「恋の呼吸」全型一覧!鬼もときめく超かわちい技たち【鬼滅の刃】
『鬼滅の刃』に登場する柱の1人、恋柱の甘露寺蜜璃。彼女は「恋の呼吸」の使い手ですが、「恋の呼吸」とは一体どんな呼吸なのでしょう?想像がつきにくい謎の技ですよね。 この記事では、「恋の呼吸」について紹介。全型一覧や派生元、その強さや使い手の適性など、詳しく紐解いていきます。
「刀鍛冶の里編」を
「恋の呼吸」を一覧で紹介
甘露寺蜜璃が使う「恋の呼吸」は、彼女の密度の高い筋力と柔軟性によって繰り出されます。薄く柔い日輪刀で、高速で切り込んでいく斬撃が特徴です。 下の一覧表は作中に登場した「恋の呼吸」の全型をまとめたものです。表のリンクをクリックすると、各型の詳しい解説を読むことができます。
壱ノ型 | 初恋のわななき |
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弐ノ型 | 懊悩巡る恋 |
参ノ型 | 恋猫しぐれ |
伍ノ型 | 揺らめく恋情・乱れ爪 |
陸ノ型 | 猫足恋風 |
「恋の呼吸」ってどんな呼吸法?
使い手 | 甘露寺蜜璃 |
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派生元 | 炎の呼吸 |
初登場巻 | 13巻112話 |
日輪刀の色 | 桃色 |
英語 | Love Breathing |
「恋の呼吸」とは甘露寺蜜璃が生み出した、彼女独自の呼吸です。日輪刀の色は桃色で、使い手が柱に就任すると「恋柱」となります。 甘露寺蜜璃が生来持っている通常の8倍といわれる筋肉の密度、そして女性特有の柔軟さが「恋の呼吸」の使い手に求められる適性です。薄くしなやかな日輪刀も、そんな彼女だからこそ自在に操ることができると考えられます。 技を繰り出す時は、まるで新体操のようなアクロバティックな動きで、剣速は肉眼では見えないほどの速さ。まさに新体操のリボン演技のようで、使いこなすには音感と柔軟性が必要なようです。
「恋の呼吸」のエフェクトは?
柱たちが使う呼吸の技には、炎や水などその特性を表すエフェクトが表現されています。それが戦いの場面を盛り上げているわけですが、実際には戦う相手にそのエフェクトが見えているわけではないようです。 恋の呼吸は恋を表すようなエフェクトが難しいためか、具体的に描かれてはいません。
「恋の呼吸」の全型を詳しく解説
壱ノ型 初恋のわななき
13巻122話、刀鍛冶の里が玉壺が作った化け物によって襲撃された際に使用されました。里に到着した甘露寺蜜璃は、大きく1歩踏み込むと同時に敵に一太刀浴びせます。 巨大な化け物はその一瞬でバラバラにされ、彼女が刀を振り下ろした後に時間差で崩れていきました。
弐ノ型 懊悩巡る恋(おうのうめぐるこい)
14巻123話、半天狗戦で次々と恋の呼吸の型を繰り出します。この「懊悩(おうのう)巡る恋」は、刀を波のようにしならせて瞬発的に技を発動。 斬られたものはりんごの皮のように螺旋状に切り刻まれます。
参ノ型 恋猫しぐれ(こいねこしぐれ)
14巻122話。半天狗の木の竜に苦戦する炭治郎の窮地に現れた甘露寺蜜璃は、半天狗の放つ狂鳴雷殺(きょうめいらいさつ)を「参ノ型 恋猫しぐれ」で斬り伏せます。 猫が跳ねるような軌道で斬撃を高速で繰り出し、実体のない技も斬ることが可能です。
伍ノ型 揺らめく恋情・乱れ爪(ゆらめくれんじょう・みだれづめ)
14巻123話。甘露寺蜜璃は後方に宙返りをしながら「揺らめく恋情・乱れ爪」で広範囲に斬撃を飛ばし、半天狗の血鬼術に対抗します。新体操のようなアクロバティックな身のこなしが印象的な型です。
陸ノ型 猫足恋風(ねこあしこいかぜ)
14巻123話。宇髄天元をも上回る技のスピードを遺憾なく発揮したのがこの「猫足恋風」です。自身の周りに突風のような超高速の斬撃を螺旋状で展開させる型で、攻撃と同時に防御にもなります。
猫が技のモチーフになっている?
