2019年10月22日更新

『鬼滅の刃』十二鬼月を一挙紹介!上弦から下弦までそれぞれの強さや性格などを徹底解説

鬼滅の刃

アニメ劇場版の製作も決定した人気漫画作品『鬼滅の刃』に登場する、鬼の精鋭「十二鬼月」。それぞれの強さや性格、エピソードなども交えながら紹介していきます。無限城編でますますアツい展開を迎える『鬼滅の刃』、敵である鬼たちも魅力的です!

目次

十二鬼月(じゅうにきづき)のメンバーを一挙解説!鬼舞辻無惨のもとに集う精鋭集団の強さとは【ネタバレ注意】

「十二鬼月(じゅうにきづき)」とは、すべての人喰い鬼の首領・鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)によって選別された鬼たちの最精鋭の総称です。その階級は大きく「上弦」と「下弦」の2つに分けられていますが、さらにそれぞれに6ずつの階級があります。 大半の鬼が無惨によって強さへの渇望と無惨への忠誠心を刷り込まれている一方、十二鬼月に選ばれた鬼はある程度の自由を許されています。また、各鬼の片目に席位(十二鬼月としての階級)を証明する文字が刻まれていることも特徴です。。 十二鬼月の選別方法は、無惨による完全実力主義。基本的には、十二鬼月に属する鬼が死んで空席ができることでメンバーが入れ替わります。しかし、失態を犯した鬼が無惨に見限られた時や、さらなる強い鬼が出現した時などには、容赦なく階級を剥奪されたり順番が入れ替わったりすることもあるのです。 今回は、そんな十二鬼月のメンバーを一挙紹介!彼らの強さや活躍エピソードを解説しながら、個性的な鬼たちの魅力に迫ります。 ※この記事では2019年10月現在の『鬼滅の刃』最新情報に触れています。ネタバレには十分に気を付けて読み進めてください。

上弦の壱 黒死牟(こくしぼう)

黒死牟(こくしぼう)は日本神話の神「月読尊(つくよみのみこと)」をモチーフとした、十二鬼月最強の鬼にして最強の剣士です。一つにまとめた黒髪長髪を持つ青年剣士の姿で、顔には真っ赤な6つの目と大きな痣があります。 黒死牟は厳格で無惨への忠誠心が強いのはもちろんしっかりした組織論を持ち、階級や年功序列を重視する性格です。これらのことから、十二鬼月の中でも安定した精神を持っているのが分かります。このため、部下たちに厳しい無惨からはもっとも厚い信頼を寄せられているのです。その強さは、「痣」を発現させた鬼殺隊「柱」の3人を相手にとっても圧倒するほどでした。

人間だった頃のコンプレックスも黒死牟の強さの秘密?

黒死牟の人間時代は、戦国時代に生まれた「継国巌勝(つぎくにみちかつ)」という武家の長男でした。鬼殺隊にも入隊し、「月の呼吸」を使う強力な剣士として活躍を遂げました。しかし長男の自分より優れた双子の弟に対して、強い嫉妬やコンプレックスを抱いていたようです。

上弦の弐 童磨(どうま)

画像奥が童磨

童磨(どうま)は「閻魔」をモチーフとした、十二鬼月の次席にあたる鬼です。見た目は陽気で朗らかな優男の青年ですが、鬼の中でも独特の価値観と性格の持ちます。他者はもちろん自分自身の生死も戯れのように扱い、戯言のような言動が多いです。人を殺す理由も「苦痛から人々を解放するため」だと言っています。 童磨は上弦の中でも妓夫太郎の次に新参者でありながら、天賦の才で上弦の弐まで駆け上がるなどとても高い実力の持ち主。上弦の弐に上がる過程には、過去の猗窩座との戦闘が関係しているようです。

童磨は胡蝶しのぶの仇敵でもある

童磨は100年以上前、まだ人間だった堕姫と妓夫太郎を鬼の世界に引き込んだ張本人。また胡蝶カナエを殺した鬼でもあるため、カナエの妹である胡蝶しのぶにとっては仇敵です。 無限城でしのぶと再会した童磨は激闘を繰り広げますが、しのぶの毒を解毒できることから彼女を苦しめます。

上弦の参 猗窩座(あかざ)

猗窩座(あかざ)は「修羅(しゅら)」をモチーフとした鬼で、見た目は紅色の短髪と筋肉質な体格を持つ武術家の青年です。無惨から特別にさまざまな任務を与えられているため、狩場に留まらず幅広く行動しています。弱者を極端に嫌い、好戦的であると同時に短気な性格です。 策などにこだわらず正面から戦いを挑む武闘派タイプで、特に近接戦を得意とします。武術によって極限まで強化した身体能力を、血鬼術(けっきじゅつ)でさらに強化しながら戦うのも得意です。また武具や飛び道具などを一切使用せず肉弾戦のみで戦う鬼は、上弦の中で猗窩座のみとなっています。 猗窩座はこれらの強さで上弦としての立場を100年以上も保ち続け、過去に鬼殺隊の「柱」を何人も倒しました。

