2022年2月14日更新

上弦の弐・童磨(どうま)の脅威的な強さや最期を解説!狂気に隠された過去とは

童磨(どうま)は上弦の弐に位置する鬼です。遊郭編ではかつて瀕死の妓夫太郎・梅の前に現れ、鬼になるよう誘うシーンが描かれていましたね。 この記事では童磨について、彼の強さや過去、最期を徹底解説していきます。彼の狂気に隠された本性とは?

※この記事は『鬼滅の刃』のネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

童磨(どうま)のプロフィール・性格【ネタバレ注意】

本名不明
身長187cm
体重86kg
役職万世極楽教教祖
階級十二鬼月 上弦の弐
血鬼術冷気発生
趣味酒風呂、水煙管(煙草)、舞踊
声優宮野真守

童磨は赤黒い飛沫のような模様が入った白橡(しろつるばみ)色の髪と虹色がかった瞳を持ちます。鬼の中では珍しく人間の頃の記憶を全て覚えていて、髪や瞳の色などの容姿もほとんど変わっていません。 童磨は一見気さくで優しい青年ですが、実際には基本的な感情や共感性が欠落しています。幼い頃から「神の声を聴く子」として扱われていましたが、実際にはそんな能力はなく、彼は自分にすがるしかない周囲の人々を哀れみながら育ちます。

無惨・十二鬼月から嫌われている?

童磨のサイコパスぶりは生来のものらしく、人の神経を逆なでする「空気の読めなさ」故か、無惨や他の十二鬼月からも嫌われているようです。妓夫太郎と堕姫の敗北により、無惨から無限城へ召集され再登場したシーンでも、誰に絡んでも無視されているほど! 正反対な性格の猗窩座とはまったく合わず、それでも空気を読まずにやたらと猗窩座にちょっかいを入れています。

童磨を演じる声優は誰?

アニメ『鬼滅の刃』で童磨を演じるのは声優・宮野真守(みやのまもる)です。 ネットでは以前から童磨の声優予想が話題となっており、島崎信長や神谷浩史などの名が挙がる中で、最有力候補として宮野真守を推す声も目立っていました。 クールな人物も穏やかな人物も演じ分ける宮野真守ですが、注目すべきは狂気的な演技。『DEATH NOTE』夜神月や『東京喰種』月山習は原作から飛び出してきたかのような再現度でした。 「遊郭編」最終回の放送で『鬼滅の刃』屈指のサイコキャラ・童磨の声がファン待望の宮野真守と明かされ、称賛の声が上がりました。

童磨の血鬼術や技を紹介!鬼滅隊を翻弄した実力は?

猗窩座をも圧倒する強さ

童磨は猗窩座より後で鬼になったようですが、十二鬼月の順位を入れ替えることができる「入れ替わりの血戦」を申し込んでも、猗窩座は自分には勝てないと言い放っています。さらに猗窩座の背後からの一撃を食らいながらも「わざと避けなかった」と言い、あくまでも猗窩座と“仲良く”なろうとしている様子。 この2つの点から、明らかに童磨は鬼としての強さでは猗窩座を下に見ていることがわかります。妓夫太郎と堕姫を勧誘した上弦の陸の頃から、入れ替わりの血戦を重ねて上弦の弐まで成り上がってきたことでも、童磨の強さは並々ならぬものであると考えられるでしょう

血鬼術で氷を操る

童磨の氷を操る血鬼術の技は多岐にわたります。扇から繰り出す蓮の花の形をした氷によって、肺を切るほどの冷気を生み出す“蓮葉氷(はすはごおり)”、そこから生み出される霧状の氷は“粉凍り(こなごおり)”として有名です。 以下では血鬼術を詳しく紹介します。

寒烈の白姫(かんれつのしらひめ)

童磨がカナヲとの戦いの最中に披露した血鬼術“寒烈の白姫(かんれつのしらひめ)”。氷で出来た美しい巫女を2体作りだし、巫女達の凍てつくような吐息で周囲を凍り付かせる攻撃です。 セットで遠距離攻撃の“冬ざれ氷柱”を使うと、より効果を発揮するようです。

結晶ノ御子(けっしょうのみこ)

童磨の血鬼術の中で、最も凶悪な技と言われているのが“結晶ノ御子(けっしょうのみこ)”です。 氷によって生み出された腰の高さほどの人形は、自律戦闘が可能で本体との情報伝達も出来る上に童磨と同等の強さを誇ります。氷人形を複数体生み出して敵を翻弄することも可能です。