「恋の呼吸」には壱ノ型から陸ノ型までありますが、技名にはすべて猫をイメージした名が付いています。しかし実は特に意味はなく、甘露寺蜜璃が猫が好きだからという理由だけで名付けられているそうです。 しなやかで自由なイメージがある甘露寺蜜璃には、猫はピッタリなモチーフ。技を繰り出す時も、猫のような柔軟性で飛び跳ねたり宙返りしたりと、その名の通りの動きを見せています。
「恋の呼吸」の攻撃を受けた鬼はどうなる?
恋の呼吸の攻撃を受けた鬼はどう感じるのでしょうか?公式ファンブック『鬼殺隊見聞録・弐』によると、実際に斬られた鬼たちが語った斬られ心地は「ときめいた」や「ドキドキした」といった胸の高揚感。 「甘酸っぱい」や「恋がしたくなる」といった恋愛の要素もあったり、「俺に気があった」と思い込む鬼も! 痛くはないようですが、罪な呼吸ですね。
「恋の呼吸」は煉獄杏寿郎のもとで誕生!派生元は?
甘露寺蜜璃は入隊した当初は、炎柱・煉獄杏寿郎の継子として弟子入りし、炎の呼吸を学んでいました。しかし彼女の動きにはオリジナリティがありすぎたため、恋の呼吸というオリジナルの呼吸を編み出すことに。 恋の呼吸は前述のように、「胸のトキメキ」をもって感じるままに動くことが重要です。炎の呼吸の特徴である「心を燃やす」ことに通じるものであり、このことからも恋の呼吸が炎の呼吸の派生であることが伺えます。
「恋の呼吸」誕生秘話
自身の容姿や特異体質にコンプレックスのあった甘露寺蜜璃は、師匠・煉獄杏寿郎に同行する形で初任務を迎えます。 そこで彼女は自分らしく剣を振るうことに目覚め、「ドキドキが止まらない」と「胸の高鳴り」を感じ、自分だけの恋の呼吸を生み出すに至りました。惚れっぽく心が動きやすいところも、恋の呼吸への適性があったのでしょう。
「恋の呼吸」は弱い?
「恋」という名前や、甘露寺の華奢な見た目からすると、恋の呼吸も彼女自身も弱いように思えてしまいます。しかし、彼女は常人の8倍もの筋肉密度と驚異の柔軟性を併せ持つ特殊体質の持ち主。柔くしなる独特の日輪刀との相性も抜群です。 戦闘中に後先考えずに先走ってしまうという欠点もありますが、上弦の肆・半天狗との戦いでは痣が発現しており、戦闘力も急速に上がりました。誰かを守るという気概にも満ち満ちていて、さすが元炎柱の弟子といったところ。決して弱いというわけではありません。 そもそも、柱の中でも高い実力を誇る煉獄の継子となれたことからも、甘露寺が持っていたポテンシャルの高さがわかります。
「恋の呼吸」は鬼にときめきを与える技だった
恋柱の甘露寺蜜璃が生み出した「恋の呼吸」。元々は炎柱・煉獄の弟子であった彼女が、自分に合った独自の呼吸を編み出したことから生まれた新しい呼吸法でした。 その名や外見から弱いイメージを持たれがちですが、実際には実力と華やかさを兼ね備えた様を見せつけています。トキメキを忘れない天真爛漫な甘露寺蜜璃だからこその呼吸であり、唯一無二のものといえるでしょう。 そんな超ラブリーでかわちい恋の呼吸が、アニメではどう描かれるのかに期待大です!
「刀鍛冶の里編」を