簡単に再現したりアレンジして楽しんだりできる部分も、ラピュタパンが長年愛されている理由でしょう

2位:ハウルのベーコンエッグ…62票

ジブリ公式画像 ハウルの動く城

「ハウルのベーコンエッグ」は『ハウルの動く城』(2004年)に登場する朝食メニュー。ハウルが美しい手付きでサッと作る1品です。 最初はソフィーがカルシファーを脅してベーコンを焼いています。そこに帰宅したハウルがさらにベーコンを追加、そして卵を割り入れます。こうして分厚くてお皿からはみ出るほどのベーコンと卵2個によるベーコンエッグが完成カルシファーの躍動的な炎や卵が焼けていく過程、ベーコンの油が爆ぜるなんとも言えないジュージューという音。すべてが食欲を刺激します。マルクルのかぶりつくような食べ方はソフィーに呆れられてしまいました。しかしこの豪快な食べっぷりも美味しそうな雰囲気に繋がっています。

3位:カボチャとニシンのパイ…45票

魔女の宅急便

3位は『魔女の宅急便』(1989年)に登場する「カボチャとニシンのパイ」です。キキは老婦人からの依頼で、彼女が孫娘のために焼き上げたお手製パイを運ぶことになります。肝心の孫娘が「私このパイ、キライなのよね」とこぼすシーンでもおなじみのパイです。 このパイはオーブンが壊れながらも薪で苦労しながら焼いた上に、雨に降られる中キキが必死になって届けたおばあちゃんからのプレゼント。そんなパイに込められた思いも含めて、1度は食べてみたいと思わせてくれるジブリ飯です。 ニシンパイは同作の舞台となったスウェーデンなどで食べられている昔ながらの料理。味の想像がつかないからこそ、食べてみたくなります。

4位:神様の食べ物…44票

『千と千尋の神隠し』千尋と両親

不思議な食べ物がたくさん登場する『千と千尋の神隠し』(2001年)。その中でも多くの人の印象に残っているのが、千尋の両親が食べた半透明のプルプルの食べ物ではないでしょうか。 不思議な街へ迷い込んだ千尋たち。両親は千尋が止めるのも聞かずに、並べられた料理に手を付けていきます。それは神様の食べ物だったため、両親は食事にがっついている間に豚にされてしまうことにマナーには厳しそうな両親が、我も忘れて思わずかぶりつきたくなる料理だと思うと、かなり美味であることが想像できます。神様用の料理なので、きっと絶品なのでしょう。作品の舞台のモデルになった台湾料理にこれと似た料理があるそうです。

5位:サツキのお弁当…18票

となりのトトロ

昭和30年代の日本を舞台とした『となりのトトロ』(1988年)には、サツキの手作りお弁当が登場。昔懐かしい昭和初期のお弁当が5位にランクインしました。 寝坊したと飛び起きたサツキは、学校に行く前に手際よく朝食と共に3人分のお弁当を用意します。お釜で炊いたご飯に梅干しを入れた日の丸弁当に、魚・豆といった素朴なおかず、仕上げで鮮やかな桜でんぶをまぶして完成。ピンクの桜でんぶにメイが喜ぶ姿が目に浮かびます。 サツキの料理の手付きには無駄がありません。入院中の母親に代わって、彼女がずっと家事を頑張ってきたことが伺えます。そんなサツキの健気さが詰まったお弁当は、豪勢ではありませんが素朴で優しい味がするのでしょう。

21作のジブリ飯を一挙紹介

ここからは公開年順、作品ごとにジブリ飯36品を取り上げました。飯テロ画像の連続なのでお腹が空いている人は注意してください。

『風の谷のナウシカ』(1984年)

「チコの実」

『風の谷のナウシカ』

腐海に覆われた終末世界を生きる少女ナウシカを描く『風の谷のナウシカ』。チコの実はナウシカが住む風の谷に成る架空の赤い小さい実で、ナウシカいわくとても栄養のある実初めて食べたアスベルは、やや顔をしかめて「不思議な味」「長靴いっぱい食べたい」と形容しています。コリコリとした硬い実で、風の谷の住民にとっては貴重な保存食なのでしょう。

『天空の城ラピュタ』(1986年)

「パズーの目玉焼きのせパン」

天空の城ラピュタ

冒頭のランキングで紹介しているので割愛しています。

「パズーが買った肉団子スープ」

『天空の城ラピュタ』

鉱山で働くパズーの仕事飯が肉団子スープです。店に入ったパズーが自前の容器を差し出すと、店主はスープを注ぎます。パズーが追加で肉団子2つを注文すると、店主はスープに投入店主は肉団子の追加に「残業かい?」と聞いているので、パズーは残業時いつも肉団子を追加するのかもしれません。パズーの日常が伺い知れる1品です。

