『鬼滅の刃』蛇の呼吸を全型一覧で解説!毒舌蛇柱の鋭い攻撃とは
蛇の呼吸は『鬼滅の刃』に登場する、全集中の呼吸の1種です。毒舌と陰湿な雰囲気が特徴の伊黒小芭内が使用する呼吸法で、神出鬼没の剣技は鬼舞辻無惨にも通用していました。 そこで本記事では使い手である伊黒を含め、蛇の呼吸の全型一覧や攻撃方法について徹底解説していきます! ※この記事は『鬼滅の刃』のネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
蛇の呼吸の使い手は伊黒小芭内
使い手 | 伊黒小芭内 |
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日輪刀の色 | 紫色 |
英語 | Serpent Breathing |
派生元 | 水の呼吸 |
初登場巻/話 | 19巻164話 |
伊黒小芭内(いぐろおばない)は、鬼殺隊の中で最高位である「柱」の1人です。他者への厳しい評価と毒舌が特徴的な彼は、「蛇柱」の名を冠しています。 肩書きの通り、伊黒が使用する呼吸法は水の呼吸から派生した蛇の呼吸です。
蛇の呼吸の使い手は1人だけ?
作中に登場する蛇の呼吸の使い手は、伊黒のみです。そして蛇の呼吸は、蛇柱である伊黒自身が編み出した呼吸法です。 『鬼滅の刃』には、柱自身が直々に修行をみる継子制度があります。しかし伊黒には自身の呼吸法を伝授する、継子は存在しません。自分で編み出した呼吸法である点、継子がいない点から、蛇の呼吸の使用者は伊黒1人であったのでしょう。
蛇の呼吸を全型一覧で解説
壱ノ型 委蛇斬り (いだぎり) | うねる横一線の居合斬り。無限城編にて無惨相手に使用した。「委蛇」とは曲がりくねる様子を指す。 |
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弐ノ型 狭頭の毒牙 (きょうずのどくが) | 敵の死角から首に必殺の一撃を叩き込む。無限城編にて鳴女に放つも、血鬼術で強制移動させられ不発に終わった。 |
参ノ型 塒締め (とぐろじめ) | 敵を多方から乱れ斬りする。無惨との戦いで赫刀を顕現させた際に使用しており、大きなダメージを与えた。 |
肆ノ型 頸蛇双生 (けいじゃそうせい) | 敵を2方向から斬撃で挟み攻撃する。他の技と異なり、エフェクトでは2匹の白蛇が描かれる。 |
伍ノ型 蜿蜿長蛇 (えんえんちょうだ) | 広範囲に及ぶ斬撃で、複数相手にも有効。無限城編にて大量の雑魚鬼と相対した伊黒は、伍ノ型一撃で一蹴した。 |
蛇の呼吸法の1番の特徴は、刀とは思えないグニャグニャとした日輪刀の形。 日輪刀の特徴的な形と伊黒の蛇行した走り方や正確な太刀筋から、狭い隙間もすり抜ける変幻自在な剣技を実現しているのです。
蛇の呼吸を用いた攻撃方法は?
上記したように伊黒が扱う蛇の呼吸の肝は、うねった日輪刀と正確な太刀筋です。 真っ直ぐではない日輪刀を使うことで斬撃もうねり、正確な太刀筋の会得により思いもよらぬ位置から敵を斬り裂きます。柱稽古でも伊黒は鬼殺隊士を柱にくくり付け、彼らに当てないように刀を振らせる、太刀筋矯正の訓練をおこなっていました。斬撃のエフェクトは、巨大な白蛇です。 また伊黒の首元には、親友と呼べる白蛇「鏑丸」が常に巻きついています。伊黒はもともと、右眼が弱視でした。そんな彼に右眼の代わりとして警告を与えていたのが、鏑丸だったのです。彼は鋭い感覚で無惨の動きさえも見切り、善戦に貢献していました。
斬られた鬼はどう感じる?
『鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐』には、隠の後藤による鬼インタビューが収録されています。そこでは鬼が各呼吸で斬られた感想について語っていました。 蛇の呼吸で斬られた鬼たちは、それぞれ「なんかつらい」「独特の断面になる」と回答。「暴言が深く刺さった」というコメントもあり、伊黒の性格も相乗効果でダメージを与えていたようです!
蛇の呼吸の全型を一覧で復習しよう!
伊黒小芭内の活躍が本格的に描かれるのは、「柱稽古編」から「無限城編」にかけてです。映像で彼の美しく強力な蛇の呼吸がアニメでも描かれることを期待しましょう。