霧氷・睡蓮菩薩(むひょう・すいれんぼさつ)

童磨がしのぶの毒によって瀕死の状態に追い込まれた際に使用されたのが、“霧氷・睡蓮菩薩(むひょう・すいれんぼさつ)”です。 氷で出来た巨大な大仏を作り出す大技で、氷の仏像からは冷気が放出されています。その吐息から放たれる強烈な冷気は、人1人が簡単に凍り付いてしまうほど。仏像自体も自律戦闘型で、巨大な手の平を相対するカナヲと伊之助に何度も叩きつけていました。

他にも様々な技が登場

上記以外にも、作中でたくさんの技が登場しています。以下ではそれぞれの特徴をまとめました。 蔓蓮華(つるれんげ):蔓状の氷を伸ばして攻撃 枯園垂り(かれそのしづり):扇を連続で振るう近接攻撃 凍て曇り(いてぐもり):霧によって周囲全体を凍らせる 冬ざれ氷柱(ふゆざれつらら):空から無数の巨大な氷柱を落とす遠距離攻撃 散り蓮華(ちりれんげ):氷で出来た蓮の花びらを広範囲に放出する

童磨の衝撃的な過去とは?

両親の宗教団体で祭り上げられた幼少期

童磨は元々は「極楽教」という宗教団体の教祖夫妻の子として生まれ、その特異な容姿と高い知性から、“神の声が聞こえる”特別な子として祭り上げられてきました。しかし実際には神の声など聞こえたことはなく、神の子を演じながらも徹底した無神論者となっていきます。 そもそも生まれながらにして感情というものがなく、サイコパス特有の利己的な面すらなく、虚無的で自己に対しても執着がありませんでした。

両親が死亡……童磨が見せた狂気

そんなある時、女性信者に手を出しつづける父を半狂乱になった母が刺し殺し、さらには母自身も服毒自殺をしてしまう事件が起こります。 通常なら泣く、または呆然とするような状況ですが、彼の胸には「部屋を汚さないでほしい」「換気しなきゃ」という不快感しかありませんでした。鬼になるべくしてなったかのような、サイコっぷりですね。

童磨が鬼になった理由

童磨が20歳になった頃、彼は無惨と出会い感銘を受けて鬼にしてもらいます。その後は「極楽教」を無惨と神とする「万世極楽教」に変え、信者たちを苦しみから解放するために、彼らを喰らって自分の一部とすることで「永遠の存在」にして救うことが「善行」であると考えるように。 その一方で、ただ単に強くなれるという理由で女を好んで食べていたことを考えると、感情はなくとも「強さ」には興味があったようです。虚無の中で生きてきた童磨にとっては、鬼として強くなっていくことは生きる糧だったのかもしれません。

妓夫太郎・堕姫を鬼に勧誘

その後、上弦の陸になった童磨は妓夫太郎と堕姫に鬼になるよう勧誘します。 堕姫は人間の時は梅という名前で、遊郭の客の目を簪で突いたため、報復として生きたまま焼かれました。瀕死の梅を背負い、雪の中で倒れていた妓夫太郎に童磨が「可哀想に」と声をかけ、2人に血を与えて鬼にしています。 この時童磨は彼らに、十二鬼月の上弦へ上がって来れるかと問いかけていました。その言葉通り、2人はこの時の童磨と同じ上弦の陸となったのです。童磨が物語に初登場したのも、このシーンでした。

童磨は伊之助の母・琴葉を殺した張本人だった

童磨が教祖を務めていた宗教団体「万世極楽教」には、かつて伊之助の母・琴葉が入っていたことがあります。気の弱かった彼女は夫や姑からの家庭内暴力に耐えきれず、息子の伊之助を連れて宗教に救いを求めたのです。 裏では信者を食べていた童磨でしたが、綺麗で歌も上手かった琴葉を殺すことはしませんでした。しかし、彼は琴葉に鬼の姿を見られてしまい、口封じのために彼女を殺すことに。 崖まで追い詰められた琴葉は、最後の望みを託して伊之助を崖の下へ落とします。その後、彼女は童磨の手によって殺されてしまいましたが、ご存じの通り、伊之助は生存していました。成長した彼は童磨の最後の姿に立ち会い、母の仇(かたき)を果たします。

