雷神・鹿紫雲一(かしもはじめ)の術式や五条家との関連を考察!作中No.1の戦闘狂が強すぎる【呪術廻戦】
『呪術廻戦』に登場した鹿紫雲一(かしもはじめ)は死滅回游編のカギを握る重要人物?死滅回游プレイヤーとして新たに登場した謎多き人物・鹿紫雲一について本記事で徹底解説!宿儺との因縁も匂わせる彼の正体について、本誌で明かされた情報をもとに考察していきます。 ※この記事は「呪術廻戦」の重要なネタバレを含みます。
『呪術廻戦』鹿紫雲一(かしもはじめ)の基本情報・プロフィール
誕生日 | 不明 |
---|---|
所属 | 不明 |
階級 | 不明 |
術式 | 詳細不明 ※電気攻撃は呪力特性などによるもので術式ではない |
身長 | 不明 |
主人公・虎杖悠仁たちが死滅回游に参加する直前、100点以上のポイントを所持している泳者(プレイヤー)の1人として登場したのが鹿紫雲一です。 彼は東京第2コロニーに滞留中で、両サイドの髪をお団子でアップにしている性別不明の人物。端正な顔立ちで女性にも中性的な男性にも見えます。 他プレイヤーを躊躇なく殺している描写から、目的のためには手段を選ばない冷酷な人物なのでしょう。
アニメ版声優は未定
現時点では鹿紫雲の登場する死滅回游編はアニメ化されておらず、担当声優は未定となっています。中性的な見た目をしていますが、戦闘は非常に激しく、大きな声を上げるシーンも多い鹿紫雲。その声は意外とドスが効いている、低音ボイスになったりする可能性も……? どんな声優がぴったりか、あなたも是非予想してみましょう!
【正体】鹿紫雲一(かしもはじめ)は400年前の術師
鹿紫雲の正体は約400年前に生きていた呪術師です。 強い者との戦いを望む戦闘狂で、「両面宿儺(りょうめんすくな)と戦う」という願いを叶えるために羂索(けんじゃく)と契約。これにより自身を呪物化し、死滅回游の際に受肉することになります。現在の見た目は若々しく中性的なイメージになっていますが、生前は白髪頭の年老いた男性でした。
【性格】鹿紫雲一は呪術廻戦きってのバトルジャンキー!
鹿紫雲は強者との戦いのために自らを呪物化するほどの戦闘狂、戦いなしでは生きていけないバトルジャンキーです。死滅回游に参加した彼は次々に呪術師を倒していき、驚きのスピードで100点ホルダーの1人となりました。 また作中でも屈指の実力者である秤金次(はかりきんじ)と対峙したときには「あんまワクワクさせんなよ」と興奮気味に語っており、彼とのバトルでは両者譲らぬドツキ合いを披露。その戦い以降も宿儺と戦うために行動するなど、鹿紫雲の戦いへのこだわりは尋常ではありません。
【性別】鹿紫雲一(かしもはじめ)は女?男?
生前の鹿紫雲は前述した通り年老いた男性でした。しかしながら現代に受肉した際の見た目は中性的な顔立ちとなっており、頭の両側で髪を結んだ姿はむしろ女性のようにも見えてしまいます。またダボダボな服を着ているためボディラインもわからず、外見からは男女の区別が非常につきづらい状態。 もしかしたら彼が受肉する際に使った人間が、女性だった可能性もありそう……?もしそうだとしたら現在の鹿紫雲は男性の精神を女性の身体に宿している、アンバランスな状態と言えそうです。
【能力】鹿紫雲一の術式は?1回しか使えないって本当?