上弦の肆 半天狗(はんてんぐ)

半天狗(はんてんぐ)は名前の通り妖怪「天狗」をモチーフとする鬼で、小柄でか弱い老人の姿をしています。性格は小心者で臆病ですが、本質は自分本位でかなりの卑怯者。人間だった頃からあらゆる痛みや災いを避けるために他者に擦り付けることも厭わず、逃げ続けた結果災厄を落とす鬼になったというわけです。 半天狗は人間を喰らうという重罪を犯しながら、鬼殺隊には「弱い者いじめだ」と被害者意識を抱いています。このようにかなり自分本位で醜悪な一方、分身体を生み出すなどかなり厄介な血鬼術の使い手です。

上弦の伍 玉壺(ぎょっこ)

玉壺(ぎょっこ)は人魚をモチーフにした鬼ですが、通常の人魚のイメージとは異なる醜い異形の姿をしています。一見人間に見える鬼が多い十二鬼月の中でもっとも人外な見た目で、体と繋がった壺の中に身を潜めています。この壺を通して空間転移もできるため、情報収集や探知探索を担うことも。 玉壺は人間時代に芸術家だったというのもあり、鬼になった今も「美」への強い執着を持っています。このため人間を殺す時も、死体の美しさにこだわるなど独特な美学の持ち主です。性格は慇懃無礼ですが、無惨に対してマゾヒストな一面を見せることもあります。

上弦の陸 堕姫と妓夫太郎(だきとぎゅうたろう)

堕姫(だき)と妓夫太郎(ぎゅうたろう)は飢えた子供の鬼妖怪「餓鬼(がき)」をモチーフにした兄妹二人組の鬼で、遊郭(吉原)を主な狩場にしています。表向きは人間のふりをしている堕姫が中心ですが、戦闘時には兄の妓夫太郎も出現。 堕姫と妓夫太郎は一心同体のような存在でもあり、両方を倒さない限りどちらかの頚(くび)を斬っても不死身です。かつて二人で死にかけていたところを、童磨に助けられて鬼の世界に誘われたという過去を持ちます。

堕姫

妹の堕姫は美しい花魁として、ほぼ完全に人間として溶け込んで遊郭で生活しています。しかし時おり癇癪を起こしては、美しい女性を喰らったり遊女や丁稚を虐げたりすることもあるようです。戦闘力の大半は妓夫太郎に集中しているため、堕姫単体ではあまり強くありません。

妓夫太郎

妹の堕姫を溺愛する兄の妓夫太郎は、自分たちの狩場の維持や管理を担っています。ふだんは妹の中で眠って過ごしているため、滅多にその姿を現しません。堕姫より強い敵が現れると姿を現し、妹を傷つける敵を殲滅しようとします。 命や力の大半を妹に与えていますが、上弦の陸としての強さや本質は妓夫太郎が握っています。

嗣の三鬼(鳴女、???、獪岳)

嗣の三鬼(つぎのさんき)は、空席となっていた上弦の肆、伍、陸の3席に新たに据えられた鬼です。鬼の本拠地である無限城を舞台とする総力戦において、乗り込んできた鬼殺隊を殲滅するために立ちはだかります。

新・上弦の肆 鳴女(なきめ)

鳴女(なきめ)は琵琶の付喪神(つくもがみ)「玄上(げんじょう)」をモチーフとした、「嗣の三鬼」の一人。空間系の中でも希少で強力な血鬼術を使うため、超希少な鬼として十二鬼月になる前から無惨に重用されていました。半天狗が死んだことで、新たな上弦の肆として無惨の側近を務めるようになります。 鳴女は琵琶を鳴らすことで、鬼の本拠地である無限城の空間を操作が可能。これらの能力を使って鬼殺隊の動きを止めて時間稼ぎをしたり、新たに習得した血鬼術で探知探査を務めたりもします。

新・上弦の伍 ???

