2022年2月7日更新

蛇柱・伊黒小芭内(いぐろおばない)の可哀想な過去とは?ネチネチとした言動に隠された優しさ

鬼滅の刃

鬼殺隊の中でも最高位の剣士である「柱」の1人、蛇柱を務める伊黒小芭内(いぐろおばない)。初登場は禰豆子についても話し合われた柱会議で、木の上に登っていましたね。 この記事では彼の性格や過去、おばみつについて解説していきます!

※この記事は『鬼滅の刃』のネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

伊黒小芭内 (いぐろおばない)のプロフィール【ネタバレ注意】

誕生日9月15日
年齢21歳
身長162cm
体重53kg
階級甲(蛇柱)
出身東京府 八丈島 八丈富士

伊黒小芭内は口元を包帯で覆って首元には白蛇を巻き、片目を前髪で隠した出で立ちをしています。出ている目の瞳は深緑ですが、隠れた方は金色のオッドアイです。 また、相棒の白蛇には「鏑丸(かぶらまる)」という名前があります。好物はとろろ昆布で、趣味は川柳・俳句のほかに「飴細工を作っているところをずっと眺める」という一風変わったものもあります。

伊黒小芭内を演じる声優は誰?

冷静かつやや陰険なところがあるものの、甘露寺には優しい一面を見せる……。そんな2面性がある小芭内を演じるのは鈴村健一です。 鈴村は調理師志望だったものの、友人に誘われて受けた声優オーディションで合格し、声優への道を歩むこととなりました。1994年に『マクロス7』モーリー役でデビューした後はアニメ・ゲームの他にもラジオや音楽活動の各方面で活躍しています。 青年のキャラクターを多く演じており、代表作は『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』シン・アスカ役、『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズ 聖川真斗役など。声優アワードではベストパーソナリティ賞・シナジー賞・助演男優賞などの受賞歴もあり、高い人気を誇っています。

伊黒の性格は陰険?ネチネチして蛇みたい

伊黒小芭内の性格は疑り深く、やや陰険と言えるでしょう。禰豆子の処遇を巡る柱合裁判では、まず炭治郎と禰豆子の処刑について議論を始めましたね。 しかし小芭内だけは「そんなことより」と義勇の隊律違反を指摘し、どう処分してやろうかと言っていました。恋柱は「相変わらずネチネチして蛇みたい しつこくて素敵」と、ときめいていたので、普段からこの様子であることが分かります。 また、炭治郎の頭突きに注目したシーンや禰豆子を箱から出そうとした実弥に助言をした点から、状況を冷静に判断できることも伺えます。

柱からは「真面目」「信頼できる」との評価が

伊黒は柱の中では新参な方であり、鋭い視線のせいもあって打ち解けにくく、話しかけにくい印象があるようです。しかしその一方、柱からは生真面目であることを評価されていました。 もともと組織や集団の中で協調性を重んじる性格であり、和を乱す隊律違反者への不信感は相当なもの。柱合会議で禰豆子と炭治郎をかばう冨岡義勇を隊律違反として厳しく追及していたことは、彼の鬼嫌いで生真面目な性格を端的に表していました。

蛇柱・伊黒は「蛇の呼吸」の使い手!日輪刀の形や技の特徴は?

蛇柱・伊黒小芭内が使う日輪刀の特徴は?

蛇柱・伊黒小芭内(いぐろおばない)が使う「蛇の呼吸」は水の呼吸の派生です。日輪刀の色は薄紫で、他の隊士が使っている通常の日本刀のような日輪刀ではなく、波打った刃の日輪刀を使っています。また、刀の鍔にヘビの模様があるのも特徴的ですね。

「蛇の呼吸」の特徴は?

「蛇の呼吸」の技では蛇のようにうねる軌道の歩法、太刀筋を見せます。大きくカーブする変則的な動きを伴う「蛇の呼吸」では、太刀筋を上手く定められなければ正確に鬼の首は狙えないでしょう。 この呼吸法であまたの鬼を倒してきているので、技術面に特化していると考えられます。柱稽古で彼が担当したのが「太刀筋の矯正」だったことからも、その技術の高さが伺えます。

