2021年8月3日更新

『鬼滅の刃』蛇柱・伊黒小芭内(いぐろおばない)を徹底解説!気になる甘露寺との関係とは?

蛇柱・伊黒小芭内 サムネイル

『鬼滅の刃』に登場する柱の1人でありながら、謎な部分が多かった蛇柱・伊黒小芭内(いぐろおばない)。無限城編、鬼舞辻無惨との戦いで覚醒した彼の技や強さ過去など、プロフィールをまとめて紹介します!また、恋柱・甘露寺蜜璃(かんろじみつり)との関係についても解説します!

強さを秘めた伊黒小芭内 (いぐろおばない)のプロフィール【ネタバレ注意】

鬼滅の刃
誕生日 9月15日
年齢 21歳
身長 162cm
体重 53kg
階級 甲(蛇柱)
出身 東京府 八丈島 八丈富士

鬼殺隊の中でも最高位の剣士である「柱」の1人、蛇柱を務める伊黒小芭内(いぐろおばない)。初登場は禰豆子についても話し合われた柱会議で、木の上に登っていましたね。 口元を包帯で覆って首元には白蛇を巻き、片目を前髪で隠した出で立ちをしています。出ている目の瞳は深緑ですが、隠れた方は金色のオッドアイの持ち主。 また、相棒の白蛇には「鏑丸(かぶらまる)」という名前があります。好物はとろろ昆布で、趣味は川柳・俳句のほかに「飴細工を作っているところをずっと眺める」という一風変わったものもあります。 ※この記事は「鬼滅の刃」のネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

伊黒の性格は陰険?ネチネチして蛇みたい

伊黒小芭内の性格は疑り深く、やや陰険と言えるでしょう。禰豆子の処遇を巡る柱合裁判では、まず炭治郎と禰豆子の処刑について議論を始めましたね。 しかし小芭内だけは「そんなことより」と義勇の隊律違反を指摘し、どう処分してやろうかと言っていました。恋柱は「相変わらずネチネチして蛇みたい しつこくて素敵」と、ときめいていたので、普段からこの様子であることが分かります。 炭治郎の弁明を聞いても“くだらない妄言”と一蹴。「身内ならかばって当然 言う事全て信用できない」と全く聞き入れませんでした。 炭治郎の発言を信用する柱はいませんでしたが、その中でも特に信用しない姿勢を見せていました。また、炭治郎の頭突きに注目したシーンや禰豆子を箱から出そうとした実弥に助言をした点から、状況を冷静に判断できることも伺えます。

蛇柱・伊黒は「蛇の呼吸」の使い手!日輪刀の形や技は?

蛇柱・伊黒小芭内(いぐろおばない)の使う日輪刀の特徴は?

蛇柱・伊黒小芭内(いぐろおばない)が使う「蛇の呼吸」は水の呼吸の派生です。日輪刀の色は薄紫で、他の隊士が使っている通常の日本刀のような日輪刀ではなく、波打った刃の日輪刀を使っています。また、刀の鍔にヘビの模様があるのも印象的ですね。

「蛇の呼吸」の紹介!

壱ノ型 委蛇斬り(いだぎり)
弐ノ型 狭頭の毒牙(きょうずのどくが)
参ノ型 塒締め(とぐろじめ)
肆ノ型 頸蛇双生(けいじゃそうせい)
伍ノ型 蜿蜿長蛇(えんえんちょうだ)

「蛇の呼吸」の技では蛇のようにうねる軌道の歩法、太刀筋を見せます。大きくカーブする変則的な動きを伴う「蛇の呼吸」では、太刀筋を上手く定められなければ正確に鬼の首は狙えないでしょう。 この呼吸法であまたの鬼を倒してきているので、技術面に特化していると考えられます。柱稽古で彼が担当したのが「太刀筋の矯正」だったことからも、その技術の高さが伺えます。

壱ノ型「委蛇斬り(いだぎり)」

委蛇斬り(いだぎり)は相手との間合いを一気に詰め、横一線に円形の軌道を描いて相手を斬る技です。委蛇というのは文字通り蛇のように曲がりくねっている様を表しています。