「ドーラのハム」

『天空の城ラピュタ』マ=ドーラ

パズーの家に押しかけたドーラが我が物顔で食い散らかしているシーンに登場するのが「ドーラのハム」。肉の塊にナイフをつきたて、そのままかじりつきます。空中海賊の首領らしい破天荒な彼女の性格をよく表している食事シーンです。 肉厚なハムを1度はドーラのように頬張ってみたい。そう思わせてくれる「ラピュタ」内でも人気のジブリ飯です。

「シータのシチュー」

『天空の城ラピュタ』

ドーラのタイガーモス号に乗り込んだシータは、食事当番としてシチューを作ります。家事が得意なようで、シータは手慣れた手付きで調理。 完成後はパンやビール、ポテトと共に船員たちとテーブルを囲みます。シータがお代わりがあると言うと、船員たちはこぞって「お代わり!」コール。思わずお代わりをしたくなるほど美味しいシチューなのでしょう。

『となりのトトロ』(1988年)

「サツキのお弁当」

となりのトトロ

冒頭のランキングで紹介しているので割愛しています。

『火垂るの墓』(1988年)

「サクマドロップ」

さくまドロップ

戦火の中で懸命に生きる戦災孤児となった兄妹2人を描く『火垂るの墓』。本作に登場するのが缶に入ったサクマドロップです。 栄養失調の後に亡くなった節子の好物がドロップでした。大事に1粒ずつ食べていく姿、そして衰弱しておはじきをドロップだと思って舐めている姿は切なくなります。サクマドロップを見ると本作を思い出すという人も多いのではないでしょうか。

『魔女の宅急便』(1989年)

「カボチャとニシンのパイ」

魔女の宅急便

冒頭のランキングで紹介しているので割愛しています。

「おソノさんのミルク粥」

魔女の宅急便

寝込んでしまったキキのために、おソノさんが作ってくれたのがミルク粥です。何も食べたくないと言うキキに対し、おソノさんは「風邪をひいた時はコレよ」とホカホカのミルク粥を運んできてくれます。 おソノさんの優しさが染み出したような優しい味をしているのでしょう。猫舌のジジがひと舐めして「アツッ!」となっているのも可愛いシーンです。

「キキケーキ」

魔女の宅急便

ニシンパイの老婦人は、キキがパイを焼く手伝いをしてくれたお礼にとある配達依頼をします。それはキキという少女に手作りケーキを届けるというもの。 このとき老婦人がキキのために焼いたケーキが「キキケーキ」です。KIKIという文字とホウキに乗ったキキとジジの姿が描かれたチョコレートケーキはツヤっとしていて食欲をそそります

『おもひでぽろぽろ』(1991年)

「1960年代の給食」

おもひでぽろぽろ

子供の頃を田舎で過ごしたタエ子の日常を、素朴な原風景と共に描く『おもひでぽろぽろ』には、1960年代の給食が度々登場します。 食パン2枚にマーガリンとカレー風のものが並ぶ日もあれば、タエ子が嫌いなナマスが登場する日もお椀に入った白い液体は脱脂粉乳でしょうか。リアリティにこだわって制作された作品なので、当時のリアルな食文化を味わえます。

『紅の豚』(1992年)

「鮭のムニエル」

空賊相手の賞金稼ぎとして生計を立てるダンディな豚ポルコを描く『紅の豚』。「ホテル・アドリアーノ」でのディナーとして鮭のムニエルが並びます。フレンチなどで見かけるようなおしゃれなソースがかかった1品ポルコはタバコをふかしながら、白ワインと共にディナーを堪能。洒落た雰囲気も相まって、同じお店に行ってみたくなります。

「飛行機工場で食べるナポリタン」

『紅の豚』

工場では大釜で茹でたパスタにトマトソースのようなものを掛けた1品が登場。目立った具は見当たらず、シンプルなトマトソースのようですポルコは注がれた赤のワイングラスと共にくるくるとフォークでパスタを巻いて食べていきます。 本場イタリアのパスタとあって、シンプルですがとても美味しそうです。

『平成狸合戦ぽんぽこ』(1993年)

