2023年6月27日更新

『BLEACH(ブリーチ)』グリムジョーは強い?再登場を遂げた第6十刃に迫る!

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敵キャラでありながら、「ブリーチ」の作中で屈指の人気キャラであるグリムジョー・ジャガージャック。今回はそんな十刃(エスパーダ)の1人に数えられる彼の、強さや活躍について徹底解説します。 また後日談を書いた小説で明かされているその後についても紹介するので、あわせてチェックしてください! ※この記事は『BLEACH』のネタバレを含みます。

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『 BLEACH(ブリーチ)』グリムジョー・ジャガージャックの基本情報

階級 第6十刃(セスタ・エスパーダ)
身長/体重 186cm/80kg
誕生日 7月31日
司どる死の形 破壊
帰刃名 豹王(パンテラ)
初登場 原作198話/アニメ116話
声優 諏訪部順一(すわべじゅんいち)

グリムジョー・ジャガージャックは、漫画及びアニメーション作品『BLEACH』の登場人物の1人です。 アランカルの中でも十刃(エスパーダ)と呼ばれる精鋭の1人で、ナンバーは6を割り振られています。 右の顎に仮面の名残を残しており、男前な顔立ちと風貌からカッコイイ、と呼び声の高いキャラクターです。 戦いの場では卍解状態の一護に引けを取らないスピードを持ち、虚化した月牙天衝を食らっても耐えうるなど高い身体能力を誇ります。性格は非常に好戦的で荒っぽく、他のアランカルとは衝突を繰り返しており藍染にも忠誠を誓っている様子はありません。 戦に対する拘りが強く、1度対戦して以来一護の事を気に入り、自らの手で倒すことを望んでいます

意外と律儀な性格?

男女問わずファンの多いグリムジョー。彼の魅力は、俺様な見た目や性格もありますが、自分の戦闘スタイルに信念を持っているところにもありそうです。 戦いで印象的なエピソードといえば、一護と最後の戦いをする前に万全の状態の一護と戦いたいという理由から、わざわざ織姫を連れ出してまで一護の手当てをさせたこと。また、斬られた自分の腕を治した織姫を、アランカルから守った事などがあげられます。 通常であれば、相手が弱っていればそれは自分にとって有利と思うものですがグリムジョーは戦いを楽しみたいという理由でわざわざ織姫を連れ出してまで手当させているのです。また、敵である織姫を助けるなど恩義を忘れない律儀な面もあるようですね。

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声優は?

アニメ「ブリーチ」でグリムジョーを演じているのは、東京俳優生活協同組合に所属している声優の諏訪部順一です。諏訪部は声優アワードでも助演男優賞やパーソナリティ賞など数々の賞を受賞している、大人気声優でした。 渋い中にも艶のある声が特徴的で、代表的な役には『テニスの王子様』の跡部景吾(あとべけいご)役や、『呪術廻戦』の両面宿儺(りょうめんすくな)役などがあります。

【能力】帰刃は豹王(パンテラ)

基本的な身体能力は高く、通常は虚の特有の技であるセロをアレンジしたものを使います。 力を解放した際の帰刃の名は豹王と言います。「軋れ、豹王」の解号と共に霊圧が解放されると顎の仮面が消えてその代わりに額に仮面が形成されます。耳や牙、尻尾が生え、脚も豹の様に変化し、その姿はまさに豹王と呼ぶにふさわしいと言えるでしょう。 解放した後の強さは虚化した一護とも渡り合える程の能力を有します。

グリムジョーはアジューカス?ヴァストローデ??

グリムジョーはエスパーダの1人として数えられる前はアジューカス級であり、体が小さく豹のような恰好をしていました。 その後、アジューカスから力をつけてヴァストローデとなっているはずなのですが、明確な記載がないため曖昧になっており、アジューカスなのか?ヴァストローデなのか?と暫しファンの間では疑問を覚える声も上がっていたようです。 しかし、ヴァストローデの規定は人型になれることや斬魄刀をもち解放ができること、という条件が決まっているので、グリムジョーはヴァストローデという説で間違いないようです。

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【強さ】ウルキオラ・ノイトラと強さを比較!どちらが強い?

ウルキオラ

十刃の中で目立っていた人物が、グリムジョーとウルキオラの2人ですよね。読者の中では、この2人はどちらの方が強いのかはよく議論になります。結論から言うと、グリムジョーとウルキオラではウルキオラの方が強いと考えるのが妥当でしょう。 基本的に十刃の階級は、強さで決まると言われています。そのため単純に考えれば、No.4のウルキオラの方がNo.6のグリムジョーよりも強いのです。 またグリムジョーが互角に渡りあった虚化した一護を、ウルキオラは圧倒していました。作中の描写から考えても、やはりウルキオラが一枚上手だと考えて間違いないでしょう。

グリムジョーとウルキオラとは仲が悪いのか?

エスパーダの中でもダントツの人気を誇るグリムジョーですが、ウルキオラも忘れてはいけません。自由奔放なグリムジョーとは対照的に、藍染に忠誠を誓い、仲間でさえクズやゴミと見下す冷徹な性格の持ち主であるウルキオラ。 2人の判断や考え方は真逆なために互いの意見には従えないことも多く、グリムジョーはウルキオラの判断を良しとせずに独断で動くこともありました。

ノイトラ

十刃最強を自称し、読者からはいまだにその発言をいじられ続けるノイトラ。そんな彼ですが、直接対決をすればグリムジョーよりも強いと考えられます。 グリムジョーはスピードや戦闘技術は高いですが、攻撃力は並の印象ですよね。一方のノイトラは十刃最硬度を誇る防御力の持ち主です。グリムジョーにとってノイトラは、非常に戦いづらい敵となるでしょう。 階級もノイトラの方が1つ上ですし、やはり彼がグリムジョーを破るのではないでしょうか。

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【破面篇】一護とグリムジョーの戦いを解説!

