2024年5月9日更新

伊黒小芭内(いぐろおばない)は死亡した?壮絶な過去を乗り越え甘露寺と結ばれたのか【鬼滅の刃】

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伊黒小芭内 鬼滅の刃

鬼殺隊の中でも最高位の剣士である「柱」の1人、蛇柱を務める伊黒小芭内(いぐろおばない)。初登場は禰豆子についても話し合われた柱会議で、木の上に登っていましたね。 この記事では彼の性格や過去、おばみつについて解説していきます! ※この記事は『鬼滅の刃』のネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

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『鬼滅の刃』伊黒小芭内(いぐろおばない)のプロフィール

鬼滅の刃 伊黒小芭内
誕生日 9月15日
年齢 21歳
身長 162cm
体重 53kg
階級 甲(蛇柱)
出身 東京府 八丈島 八丈富士
趣味 川柳 , 俳句 , 飴細工を作っているところをずっと眺める
好きなもの とろろ昆布
声優 鈴村健一

伊黒小芭内は口元を包帯で覆って首元には白蛇を巻き、片目を前髪で隠した出で立ちをしています。出ている目の瞳は深緑ですが、隠れた方は金色のオッドアイです。右目は弱視でほぼ見えないことが後に明かされました。 また、相棒の白蛇には「鏑丸(かぶらまる)」という名前があります。好物はとろろ昆布で、趣味は川柳・俳句のほかに「飴細工を作っているところをずっと眺める」という一風変わったものもあります。 鬼に対しては不死川実弥と同じく「絶対信用しない、問答無用で滅殺すべし」という考えを持っている伊黒。炭治郎・禰豆子との初対面時も、彼らに対して冷たい態度をとっていました。 髪色は黒で、髪型はセミロングのおかっぱ。羽織は白黒のストライプ柄で、夕庵という名の雄の鎹鴉を連れています。 よく大食いの甘露寺とともに食事をしているようですが、伊黒本人は少食です。

伊黒小芭内は死亡した?最終決戦での活躍を振り返る

上弦の肆・鳴女(なきめ)との戦闘

鬼滅の刃 鳴女

甘露寺とともに無限城を突き進む伊黒は、上弦の肆・鳴女と遭遇。2人は無限城を自在に操る鳴女に、なかなか攻撃を仕掛けることができずにいました。そんな2人の前に現れたのが、鬼殺隊へ協力する鬼・愈史郎でした。 彼は伊黒と甘露寺に囮になるように言い、鳴女が油断した隙に彼女を操ることに成功するのでした。その後2人は「鬼を人間に戻す薬」を分解し、無惨と戦おうとしている冨岡義勇・炭治郎の元へと急いで駆けつけます。

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無惨の攻撃で両目の視力を失う

鬼舞辻無惨

無惨戦において自分だけが戦果をあげていないことに不甲斐なさを感じた伊黒は、赫刀の出し方を思い出します。渾身の力で刀を握りしめた彼は痣を発現させ、ついに赫刀を顕現させることに成功するのでした。 「透き通る世界」が見えるようになり、無惨に攻撃を仕掛けるものの、一瞬にして気絶させられた伊黒。その後なんとか意識を取り戻し危機に瀕していた炭治郎を救った彼ですが、先ほどの攻撃で顔を斬り裂かれ、両目を潰されてしまっていました。

炭治郎と2人で無惨を足止めする

竈門炭治郎

両目を潰されたものの、鏑丸のサポートを受けながら炭治郎とともに無惨に立ち向かう伊黒。無惨は夜が明ける気配を感じて逃走を図りますが、その状況を一瞬で理解した2人はすぐに無惨を足止めします。 炭治郎は落ちていた日輪刀を投げて無惨の動きを止め、伊黒は一瞬の隙をついて無惨の首元に日輪刀を突き立てました。すぐに炭治郎も追いつき、愈史郎からもらった札を伊黒と鏑丸に渡すことで2人の視覚を共有させることに成功するのでした。 伊黒は炭治郎のサポートに感謝しつつ、2人で体力の限界が迫る無惨を挟み撃ちにして追い詰めます。