「族長会議のハンバーガー」

平成狸合戦ぽんぽこ
© Studio Ghibli/Buena Vista Home Video

再開発にる環境破壊に対抗すべく、狸たちが化け学を駆使して戦う姿を描く『平成狸合戦ぽんぽこ』。人間を多摩から追い出すために、狸の族長たちは会議を開きます。 そこに登場するのがマクドナルドのハンバーガーです。しかもこのハンバーガーの効果で狸たちは会議を早く終わらせてしまうほど。人間のみならず、狸までもとりこにするマクド、恐るべし。 馴染みのある食べ物が出てくるというのもジブリ飯の面白いところです。

『耳をすませば』(1995年)

「聖司祖父の鍋焼きうどん」

耳をすませば

『耳をすませば』は甘酸っぱくて爽やかな青春が詰め込まれた恋愛映画。そんな作品に登場するのが、天沢聖司の祖父・西司朗が主人公・雫に振る舞う鍋焼きうどんです。 雫の小説を読んだ後、2人は一緒にうどんをすすることに。具の中には星型にしたニンジンも入っていて、おじいさんの手先の器用さや孫のような雫への気遣いが感じられます

『もののけ姫』(1997年)

「ジコ坊の雑炊」

タタリ神を軸に生きることを重く問いかける『もののけ姫』は、戦国時代を舞台とした物語。序盤に登場する「ジコ坊の雑炊」は、ジコ坊がアシタカに振る舞ったものです。 ジコ坊は釜で煮立てた米や野菜に味噌を入れて味付けしています。暗闇の中煌々と光る焚き火と立ち上る湯気が、なんとも美味しそうです。

「サンの干し肉」

『もののけ姫』

怪我を負ってぐったりとするアシタカにサンが「食べろ」と言って渡すビーフジャーキーのようなものが「サンの干し肉」です。かなり硬い肉のようで弱ったアシタカは噛み切ることができません。 そこでサンは咀嚼した干し肉を口移しでアシタカに与えます。肉の正体や味も気になるところですが、サンからの口移しというインパクトが強いジブリ飯です

『ホーホケキョ となりの山田くん』(1999年)

「のぼるのショートケーキ」

ホーホケキョ となりの山田くん

山田家のほのぼのな日常を描く『ホーホケキョ となりの山田くん』は、原作を模したデフォルメな作画が特徴的。食べ物もゆるっとした線で描かれています。 のぼるのケーキを妹ののの子がひと口と言いつつ全部頬張ってしまうというエピソードでショートケーキが登場。ショートケーキを特別に感じていた子供の頃の気持ちを思い出させてくれます。

『千と千尋の神隠し』(2001年)

「神様の食べ物」

『千と千尋の神隠し』千尋と両親

冒頭のランキングで紹介しているので割愛しています。

「ハクのおにぎり」

千と千尋の神隠し

突然不思議な世界に迷い込んだ上に、豚になった両親の姿にショックを受けた千(千尋)を落ち着かせてくれたのが「ハクのおにぎり」です。 竹の皮に包まれた真っ白なおむすび3つに、ハクは元気になれるおまじないを掛けたと言います。食べ慣れた白米の味に、緊張の糸が切れたのでしょう。千尋が涙をこぼしながら頬張る姿が印象的です。

「川の神様のにがだんご」

千と千尋の神隠し

実は名のある川の神様だったオクサレ様を助けたお礼に千がもらったのが茶色い「にがだんご」です。試しに口に入れてみた千が思わず身震いするほど、苦い1品。 にがだんごは釜爺曰く、悪いものを吐き出させる浄化作用があるとのこと。欲や良くない感情を浄化してくれるとはいえ、食べるのには勇気が要りそうなジブリ飯です。

「リンがくすねたデカあんまん」

千と千尋の神隠し リン

仕事終わりの千に姉貴分のリンがくれたあんまんは、千の顔の大きさほどある巨大なもの。リン曰く「かっぱらってきた」とのこと。 具が何かは明言されていませんが、茶色っぽいことからあんまんだと考えられます。肉体労働の後にはあんこの甘さが身体に染み渡りそう。市販ではお目にかかれないサイズなので、食べてみたいジブリ飯の1つという人も多いでしょう。

「釜爺の天丼」

リンがボイラー室の釜爺に届けた賄いがエビの天丼です。お盆の上にはエビの天ぷら2本が乗った天丼とたくあんの小鉢も湯屋の下働きの娘たちの賄いは白ご飯とたくあんだけなので、釜爺は別格の待遇であることが分かります。 釜爺は空いた手で仕事をしながら片手間で天丼を食べていますが、乗っているエビもかなり立派で美味しそうです。