童磨は胡蝶しのぶの姉・カナエを殺していた

胡蝶しのぶは姉のカナエを殺した鬼を長年探していましたが、死に際のカナエが遺した言葉から、それが童磨であることに気付きました。しのぶに羽織に見覚えがないかと聞かれた童磨は、「花の呼吸」を使っていた女の子のことを思い出します。 童磨はカナエを「朝日が昇って喰べ損ねた」「ちゃんと喰べてあげたかった」と語りました。この言葉からカナエが朝日が昇るまで、童磨相手に奮闘したことが伺えますね。

童磨の死亡理由は?「慢心」が吉となった最期

胡蝶しのぶを吸収!カナヲと伊之助を圧倒

鬼殺隊が無限城に突入した後、童磨と対峙したのは蟲柱・しのぶでした。彼女は姉の仇を討つべく、素早い動きで型を繰り出し、次々と毒を打ち込みます。しかし配合が違う毒が全て効かず、粉凍りを吸ったうえに肺にまで達する斬撃を受けてしまいます。 そんな絶体絶命の状況でも自らを奮い立たせ渾身の型を打ち込みますが、1歩及ばずカナヲの目の前で童磨に吸収されてしまうのでした。 その後、カナヲと童磨の戦闘が始まりますが彼は次々と型を回避し、彼女の日輪刀を奪います。丸腰になったカナヲの目を封じるべく視界を封じる技を出しますが、そこへ伊之助が到着。 しのぶを殺された怒りに燃えるカナヲ・伊之助の2人を相手にすることになります。予測しにくい伊之助の型による猛攻も加わりましたが、それでも彼は優位を保ち続けました。

しのぶの毒で体が溶け始める

伊之助とカナヲを相手に、勝ちを確信した童磨の体は彼が取り込んだしのぶの毒によりドロドロと溶け始めます。しのぶはこの時のために自らの体を毒の塊としていたのです。 童磨が溶けながら「霧氷・睡蓮菩薩」を放ったのに対し、カナヲは花の呼吸・終ノ型「彼岸朱眼(ひがんしゅがん)」を放ちます。カナヲの刃が童磨の頚に刺さり、伊之助が投げた刀でそれをさらに押し込む形でついに童磨は倒れました。

童磨の最期に見る「感情」の変化

「ねぇしのぶちゃん ねぇ 俺と一緒に地獄へ行かない?」「今はもう無い心臓が 脈打つような気さえする これが恋というやつかなぁ 可愛いね しのぶちゃん」 19巻163話に登場する童磨の死の間際の言葉です。自分が死ぬことすら無感情に受け入れた童磨は、しのぶとの問答の中で初めて自分に感情があることを実感します童磨いわくその興奮は「恋」とのこと。頬を染めながらしのぶを地獄へと誘う様子は、どれだけ長い時間を生きても感情を一切持つことのできなかった彼の物悲しさと不気味さを浮き立たせています。

童磨の名言・名シーン

「誰もが皆死ぬのを怖がるから だから俺が喰べてあげてる」

16巻141話にて、童磨が教祖として信者を食べる理由をしのぶに語る際のセリフです。さらに童磨は、自分が食べてあげることでその人が永遠に生きることになるという独自の死生観を展開。死を与えることが信者にとって救いだと、淡々と語れる彼の異常性が垣間見えます。 これに対ししのぶは、吐き気がすると切って捨てていたのも印象的です。

「君は俺が喰うに相応しい人だ 永遠に共に生きよう」

力尽きたしのぶに対し、童磨が143話で放ったセリフ。童磨は「えらい!!頑張ったね!」と大げさに彼女を褒め称えました。 そして無駄と分かっていて足掻く愚かさこそが人間の素晴らしいところだと説き、その健闘を称えるかのようにしのぶを吸収したのです。童磨の気味悪さを印象づけるシーンのひとつでしょう。

アニメでも童磨(どうま)の狂気を観たい!

上弦の弐・童磨について紹介しました。首を落とされた後に復活しかけた猗窩座とは対照的に、カナヲ・伊之助に首を落とされた後は淡々と死を受け入れました。十二鬼月が倒された後にはその魂が迎える最後が描かれましたが……。魂が旅立つ最後の最後まで狂気を見せたことで話題になりましたね。 2022年2月7日現在、「遊郭編」が放送中ですが、最終回に童磨は登場するのでしょうか?アニメで童磨が活躍する日がくるのか、そして声優は誰になるのか、今から楽しみですね!