『呪術廻戦』裏梅(うらうめ)は死亡した?性別や強さ・宿儺との関係性も考察
『呪術廻戦』に登場する裏梅は、両面宿儺に1000年以上前から仕えてきた術師です。長らく謎の人物として描かれてきましたが、原作は2024年9月に完結し、その正体や最期も明らかになりました。 この記事では、偽夏油や両面宿儺との関係性、裏梅の性別や強さ、名前に隠された意味、アニメ版の声優まで詳しく紹介します。 ※この記事は「呪術廻戦」の重要なネタバレを含みます。
『呪術廻戦』裏梅(うらうめ)のプロフィール

| 年齢 | 不明(1000年以上前の平安時代の術師) |
|---|---|
| 性別 | 生前は男性(受肉体の氷見汐梨は女性) |
| 等級 | 不明 |
| 呪霊/人間 | 受肉体(器は氷見汐梨) |
| 死亡/生存 | 死亡(268話で自害) |
| 術式 | 氷凝呪法 |
| 領域展開 | 不明 |
| 声優 | 斎賀みつき |
裏梅は赤のラインが入った白いおかっぱ頭に着物を着た小柄な人物です。美しい中性的な顔立ちをしており、作中では長く性別が明かされませんでした。宿儺と同様に1000年以上前の平安時代の術師で、現代では羂索との契約によって受肉体として復活しています。 性格は、普段は冷静ですがほかの呪霊と同様に残酷な面があり、ボロボロになった虎杖を見て嘲笑うことも。一方で、渋谷事変終盤では頭に血が上り皆殺しにしようとする苛烈な一面を見せました。
【性別】裏梅は男?女?受肉体・氷見汐梨との関係
裏梅の性別は、連載中は明言されておらず、ファンの間でも長く議論の的になっていました。京都姉妹校交流会を襲撃して捕らえられた組屋鞣造が、裏梅を「男か女かも分かんねぇ」と評していたように、作中の人物にとっても判別しにくい存在だったのです。 手がかりとなったのは、単行本25巻の加筆です。死滅回游の終了条件に関わるルールに「氷見汐梨」という名前が加えられ、これが裏梅の受肉先の名前だとみられるようになりました。 そして単行本28巻のおまけページで、裏梅は生前は男性だったことが明かされています。現代の裏梅は、羂索との契約によって女性である氷見汐梨の肉体に受肉した姿というわけです。 つまり「裏梅の中身(魂)は男性、見た目の肉体は女性」というのが公式の答えになります。中性的な外見や、性別をめぐる周囲の戸惑いにも納得がいく設定といえるでしょう。
【死亡】裏梅は最後に自害して死亡した?

結論から言うと、裏梅は最後に死亡しました。新宿決戦にて宿儺が虎杖らと戦う一方、裏梅は足止め役である秤と戦闘していました。 そして268話にて宿儺が虎杖に敗れ死亡したことを悟った裏梅は、秤との戦闘を中断しまさかの自害を選択。その際に宿儺の敗因は「受肉体であること」だけだと言い、虎杖らは運が良かっただけだと言い残します。 宿儺が負けた瞬間にその後を追うというのは、宿儺のいない世界に未練も執着もないということ。裏梅にとって宿儺がどれほど大きい存在であったかがうかがえます。 最終話となる271話では、死後の世界を思わせる場面で宿儺のもとに裏梅も姿を見せており、最期まで宿儺に付き従う存在として描かれました。さらに最終30巻には裏梅を主役にしたエピローグが収録され、生前の裏梅が宿儺と出会い、料理人として傍に置かれるようになった経緯が補完されています。
【強さ】裏梅の術式「氷凝呪法(ひこりじゅほう)」

裏梅は氷を操る「氷凝呪法」を使用します。その実力は広範囲の地面を一瞬で凍りつかせるほど。渋谷事変の終盤では、その氷で一級呪術師の日下部や呪胎九相図の脹相を足止めしていました。新宿決戦でも秤と長時間渡り合っており、少なくとも1級術師に匹敵する実力者とみられます。 裏梅は「氷凝呪法」の技を中心に、反転術式も使いこなして戦っていました。主な3つの能力を紹介します。
霜凪/しもなぎ