「カオナシのご馳走」

千と千尋の神隠し

上客だと判断されたカオナシの前には次々と豪勢な食事が運ばれてきます。大きな肉の塊に、これまた大きな魚の丸揚げ煮物も白米も器からこぼれるほど山盛りになっています。5段に積み重ねられた蒸篭には肉まんらしきものも。 カオナシの食べ方の問題で絵面としては綺麗ではありませんが、卓上いっぱいの神様のご飯は迫力満点です。

「銭婆のお茶会」

『千と千尋の神隠し』

千とカオナシ、ネズミ(坊)、ハエドリ(湯バード)一行が銭婆に印鑑を返しにいった時のシーン。「今、お茶を入れるからね」と銭婆が言い、お茶会が開かれます。 机の上にはシフォン生地のホールケーキ、クッキーに色鮮やかなゼリーが並べられとても美味しそうです。カオナシは油屋との様子とは打って変わり、お行儀良くケーキをフォークで食べています。

『猫の恩返し』(2002年)

「おさかなのクッキー」

『耳をすませば』の雫が書いた物語として制作された『猫の恩返し』に登場するのが「おさかなのクッキー」です。白猫ユキの大好物であり、ルーン王子が人間界に来ていたのもユキの好きなこのクッキーを探すためでした。 モデルとなったケーキ屋さんではおさかなクッキーも売っているので、実際に食べられるジブリ飯としても有名です

『ハウルの動く城』(2004年)

「ハウルのベーコンエッグ」

ジブリ公式画像 ハウルの動く城

冒頭のランキングで紹介しているので割愛しています。

『ゲド戦記』(2006年)

「テナーのシチュー」

『ゲド戦記』

宮崎吾朗が脚本・監督を務め話題となった『ゲド戦記』は魔法が存在する世界を舞台にした壮大な冒険譚。「テナーのシチュー」はテナーの家でハイタカに振る舞われたものです。「これ温まるわよ」とテナーは椀を渡しており、柔らかな湯気が立ち上っています。 具ははっきりと見えませんが、木製の器が柔らかで素朴な味を想像させてくれる1品

『崖の上のポニョ』(2008年)

「そうすけのサンドイッチ」

『崖の上のポニョ』

※画像はサンドイッチの具材・ハムにかぶりつく初期ポニョ 『崖の上のポニョ』はちょっと不思議な魚ポニョと少年そうすけの冒険と友情を描く物語。「そうすけのサンドイッチ」は保育園登園中の車の中で登場します。サンドイッチの具はトマト・ハム・チーズ・レタスでした。 そうすけのお留守番用にとリサが用意したのもサンドイッチ。手で食べられる上、火傷の心配もないので、園児にはぴったりの食事ですね

「リサのハムラーメン」

崖の上のポニョ

リサがそうすけとポニョにインスタントラーメンを作ってあげるシーンで登場する「リサのハムラーメン」。リサは2人に眼をつぶるように言って、その間にハム・ゆで卵・ネギをトッピングします。 「めしあがれ」と蓋を取ると、そこには美味しそうなハムラーメンが。小さな驚きがトッピングされたことで一層美味しそうに見えます。

『借りぐらしのアリエッティ』(2010年)

「クリームシチューとパン」

『借りぐらしのアリエッティ』

小人達のミニチュアな生活が魅力的な『借りぐらしのアリエッティ』。人間の家の床下にひっそりと暮らすアリエッティ一家の食事のシーンでは、スープとパンが登場します。 父ポッドは「スープ」と呼んでいましたが、オレンジや緑の具が入った絵を見るとクリームシチューに近い食べ物のよう。熱々で身体が温まりそうな晩餐です。

「チーズパン」

『借りぐらしのアリエッティ』

アリエッティ一家の引っ越し準備中、みんなで食べていたのがこんもりとトロトロのチーズが乗った丸いパ「チーズパン」です。調理器具も片付けてしまった後なので、パンに穴あきチーズを乗せて窯で焼いて作っていましたとろっとした山盛りのチーズがとても美味しそう。チーズ好きなら1度は試してみたいジブリ飯です。

『コクリコ坂から』(2011年)

「コクリコ荘の朝ごはん」

コクリコ坂から

『コクリコ坂から』はコクリコ荘を切り盛りする女子高生・海の青春を描く物語。海は朝起きると弟や祖母、下宿人たちの朝食を7人前作ります。 炊きたてご飯と味噌汁、キャベツにハムエッグがお皿に次々と盛り付けられていく手際は鮮やか。起きてすぐこんな朝食が出来ていたら幸せだろうな、そう思わせてくれる素朴で丁寧な朝ごはんです。

