2022年12月15日更新

『チェンソーマン』のキャラ別の名言まとめ!ポチタ・マキマなどの名シーンから迷言までも徹底紹介!

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『チェンソーマン』キャラ別に名言・名シーン紹介!

それでは早速、ここからキャラ別のイカした名言・名シーンを紹介していきます!記事後半では迷言や第2部の名言も登場。『チェンソーマン』の濃ゆい世界観が凝縮された、岸田タツヤ節を堪能しましょう!

デンジ

デンジの名言・名セリフ 6選
  1. 「俺達の邪魔ァすんなら死ね!」(1巻1話)
  2. 「じゃあ夢バトルしようぜ!夢バトル!!」(2巻10話)
  3. 「永久機関が完成しちまったなァァ~!!これでノーベル賞は俺ンもんだぜ~!!」(3巻19話)
  4. 「ジジイに教わらなかったかア~?獣が狩人の言葉信じるなってなあ~!?」(5巻37話)
  5. 「楽しくなる為に頑張ってきたのに楽しくなくて頑張るのは糞だ」(4巻30話)
  6. 「俺は俺の事を好きな人が好きだ」(5巻30話)

「俺達の邪魔ァすんなら死ね!」(1巻1話)

チェンソーマンの初陣でのセリフ。「みんな夢見ちまうんだなぁじゃあ悪いことじゃねえ悪いことじゃねえけど」と前置きをしたうえで、自分とポチタの夢見たささやかな日常を壊した者たちへの怒りを爆発させます。 ポチタとの絆が感じられる「俺達」は、後にマキマのセリフの伏線となる部分。ところがアニメ版ではカットされ物議を醸しました。

「じゃあ夢バトルしようぜ!夢バトル!!」(2巻10話)

「胸を揉みたい」という夢を馬鹿にされたデンジが、逆ギレしながらいうセリフです。これに続く「俺がテメーをぶっ殺したらよお〜…!てめえの夢ェ!胸揉む事以下な〜!?」や「夢バトル」という語彙力にデンジらしさが詰まっています。

「永久機関が完成しちまったなァァ~!!これでノーベル賞は俺ンもんだぜ~!!」(3巻19話)

永遠の悪魔との戦いで登場した、これ以上ないほどデンジの人柄を表現しているセリフです。デンジのイカれ具合が見事にこのセリフに凝縮されており、デンジのぶっ飛んだ人間性を読者に植え付けました。

「楽しくなる為に頑張ってきたのに楽しくなくて頑張るのは糞だ」(4巻30話)

岸辺の特訓に臨むデンジの一言。考えることは苦手だと言うデンジですが、かなり核心をついています。労働に心すり減る多くの読者にグサリと刺さるフレーズで、働くのに疲れたときにぜひ使いたいセリフです。

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「ジジイに教わらなかったかア~?獣が狩人の言葉信じるなってなあ~!?」(5巻37話)

サムライソードが「爺ちゃんに教わらなかったか、引き時ってやつをよ」と勝ちを確信するのに対し、デンジは岸辺から教わった「獣が狩人の言葉を信じるな」という言葉を引用。師匠仕込みの戦い方で勝つ気持ちいいシーンです!

「俺は俺の事を好きな人が好きだ」(5巻40話)

「せやな」の一言に尽きるデンジ語録。マキマ一筋と心に決めながらも、レゼからのアプローチに「確定で俺のコト好きじゃん」と速攻で心揺らぐデンジ。「マキマさん助けて俺この娘好きになっちまう」も含めて思わず笑ってしまいます。

ポチタ

「デンジの夢を私に見せてくれ」(1巻1話)

デンジと共に殺されたポチタ は、かつてデンジが語ってくれた夢を思い出しながら彼の心臓となる道を選びます。普通に生きて死ぬという、ささやかな夢で2人が深く結ばれていることを感じさせてくれるシーン。

「たくさん抱きしめてあげて」(11巻97話)

強すぎるゆえに誰かに抱きしめてもらいたいという夢を長年叶えられなかったポチタには、他者と対等な関係を求めたマキマの気持ちがわかったのでしょう。最後まで優しいポチタの言葉にグッとくるシーンです。

マキマ

マキマの名言・名セリフ 3選
  1. 「私も田舎のネズミが好き」(6巻52話)
  2. 「死体が喋っている」(8巻70話)
  3. 「…私達の邪魔をするなら 死んで」(11巻95話)

「私も田舎のネズミが好き」(6巻52話)

7巻で発覚するマキマの能力を示唆する1コマ。マキマは犬に駆除させられるから田舎のネズミが好きとのこと。彼女の正体をわかったうえで読むと、人もネズミも等しく駆除対象として考えているのかとゾッとさせられます。

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「死体が喋っている」(8巻70話)