「霜凪」は口から冷気を吐き出し、絶対零度の氷で周囲を氷漬けにしてしまうという厄介な技です。対象範囲がとても広く、多数の呪術者に攻め込まれてもこの技で一網打尽にできます。 氷属性の技として非常にわかりやすく、シンプルだけれども破ることの難しい技ではないでしょうか。実力者でなければ、ほとんどがこの一撃で氷づけにされたままで終わるでしょう。
直瀑/ちょくばく

霜凪が特殊効果の技だとするならば、「直瀑」は攻撃専門の必殺技です。敵の頭上で鋭利な氷の刃(氷柱のようなもの)を形成し、上部から直撃させます。 回避は極めて難しく殺傷能力も非常に高いので、相反する属性の技をぶつける必要があります。有効な対策を講じなければ、破ることは不可能ではないでしょうか。 凍らせるだけではなく攻撃の武器としても使えるのが大きな強みです。
反転術式
そして3つ目が、傷を治す反転術式です。裏梅は呪力のコントロールに長けており、負のエネルギーである呪力を掛け合わせて正のエネルギーを生み出し、自身の傷を回復できます。 渋谷事変では脹相から受けた傷を、五条復活時には殴り飛ばされたダメージを、それぞれ反転術式で治していました。 広範囲を制圧する氷凝呪法と、自己回復できる反転術式の組み合わせこそが、裏梅の粘り強さを支えていたといえるでしょう。
【正体】裏梅は受肉体?宿儺との過去を徹底解説
1000年以上前から両面宿儺と面識がある

116話で裏梅は1000年以上前から両面宿儺と面識があることが明示されています。ここで彼女は「お久しうございます」と再会の挨拶を笑顔とともに口にしていました。 また、宿儺も懐かしく思っており、宿儺を迎えに来たと復帰を望んでいたようです。このことからかつては宿儺の仲間であったことが伺えます。 無口で淡々と指示を出すだけだった裏梅が初めて感情を露わにした貴重なシーンではないでしょうか。上司と部下のような関係性にも見えます。
姿は以前と変わっている?

宿儺は裏梅と再会した時、その姿だけでは正体を判断することができませんでした。「誰だ」と問いかけ、一拍おいてから「裏梅か」と気づいています。 前述のとおり、現代の裏梅は羂索との契約によって氷見汐梨という女性の肉体に受肉した存在です。1000年ぶりの再会だったうえに、受肉によって器の影響を受けていたことが、宿儺がすぐに気づけなかった理由のひとつとみられます。 それでも見た目ではなく呪力や雰囲気から裏梅だと見抜いたのだとすれば、ふたりの付き合いの長さがうかがえる場面といえるでしょう。
宿儺に気に入られていた理由は人間を料理するのが美味かったから!?
宿儺は基本的に傲慢な性格で、強いと認めた者以外は無慈悲に切り捨てます。そんな彼が裏梅を気に入りかわいがる理由は果たして何でしょうか? その理由は公式ファンブックの情報によると、人間を料理する才能に秀でていたからだそうです。どことなくカニバリズムを連想させますね。 宿儺の器である虎杖を邪魔者だとして憎む理由も、料理の対象と見ているからと考えると納得です。 このことから内面は相当冷徹で、人を殺したり料理にして食ったりすることについて何とも思っていない人物であることがうかがえます。 とてもシビアな世界で生きてきた裏梅にとって、現代社会はぬるま湯に思えるのかもしれません。
【目的】裏梅はなぜ羂索に協力している?

裏梅が羂索に協力している目的は、宿儺を完全に受肉させるためです。 羂索は221話で宿儺となにか約束をしていることが明かされました。羂索は虎杖の母親である虎杖香織を乗っ取るなど、宿儺を復活させることに意欲的な動きをしていましたが、おそらくこの約束のためでしょう。 裏梅も宿儺を慕っており、渋谷事変では虎杖の体を乗っ取る宿儺を迎えにいくなど、宿儺の受肉を待ち受けている描写がありました。裏梅自身も羂索との契約で現代に受肉しているため、両者は宿儺の復活という一点で結びついていたわけです。 裏梅と羂索はおたがいの利害の一致で協力していたと考えられます。
【活躍】裏梅の登場回を一挙に振り返る!
初登場は羂索とともに現れる

