『チェンソーマン』落下の悪魔が強すぎる?根源的恐怖の能力や死の悪魔との関係を徹底考察
落下の悪魔は『チェンソーマン』2部主人公の三鷹アサをメインディッシュにしようと現れた地獄の料理人です。根源的恐怖の悪魔である落下の悪魔の強さや目的、デンジやアサとの戦いの顛末、死の悪魔との関係などをまとめて解説します! ※この記事は『チェンソーマン』の重要なネタバレを含みます。 ※ciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。
『チェンソーマン』落下の悪魔の正体とは
初登場 | 14巻122話 |
---|
落下の悪魔は、「世界を最悪の恐怖に導く1人目の悪魔」である根源的恐怖の悪魔です。自分が転落死させた死体から奪った頭部を掲げた、コック服姿の悪魔。言葉は丁寧で自らを「地獄の料理人」と紹介していました。
【目的】落下の悪魔の活躍を振り返る
落下の悪魔が立ちはだかった理由とは
登場した際、落下の悪魔は「地獄の皆さまよりリクエストを受けて参上」したと語っていました。彼女の能力で絶望感から空へと“落下”した人間は、そのまま地獄へ落ちて悪魔に食べられてしまいます。 無意味な殺生は好まないと語る落下の悪魔の目的は、三鷹アサをメインディッシュとして悪魔へ振る舞うこと。ちなみにアサを使った料理名は「アサ・根・ヨル 」でした。 後にこの命令を下したのが、落下の悪魔を使役している死の悪魔であることが判明します。
アサとヨルがメインディッシュ!?
アサとデンジは抵抗虚しく落下の悪魔の空間に捉えられます。なんとか脱出に成功するも、最後は料理を待つ「お客」こと正義の悪魔に2人とも食されることに。 そこでナユタが機転を利かせます。お客を支配して、人間の味=糞の味と思わせたのです。正義の悪魔は料理を吐き出したことで支配の悪魔に瞬殺されてしまいました。 落下の悪魔は計画がうまくいかず死の悪魔に謝罪。彼女の「戻って」の一言で、落下の悪魔は人形の姿に変わってしまいます。
【能力】落下の悪魔が強すぎる!根源的恐怖の実力を解説
トラウマにとらわれると身体が上空へと落ちる
落下の悪魔は精神的な落下も操ります。対象にトラウマをフラッシュバックさせ、精神的にとことん落とすのです。人が絶望すればするほど、その人の身体は空へと落ちていくことに。その先には地獄の扉が待っています。
驚異的な再生力も
落下の悪魔はチェンソーマンに美味しく食べられていますが、まったくノーダメージといった様子でした。料理研究の一環として、試しに食べられてみるといった余裕まで見せており、すぐにチェンソーマンの腹を破って再生していました。
【考察①】落下の悪魔が料理人なのはなぜ?
本作には随所に宮沢賢治作品のモチーフが散りばめられています。落下の悪魔が料理人なのは『注文の多い料理店』に由来しているのかも。また、ウエイトレス=ウエイト(重さ)+レス(ない)という言葉遊びの線も考えられます。
【考察②】落下の悪魔が死の悪魔にとらわれる理由とは
死の悪魔は殺した相手を人形化して使役することが可能で、その描写から落下の悪魔も死の悪魔に1度殺されたことが判明しています。その戦いの様子は不明ですが、使役されている以上、この先もつねに死の悪魔の手駒として動くのでしょう。
『チェンソーマン』落下の悪魔は死の悪魔の最強の駒!
根源的恐怖の悪魔という別格の強さを持つ落下の悪魔。それを倒している死の悪魔とのタッグは最凶としか言いようがありません。今後デンジやアサの前に立ちはだかるであろう落下の悪魔に要注目です!