2019年2月15日更新

意外と知らないアンバー・ハードのキャリアを覗く 『アクアマン』メラ役に抜擢で再注目

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最高のスタイルと美貌の持ち主【女優アンバー・ハードは実力派に】

アンバー・ハード
©︎Guillermo Proano/WENN.com

DCコミック原作の映画『アクアマン』でメラ役に大抜擢され注目を集めるアンバー・ハード。 アンバー・ハードと聞けば、真っ先にジョニー・デップとの泥沼離婚騒動を思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし、実は地道にキャリアを積み重ね、最強の美貌だけでなく演技も極める、実力派女優の道を歩み始めているんです! 今回は、デビュー秘話から出演する最新作まで、彼女のキャリアを紹介します。

人生が変わった16歳、NYでモデルを目指した

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La vie en rose

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アンバー・ハードはカトリックとして育てられましたが、16歳の時に親友が交通事故で亡くなって精神的に大きなダメージを負ったことをきっかけに、無神論者になります。 彼女はこの悲劇から、明日が来ることは当たり前ではないことに気付かされたといいます。そんな彼女のモットーは“今日が全て”だそうです。 17歳の時、アンバー・ハードは173cmの身長を活かしたモデルのキャリアを築くため、オースティンの高校を中退してニューヨークへと向かいます。その後、彼女はホームスタディで高校の卒業認定書を獲得したそうです。

モデル業に挫折、LAで女優を志す

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#fam

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モデルを目指すためにテキサスを離れる際、アンバーは父親から38口径の銃をプレゼントされたそうです。また、彼女は.357マグナムも所有しているといわれています。南部出身らしいエピソードですね……。 彼女はのちにE! Newsのインタビューで、「可愛いとか優しい、愛らしい、愛されているなんていうよりも、銃で女の子や男の子を守ったり、嫌われている方がマシよ」と発言しており、勇ましい一面を見せています。 しかし、彼女はニューヨークでモデルを目指し奮闘するも、挫折。拠点をロサンゼルスへ移し女優を目指します。

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「クリミナル・マインド」などのドラマに出演。端役を重ねるが、TVには興味なし

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En-Joyce

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アンバー・ハードはテレビシリーズ『Hidden Palms』や『クリミナル・マインド FBI行動分析課』など、ドラマへの出演がきっかけとなってプチブレイクしましたが、彼女自身はテレビに一切興味が無かった様子。 SheKnowsによるインタビューでは、「テレビは見ないので、テレビについては語れません」と述べています。他にも「初めはテレビドラマのゲスト出演をたくさんこなしました。また、全く必要ないシーンで何度も脱ぐこともいとわなかった。それはもっと上を目指すうえで必要なことでした」と発言しており、リアリスティックな上昇志向を持っているようです。 そんなアンバー・ハードはいつも素晴らしいプロポーションを維持していますが、食事には全く気を遣っていないとか。 Women’s Healthのインタビューで彼女は「たぶん良い遺伝子をもらっただけだと思います。ダイエットなんかまったくしません。食べたいものを食べて、この身体です。」と答えています。

さまざまな映画にも出演し、注目を集める

『プライド 栄光への絆』

アンバー・ハードは数々のドラマでの脇役出演を経て、ピーター・バーグ監督の『プライド 栄光への絆』(2004)で映画デビューを果たします。 本作は、アメフトに打ち込む高校生たちと熱心なコーチを中心とした人間模様をドキュメントタッチで描いた、実話を基に作られた青春映画です。

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『ザ・ウォード/感染病棟』

『ザ・ウォード/感染病棟』(2010)はジョン・カーペンターによるホラー作品で、アンバーは身に覚えのない罪で精神病棟にされ、度重なる恐怖に苛まれるヒロインを演じます。 本作はトロント映画祭のオープニング作品としてプレミア上映され、2011年に一般公開されました。

『ラストミッション』

『ラストミッション』(2014)はマックG監督のアクション映画です。 本作では、ガンで余命宣告をされたことをきっかけに疎遠になっていた家族と、残りの時間を過ごそうとする敏腕CIAエージェント・イーサン・レナー(ケヴィン・コスナー)に降りかかる、過激なミッションが描かれています。 アンバーは、イーサンに対して延命を可能にする試験薬を餌に仕事を持ちかけるCIAの女エージェントで、最強の暗殺者を熱演しました。

バイセクシャルであることを公言

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No Cannes do #filminginaustralia #fbf

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ただし彼女はELLE誌のインタビューで、「レズビアン」や「バイセクシャル」といったようにカテゴライズされることを嫌い、ただ単に好きになった人を愛しただけだ、と語っています。 過去に彼女は女性写真家と交際したことがあり、中傷と戦うゲイとレズビアン同盟である「GLAAD」にも積極的に参加しています。