| 巻数・話数 | 7巻53話 |
|---|
裏梅の初登場は原作7巻53話です。偽夏油たちが陀艮の生得領域であるビーチでくつろいでいるところ、裏梅は後ろに控え佇んでいました。この時は呪詛師なのか呪霊なのかも一切分からず、渋谷事変で登場するまで謎の存在となります。 また、京都姉妹校交流会では襲撃した組屋鞣造が裏梅の命令を受けて襲撃したようなことを高専側に話していました。その時も「男か女か分かんねえ」と言っていたので、偽夏油たちのなかでも裏梅の性別を知っている人は、1000年前からの知り合いの可能性が高い偽夏油だけかもしれませんね。
初登場はビーチ?
気になる初登場回を
漏瑚と戦闘した宿儺と再会

| 巻数・話数 | 14巻116話 |
|---|
渋谷事変で宿儺は漏瑚と戦闘し圧倒的な実力差で勝利します。勝利した後にどこからともなく裏梅が登場し「お迎えに参りました」と宿儺に声を掛けました。宿儺は「誰だ」と問い、一拍おいた後に「裏梅か」とその正体に気付きます。 しかし、再会したのもつかの間、伏黒が魔虚羅を呼び出し宿儺はその対処に向かおうとしました。少し寂しそうにする裏梅に宿儺は「ゆめ準備を怠るな、またな裏梅」と再会を約束する言葉を口にして、伏黒のもとへ行きました。
1000年ぶりの
裏梅と宿儺の再会を
脹相らと交戦・圧倒的な力を見せる

| 巻数・話数 | 16巻134話 |
|---|
真人を呪霊操術で取り込んだ偽夏油は虎杖や脹相らと戦闘になりました。偽夏油の正体が加茂憲倫であると気づいた脹相は、弟の虎杖と戦わせたことに怒りを示し偽夏油に向かっていきます。しかし、庇うように裏梅が登場しました。 裏梅は術式「氷凝呪法」を使用し地面を凍らせて全員の足止めをするほか、脹相から受けた傷を反転術式で治します。さらに、「直瀑」を繰り出し虎杖以外を殺そうとしますが、九十九由基が登場し虎杖たちは難を逃れました。 反転術式でケガを治癒したとはいえ、毒である脹相の血を体内に取り込んだ裏梅は苦しそうにし、偽夏油と一緒に撤退します。
裏梅が術式を初使用!
裏梅の活躍を
復活後の五条にワンパンでしばかれる

| 話数 | 221話 |
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渋谷事変の後に死滅回游に突入し、宿儺は伏黒が油断した隙を突いて虎杖から伏黒へ受肉体を変えます。伏黒の肉体を手に入れた宿儺は伏黒の術式「十種影法術」で、伏黒の姉に受肉した万を津美紀もろとも殺して伏黒の魂を完全に沈めました。 一方、虎杖たちは五条の封印を解き、五条は宿儺と裏梅、羂索の前に姿を現します。このとき宿儺を煽った五条に裏梅は腹を立てますが、五条にワンパンされ裏梅は吹っ飛んでしまいました。その後は反転術式で治癒しますが、それでも傷が痛むそうです。
五条にワンパンでしばかれる?
ワンパンされる裏梅を
裏梅が秤とパチンコ対決?

裏梅は新宿決戦にて、秤金次と対峙しました。 五条と宿儺の激闘が終結し、次に飛びだしたのが鹿紫雲一です。そこで上空から宿儺と共に戦うため、氷塊に乗って舞い降りたのが裏梅でした。鹿紫雲と約束していた秤は、それを守るため裏梅を足止めします。少しの会話を経て、裏梅は秤の領域に閉じ込められたのでした。 そのまま鹿紫雲の戦闘が始まり、次に登場したのは虎杖と日車が宿儺の前に現れたシーン。そこで裏梅は、秤の領域を抜けだし秤と共に落ちてきています。その後も戦闘を続けますが、宿儺とのレイド戦が長引く一方でふたりも戦い続けているため、読者からは裏梅は秤の術式であるパチンコを楽しんでいるのではないかと一部ネタにされていました。 秤との戦いは決着がつかないまま続き、最後は268話で宿儺の敗北を悟った裏梅が自ら命を絶つ形で幕を閉じています。
【考察①】裏梅は獄門疆で1000年間過ごしていた!?