必中必殺の雷の呪力特性が強すぎる
鹿紫雲の呪力には「電気と近い性質を持つ」という特性が備わっており、戦闘ではその呪力を操作することで様々な局面に対応しています。シンプルに呪力をまといながら攻撃を仕掛けたり、ときにはその呪力を相手の体内で炸裂させたりと、その攻撃方法は非常に多彩。 また相手にプラスの電荷を纏わせてから、自身の持つマイナス電荷を放つ必中必殺とも言える攻撃技も所持しており、その戦闘力は作中でもトップクラスとなっています。
術式は「一発、それっきり」
先ほども説明した通り、鹿紫雲の電気攻撃はあくまで彼の「呪力特性」を活かしたもの。その生得術式は別に存在しており、その詳細はほとんど不明となっています。ただ作中で鹿紫雲は「俺の術式は一発それっきり」と語っており、生涯で1度しか使用できないことを示唆。 またその術式は宿儺にしか使う気がないようで、今後しばらくは登場しないと思われます。術式なしで秤と互角の戦いをするなんて、鹿紫雲の本気は一体どんなレベルに達しているのでしょうか……。
簡易領域の原型・彌虚葛籠(いやこつづら)
驚異的な威力を誇る領域展開対策のために使用される簡易領域。その技術の原型となっているのが彌虚葛籠です。こちらは発動すると敵の領域を中和し、領域展開の必中効果を打ち消すことが可能。 鹿紫雲もこの技術を有しており、秤との戦いで発動を考えますが、秤の領域展開の発動スピードが速く使用が間に合わないかたちに。実際に鹿紫雲が彌虚葛籠を使うシーンは描かれないまま終わってしまいました。
領域展開は使える?
作中でもトップクラスの実力を誇る鹿紫雲であれば、領域展開を習得していても何ら不思議ではありません。しかしながら、領域展開は「自身の持つ術式」をベースにして発動する大技となっています。彼の術式が1度しか使えないのであれば、領域展開も1度しか使えないという可能性も……? そうでなければ、秤との戦いのなかで間違いなく領域展開を使用しているはず。鹿紫雲は領域展開を習得していたとしても、その使用に大きな制限があると思われます。
【最強】鹿紫雲一の強さは?乙骨や真希と並ぶ実力者
呪術廻戦0の主人公であり、4人しか存在しない特級呪術師の1人でもある乙骨憂太。彼は最強の呪術師である五条悟に匹敵する存在として扱われていますが、作中で五条は乙骨と秤を同列として語っています。 乙骨と並び称される秤と互角の勝負を繰り広げた鹿紫雲。しかもその戦いでは術式を使用していなかったため、術式さえ使用できれば彼は乙骨と同等か、それ以上の強さを発揮できる可能性も……? またフィジカルギフテッドとして覚醒した禪院真希も、現在高専側の切り札と呼べる存在となっており、鹿紫雲は彼らと並ぶ最強レベルの戦力と言っても過言ではないでしょう。
五条宿儺戦で乙骨・真希と同格のような描写
作中最強同士の激しい戦いが展開している五条宿儺戦。実はそのなかで鹿紫雲と乙骨、そして真希の強さが同格であるかのような描写が登場しています。これまで真の強さがはっきりとしない鹿紫雲でしたが、これにより乙骨らと同レベルの実力を持つことがほぼ確定となりました。 もしも五条が敗北を喫した場合には、おそらくこの3名のうちの誰かが戦場に投入されるはず。鹿紫雲の隠された術式は、その戦いで明かされるのかもしれません。
【考察】鹿紫雲一は五条家の親類?菅原道真との関係も
実は一部ファンのあいだで「鹿紫雲は五条家の親類なのではないか」という噂が囁かれています。 鹿紫雲はもともと400年前、江戸時代に生きていた呪術師。この時代は五条家と禪院家の当主が直接対決をした時代と作中で語られており、さらに鹿紫雲の戦闘シーンなどの描写が五条と酷似。これらの要素から「鹿紫雲=五条家の関係者」説が浮上してきたようです。
雷神・菅原道真を彷彿とさせる能力
五条家は日本三大怨霊としてその名を知られる、菅原道真にルーツを持つ一族です。菅原道真は「学問の神様」として知られる存在ですが、平安時代には「雷神」としても扱われていたのだとか。 「雷神」と恐れられる菅原道真と、電気の呪力特性を持ち戦う鹿紫雲。この2人に何らかの関係があると考えるのは当然のことでしょう。鹿紫雲は五条家と同じく、菅原道真にルーツを持つ呪術師なのかもしれません。
