2023年5月24日更新

領域展開「自閉円頓裹(じへいえんどんか)」とは?能力や意味・手の形も解説

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真人
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

自閉円頓裹が初登場する巻を

『呪術廻戦』に登場する領域展開は、使いこなすことが非常に難しいとされている戦闘技術です。主人公サイドである呪術師はもちろん、敵対勢力である呪霊たちも使用できます。 今回はそのなかから真人が使用する「自閉円頓裹」について解説。能力や効果のほか、名前の意味や手の形などについても紹介していきます!

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領域展開「自閉円頓裹(じへいえんどんか)」とは?

呪術廻戦 真人
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

「自閉円頓裹」は特級呪霊・真人が使用する領域展開です。領域展開の際は両手、あるいは片手で印を結ぶのが普通ですが、肉体を自由に変形させられる真人は、口の中に手を作り出しそれで印を結んでいます。 また領域そのものにも無数の腕や手が出現しており、とにかくインパクトが強い、というか正直なところ気味の悪いビジュアルが特徴的です。アニメではBGMや色、動きが加わったことで、よりいっそう不気味さが増していました。

「自閉円頓裹(じへいえんどんか)」の能力・効果

呪術廻戦 真人
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

真人の術式「無為転変」に必中効果を加える

真人は相手の魂を変形させ、その結果として肉体まで改造する「無為転変」という術式を持っています。 無為転変の発動条件は相手に素手で触ることですが、自閉円頓裹のなかではその必要がありません。領域の効果で必中となるので、わざわざ触れるという手順を踏まずとも、相手の形を自由自在に変えることができるのです。 このことから自閉円頓裹は、五条の「無量空処」と同じく、相手を引きこんだ時点で勝利が確定する領域展開だとされています。

「無為転変」の効果の防御方法

自閉円頓裹のなかで無為転変から身を守るには、簡易領域を使うなどして必中効果を打ち消すといった手段が有効です。また自閉円頓裹以上に洗練された領域を展開することができれば、形勢逆転することもできます。 こうして言葉で説明するのは簡単ですが、作中での描写を見るに自閉円頓裹に対抗できる人間は少ないはず。宿儺の器である虎杖のような例外を除けば、ほんの一握りでしょう。

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「自閉円頓裹(じへいえんどんか)」の登場回

真人 呪術廻戦
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

原作で自閉円頓裹が初登場したのは、4巻収録の29話から30話にかけてです。アニメでは第13話に登場しています。 虎杖・七海との戦いにて怒涛の攻撃を受け、「死」を実感した真人。彼はそのときの新鮮なインスピレーションをきっかけに領域展開を発現させるに至ります。 しかし七海を絶体絶命に追い込んだ後、うっかり宿儺の逆鱗に触れたせいで大ダメージを与えられ、領域を解除することになってしまいました。 その後自閉円頓裹はメカ丸との戦い(10巻の81話~82話)、虎杖・東堂との戦い(15巻の129話~130話)でも登場しています。

自閉円頓裹が初登場する巻を

「自閉円頓裹(じへいえんどんか)」の手の形

真人は自閉円頓裹を発動する際、口の中に作った二対の手で印を作っています。 ひとつは親指を除く指をすべて交差させ手全体で円を作るような形、もうひとつは折り曲げた人差し指と中指、薬指と小指の先をそれぞれくっつけた形です。 元ネタについては不明ですが、ファンのあいだでは前者は孔雀明王印、後者は弥勒菩薩印がモチーフになっているのではないかという考察もみられました。

「自閉円頓裹(じへいえんどんか)」の意味は?

「自閉」は自分だけの世界に閉じこもる状態、「円頓」はたちどころにすべてを悟って成仏すること、「裹」はつつみこむことを意味する言葉です。 これらをすべて合わせた「自閉円頓裹」は、自分の世界(生得領域)で相手の魂を包み込み、一瞬で成仏させるというような意味になるでしょうか。成仏というとなんだか聞こえがいいですが、実際何をされるかと考えるととんでもないですね。

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『呪術廻戦』自閉円頓裹はチートすぎる領域展開!

『呪術廻戦』作中において最強クラスと評される領域展開・自閉円頓裹。効果の恐ろしさといい、見た目の不気味さといい、すべてにおいてインパクトが強いです。これから始まるアニメ2期での活躍からも目が離せません。

自閉円頓裹が初登場する巻を