「買い食いコロッケ」

コクリコ坂から

仄かな恋心を通わす海と俊が自転車2人乗りで向かったのは海行きつけの肉屋さん。そこで海は夕飯用の豚こまを買い、その隣で俊は揚げたてコロッケを2つ買って1つを海に渡します。 「ほら、うまいぞ」と自分もコロッケを頬張りながら、さりげなく海にコロッケを渡す俊の仕草や夕暮れ時の街並み、すべてがロマンチックなシーンです。

『風立ちぬ』(2013年)

「鯖の味噌煮」

鯖の味噌煮

飛行機に魅せられた青年の半生を描く『風立ちぬ』。「鯖の味噌煮」は二郎が訪れた定食屋「杉屋」で頼んだメニューです。定食の内容は鯖の味噌煮に白米と味噌汁、さらにたくあんも。 二郎が鯖の背骨を取り出し「美しいだろ、素晴らしい曲線だと思わないか」というシーンは有名。骨の曲線美について考えながら魚を食べてみると、二郎の気持ちが味わえるかもしれません。

「シベリア」

『風立ちぬ』

シベリアはカステラに羊羹またはあんこを挟んだ昔懐かしいお菓子です。二郎はシベリアを買って道端の貧しそうな姉弟にあげようとしますが、逃げられてしまいます。そこで一緒にいた学友の新庄と共に、偽善について語らいながら食べることに。 レトロなお菓子ですが今も稀に売っています。甘いものが好きならぜひチャンレジしてみてください。

『かぐや姫の物語』(2013年)

「姫と捨丸が食べるウリ」

『かぐや姫の物語』

『竹取物語』をベースとした『かぐや姫の物語』。作中では姫と捨丸が一緒に果物にかぶりつくシーンがあります。見慣れない果物ですが、平安時代に栽培されていたメロンの元となったウリを食べているのでしょう。 「うんまいなぁ」と言いながら夢中で食べている姿から、ウリのみずみずしさと甘さが伝わってきます。

『思い出のマーニー』(2014年)

「大岩家の朝ごはん」

『思い出のマーニー』

イギリスの児童文学をもとに、舞台を日本にして2人の少女の不思議な出会いを描いた『思い出のマーニー』。大岩家の朝食のシーンでは、バランスの良い美味しそうな朝ごはんが登場します。 ご飯と味噌汁にハムエッグ、サラダが1人ずつ盛り付けられており、中央には根菜の煮物に冷奴、お漬物も。豪快で楽観的な大岩夫婦の人柄も加わって、ホッとする食事シーンです。

【駿飯】ジブリじゃないけど美味しそう!

スタジオジブリ作品ではないけれど、宮崎駿(もしくは高畑勲)が関わった作品でも美味しそうな料理はたくさんあります!編集者イチおしの2品を紹介しました。

『パンダコパンダ』(1972年)

「ミミのカレー&給食のカレー」

パンダコパンダ

『となりのトトロ』の原型とも言われている『パンダコパンダ』は、話せるパンダの親子と少女ミミ子の交流を描く物語。本作でカレーといえばパンがカレーまみれになる衝撃的なシーンが有名です給食の寸胴に入ったカレーを頭からかぶってしまって熊と勘違いされてしまうパンちゃん。そんなエピソードがついてくるなら、普通の給食カレーも特別な食事になりますね。

『ルパン三世 カリオストロの城』(1979年)

「ミートボールスパゲッティ」

宮崎駿の映画初監督作品として知られる『ルパン三世 カリオストロの城』に登場するのが、大きなミートボールがゴロゴロと入ったスパゲッティです。ルパンと次元が入った店で、大盛りのパスタを取り合うようにして赤ワインと一緒に堪能していました。 2人の食べっぷりからかなり美味しいことが想像できます。ジブリ飯の原点とも言えるでしょう。

ジブリ飯ランキング&一覧!飯テロシーンが多すぎる

絶対美味しいに違いない&1度は食べてみたい魅惑のジブリ飯を一気に紹介しました。実在する食べ物もそうでないものも匂いや味を想像させる描写が秀逸で、たった1シーンの食事にも作り手のこだわりが見て取れます。 食事シーンはジブリ作品に欠かせない要素です。今後新たに生まれるジブリ飯にも注目していきたいですね。