五条悟と外見・仕草が似ている
また五条と鹿紫雲にはルックスの共通点も存在。色素の薄い髪や目、その描かれ方が非常に似通っているのです。それだけで親類だと判断することは難しいですが、これまでにあげた理由とあわせて考えると、鹿紫雲=五条家の関係者説がより強固なものに感じられます。
【活躍】死滅回游編での鹿紫雲一の活躍を振り返る
両面宿儺を追う鹿紫雲一
死滅回游の1プレイヤーとして登場した鹿紫雲は、「何処にいる宿儺」と苛立ちながら他プレイヤーを殺していきます。彼にとっては宿儺に会うことが、このゲームの目的のようです。 彼の言動を見るに、鹿紫雲にとって宿儺は憎しみの対象の様子。現時点で彼が宿儺の器である虎杖のことを知っているかどうかは不明ですが、死滅回游のラスボスといった雰囲気で登場しました。
誰よりも早くルール追加
宿儺を追っているうちに200ポイントを達成した鹿紫雲。コガネから100ポイントを使ってルール追加をするかどうか問われた彼は、9つ目のルールを追加することに。 これにより全プレイヤーの名前・得点・ルール追加回数・滞留結界(コロニー)が開示されました。鹿紫雲がこのルールを追加した理由は、手っ取り早く宿儺の居場所を知るためです。 新ルールはプレイヤー全員に適用されるため、もちろん虎杖も他プレイヤーの情報を閲覧可能に。100ポイント持っていた鹿紫雲は虎杖陣営の捜索対象となり、鹿紫雲が宿儺を追っているとは知らないまま彼の捜索が開始されました。 死滅回游には最初から8つのルールが定められていたので、鹿紫雲の決めた9つ目が初めての追加ルールです。
虎杖たちに狙われる鹿紫雲一
伏黒の姉・津美紀を死滅回游から抜けさせるため、虎杖たちは点を持て余している人物に接触して、彼らに新ルールを作らせる作戦。そこで100点以上を持つ鹿紫雲と日車寛見(ひぐるまひろみ)をターゲットとすることに。 虎杖・伏黒ペアは日車を追って東京第1コロニーに、上級生の秤金次(はかりきんじ)はもともと200ポイントを持っていて断トツに強いであろう鹿紫雲を追って東京第2コロニーへと向かいます。 虎杖はまず日車と接触しているので、鹿紫雲との接触にはまだ時間がかかりそうです。しかし鹿紫雲の狙いが宿儺=虎杖である以上、どこかで接触するのは確実。そこで1000年前の因縁も明らかになるかもしれません。
パンダと遭遇し直接対決へ
フィールド内をさまよっていた鹿紫雲は偶然パンダと遭遇。パンダは戦いを避けようとしますが、鹿紫雲は容赦なく攻撃を仕掛けていきます。様々な技を駆使し反撃を試みるパンダですが、圧倒的な力の前に敗北。 鹿紫雲の猛攻によりパンダは首だけの姿になってしまい、意識は残っているものの戦闘不能の状態に。これまでベールに包まれていた鹿紫雲の強さが明らかになる、衝撃のバトルとなりました。
現代最強クラスの呪術師、秤との戦い
ボロボロになったパンダにとどめを刺そうとした瞬間、戦場に飛び込んできたのが秤金次でした。現代の呪術師でもトップクラスの実力者が現れ、喜びを隠しきれない鹿紫雲。しかも秤は自身の領域展開により莫大な呪力を獲得しており、バトルはいきなりフルスロットルの状態でスタート! 鹿紫雲は電気特性を持つ呪力による攻撃で秤の腕を飛ばすなど猛攻を仕掛けますが、秤は反転術式の発動により延々回復を続け、致命傷を与えることができない状態。お互いに決め手がないまま、激しい攻撃の応酬が続きますが……。
ついに決着!鹿紫雲VS秤
鹿紫雲は秤の領域展開の効果が切れる瞬間を狙い、自身の切り札を投入。秤の腹部を大きくえぐり勝負あった……と思われましたが、秤はひん死の状態で領域展開を発動し再び回復。そこからお互いの死力を尽くした攻防が繰り広げられ、最終的に呪力を使い果たした鹿紫雲が敗北を喫します。 お互いの力を認め合う鹿紫雲と秤。そしてこれを機に鹿紫雲は「宿儺と戦わせること」を条件に、秤たちと行動をともにすることになります。
宿儺の待つ戦場へ?