全型を一覧で紹介

壱ノ型
委蛇斬り
(いだぎり)
相手との間合いを一気に詰め、横一線に円形の軌道を描いて相手を斬る技。委蛇というのは文字通り蛇のように曲がりくねっている様を表しています
弐ノ型
狭頭の毒牙
(きょうずのどくが)
凄まじい闘気を纏い、敵の死角を突き合間を縫って攻撃する技。蛇のようにうねる斬撃なので、奇襲技として使われています
参ノ型
塒締め
(とぐろじめ)
様々な方角から敵を取り囲み、縦横無尽の斬撃を浴びせる技。塒を巻く様子に似ていることからこの技名がつけられています
肆ノ型
頸蛇双生
(けいじゃそうせい)
敵を両側から挟み込みながら斬撃をお見舞いする技。双頭の蛇のように軌道が非常に複雑なので、回避は難しいでしょう
伍ノ型
蜿蜿長蛇
(えんえんちょうだ)
広範囲の敵をすれ違いざまに斬りつける一騎当千の技。複数の敵をまとめて殲滅させる時に有効な技となります

痣の発現場所はどこ?赫刀についても

伊黒に痣が発現したのは、無限城から出た地上戦でのこと。他の柱たちのような目に見える場所ではなく、発現したのは左腕でした。 痣はまるで蛇のような模様。なぜ腕に現れたのかは明らかにされていませんが、赫刀が同時に発現したことと無関係ではないように思えます。 己の力と日輪刀の力を最大限に引き出すことができる痣と赫刀の発現。伊黒は無一郎が死ぬ間際に赫刀にしたことから推察し、刀を強く握りしめ「万力の握力」をもって自力で赫刀に変え流ことに成功しました。

伊黒小芭内の口が裂けているのはなぜ?壮絶な過去を紹介

伊黒小芭内は生贄として育てられた?

恋柱にまつわるシーンで少しずつ小芭内の私生活が明らかにされてきました。原作188話では、長らく伏せられていた彼の壮絶な生い立ちがついに明らかになりました。 八丈島で人々の金品を奪って生活している一族に生まれた小芭内。女性ばかりの家系で、なんと370年ぶりの男性となった彼は座敷牢の中で不自然なほど大切にされて育ちました。 這うような音や不気味な視線に気づきながら過ごし、12歳になった彼は一族を支配する「蛇の女鬼」と対面します。一族は生まれた子供を鬼に捧げ、鬼が殺した人の金品を与えられることで生計を立てていたのです。

ついに逃げることを決心

ある日、彼は鬼に食べられなかったものの、小芭内は口の両端を裂かれてしまいます。この出来事から、彼は一族のもとから逃げることだけを考えるようになります。 牢の壁を日々掘り進め、外に逃げ出すことに成功した小芭内。怒り狂って追ってきた蛇鬼に捕まりそうになったものの、当時の炎柱に助けられました。この炎柱は煉獄杏寿郎の父・煉獄槇寿郎(れんごくしんじゅろう)だったのではと言われています。

相棒的存在!鏑丸(かぶらまる)との関係は?

小芭内と相棒の鏑丸は単なるペットではなく、強い絆で結ばれています。蛇鬼によって牢屋に閉じ込められ、ずっと悲惨な暮らしをしてきた小芭内のところに鏑丸(かぶらまる)が迷い込んできたのです。 男性として生まれただけで謂れなき差別と迫害を受けてきた彼にとって、鏑丸は心の闇から救い出してくれた光だったのではないでしょうか。

最終決戦での活躍!死亡してしまったのか?

進化した鬼舞辻無惨との戦いで覚醒!

炭治郎をはじめとする隊士や柱達と上弦の鬼たちとの決死の戦いの末、遂に鬼殺隊は鬼舞辻無惨と対峙します。 無限城の操作と空間転位を担当していた鳴女(なきめ)が倒され、無惨を地上に出すことができたものの、なんとそこは市街地。一同は日の出まで無惨をこの場に引き留めるべく戦いを始めたのです。そんな中、真っ先に無惨の首を切ったのが小芭内でした。 しかし異形と化した無惨の回復力は凄まじく、切ったそばから傷が再生されるため切断することはできませんでした。圧倒的に不利な戦いの中でも状況を判断しながら、少しでも有効な策を考えながら彼は戦い続けます。 伊黒は元から鬼殺隊の中でも有数の実力者だったとは思われますが、この戦いによってさらなる驚異的な力を覚醒させたのでした。

失明しても鏑丸(かぶらまる)と協力して戦う!