死んだ玉壺に代わって新たな上弦の伍となった「嗣の三鬼」の一人で、名称不明の鬼。2019年10月時点では無限城にはいないため、謎の多い存在です。

新・上弦の陸 獪岳(かいがく)

獪岳(かいがく)は「雷神」をモチーフにした「嗣の三鬼」の一人で、見た目は翡翠色の瞳と頬に紋様がある青年です。死んだ堕姫と妓夫太郎の代わって新たな上弦の陸となり、無限城に乗り込んだ鬼殺隊に立ちはだかります。 獪岳は人間時代に鬼殺隊の一員だったという、鬼の中でも特殊な過去を持ちます。このため背中に日輪刀を背負い、剣術による攻撃も可能。我妻善逸のかつての兄弟子でもあり、無限城で再会した善逸と戦うことになります。 獪岳はかつて善逸と共に「雷の呼吸」を学んだため、鬼なった現在でもこの技を使用可能です。しかしその威力は従来の「雷の呼吸」をはるかに超え、血鬼術で大幅に強化されています。

下弦の壱 魘夢(えんむ)

魘夢(えんむ)は下弦の中でもっとも強い眠り鬼で、見た目は洋装の青白い青年です。累の死を受けて無惨に呼び出された下弦の中で唯一生き残り、無惨の血を分け与えられ大幅な強化を得ます。 一見穏やかな青年ですが、性格は醜悪で歪んだ美学の持ち主。他人の不幸や苦しみはたとえ同族の鬼であっても、それを見るのが幸せと考えています。ほかの下弦が殺され苦しんでいる姿を見て恍惚な笑みを浮かべ、その醜悪さを無惨に見込まれます。そして、本来はほかの下弦と共に殺されるはずだった運命を逃れたのです。 無惨から力を与えられた魘夢は、竈門炭治郎と鬼殺隊「柱」の抹殺を命じられ動き出します。人間を強制的に眠らせて、夢の世界に引き込む血鬼術を使用。「幸せな夢を見せてやる」と言いくるめた人間たちを利用し、無限列車に乗った炭治郎一行に強敵として立ちはだかります。 このエピソードは、2020年にアニメ劇場版で描かれる予定です!

下弦の伍 累(るい)

累(るい)は強硬な蜘蛛の糸を自在に操る蜘蛛鬼で、見た目は真っ白な肌と髪を持つ少年です。「那田蜘蛛山」と呼ばれる不気味な山を縄張りとし、家族(母・父・兄・姉)と共に暮らしています。 しかしこの家族はいずれも累が集めた配下の鬼であり、それぞれの役を演じさせているだけの偽りの家族に過ぎません。しかも累は家族として集めた鬼たちに対し、恐怖や暴力によって無理やり従わせているのでその実態は本来の家族とは程遠いです。 炭治郎と禰豆子を見た累は、兄を守ろうとする禰豆子の愛情に感動。禰豆子を新しい「妹役」として迎えようと、異様な執着を見せるようになります。

累の人間時代の体験が「家族」へのこだわりに繋がる

累が家族にこだわるのは、人間だった頃の家族との体験が深く関係しています。病弱で自由に歩くことさえ難しかった累は、無惨によって鬼にされ強い肉体を手に入れました。しかし鬼になった以上、生きるために人を喰い続けなければなりません。そんな累を殺して心中しようとした両親を、彼は返り討ちにしてしまったのです。 累との激戦は炭治郎と禰豆子を大きく成長させ、二人の絆をより強固なものにする大きなきっかけとなりました。

元・下弦の陸 響凱(きょうがい)

響凱(きょうがい)はかつて十二鬼月の下弦の陸だった、「鼓屋敷(つづみやしき)」を縄張りとする鬼です。肩や腹、脚などに鼓が生えたおぞましい姿をしています。炭治郎と出会った時には、無惨に見限られてすでに下弦の立場を失っていました。体中にある鼓を打つたびに屋敷の空間を回転させ、空間を支配する厄介な血鬼術を使います。 響凱の人間時代は、主に伝奇小説を書く小説家の青年でした。しかし小説が知人に酷評されたことに怒り、その知人を殺害してしまったのです。このような過去から、戦闘中に原稿用紙を踏まず称賛の言葉までくれた炭治郎に胸を打たれています。

その他、下弦の鬼たち

下弦の鬼は、これまで紹介してきた鬼たちの他にも存在します。しかし、彼らは特に活躍する場もなく、無惨の手によって“解体”されてしまった鬼たちです。 それぞれ下弦の弐・轆轤(ろくろ)、参・病葉(わくらば)、肆・零余子(むかご)、陸・釜鵺(かまぬえ)の4キャラクター。 十二鬼月の地位と称号を与えられていた彼らでさえ、無惨の手にかかれば一瞬で命を落としてしまいます。彼らの強さや性格はそこまで詳しく描かれなかったものの、無惨の恐ろしさを示したキャラクターたちです。

十二鬼月の魅力は強さだけではない!過去や性格がとても個性的な敵役

十二鬼月は鬼の中でも戦闘力が高いというだけでなく、過去や性格などもとても個性的な鬼たちが勢ぞろい。十二鬼月との戦闘は主人公だけでなく鬼殺隊「柱」の面々も多く参加しており、必見のエピソードや名シーンも多くあります。 十二鬼月のそれぞれの戦いやエピソードなどを詳しく知りたい人は、ぜひ『鬼滅の刃』の原作やアニメなどをチェックしてみてくださいね。