7巻でピンツイが中国語で「死体が喋っている」と言っていたセリフをあえて使い、そのうえでデンジの首を斬ったクァンシの首を同じく斬り落としたマキマ。彼女の格の違いを見せつけてくる背筋が凍るワンシーンでしたね。

「…私達の邪魔をするなら 死んで」(11巻95話)

1部最終戦、マキマのチェンソーマン厄介オタクっぷりが極まった瞬間です。自分の理想像を押し付けておいて「死んで」はひどすぎます。1話のデンジのセリフをオマージュしながら心臓を抜き取るシーンはトラウマものです。

パワー

「裏切りは人間のする最も愚かな行為の一つじゃ…」(7巻53話)

早川家のなにげない日常の1コマに似つかわしくない、パワーの珍しく真面目な発言。とはいえここでの「裏切り」はニャーコが自分よりもデンジに懐いていることを指しているので、なんだかんだほのぼのできるシーンです。

「あたりまえじゃ!デンジはワシのバディじゃからな!」(11巻89話)

絶体絶命となったデンジのピンチに、ポチタに請われ復活を果たしたパワー。序盤であんなに仲の悪かった2人を思うと感慨深いものがありますね。次々とメインキャラが死ぬ漫画なので復活できるパワーちゃんに癒やされます。

「ワシを見つけに来てくれ」(11巻91話)

初めての友達であるデンジのために戦い抜いたパワーが、最期にデンジに遺したメッセージ。冒頭のポチタとデンジが契約を交わしたときと同じゴミ箱のなかのシーンになっているので、2部でのパワーちゃん復活が待たれます。

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アキ

「アンタは黙って見てればいい 俺が負けて死んだその時に笑いに来てください」(4巻33話)

京都の公安デビルハンター黒瀬から、この調子では到底銃の悪魔に勝てないと言われたアキはこう言い返します。作中屈指の常識人らしいまっとうでいて芯のあるセリフ!曲げられない信念を持つ人ほど刺さる名言でしょう。

「オレ達からアンタへの鎮魂歌(レクイエム)だ」(5巻38話)

殉職したバディ姫野への鎮魂歌は、サムライソードの悲鳴。金玉蹴り大会に参加するアキの楽しそうな表情が逆になんだか切なくて、笑えばいいのか泣けばいいのかよく分からないシーンです。

「そうだった…オレ…キャッチボールがしたいんだった」(9巻78話)

ほのぼの早川家から一転、アキはまさかの最期を迎えます。互いにぶつけ合う雪合戦ではなく、弟とキャッチボールをしたかった。初めて涙をみせるデンジに驚きながら、あまりに無惨な最期を迎えたこのシーンは涙なしに読めません。

アキの無惨な最期を弔いに

コベニ

「……もうすぐボーナスが出るので…」(5巻35話)

死ぬことにビビりながらもコベニが公安に残った理由はボーナスでした。ボーナスは大事だよね……。やはりどこかイカれていないと、デビルハンターとしてはやっていけないんだなということに気づかされるシーンです。

姫野

「アキくんは死なないでね」(2巻14話)

回想シーン含め何度も登場する姫野の口癖。このセリフの真意は「私が…死んだときさ…泣いて欲しいから」。人を思って泣くことができるアキに、自分を思って泣いて欲しい。そんな切ない願いが込められたセリフです。

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「Easy revenge!(気楽に復讐を!)」(5巻35話)

アキを救うためにすべてをゴーストに捧げた姫野。彼女の遺志を伝えるかのように、敵となったはずのゴーストがアキに渡してくれたのが、かつてアキが姫野に取り上げられた1本のタバコでした。全部の要素がオシャレすぎる。

岸辺

「俺がお前達を最高にイカした奴らにしてやるよ」(4巻30話)

岸辺先生による特訓シーン。イカれた奴ほど生き残れる仕事だという持論を持つ岸辺は、イカれた2人を「イカした奴ら」に仕上げようと、これまた頭のネジの外れた方法で特訓します。この仕事の闇が垣間見えますね。

「何も見たくねえ…」(8巻70話)

長年愛した女をあっさりマキマに殺されたことを悟った岸辺が放つ、あまりにも辛い一言。この一文で深い悲しみを感じさせます。大きなショックを受けたときに使える汎用性の高さも兼ね備えている名言です。

天使の悪魔

「僕は天使である前に悪魔だよ?人間は苦しんで死ぬべきだと思ってる」(5巻41話)

瀕死の人間の介錯をアキに頼まれた天使の悪魔は、こう言って断りました。天使でも悪魔なんだなと実感させられるセリフですが、後に明らかになる彼の過去を知ると、言葉の裏にある天使らしい慈愛を感じられます。

レゼ

「田舎のネズミと都会のネズミどっちがいい?」(5巻42話)

夜の学校でのデート中、レゼデンジにイソップ寓話を持ち出して質問をします。何に幸せを感じるのかは人それぞれという教えを含む寓話で、レゼは田舎派、デンジは都会派でした。マキマの能力の伏線にもなる会話です。