無惨との最後の戦いで頭を負傷し…

『鬼滅の刃』鬼舞辻無惨

伊黒はその後も炭治郎と2人で無惨へ攻撃を続けますが、無惨が放った強力な衝撃波の血鬼術を受けて痙攣・呼吸困難の状態に。その隙に逃げ出そうとする無惨でしたが、善逸と伊之助により再度足止めされます。 炭治郎が日輪刀を使用して無惨を壁に押し当てたところで伊黒・甘露寺・実弥の3人が助けに入り、無惨の動きを止めることに成功。ついに夜が明けたものの、その瞬間に無惨が強烈な衝撃波を放ったことで伊黒たちは吹き飛ばされてしまいます。 伊黒たちは無事に無惨を撃破したものの頭部を負傷し、瀕死の重傷を負ってしまいました。

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伊黒の死因は?頭を噛まれ失血死?

伊黒は無惨戦の後、甘露寺と少し会話をしたのちに命を落としています。彼の死因については、*作中ではっきりと語られているわけではありません。:しかし無惨戦の中で何度も無惨からの強力な攻撃を受け、ダメージが蓄積したことが死亡する原因になったのではないかと考えられます。 とりわけ致命傷になったと思われるのが、炭治郎が巨大化した無惨に喰われそうになったシーン。伊黒は炭治郎を庇ったことで、無惨に頭から噛みつかれてしまいます。頭と左顔面を広範囲に深く噛まれているので、そのせいで伊黒は失血死した可能性が高いです。

伊黒は最後甘露寺に想いを告げられたのか

甘露寺と共に息を引き取る

無惨戦を終えた伊黒は、重傷を負い起き上がることのできない甘露寺を抱き抱えます。「もうすぐ死ぬみたい」と口にする甘露寺に対し、伊黒は「俺もすぐ死ぬだろう。君は独りじゃない」と声をかけます。 自分が戦いで役に立たなかったことを嘆く甘露寺に、伊黒は少しずつ彼女と初めて会った時のことを思い起こし、天真爛漫な甘露寺に救われていたことを伝えるのでした。 その後逆プロポーズをした甘露寺の言葉を受けて伊黒は「絶対に幸せにする」と返し、2人は抱きしめ合ったまま息を引き取りました。

伊黒が想いを告げられなかった理由は?

鬼滅の刃 甘露寺蜜璃
(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

伊黒は甘露寺のことを心の底から愛していながらも、亡くなる直前まで彼女にその想いを伝えることはありませんでした。無惨戦の途中で、彼が甘露寺に対し自身の思いの丈を独白するシーンがあります。 彼が甘露寺に想いを告げられなかった一番の理由としては、「彼の出自」が挙げられます。彼は自身が人を殺して私腹を肥やす汚い一族の生まれであったため、一度死んで汚い血が浄化されない限り甘露寺の近くにいることすら憚られると考えていたようです。

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甘露寺と交わした「来世での約束」とは

無惨戦の途中、伊黒は心の中で甘露寺にある告白をしていました。「無惨を倒して死にたい。どうかそれで俺の汚い血が浄化されるよう願う。鬼のいない平和な世界でもう一度人間に生まれ変われたら、今度は必ず君に好きだと伝える」。そう胸に強く誓った彼は、初めて赫刀を発動させます。 その後、炭治郎らの活躍もあって見事無惨は敗北しましたが、甘露寺はすでに瀕死の状態でした。血まみれの彼女を抱きかかえる伊黒に向かって、甘露寺は「伊黒さんお願い。また人間に生まれ変われたら、私のことお嫁さんにしてくれる?」と、恋心を告白。 号泣する甘露寺を抱き締めながら、伊黒は「勿論だ」と涙ながらに返答します。「今度こそ死なせない」と来世の誓いを立て、彼女の死を見送りました。

