童磨(どうま)のサイコっぷりがヤバかった!表向きは教祖?【鬼滅の刃】

『鬼滅の刃』に登場する鬼の中でもトップクラスの強さを持つ上弦の弐・童磨(どうま)。無限城で起こった鬼と鬼滅隊の総力戦では、彼の人物像と実力が描かれましたね。この記事では、そこで明らかになった彼の情報をまとめてご紹介します!
『鬼滅の刃』童磨(どうま)の強さや人物像を解説!まずはプロフィールから【ネタバレ注意】

童磨(どうま)は上弦の弐に位置する鬼です。かつて瀕死の妓夫太郎・梅の前に現れ、鬼になるよう誘ったのも彼でした。その当時は上弦の陸でしたが、「入れ替わりの血戦」を挑み続けて現在の位置に立ったことが示唆されています。階級を上げるために下の階級の鬼が挑む戦いですから、4つもランクを上げるとなるとかなりの素質が必要でしょう。 赤黒い飛沫のような模様が入った白橡(しろつるばみ)色の髪と虹色がかった瞳を持ちます。鬼の中では珍しく人間の頃の記憶を全て覚えていて、髪や瞳の色などの容姿もほとんど変わっていません。 その外見と高い知性により、幼い時から両親の宗教団体で祭り上げられてきた過去があります。両親が亡くなった後は宗教団体の教祖となっていました。 ※この記事では『鬼滅の刃』の重要なネタバレに触れています。無限城編まで読み終わっていない人は注意してください。
童磨(どうま)の性格がサイコすぎる!
これは、日本一慈しい鬼退治。
— 鬼滅の刃公式 (@kimetsu_off) November 29, 2019
『#鬼滅の刃』コミックス最新18巻発売を記念して、全国主要書店にて購入特典「オリジナルカード」を配布いたします!
種類は全18種!数量限定激レアカードを書店にて是非入手ください…!
実施書店のリストは下記URLになります。https://t.co/iKkl1V0Os2 pic.twitter.com/YJJisLNnPe
童磨は一見気さくで優しい青年ですが、実際には基本的な感情や共感性が欠落しています。幼い頃から「神の声を聴く子」として扱われていましたが、実際にはそんな能力はなく、彼は自分にすがるしかない周囲の人々を哀れみながら育ちます。 そして教団を訪れる信者を救うような振る舞いを機械的にするうちに、本能的な快・不快しか感じなくなってしまったのです。 それゆえ他人の神経を逆なでするような発言や、狂気じみた行動をとってしまう危険な人物に……。彼の歪みがよく分かる代表的なシーンは両親が亡くなった時。女性信者に手を出しつづける父を半狂乱になった母が刺し殺し、さらには母自身も服毒自殺をしてしまったのです。 通常なら泣く、または呆然とするような状況ですが、彼の胸には「部屋を汚さないでほしい」「換気しなきゃ」という不快感しかありませんでした。鬼になるべくしてなったかのような、サイコっぷりですね!
童磨の血鬼術や技を紹介!鬼滅隊を翻弄した実力は?

童磨の武器は1対の扇で、血鬼術を出す起点となるだけでなく斬りつけることも可能です。その切れ味は非常に鋭く、斬られたことに相手が気付かないほど。 血鬼術は自分の血を氷として自在に操るもので、様々な範囲に有効な術を使うことができます。特に厄介なものが、小さな氷の粒を霧状に散布する「粉凍り(こなごおり)」という技。 漂う氷の粒は彼の血であるため、吸い込んでしまうと肺胞が破壊されてしまいます。そのため、この技の範囲内では息ができなくなり、鬼殺隊士の基本戦術である「呼吸」を封じられてしまうのです。 この他も相手を凍らせて動きを封じる、自分と同じ力を持つ氷の分身を作るなど、いずれも柱ですら葬ってきた強力な技ばかりです。
氷を操る血鬼術!
