2022年7月21日更新

「ヒロアカ」グラントリノは死亡したの?個性や若い頃を解説!

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堀越耕平『僕のヒーローアカデミア』は、プロヒーローの卵たちの活躍を描いたアクション漫画。メインである雄英高校の生徒たちはもちろん、大人のなかにも魅力的な登場人物は数多くいます。 単行本第6巻で初登場するグラントリノは、オールマイトの師であり志村菜奈の元バディでもある重要人物です。本記事ではそんな彼のプロフィールや、その人となりをあらわすエピソードについて詳しく紹介していきます! この記事は「ヒロアカ」のネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

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「ヒロアカ」グラントリノこと酉野空彦のプロフィール

本名 酉野空彦
個性 ジェット
誕生日 1月26日
身長 120㎝
血液型 B型
出身地 山梨県
初登場 第6巻
声優 緒方賢一

グラントリノこと酉野空彦は、単行本第6巻収録の第46話で初登場したキャラクターです。見た目は小柄なおじいちゃんといった印象で、ときに物忘れなどのボケをかましますがその実力は本物。「職場体験」の際には、デクが本気で向かっても捕まえられないほどの速い動きを見せつけます。 もとはヒーロー活動に興味がなかったものの、“オールマイトを鍛えるため”だけの理由で資格をとり、雄英高校でも1年間だけ教師を務めました。そのときの指導は超スパルタ式で、あのオールマイトでさえ思い出しただけで震え上がるほどです。

身長は何センチ?

グラントリノは現在身長120cmです。166cmのデクと並んで歩いているシーンを見ても、かなり小柄な印象があります。 しかし回想シーンに出てくる若い頃の彼は普通に高身長かつ、がっしりとした体形です。正確な数値はわからないものの、当時のオールマイトと同じくらいはあるのではないかと予想されます。

好きな食べ物は?

グラントリノの好きな食べ物はたい焼きです。どれくらい好きかというと、朝から食事として冷凍たい焼きを食べるほど。デクにも「朝食たい焼きですか!?」と言われ、「俺は甘いのが好きなんだ!」と答えています。 単行本第6巻の第48話では、職場体験2日目の朝、デクがたい焼きを準備するのをワクワクしながら待つグラントリノの姿が描かれました。手をパタパタしながらニコニコしているようすは、子どものようでとても可愛らしいです。

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【性格】弟子想いの優しい師匠

グラントリノはあのオールマイトにトラウマを植え付けるほど厳しい一方で、弟子想いで優しい人物です。キャラクターブックの「性格」の欄にも「アメとムチ使い」と書かれています。 単行本第6巻の職場体験でデクに稽古をつけた際には、「湿った男」「情けない!!」などと煽りつつ、彼が成長を見せると「普段からいろいろ考えるタイプだな小僧…」と評価しました。 オールマイトのことも今でも気にかけており、彼が第11巻にて「平和の象徴」としての力を出し切ってしまった際には、「雄英に残ってすべき事を全うしろ」と厳しくもあたたかい言葉を投げかけています。

【死亡説】グラントリノは死亡したの?

結論から言うと、グラントリノは死亡していません。 超常解放戦線との戦い(単行本27~30巻)の際、蛇腔病院で改造手術を受けていた死柄木弔が復活するという最悪の事態が起こりました。パワーアップした死柄木が暴れまわる中、グラントリノはデク爆豪が「崩壊」させられそうだったところを間一髪で助けます。 その後エンデヴァーイレイザーヘッドをはじめとしたプロヒーローが死柄木と戦いを繰り広げますが、暴走した彼は誰にも止められません。グラントリノも戦いの途中、死柄木の拳で力いっぱい地面に叩きつけられてしまいます。 しかし単行本第31巻の第298話では、グラントリノが生きていることが判明。彼は戦いの後「セントラル病院」に運び込まれ、最先端の治療を受けたことで一命を取り留めたのです。

【強さ】個性は「ジェット」!実力は?

グラントリノの個性は「ジェット」。呼吸で取り入れた空気を足の裏から噴出するというシンプルなものです。作中ではこの力を応用することで、 ・高速移動(屋内外を問わない) ・超スピードと圧力を活かした攻撃 ・味方のピンチに駆け付け救出 などをおこなっています。本人がヒーロー活動に興味がないこともありプロヒーローとしてはほとんど無名ではあるものの、その実力は本物。作中でもエンデヴァーと協力して新型脳無を倒したり、敵連合の幹部である黒霧に勝利をおさめたりと、大活躍してみせました。 ただしやはり高齢なので、本気で戦うと腰が痛くなってしまうのだとか。身体を大切にして平和な隠居生活を送ってほしいものです……。

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【過去】若い頃は志村菜奈と盟友だった

グラントリノにはプロヒーロー時代、オールマイトの師匠である志村菜奈とバディを組んでいたという過去があります。 作中で「盟友」という言葉が使われている通り、グラントリノは志村にとっての大切な相棒であり、誰よりの理解者でもありました。「ワン・フォー・オール」や「オール・フォー・ワン」について共有されていたことからも、その信頼関係が並大抵のものではないことがわかります。 グラントリノは志村との約束を果たすため、彼女の亡き後、その後継者であるオールマイトを育成することに。雄英高校の教師となり、ほとんど専属コーチのようなポジションで彼を徹底的に鍛え上げました。

【デクとの出会い】職場体験でデクを指導

第6巻でおこなわれた職場体験では、グラントリノ自らデクを指名して指導をおこないました。とにかく実践重視で“自分で考えさせる”訓練はデクに合っていたようで、彼はめきめきと実力をつけていきます。 デクはそれまで、個性を“必要なときにだけ使う”という方法をとっていました。しかし職場体験中、たい焼きをレンジであたためるときに得たヒントを活かし、個性を“常にまんべんなく行き渡らせる”という風に発想を転換させることに。こうして生まれたのが「ワン・フォー・オール フルカウル」です。 たい焼きの件は偶然だとはいえ、デクが大きく成長したのはグラントリノがうまく刺激し能力を引き出したからでもあるでしょう。ヒーローとしてだけでなく、教師としても超一流なようです。

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【声優】グラントリノに声を当てるのは緒方賢一

グラントリノの声を演じるのは、オフィス海風所属の声優・緒方賢一です。御年80歳の超ベテランで、現在でもまだまだ現役で活躍しています。 おもな代表作は『らんま1/2』(1989-92年)の早乙女玄馬役、『名探偵コナン』(1996-2022年)の阿笠博士役などです。コミカルなキャラを演じることが多い一方で、悪役を演じることもあります。本人もダジャレ好きでお茶目な人物だそうで、グラントリノのどこかとぼけたキャラにもぴったりですね。

「ヒロアカ」グラントリノの今後の活躍に期待

見た目はとぼけたおじいちゃんなのにヒーローとしての実力はばっちりで、オールマイトが恐れるほど厳しく、かと思えば弟子思いなところも……と、ギャップが満載のグラントリノ。 これまで作中でさまざまな活躍を見せてくれた彼ですが、今後物語にどうかかわってくるのかも気になるところですね。