転生して結婚できた?2人で定食屋を営む

鬼滅の刃 甘露寺蜜璃

『鬼滅の刃』最終回は、鬼のいなくなった平和な世界が舞台。地獄に落ちた鬼以外の主要キャラクター陣の来世の姿が描かれました。 そこにはもちろん、甘露寺と伊黒の姿も。前世の誓いの通り、人間に生まれ変わった2人はメガ盛りが名物の定食屋を営んでいたのです。店内には鏑丸に似た蛇の置物も置かれています。 2人にとって、定食屋は思い出の場所。たくさん食べる甘露寺を優しい目で眺める伊黒の姿が描かれた124話の扉絵は有名です。前世で伊黒が甘露寺に恋をした場面は、こうして来世にも引き継がれ、2人の恋路が実ったことが明らかになりました。

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伊黒小芭内の口が裂けているのはなぜ?壮絶な過去を紹介

伊黒小芭内は生贄として育てられた?

『鬼滅の刃』伊黒小芭内

恋柱にまつわるシーンで少しずつ小芭内の私生活が明らかにされてきました。原作188話では、長らく伏せられていた彼の壮絶な生い立ちがついに明らかになりました。 八丈島で人々の金品を奪って生活している一族に生まれた小芭内。女性ばかりの家系で、なんと370年ぶりの男性となった彼は生まれた時から座敷牢の中で家族全員から不自然なほど大切にされて育ちました。 おかしいぐらいに大量の食事が運ばれてくる日々の中、彼は時に部屋に充満する食事の油の匂いに気持ち悪くなったり、夜には何かが這い回るような音や不気味な視線を感じたりしながら過ごし、成長していきます。 12歳になった彼はついに、ゴテゴテに装飾された部屋で一族を支配するという御神体のように扱われる下半身が蛇のような姿の女の鬼と対面します。 そこで伊黒ははじめて、一族が生まれた子供を鬼に捧げ、鬼が殺した人の金品を与えられることで生計を立てていたこと、オッドアイで珍しい男児の自分が蛇鬼のための生贄として大切にされてきたことを知るのでした。 その時まだ伊黒は小さかったこともあり、より成長して食べる量が増えるまで生かされることになりました。

ついに逃げることを決心

ある日、彼は鬼に食べられなかったものの、蛇鬼が「自分の口と揃えたい」と言ったために口の両端を裂かれてしまいます。さらに蛇鬼は、その傷から溢れた血を盃に入れて飲み干すのでした。この出来事から、彼は一族のもとから逃げることだけを考えるようになります。 その後牢の壁を盗んだ簪で日々掘り進め、外に逃げ出すことに成功した小芭内。怒り狂って追ってきた蛇鬼に捕まりそうになったものの、当時の炎柱に助けられました。この炎柱は煉獄杏寿郎の父・煉獄槇寿郎(れんごくしんじゅろう)だったのではと言われています。 炎柱のおかげで助かったものの、彼が逃げたために50人ほどの家族が殺されたことを炎柱が引き合わせてくれた従姉妹から聞かされた伊黒。さらに彼は「あんたが殺した」と罵られたことで、心に深い傷を負ってしまうのでした。 その後伊黒は自身の深すぎる業を背負うため、鬼殺隊に入隊。やり場のない感情を鬼に向け、鬼のことを強く憎むようになります。ちなみに調査によると彼のことを罵った従姉妹は幸せに暮らしたようで、それを知った伊黒は複雑な気持ちを抱えました。

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相棒的存在!鏑丸(かぶらまる)との関係は?