弐ノ型「狭頭の毒牙(きょうずのどくが)」

狭頭の毒牙(きょうずのどくが)は凄まじい闘気を纏い、敵の死角を突き合間を縫って攻撃する技です。蛇のようにうねる斬撃なので、奇襲技として使われています。

参ノ型「塒締め(とぐろじめ)」

塒締め(とぐろじめ)は様々な方角から敵を取り囲み、縦横無尽の斬撃を浴びせる技です。塒を巻く様子に似ていることからこの技名がつけられています。

肆ノ型「頸蛇双生(けいじゃそうせい)」

頸蛇双生(けいじゃそうせい)は敵を両側から挟み込みながら斬撃をお見舞いする技です。双頭の蛇のように軌道が非常に複雑なので、回避は難しいでしょう。

伍ノ型「蜿蜿長蛇(えんえんちょうだ)」

蜿蜿長蛇(えんえんちょうだ)は広範囲の敵をすれ違いざまに斬りつける、一騎当千の技です。複数の敵をまとめて殲滅させる時に有効な技となります。

伊黒小芭内の秘められた壮絶な過去とは?鏑丸(かぶらまる)との出会い

伊黒小芭内は生贄として育てられた?家族との関係とは

恋柱にまつわるシーンで少しずつ小芭内の私生活が明らかにされてきました。原作188話では、長らく伏せられていた彼の壮絶な生い立ちがついに明らかになりました。 八丈島で人々の金品を奪って生活している一族に生まれた小芭内。女性ばかりの家系で、なんと370年ぶりの男性となった彼は座敷牢の中で不自然なほど大切にされて育ちました。 這うような音や不気味な視線に気づきながら過ごし、12歳になった彼は一族を支配する「蛇の女鬼」と対面します。一族は生まれた子供を鬼に捧げ、鬼が殺した人の金品を与えられることで生計を立てていたのです。 その日は鬼に食べられなかったものの、小芭内は口の両端を裂かれてしまいます。この出来事から、彼は一族のもとから逃げることだけを考えるようになります。 牢の壁を日々掘り進め、外に逃げ出すことに成功した小芭内。怒り狂って追ってきた蛇鬼に捕まりそうになったものの、当時の炎柱に助けられました。

相棒的存在!鏑丸(かぶらまる)との関係は?

小芭内と相棒の鏑丸は単なるペットではなく、強い絆で結ばれています。蛇鬼によって牢屋に閉じ込められ、ずっと悲惨な暮らしをしてきた小芭内のところに鏑丸(かぶらまる)が迷い込んできたのです。 男性として生まれただけで謂れなき差別と迫害を受けてきた彼にとって、鏑丸は心の闇から救い出してくれた光だったのではないでしょうか。

鬼舞辻無惨との最終決戦での活躍!死亡してしまったのか

伊黒小芭内の強さとは?進化した鬼舞辻無惨との戦いで覚醒!

炭治郎をはじめとする隊士や柱達と上弦の鬼たちとの決死の戦いの末、遂に鬼舞辻無惨と対峙します。 無限城の操作と空間転位を担当していた鳴女(なきめ)が倒され、無惨を地上に出すことができたものの、なんとそこは市街地。一同は日の出まで無惨をこの場に引き留めるべく戦いを始めたのです。そんな中、真っ先に無惨の首を切ったのが小芭内でした。 しかし異形と化した無惨の回復力は凄まじく、切ったそばから傷が再生されるため切断することはできませんでした。圧倒的に不利な戦いの中でも状況を判断しながら、少しでも有効な策を考えながら彼は戦い続けます。 元から鬼殺隊の中でも有数の実力者だったとは思われますが、この戦いによってさらなる驚異的な力を覚醒させたのでした。

失明しても鏑丸(かぶらまる)と協力して戦う!

不利な状況の中、小芭内は「赫刀」を発現させることに成功。その後、他の柱達も「赫刀」を発現させたことで、鬼殺隊は無惨に対して善戦を繰り広げます。無惨の一撃で意識を失っていた小芭内ですが、炭治郎の窮地に駆けつけて無惨の攻撃から救出しました。 しかし、その時小芭内の両目は無惨の攻撃によって失明していました。彼は鏑丸から敵の動きを教えてもらい、視界がない状態で戦っていたのです。 また、最終決戦で多くの柱達に痣が出現しましたが、小芭内の場合は少し状況が違っていました。痣者は通常一目で見えるところ、つまり顔や手に現れます。彼の場合は左腕に蛇の紋様として痣が出現しました。しかし、理由については原作で説明されていません。 そして、小芭内は炭治郎らと共闘して無惨を追い詰めていき、駆けつけた仲間の協力もあって、ついに無惨を日の光に晒すことに成功しました。

伊黒小芭内は死亡した?

無惨が滅却されたことに歓声を上げる鬼殺隊員達でしたが、身体は傷だらけの状態。甘露寺や小芭内もその例外ではなく、彼は瀕死の甘露寺を抱きかかえています。彼女が「もうすぐ私死ぬみたい」と話すと、小芭内は「俺もすぐ死ぬだろう。君は独りじゃない」と優しく声を掛けました。 小芭内と甘露寺の死亡シーンは200話で描かれました。彼女を見送った後、小芭内も後を追うように亡くなってしまったのです。 底抜けに明るく優しい甘露寺の姿に癒やされていたことを、死ぬ間際になってようやく彼女に伝えられた小芭内。血なまぐさい戦闘を余儀なくされて今世では結ばれなかった2人は、来世に希望を託してこの世を去りました。

気になる甘露寺蜜璃とはカップル?生まれ変わって結婚したのか

鬼滅の刃

甘露寺蜜璃への想いは恋?