連載中、裏梅が受肉体なのかは長く明かされていませんでした。そのため、なかには1000年以上前から獄門疆に居て、封印を解き現世に復活したと考察する説もありました。 しかし、獄門疆のなかでは時間という概念が存在しないため、出る時と入る時は同じ姿になります。渋谷事変で裏梅と再会した宿儺がすぐに正体に気付かなかったことからも、獄門疆説には無理がありました。 実際、その後の単行本で裏梅は羂索との契約によって氷見汐梨の肉体に受肉した存在だと判明しています。獄門疆で1000年を過ごしたという説は、公式設定によって否定された形です。
【考察②】裏梅の名前・家紋に隠された意味
菅原道真と関係がある?

原作0巻の最終話で登場する菅原道真と、裏梅には何らかのつながりがあるのではないかと考察されています。裏梅といえば、実際に使われている家紋の名前です。菅原道真は現実世界の歴史でも梅を大変好む人物として知られています。 本作において菅原道真は日本三大怨霊のひとりという設定であり、五条家や乙骨の祖先に当たる人物であることが明らかになっています。もしかすると、裏梅は道真ゆかりの家系の出身であったのかもしれません。 ただし、原作完結までに裏梅と菅原道真の関係がはっきり描かれることはありませんでした。名前と家紋の一致から生まれた、ファンの間での考察にとどまっています。
【声優】アニメ『呪術廻戦』で裏梅を演じるのは斎賀みつき

アニメ『呪術廻戦』で宿儺を崇拝する裏梅に声を当てているのは、賢プロダクション所属の声優である斎賀みつきです。 声優アワードでも複数の受賞歴があり、凛々しい青年役が似合う声が特徴的な彼女。代表的な役には『天元突破グレンラガン』のロシウ・アダイ役や、『ドリフターズ』の那須与一役などが挙げられます。 女性でありながら青年の声を幅広く得意とする斎賀は、生前は男性で女性の肉体に受肉した裏梅役にぴったりでしょう。 アニメは2026年1月から第3期「死滅回游 前編」が放送され、第4期「死滅回游 後編」の制作も発表されています。裏梅が本格的に活躍する新宿決戦はさらにその先のエピソードとなるため、アニメで裏梅の最期が描かれるのはまだ先になりそうです。
『呪術廻戦』裏梅についてよくある質問
裏梅の性別は男ですか?女ですか?
生前は男性です。単行本28巻で明かされ、現代の裏梅は羂索との契約によって女性である氷見汐梨の肉体に受肉した姿です。
裏梅は何話で死亡しましたか?
原作268話です。新宿決戦で秤金次と戦っていた最中に宿儺の敗北を悟り、自ら命を絶ちました。
裏梅の初登場は何巻何話ですか?
原作7巻53話です。陀艮の生得領域で偽夏油たちがくつろぐ場面で、後ろに控えていました。
裏梅の術式は何ですか?
氷を操る「氷凝呪法」です。冷気で周囲を凍らせる「霜凪」や氷の刃を落とす「直瀑」などの技に加え、反転術式も使いこなします。
裏梅の過去は原作で描かれていますか?
2024年12月25日発売の最終30巻に、裏梅を主役にした書き下ろしエピローグが収録されています。生前の裏梅が宿儺と出会い、料理人として仕えるようになった経緯が描かれました。
アニメで裏梅を演じる声優は誰ですか?
斎賀みつきです。賢プロダクション所属で、青年役を得意とする声優です。
最後まで宿儺に尽くした裏梅(うらうめ)の生き様に注目

今回は『呪術廻戦』の裏梅について、宿儺に気に入られていた理由や性別、正体、そして最期まで詳しく解説してきました。 登場回数こそ多くないものの、1000年の時を超えて宿儺に仕え、宿儺の死とともに自ら命を絶った裏梅。最終30巻のエピローグでは生前の姿も描かれ、その忠誠心の原点が明かされています。 アニメでは今後の新宿決戦編で、裏梅の見せ場が描かれることが期待されます。原作で結末を知ったうえで見返すと、宿儺との再会シーンもまた違った印象で楽しめるはずです。