童磨の氷を操る血鬼術の技は多岐にわたります。扇から繰り出す蓮の花の形をした氷によって、肺を切るほどの冷気を生み出す“蓮葉氷(はすはごおり)”、そこから生み出される霧状の氷は“粉凍り(こなごおり)”として有名です。 さらには蔓状の氷を伸ばして攻撃する“蔓蓮華(つるれんげ)”、扇を連続で振るう近接攻撃の“枯園垂り(かれそのしづり)”、霧によって周囲全体を凍らせる“凍て曇り(いてぐもり)”、空から無数の巨大な氷柱を落とす遠距離攻撃の“冬ざれ氷柱(ふゆざれつらら)”、氷で出来た蓮の花びらを広範囲に放出する“散り蓮華(ちりれんげ)”などの技があります。
寒烈の白姫(かんれつのしらひめ)
童磨がカナヲとの戦いの最中に披露した血鬼術“寒烈の白姫(かんれつのしらひめ)”。氷で出来た美しい巫女を2体作りだし、巫女達の凍てつくような吐息で周囲を凍り付かせる攻撃です。広範囲に広がる吐息によって、カナヲは童磨に近づくことが出来なくなってしまいました。 この技の直後に童磨が繰り出したのは、巨大な氷柱を空から落とす“冬ざれ氷柱”。これによってカナヲは、なすすべもなく降ってくる氷柱を受けてしまいました。敵を遠ざける“寒烈の白姫”と遠距離攻撃の“冬ざれ氷柱”は、セットで使うことで最も効果を発揮するようです。
結晶ノ御子(けっしょうのみこ)
童磨の血鬼術の中で、最も凶悪な技と言われているのが“結晶ノ御子(けっしょうのみこ)”です。氷によって生み出された腰の高さほどの人形は、自律戦闘が可能で本体との情報伝達も出来る上に、童磨と同等の強さを誇ります。 氷人形は複数体生み出すことも出来るため、ただでさえ強い童磨を何人も同時に相手にしなくてはならないという地獄のような状況を作ることも可能です。 童磨が“結晶の御子”を使用したのは、カナヲと伊之助を相手にした戦闘シーン。氷人形に2人の相手をしてもらい、本人は高みの見物をしていました。
霧氷・睡蓮菩薩(むひょう・すいれんぼさつ)
#鬼滅の刃
— ufotable (@ufotable) August 30, 2019
#22 最速放送に先駆け、
ufotableより新たに描き下ろしのビジュアルをお届け致しました。
―――――――――――――
蟲柱・胡蝶しのぶ
CV 早見沙織
―――――――――――――
公式サイトhttps://t.co/lYxUHYbDYt pic.twitter.com/TAWpqIqCiV
童磨がしのぶの毒によって瀕死の状態に追い込まれた際に使用されたのが、“霧氷・睡蓮菩薩(むひょう・すいれんぼさつ)”です。 氷で出来た巨大な大仏を作り出す大技で、氷の仏像からは冷気が放出されています。その吐息から放たれる強烈な冷気は、人1人が簡単に凍り付いてしまうほど。仏像自体も自律戦闘型で、巨大な手の平を相対するカナヲと伊之助に何度も叩きつけていました。 “霧氷・睡蓮菩薩”を繰り出した際の童磨は、すでに瀕死の状態。この大技を披露したのち、彼は永遠に葬り去られることとなりました。
胡蝶しのぶを吸収!カナヲと伊之助を圧倒する強さ
#鬼滅の刃
— ufotable (@ufotable) September 21, 2019
第25話「継子・栗花落カナヲ」
今週の台本ノートは…
栗花落カナヲ・胡蝶姉妹より
話数枚のオリジナルイラストで、現場でのみ使用されるものとなります。こちらのイラストを使用した台本ノートはコラボレーションカフェにてグッズとして登場!
詳しくは▼https://t.co/AR2QU8u0Qi pic.twitter.com/pJOq9cznSi
鬼殺隊が無限城に突入した後、童磨と対峙したのは蟲柱・しのぶ。実は、しのぶが追い求めてきた「姉・カナエを殺した鬼」こそ童磨だったのです。姉の仇を討つべく、素早い動きで型を繰り出し次々と毒を打ち込むしのぶ。しかし配合が違う毒が全て効かず、粉凍りを吸ったうえに肺にまで達する斬撃を受けてしまいます。 そんな絶体絶命の状況でも自らを奮い立たせ渾身の型を打ち込みますが、一歩及ばずカナヲの目の前で童磨に吸収されてしまうのでした。 その後、カナヲとの戦闘が始まりますが童磨は次々に型を回避しつづけ、彼女の日輪刀を奪います。丸腰になったカナヲの目を封じるべく視界を封じる技を出しますが、そこへ伊之助が到着。 しのぶを殺された怒りに燃えるカナヲ・伊之助の2人を相手にすることになります。予測しにくい伊之助の型による猛攻も加わりましたが、それでも優位を保ち続けました。 しかし最終的には、彼が取り込んだしのぶの体に含まれていた多量の毒により体の自由を奪われ、伊之助・カナヲの2人に敗れています。
童磨(どうま)の教祖としての表の顔とは?