鬼滅の刃 伊黒小芭内

小芭内と相棒の鏑丸は単なるペットではなく、強い絆で結ばれています。蛇鬼によって牢屋に閉じ込められ、ずっと悲惨な暮らしをしてきた小芭内のところに鏑丸(かぶらまる)が迷い込んできたのです。 男性として生まれただけで謂れなき差別と迫害を受けてきた彼にとって、鏑丸は心の闇から救い出してくれた光だったのではないでしょうか。

伊黒の性格は陰険?ネチネチして蛇みたい

伊黒小芭内の性格は疑り深く、やや陰険と言えるでしょう。禰豆子の処遇を巡る柱合裁判では、まず炭治郎と禰豆子の処刑について議論を始めましたね。 しかし伊黒だけは「そんなことより」と義勇の隊律違反を指摘し、どう処分してやろうかと言っていました。恋柱は「相変わらずネチネチして蛇みたい しつこくて素敵」と、ときめいていたので、普段からこの様子であることが分かります。 また、炭治郎の頭突きに注目したシーンや禰豆子を箱から出そうとした実弥に助言をした点から、状況を冷静に判断できることも伺えます。

柱からは「真面目」「信頼できる」との評価が

鬼滅の刃 柱

伊黒は柱の中では新参な方であり、鋭い視線のせいもあって打ち解けにくく、話しかけにくい印象があるようです。しかしその一方、柱からは生真面目であることを評価されていました。 もともと組織や集団の中で協調性を重んじる性格であり、和を乱す隊律違反者への不信感は相当なもの。柱合会議で禰豆子と炭治郎をかばう冨岡義勇を隊律違反として厳しく追及していたことは、彼の鬼嫌いで生真面目な性格を端的に表していました。

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甘露寺蜜璃との関係は?好きになった理由は?

甘露寺蜜璃への想いは恋?

恋柱・甘露寺蜜璃(かんろじみつり)にまつわる話で少しずつ描かれてきたのが、彼女と伊黒小芭内の親密な関係。 原作14巻124話では蜜璃に靴下をプレゼントしていたことが明かされ、その回の扉絵はなんと「天丼を幸せそうに食べる蜜璃と微笑ましそうに見つめる小芭内」でした。柱稽古では蜜璃に稽古をつけてもらった炭治郎に威圧的に接していましたね。 このときにお互い文通をしていることも分かり読者の間で「恋愛感情があるのでは?」と噂になりました。

伊黒の甘露寺への想いがついに明かされる!

そして公式ファンブック『鬼殺隊見聞録』では、ついに伊黒が甘露寺に一目ぼれしていることが明かされます! しかし彼は、罪深い一族に生まれた今の自分を甘露寺にはふさわしくないと考えています。そして無惨を倒すことで綺麗な存在になり、生まれ変わって甘露寺に想いを伝えようと願うのでした……。 ちなみにその後発売された公式ファンブック第2巻では、伊黒が甘露寺のことを「大好き。可愛い」と思っていることがストレートに明かされていました。定期的に2人で食事にも出かけているようですし、とても可愛らしい関係性ですよね。

蛇柱・伊黒は強すぎ!?呼吸や日輪刀を紹介

蛇柱・伊黒小芭内が使う日輪刀の特徴は?

蛇柱・伊黒小芭内(いぐろおばない)が使う「蛇の呼吸」は水の呼吸の派生です。日輪刀の色は薄紫で、他の隊士が使っている通常の日本刀のような日輪刀ではなく、諸刃になっている上に西洋の剣・フランベルジュのような波打った刃の日輪刀を使っています。また、刀の鍔にヘビの模様があるのも特徴的ですね。 ちなみに彼の日輪刀を手掛けたのは、刀鍛冶の里の長である鉄地河原鉄珍の息子・願鉄。鞘は革製になっており、抜刀しやすいようになっていますよ。

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「蛇の呼吸」の特徴は?