不利な状況の中、小芭内は「赫刀」を発現させることに成功。その後、他の柱達も「赫刀」を発現させたことで、鬼殺隊は無惨に対して善戦を繰り広げます。無惨の一撃で意識を失っていた小芭内ですが、炭治郎の窮地に駆けつけて無惨の攻撃から救出しました。 しかし、その時小芭内の両目は無惨の攻撃によって失明していました。彼は鏑丸から敵の動きを教えてもらい、視界がない状態で戦っていたのです。 そして彼は炭治郎らと共闘して無惨を追い詰めていき、ついに無惨を日の光に晒すことに成功しました。

伊黒小芭内は死亡した?

無惨が滅却されたことに歓声を上げる鬼殺隊員達でしたが、身体は傷だらけの状態。甘露寺や小芭内もその例外ではなく、彼は瀕死の甘露寺を抱きかかえています。彼女が「もうすぐ私死ぬみたい」と話すと、小芭内は「俺もすぐ死ぬだろう。君は独りじゃない」と優しく声を掛けました。 小芭内と甘露寺の死亡シーンは200話で描かれました。彼女を見送った後、小芭内も後を追うように亡くなってしまったのです。

気になる甘露寺蜜璃とはカップル?生まれ変わって結婚したのか

鬼滅の刃

甘露寺蜜璃への想いは恋?

恋柱・甘露寺蜜璃(かんろじみつり)にまつわる話で少しずつ描かれてきたのが、彼女と小芭内の親密な関係。 原作124話では蜜璃に靴下をプレゼントしていたことが明かされ、その回の扉絵はなんと「天丼を幸せそうに食べる蜜璃と微笑ましそうに見つめる小芭内」でした。柱稽古では蜜璃に稽古をつけてもらった炭治郎に威圧的に接していましたね。 このときにお互い文通をしていることも分かり読者の間で「恋愛感情があるのでは?」と噂になりました。そして公式ファンブック『鬼殺隊見聞録』では、ついに小芭内が蜜璃に一目ぼれしていることが明かされます! しかし彼は、罪深い一族に生まれた今の自分を蜜璃にはふさわしくないと考えています。そして無惨を倒すことで綺麗な存在になり、生まれ変わって蜜璃に想いを伝えようと願うのでした……。

甘露寺と交わした「来世での約束」とは

無惨戦の途中、小芭内は心の中で蜜璃にある告白をしていました。「無惨を倒して死にたい。どうかそれで俺の汚い血が浄化されるよう願う。鬼のいない平和な世界でもう一度人間に生まれ変われたら、今度は必ず君に好きだと伝える」。そう胸に強く誓った彼は、初めて赫刀を発動させます。 その後、炭治郎らの活躍もあって見事無惨は敗北しましたが、蜜璃はすでに瀕死の状態でした。血まみれの彼女を抱きかかえる小芭内に向かって、蜜璃は「伊黒さんお願い。また人間に生まれ変われたら、私のことお嫁さんにしてくれる?」と、恋心を告白。 号泣する蜜璃を抱き締めながら、小芭内は「勿論だ」と涙ながらに返答します。「今度こそ死なせない」と来世の誓いを立て、彼女の死を見送りました。

転生して結婚できた?2人で定食屋を営む

『鬼滅の刃』最終回は、鬼のいなくなった平和な世界が舞台。地獄に落ちた鬼以外の主要キャラクター陣の来世の姿が描かれました。 そこにはもちろん、甘露寺と小芭内の姿も。前世の誓いの通り、人間に生まれ変わった2人はメガ盛りが名物の定食屋を営んでいたのです。店内には鏑丸に似た蛇の置物も置かれています。 2人にとって、定食屋は思い出の場所。たくさん食べる甘露寺を優しい目で眺める小芭内の姿が描かれた124話の扉絵は有名です。前世で小芭内が甘露寺に恋をした場面は、こうして来世にも引き継がれ、2人の恋路が実ったことが明らかになりました。

『鬼滅の刃』伊黒小芭内の優しさや「おばみつ」の運命に感動間違いなし

決死の戦いの中、深手を負った蜜璃を下がらせて自らは前線に出た小芭内。自分は生まれ変わらなければと考える彼と涙を流した甘露寺……。現世で結ばれることは叶わなかった2人ですが、現代で幸せに暮らしていることがわかって嬉しい限りです。 原作は最終回を迎えましたが、2022年2月7日現在、アニメ「遊郭遍」が放送中です。伊黒小芭内がアニメにいつ登場するのか楽しみに待ちましょう!