童磨の両親が教祖を務めた団体の教義は信者を極楽へ導くというものらしく、祭り上げられた幼い頃から「極楽へ導いてほしい」という信者の話を聴き続けてきました。 しかし彼は神の声など聞いたことはなく、極楽など無いと考えつつも「可哀想な信者達を幸せにすることが使命」という理念を持ちます。その理念のもと「万世極楽教(ばんせいごくらくきょう)」の教祖を務めるようになりました。 教義は「穏やかな気持ちで楽しく生きる」というもので、鬼になってからも教祖として信者を受け入れ続けました。信者は約250人にも上り、駆け込み寺としての機能ももっていたことが明らかにされています。 しかし穏やかな生活を提供する裏では「自分と1つになり、永遠を生きることで死の恐怖から解放してあげる」と、信者を食らい続けていました。
伊之助の母・琴葉を殺した張本人だった
【#鬼滅の刃 パッケージご紹介】
— ufotable (@ufotable) May 30, 2020
“竈門炭治郎 立志編”
全11巻がBD/DVD 豪華特典付きにて、ご予約・ご購入受付中です。キャラクターデザイン松島晃によるパッケージビジュアルを改めてご紹介。
第五巻 我妻善逸https://t.co/G7wiYO0PJm
第六巻 嘴平伊之助https://t.co/U4k9URtf8c pic.twitter.com/HuMpiQwOgd
童磨が教祖を務めていた宗教団体「万世極楽教」には、かつて伊之助の母・琴葉が入っていたことがあります。気の弱かった彼女は夫や姑からの家庭内暴力に耐えきれず、息子の伊之助を連れて宗教に救いを求めたのです。 裏では信者を食べていた童磨でしたが、綺麗で歌も上手かった琴葉を殺すことはしませんでした。しかし琴葉に鬼の姿を見られてしまった彼は、口封じのために彼女を殺すことに。 崖まで追い詰められた琴葉は、最後の望みを託して伊之助を崖の下へ落とします。その後、彼女は童磨の手によって殺されてしまいましたが、ご存じの通り、伊之助は生存していました。成長した彼は童磨の最後の姿に立ち会い、母の仇(かたき)を果たします。
アニメ『鬼滅の刃』で童磨を演じる声優は?
宮野真守18thシングル「LAST DANCE」
— 宮野真守公式 (@miyanomamoru_PR) December 27, 2019
2020年1月29日(水)リリース です!
改めてよろしくお願いいたします!https://t.co/hBvnqYPmrz#宮野真守 #LASTDANCE pic.twitter.com/eKZftUS4Nt
アニメ『鬼滅の刃』では童磨を演じる声優が決定していません(2020年9月時点)。しかしネットでは、宮野真守(みやのまもる)を推す声が大きい様子です。 クールな人物も穏やかな人物も演じ分けますが、注目すべきは狂気的な演技。『DEATH NOTE』夜神月、『東京喰種』月山習は原作から飛び出してきたかのような再現度でした。 そのため、『鬼滅の刃』屈指のサイコキャラ・童磨の声には宮野真守を推すファンが多いようです。
童磨(どうま)を映像で観たい!劇場版とテレビアニメ続編もお見逃しなく

上弦の弐・童磨についてご紹介しました。首を落とされた後に復活しかけた猗窩座とは対照的に、カナヲ・伊之助に首を落とされた後は淡々と死を受け入れました。十二鬼月が倒された後にはその魂が迎える最後が描かれましたが……。魂が旅立つ最後の最後まで狂気を見せたことで話題になりましたね。 2020年10月に劇場版『鬼滅の刃』で「無限列車編」が描かれることが決定していますが、その後を描く更なる続編は制作されるのでしょうか? アニメ版で童磨が活躍する日がくるのか、そして声優は誰になるのか、今から楽しみですね。