「蛇の呼吸」の技では蛇のようにうねる軌道の歩法、太刀筋を見せます。大きくカーブする変則的な動きを伴う「蛇の呼吸」では、太刀筋を上手く定められなければ正確に鬼の首は狙えないでしょう。 この呼吸法であまたの鬼を倒してきているので、技術面に特化していると考えられます。柱稽古で彼が担当したのが「太刀筋の矯正」だったことからも、その技術の高さが伺えます。 伊黒の柱稽古の内容は、彼との木刀での打ち合い。しかしただ打ち合いをするだけではなく、木の棒に剣士たちが障害物として括り付けられており、それを避けながら戦わなければならないのでかなり難易度は高めです。

全型を一覧で紹介

壱ノ型 委蛇斬り(いだぎり) 相手との間合いを一気に詰め、横一線に円形の軌道を描いて相手を斬る技。委蛇というのは文字通り蛇のように曲がりくねっている様を表しています
弐ノ型 狭頭の毒牙(きょうずのどくが) 凄まじい闘気を纏い、敵の死角を突き合間を縫って攻撃する技。蛇のようにうねる斬撃なので、奇襲技として使われています
参ノ型 塒締め(とぐろじめ) 様々な方角から敵を取り囲み、縦横無尽の斬撃を浴びせる技。塒を巻く様子に似ていることからこの技名がつけられています
肆ノ型 頸蛇双生(けいじゃそうせい) 敵を両側から挟み込みながら斬撃をお見舞いする技。双頭の蛇のように軌道が非常に複雑なので、回避は難しいでしょう
伍ノ型 蜿蜿長蛇(えんえんちょうだ) 広範囲の敵をすれ違いざまに斬りつける一騎当千の技。複数の敵をまとめて殲滅させる時に有効な技となります

蛇の呼吸について詳しく知りたい人はこちら

痣の発現場所はどこ?赫刀についても

伊黒に痣が発現したのは、無限城から出た地上戦でのこと。他の柱たちのような目に見える場所ではなく、発現したのは左腕でした。 痣はまるで蛇のような模様。なぜ腕に現れたのかは明らかにされていませんが、赫刀が同時に発現したことと無関係ではないように思えます。 己の力と日輪刀の力を最大限に引き出すことができる痣と赫刀の発現。伊黒は無一郎が死ぬ間際に赫刀にしたことから推察し、刀を強く握りしめ「万力の握力」をもって自力で赫刀に変えることに成功しました。

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伊黒の名言集!「信用しない」に込められた思いとは

言うこと全て信用できない 俺は信用しない(第6巻45話)

この台詞は、炭治郎が柱合会議にはじめて禰豆子を連れていき、彼が柱たちに禰豆子は悪い鬼ではないことを説明した時に伊黒が放ったもの。伊黒の過去を知ってしまうと、彼が「信用できない」と口にするのも仕方ないですね……。

信用しない信用しない そもそも鬼は大嫌いだ(第6巻46話)

この台詞も上記と同じ柱合会議で、お館様から炭治郎と禰豆子のことを認めてやってくれと頼まれた際に伊黒が放ったもの。他の柱たちも口を合わせて反対していますが、伊黒は一際ネチネチと答えているのが印象的です。

俺は信じない(第8巻66話)

これは猗窩座と戦った炎柱・煉獄杏寿郎の訃報を鎹鴉からの報せで聞いた際に、伊黒が放った台詞。伊黒にとって彼の父は命の恩人であったこともあり、炎柱が特別な存在であったことから、煉獄の死を受け入れ難かったのでしょう。

甘露寺に近づくな 塵共(第16巻140話)

これは最終決戦のために無限城に乗り込んだ伊黒が、襲いかかる鬼の群れたちを切り払いながら放った台詞。甘露寺はそんな彼の姿をみて、「伊黒さん素敵!」と思わず心で叫んでいます。

絶対に君を幸せにする 今度こそ死なせない 必ず守る…(第23巻200話)

これは死の間際に逆プロポーズをしてきた甘露寺に対し、伊黒が放った台詞。優しい言葉をかけながら来世を約束して彼女を強く抱きしめるシーンは、涙なしでは見られません……。

伊黒小芭内の人間関係

冨岡義勇

冨岡義勇

伊黒にとって無口な冨岡の印象はあまり良くないようで、「嫌い。拙者不幸でござるみたいな顔しててムカつく。」と語っています。とはいえ、無限城では冨岡の窮地を救うという一面も。