BLEACH ブリーチ 黒崎一護
©久保帯人/集英社・テレビ東京・dentsu・ぴえろ

グリムジョーと一護は、合計3度も戦闘を繰り広げているライバルです。 現世にやって来たグリムジョーは一護と対峙し、まだ虚化を完全に会得していなかった一護を圧倒します。しかし東仙が介入し戦いは中断され、グリムジョーは勝手な行動をした罰として東仙に片腕を切り落とされてしまいました。 しかし2度目に現世に来た際もまったく反省しておらず、再び一護と相対します。2度目の戦いは虚化を使いこなせるようになっていた一護と互角の戦いを繰り広げるも、最終的にはウルキオラに制止され決着はしませんでした。 そして最終決戦となる3度目、虚化を完璧に習得した一護にグリムジョーは敗北します。自分と戦う前にボロボロだった一護を回復させる漢気をみせたグリムジョーですが、ノイトラに横槍を入れられる何とも言えないラストとなってしまいました……。

【千年血戦篇】最終章で再登場!活躍を解説!

BLEACH 千年血戦篇 ブリーチ

アランカル編では一護との戦闘を最後に姿を現さなくなってしまったグリムジョーですが、なんと最終章である千年血戦篇にて再登場します。 格好はアランカル篇の時と少し変化しており、黒いつなぎに白いジャケットと、見た目は現代風に変化しました。一護たちに協力しにやってきたのも、世界が滅んだら一護と戦えないからというのですからとても彼らしいですね。 一護やノイトラから受けた傷が残る体は当時の戦闘の日々を思わせ、ぐっときたファンも多かったのではないでしょうか?

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v.s.キルゲ・オビー

千年血戦篇の始まり、ネリエルに助けを求められた一護は、チャドや浦原と共に虚圏にやって来ます。そこで一護は星十字騎士団のキルゲと戦闘になり、ハリベルの従属官と共闘しながら敗北寸前まで追い込みました。 しかし息を吹き返したキルゲに一護が捕らわれ、他の仲間たちも重傷を負ってしまいます。そこに現れキルゲを上空から両断したのが、グリムジョーだったのです。 登場したときは姿は描かれませんでしたが、その口調や一護を「黒崎」と呼ぶ点から読者はグリムジョーであると確信していました。

v.s.アスキン・ナックルヴァール

一護と本格的に合流したグリムジョーは、ユーハバッハが支配した霊王宮に向かいます。道中で親衛隊のアスキン・ナックルヴァールと対峙し、単身で追いかけるグリムジョー。そこで彼は「毒のボール」を喰らい、敗北してしまいました。 その後ナックルヴァールによって脱出不可能の「猛毒領域」に入れられた一護達は、浦原が卍解するほどのピンチに陥ります。しかし浦原の卍解によって「猛毒領域」への侵入口を作られたナックルヴァールは、そこから侵入したグリムジョーによって心臓を抉られ死亡したのです。

【その後】グリムジョーは死亡した?

ナックルヴァールの毒で生死不明となっていたグリムジョーは、結局最終話まで登場しませんでした。しかし事件のその後を描いた小説『Can't Fear Your Own World』にて、生存が明かされています。 小説ではしっかりと虚圏に帰還しており、マユリによって復活したルピとの戦闘や、京楽が創った混成部隊への参加が書かれていました。グリムジョーは人気キャラなので、生きていると知れるだけでも嬉しいですよね……!

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【フラシオン】グリムジョーの従属官は誰?

十刃には「従属官(フラシオン)」と呼ばれる直属の部下がいます。人数は定められておらず、各々の十刃が好きにメンバーを選抜できました。グリムジョーにも5人のフラシオンがいます。 1人目が破面No.11のシャウロン・クーファンです。彼は両腕にある長い爪を武器としていました。2人目の破面No.13エドラド・リオネスは、近接戦闘タイプです。破面・No.14のナキーム・グリンディーナが3人目で、乱菊と互角の戦いを繰り広げました。 そして4人目が破面・No.15のイールフォルト・グランツで、5人目が破面No.16のディ・ロイ・リンカーです。

フラシオンに見せる仲間思いな一面

もう1つグリムジョーには、仲間想いであるという意外な一面も。彼は藍染の配下となる際、それまで行動と共にしてきた仲間も共に配下となっており、全員合わせてナンバー12を名乗っていました。 その後、昇格してナンバー6になった後も彼らをフラシオンとしてそばに置いており、見捨てるようなことはしなかったのです。フラシオンである彼らはグリムジョーの強さを認めてリーダーとしていましたが、実際は兄貴分のような存在だったのかもしれませんね。

『BLEACH(ブリーチ)』グリムジョーはいい奴だった!

グリムジョーのように、ライバルだったキャラクターが味方になる展開は非常にアツいですよね。そんな彼が再登場を果たす「千年血戦篇」がTVアニメ化を再開します。 2023年7月放送再開のアニメ「千年血戦篇」、ぜひ見逃さずにチェックしてください!

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