秤らと行動する鹿紫雲は高専のメンバーたちとともに五条宿儺戦を観戦。本来であれば自分が戦いたいはずの宿儺戦を見守り、五条の覚悟と戦いを見届けます。一進一退の攻防が続いているこの戦いですが、五条と宿儺の死闘もいよいよ佳境に。 仮に五条が敗北を喫することになれば、次に宿儺と戦うのは鹿紫雲になりそうな予感?これからの展開次第では鹿紫雲VS宿儺の死闘が見られる可能性もあるので、今後の展開を楽しみに待ちましょう!
【名言】戦闘狂・鹿紫雲一の放つ言葉がカッコ良すぎる
「おい あんまワクワクさせんなよ」
自身の好敵手とも言える、秤が登場したときにこぼした一言です。 強者との戦いを望む鹿紫雲は秤の登場を嬉々として受け入れ、口元に不敵な笑みを浮かべながら「あんまワクワクさせんなよ」と発言。普通ならこの窮地にビビりそうなものですが、鹿紫雲にとっては願ってもない出来事。戦闘狂と呼ばれる彼の性格が如実に表れた名言です。
「4分11秒の間に不死身のオマエを殺してみせる!」
秤の領域展開は条件を満たせば4分11秒のあいだ呪力が溢れ続ける、非常に強力な性能を持っています。この状態に入った秤は攻撃力などが軒並みアップするだけでなく、フルオートで回復まで行われる「無敵状態」に突入。 こうなったら4分11秒を何とかやり過ごして耐えるしかない……。しかし鹿紫雲は「それは雑魚の思考だ」と吐き捨てます。無敵の存在を倒してこそ強者。鹿紫雲の信念が感じられる、迫力満点の名言です。
「音量上げろ 生前葬だ」
無敵状態の秤を倒すために呪力を練り上げ、興奮状態になっていく鹿紫雲。お互いの最大呪力をぶつけ合う直前、鹿紫雲は「音量上げろ!!生前葬だ!!」と戦いを盛り上げるように雄たけびを上げます。 バトルのクライマックスを引き立てる名ゼリフであり、戦いに喜びを見出す鹿紫雲の代名詞とも言える、あまりにもかっこよすぎる名言です。
「これは五条悟のための戦いだ どうなろうと割って入るのは野暮ってもんだ」
宿儺との戦いを望み現代に受肉した鹿紫雲。しかし宿儺と戦うことになったのは、現代最強の呪術師である五条悟。その戦いは非常に激しく、さすがの五条も苦戦しているようでした。 それを見た他の呪術師が「戦いに乱入するか否か」を話しているのに対し、鹿紫雲が放ったのがこの一言です。宿儺との戦いを強く願う彼だからこそ、この戦いの意味を誰よりも理解しているのでしょう。
ここから大活躍!?雷神・鹿紫雲一
作中でもトップクラスの強さを誇るキャラとして、多くの支持を集める鹿紫雲一。 宿儺との戦いに投入され、これからの活躍が期待される存在です。これを機に本作を読み直し、鹿紫雲の強さを復習してみてはいかがでしょうか!