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胡蝶しのぶ

鬼滅の刃 胡蝶しのぶ

女性が苦手な伊黒ですが、胡蝶との関係性は悪くなかったようです。その証拠に伊黒は胡蝶のことを、「努力家で忍耐強い」と評価していますよ。腕相撲ランキングが発表された際には、意気投合する様子も見られました。

煉獄杏寿郎

鬼滅の刃 煉獄杏寿郎

伊黒にとって煉獄杏寿郎は、かつて自身の命を救ってくれた先代炎柱の息子にあたります。そのこともあってか彼とはよく話すようで、柱の中でも特に信頼を寄せているような描写も見られました。

宇髄天元

宇髄天元 鬼滅の刃

表立って仲良くするイメージはない2人ですが、過去にお互いの身の上話をした際の宇髄の前向きさに感銘を受けたようです。悲しい過去を背負った者同士だからこそ、分かり合える部分があったのかもしれません。

時透無一郎

時透無一郎 鬼滅の刃

2人ともあまり喋る方ではありませんが、より無口な無一郎にも伊黒は時々話しかけていたようです。伊黒は無一郎の実力を認めながらも、「若いから死なないでほしい」という優しい感情を抱いていました。

悲鳴嶼行冥

悲鳴嶼行冥 鬼滅の刃

柱の中でも最年長ということもあり、伊黒のこともしっかり見抜いていた悲鳴嶼。一方で伊黒も彼のことを信頼しており、彼の助言で一瞬「透き通る世界」を見ることができたというエピソードもあります。

不死川実弥

鬼滅の刃 不死川実弥

個性豊かな柱たちの中でも、お互いがお互いを「気が合う」と評している伊黒と不死川。そんな中でも不死川は伊黒のことを、「女性のタイプだけは合わない」と思っているようです。

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竈門炭治郎

竈門炭治郎

伊黒は初対面からしばらく炭治郎のことを認めていませんでしたが、最終決戦の際には彼に直接感謝の言葉を告げる姿が見られました。

伊黒小芭内を演じる声優は鈴村健一

鈴村健一
誕生日 9月12日
出身地 大阪府
年齢 49歳

冷静かつやや陰険なところがあるものの、甘露寺には優しい一面を見せる……。そんな2面性がある小芭内を演じるのは鈴村健一です。余談ですが、彼の妻は本作で珠世役を演じている坂本真綾(さかもとまあや)。夫婦で同じ作品に出演しているなんて、素敵ですよね。 鈴村は調理師志望だったものの、友人に誘われて受けた声優オーディションで合格し、声優への道を歩むこととなりました。1994年に『マクロス7』モーリー役でデビューした後はアニメ・ゲームの他にもラジオや音楽活動の各方面で活躍しています。 青年のキャラクターを多く演じており、代表作は『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』シン・アスカ役、『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズ 聖川真斗役など。声優アワードではベストパーソナリティ賞・シナジー賞・助演男優賞などの受賞歴もあり、高い人気を誇っています。

「キメツ学園」では化学の先生!

「キメツ学園」の20巻で明かされた設定によるとどうやら伊黒は化学教師のようで、本編のような包帯ではなくマスクを着用しているところが特徴です。ちなみに本編同様に首には白い蛇を巻いており、常に大きめサイズの白衣を着用。 性格も本編同様にやや陰湿でしつこい一面があるようで、教師の中では厳しいようです。ちなみにそんな性格のせいで、善逸からは「陰湿ネチネチヘビ星人」と呼ばれています

『鬼滅の刃』伊黒小芭内は壮絶な過去から生まれ変わり甘露寺と結ばれる

決死の戦いの中、深手を負った蜜璃を下がらせて自らは前線に出た小芭内。自分は生まれ変わらなければと考える彼と涙を流した甘露寺……。結ばれることは叶わなかった2人ですが、現代で幸せに暮らしていることがわかって嬉しい限りです。 原作は最終回を迎えましたが、2024年にはアニメ最新作となる「柱稽古編」が放送予定!「柱稽古編」では伊黒の活躍も見られるので、放送を楽しみに待ちましょう!