『言の葉の庭』のあらすじ・声優紹介【新海誠の傑作】

2017年7月21日更新

2013年に公開された新海誠によるアニメ映画『言の葉の庭』。美しい背景と切ない物語、そして豪華声優陣によって彩られた本作は、新海誠ファンの中でも屈指の人気作品です。そんな本作のあらすじ、登場人物、声優などをご紹介します!

映画『言の葉の庭』、人気アニメ監督新海誠による切ない「恋」の物語

映画『君の名は。』のメガヒットで日本アニメ映画界を代表する監督の一人となった新海誠が製作した、映画『言の葉の庭』。 本作では靴職人を目指す少年タカオと、昼間からビールを飲んでいる謎の女性ユキノの不思議で美しい甘酸っぱい「恋」が描かれています。新海監督作品の特徴的な美しい背景美術やロマンティックなストーリーから、ファンの中でも屈指の人気作です。 本記事ではそんな本作のあらすじ、登場人物、声優、主題歌などをご紹介します。

全ては雨の日始まった、『言の葉の庭』のあらすじを紹介

靴職人を目指している男子高校生のタカオ(秋月孝雄)は、雨が降ると授業をサボって緑生い茂る庭園で靴のことばかり考えていました。ある雨の日、タカオがいつものベンチに向かうと、スーツを着て昼間からビールを飲んでいる女性がいました。 雨が降った日だけ会える素性も知らないその女性ユキノ(雪野百香里)と会ううちに、タカオは次第に惹かれていきます。しかし梅雨があけ、雨が降らなくなると自然と二人は会わなくなり、そんな中タカオは学校でユキノに関するあることを知りますーー。

『言の葉の庭』の魅力的な登場人物と声優たち

タカオ/cv.入野自由

本作の主人公タカオ(秋月孝雄)は靴職人を目指している男子高校生。少し複雑な家庭環境のためにとても大人びた性格をしており、料理を得意としています。 靴職人になるための専門学校に行くため、ラーメン屋でバイトをしながら貯金をしています。なお本編の中では彼の名前は一度も登場しません。 タカオの声を演じたのは、声優の入野自由。透き通った芯のある声をしており、純粋な少年や高校生を演じることが多く、本作でも落ち着いた雰囲気を持つタカオを熱演しています。ラストの彼の演技は必見です。

ユキノ/cv.花澤香菜

タカオが雨の日に会い、想いを寄せていく不思議な雰囲気を持った女性ユキノ(雪野百香里)。とある事件から味覚障害と歩行障害を患ってしまい、ずっとビールとチョコレートばかり食べていました。しかしタカオとの交流を通して次第に回復していきます。 ユキノを演じたのは大人気声優の花澤香菜。はじめはユキノの27歳という設定に近い25歳以上でキャスティングが検討されましたが、当時23歳であった花澤香菜が立候補し見事演じました。

脇役たちも魅力的!登場人物と声優を紹介

タカオの母/cv.平野文

主人公タカオの母親であり、小説版で明らかになった本名は秋月怜美。大学教員をしており、翔太が彼女と同棲するというのを聞いて「私も彼氏と住む」と家を出るほど自由奔放な性格をしています。タカオが歳の割にとても大人びているのもこの母をみたら納得できてしまいますね。 タカオの母を演じたのは声優・平野文。代表作には『うる星やつら』のラム、テレビ番組『平成教育委員会』の三代目ナレーターなどが挙げられます。

タカオの兄/cv.前田剛

秋月翔太はタカオの兄で、タカオとタカオの母と一緒に暮らしていましたが、本編の中で翔太は彼女と同棲するために家を出ます。本編中では名前は登場せず、本名は秋月翔太。 タカオの兄を演じたのは声優の前田剛。声優だけでなく、ドラマ・映画・舞台と様々な活躍を見せているベテランです。

監督は『君の名は。』で一世を風靡した新海誠

本作『言の葉の庭』の監督は2016年に公開された『君の名は。』で一世を風靡した新海誠です。 2002年の初劇場公開作品である『ほしのこえ』を皮切りに、『雲のむこう、約束の場所』、『秒速5センチメートル』などを発表し、その背景美術の美しさと切ない物語から多くの熱狂的なファンを持つ監督です。 本作は新海監督による初めての「恋」の物語だったそうです。また8割のシーンを占め、ストーリーにおいて重要な役割を果たす「雨」については、「3人目のキャラクター」と語っていました。

『言の葉の庭』の主題歌は秦基博による「Rain」

本作の主題歌は歌手である大江千里の名曲「Rain」を、歌手の秦基博がカバーした曲。 タイトルの通り、「雨」をテーマにした曲で、歌詞がまさにストーリーにぴったりな内容になっています。本作のラストシーンには欠かせない主題歌です。