クァンシ

「この世でハッピーに生きるコツは無知で馬鹿のまま生きる事」(7巻61話)

クァンシ岸辺の交渉シーン。知りすぎてしまった者たちが語るこの言葉は重みが違います。知らぬが仏で幸せに生きられるなら、それもいいのかもしれません。生き方に悩んだときに頼りたい名言です。

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吉田ヒロフミ

「こっちはもうすぐ期末テストがあるんですよ」(8巻67話)

突如現れたイケメン民間デビルハンターがまさかの高校生だと判明した岸辺との会話シーン。学生にとっては日常的に使いやすいセリフでもあります。多忙をアピールしたいときにも使えそうなセリフです。

サンタクロース

「そして、隠し味は罪悪感」(8巻63話)

真のサンタクロースは弟子に、人間を精巧な人形に変えるコツを教えます。彼女いわく、人間しか持たない敬愛・崇拝・哀憐を入れ、隠し味に罪悪感を入れるとのこと。シンプルながらも人間の本質をついたセリフです。

『チェンソーマン』の迷言・迷シーンの紹介!

パンチの効いた台詞回しが多い藤本タツキ作品。この『チェンソーマン』も例に漏れず数々の迷言を生み出しています。ここからはそんな迷言・迷シーンのなかから、とくにSNSで話題となったセリフ・シーンをピックアップ。1度目にしたら忘れられない強烈シーンやセリフを振り返っていきましょう。

「ゲロだ!!」(3巻21話)

少年誌なのに少年の夢を奪うゲロ味ファーストキス。飲み会で酒乱な姫野が暴走。デンジの唇を奪うかと思いきや、うっかり粗相します。絵面の生々しさがすごい。トラウマ級迷シーンです。

「未来、最高、未来!最高!未来!!最高!!」(4巻31話)

未来の悪魔は早川アキのあまりに悲惨な未来に大興奮。ハイテンションでポーズを決めて「未来最高!」と叫びます。使い勝手がよいセリフで、第2部やアニメ化決定の際に「未来最高」を連呼するファンが続出しました。

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「死ぬまでハロウィンの事しか考えられなくなるのです」(8巻70話)

クァンシの愛人の1人のコスモ(宇宙の悪魔)の能力を説明するセリフです。なにかで頭がいっぱいのときに使えるチェンソーマン構文としても人気。気が触れたように「ハロウィン!」を連呼するのもおすすめです。

「マキマさんってこんな味か…」(11巻96話)

暗喩ではなくダイレクトにマキマを味わうデンジのセリフです。マキマとの決戦が始まったとき、誰がこの結末を予想できたでしょうか?やけにリアルなタッチで描かれるマキマ定食に胸焼けしてしまいそうです。

『チェンソーマン』第2部の名言も紹介!

第2部「学園編」は第四東高等学校を舞台に移し、三鷹アサを主軸にした物語が展開中です。第2部は思春期真っ盛りな高校生たちがメインとあって、考えさせられる心理描写シーンが多いのが特徴。 まだ第2部序盤ですが、ここでは少しだけ名言を紹介。これから続く物語も、自分的名言を探しながら読んでみてはどうでしょうか。

『チェンソーマン』第2部を

三鷹アサ

「そっか、私…みんなが羨ましかったんだ」(12巻98話)

クラスで孤立しているアサは、クラスで飼った鶏の悪魔コケピーに名前を呼んでもらいます。そして自分が孤立していた原因が自分にあることを悟るのでした。次の瞬間の惨劇も含め、インパクトあるシーンです。

ヨル(戦争の悪魔)

「田中脊髄剣」(12巻98話)

ヨルが委員長と契約した正義の悪魔と対峙する際に発した言葉です。アサの担任田中先生から生み出した迷刀。元ネタは『ボボボーボ・ボーボボ』に登場する田中ソード。効果音も「ボボボ……」になっていました。

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ユウコ

「結果は間違えても…自分の気持ちが間違ってなければ私はいいんだ!」(12巻102話)

アサに選択の正当性を問われたユウコの言葉です。自分の選択が間違っていたのでは、と自責の念に囚われていたアサにとっては救いの言葉となりました。結果はどうあれ、自分の気持ちを大切にしようと思わせてくれます。

人の欲をあぶりだす『チェンソーマン』は名言の宝庫!第2部への期待も高まる!

チェンソーマン
© 藤本タツキ/集英社・MAPPA

『チェンソーマン』の名言・迷言を紹介しました。独特な感性によって生み出される作品とあって、深いい名言からインパクト勝負の迷シーンまで、振り幅があるのも本作の魅力です。 今後第2部が進むとともにあのセリフが伏線だったのか!なんてこともありそう。自分に刺さる名言を探したり、伏線を考察したりしながら、予測不可能な『チェンソーマン』の世界を楽しみましょう!