恋柱・甘露寺蜜璃(かんろじみつり)にまつわる話で少しずつ描かれてきたのが、彼女と小芭内の親密な関係。 原作124話では蜜璃に靴下をプレゼントしていたことが明かされ、その回の扉絵はなんと「天丼を幸せそうに食べる蜜璃と微笑ましそうに見つめる小芭内」でした。柱稽古では蜜璃に稽古をつけてもらった炭治郎に威圧的に接していましたね。 このときにお互い文通をしていることも分かり読者の間で「恋愛感情があるのでは?」と噂になりました。そして公式ファンブック『鬼殺隊見聞録』では、ついに小芭内が蜜璃に一目ぼれしていることが明かされます! しかし彼は、罪深い一族に生まれた今の自分を蜜璃にはふさわしくないと考えています。そして無惨を倒すことで綺麗な存在になり、生まれ変わって蜜璃に想いを伝えようと願うのでした……。

甘露寺と交わした「来世での約束」とは

集結した柱達の力を持ってしても無惨の苛烈な攻撃を防ぎきることは出来ず、恋柱・甘露寺蜜璃は深手を負ってしまいます。なおも戦おうとする彼女に向かって、小芭内は「もういい。十分やった」と言い、戦闘に戻りました。 その時、小芭内は心の中で蜜璃にある告白をしていました。「無惨を倒して死にたい。どうかそれで俺の汚い血が浄化されるよう願う。鬼のいない平和な世界でもう一度人間に生まれ変われたら、今度は必ず君に好きだと伝える」。そう胸に強く誓った彼は、初めて赫刀を発動させます。 その後、炭治郎らの活躍もあって見事無惨は敗北しましたが、蜜璃はすでに瀕死の状態でした。血まみれの彼女を抱きかかえる小芭内に向かって、蜜璃は「伊黒さんお願い。また人間に生まれ変われたら、私のことお嫁さんにしてくれる?」と、恋心を告白。 号泣する蜜璃を抱き締めながら、小芭内は「勿論だ」と涙ながらに返答します。「今度こそ死なせない」と来世の誓いを立て、彼女の死を見送りました。

転生して結婚できた?2人で定食屋を営む

『鬼滅の刃』最終回は、鬼のいなくなった平和な世界が舞台。地獄に落ちた鬼以外の主要キャラクター陣の来世の姿が描かれました。 そこにはもちろん、甘露寺と小芭内の姿も。前世の誓いの通り、人間に生まれ変わった2人はメガ盛りが名物の定食屋を営んでいたのです。店内には鏑丸に似た蛇の置物も置かれています。 2人にとって、定食屋は思い出の場所。たくさん食べる甘露寺を優しい目で眺める小芭内の姿が描かれた124話の扉絵は有名です。前世で小芭内が甘露寺に恋をした場面は、こうして来世にも引き継がれ、2人の恋路が実ったことが明らかになりました。

アニメ『鬼滅の刃』で伊黒小芭内を演じる声優は鈴村健一

冷静かつやや陰険なところがあるものの、甘露寺には優しい一面を見せる……。そんな2面性がある小芭内を演じるのは鈴村健一です。 鈴村は調理師志望だったものの、友人に誘われて受けた声優オーディションで合格し、声優への道を歩むこととなりました。1994年に『マクロス7』モーリー役でデビューした後はアニメ・ゲームの他にもラジオや音楽活動の各方面で活躍しています。 青年のキャラクターを多く演じており、代表作は『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』シン・アスカ役、『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズ 聖川真斗役など。声優アワードではベストパーソナリティ賞・シナジー賞・助演男優賞などの受賞歴もあり、高い人気を誇っています。

『鬼滅の刃』無限城編で覚醒した伊黒小芭内!蜜璃と幸せな来世を過ごしていた

鬼滅の刃 無限列車編
©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

188話でようやく判明した生い立ちも含め、伊黒小芭内についての考察をまとめて紹介しました。 決死の戦いの中、深手を負った蜜璃を下がらせて自らは前線に出た小芭内。自分は生まれ変わらなければと考える彼と涙を流した甘露寺……。 現世で結ばれることは叶わなかった2人ですが、現代で幸せに暮らしていることがわかって嬉しい限りです。 原作は無事最終回を迎えましたが、アニメ2期「遊郭遍」が放送を決定しているので、今のうちにアニメ1期を振り返ってみてはいかがでしょう。