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ジョニーデップと共演、交際を経て結婚へ

『ラム・ダイアリー』での共演がきっかけで23歳差カップル誕生

『ラム・ダイアリー』(2011)は、自ら命を絶ったアメリカのジャーナリスト、ハンター・S・トンプソンの人生を描いた作品です。本作で製作・企画・主演を務めたのは、実際にハンターの親友だったジョニー・デップ。 本作での共演がきっかけでアンバーとジョニーは交際に至り、一度別れるも復縁します。2015年に2人は結婚し、各々の映画作品の完成披露パーティーに堂々と参加したりと、おしどり夫婦として羨まれるカップルでした。 しかし、幸せな結婚生活は長くは続かず、2016年にアンバー側から離婚申請を裁判所に出す運びとなってしまいました。 裁判所は扶助料と弁護費用の請求は認めなかったものの、アンバーに自宅に住む権利を認めました。また、ジョニー・デップにはレンジ・ローバーの所有権と飼っていた2匹の犬のうち1匹の権利が与えられたようです。

泥沼のDV騒動と離婚協議で騒ぎに

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Captured InStyle by @alexeihay

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アンバー・ハードといえばやはり、ジョニー・デップとの泥沼離婚のイメージがなかなか強いですよね。 ジョニー・デップとアンバー・ハードは婚前契約を交わしていなかったため、裁判に発展。ジョニー・デップの総資産は約400億円、2015年の収入だけで30億円に達すると言われていたため、賠償金にも注目が集まりました。 法廷に姿を現したアンバーの右頬には痛々しい痣が。彼女はこの痣がジョニーにiPhoneで殴られて負ったもので、被害届は提出しなかったと主張しました。また法廷で彼女は、ジョニーから日常的にDVを受けていたとも証言しています。 デップの復讐が恐いと主張したアンバー・ハードは、裁判所に保全命令を請求。裁判所はアンバーの保全命令要求を認め、デップに彼女の100フィート圏内に入ることを禁じました。 しかし一方でジョニー・デップの親しい人物からは、彼はDVを行うような人物ではないとジョニーを擁護する声もあるようです。

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2016年、『リリーのすべて』に出演

トム・フーパー監督の『リリーのすべて』(2015)は、世界で初めて性別適合手術を受けたリリー・エルベ(エディ・レッドメイン)と、彼の一番の理解者であり続けた妻ゲルダ(アリシア・ヴィキャンデル)の実話に基づく愛の物語です。 『リリーのすべて』はヴェネツィア国際映画祭をはじめとする世界各国の映画祭で高い評価を獲得。ゴールデングローブ賞やアカデミー賞にもノミネートされ、話題となりました。 本作でアンバーは、主役2人を優しく見守る友人ウラ役として出演し、演技力により磨きがかかっていました。話題作であったと同時に、実際にLGBTに対する見識の深い彼女の演技は説得力のあるもので、知名度はさらに上昇しました。

『リリーのすベて』のテーマ、「LGBT」に迫る

アクアマンの妻メラ役に抜擢【アメコミ映画に参戦】

2019年2月8日に公開を控えるDCコミック原作の映画『アクアマン』。本作で主人公アクアマン(ジェイソン・モモア)の妻でアトランティスの王妃となり、水を操り高い戦闘能力を持ったメラを、アンバー・ハードが演じています。 アンバーがメラ役を務めるのは、『ジャスティス・リーグ』(2017)と本作で2度目。ジェイソン・モモアと同様に彼女はライフセーバーの資格を持っているため、水中でのシーンも期待が持てます。 メラはアクアマンと共に戦う準主役のようなもので、非常に主要なキャラクターであるため、本作の作品評価如何ではアンバーはより女優として注目されることでしょう。 本作でのアンバーの見所としては、長い手脚が映える大胆なアクションシーンはもちろん、アクアマンとのコミカルなやりとりにも注目です。

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『アクアマン』の詳細をもっと知りたいあなたへ

アンバーハードの今後の出演予定映画について

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On the road again

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アメリカでの公開を2019年に控える『Gully (原題)』でアンバーは主演を務め、チャーリー・プラマーやテレンス・ハワード、ジェイコブ・ラティモアなど豪華キャストと共演します。 他にも『Run away with me (原題)』への出演も決定しており、ミステリアスなモデル、キンバリー役を演じます。アメリカからパリへとパーティーのためにやってきた男と恋に落ちるも、次第に明らかになっていく彼女の背後にあるヨーロッパファッション業界の闇。キンバリーと男の逃避行の物語が描かれるとのことです。 『アクアマン』をきっかけに、さらなる活躍により注目度が増しそうな女優アンバー・ハード。これからも目が離せません!

『アクアマン』でアンバーと夫婦役を演じるジェイソン・モモアについてはこちら