東堂葵に死亡説?腕の復活や再登場について考察【呪術廻戦】
1級呪術師・東堂葵(とうどうあおい)は、学生には見えない筋肉隆々の肉体とドレッドヘアが印象的な呪術高専京都校の3年生です。アニメ2期で描かれる「渋谷事変編」で観られるであろう東堂の熱い死闘にも注目が集まっています。 本記事ではそんな東堂の強さから現在の動向、死亡説、腕の怪我、名言、声優まで徹底的に解説します。改めて彼の熱さやブラザー(虎杖)との絆を確かめてみてください! ※この記事は『呪術廻戦』の重要なネタバレを含みます。
【プロフィール】『呪術廻戦』東堂葵(とうどうあおい)とは
年齢 | 18歳 |
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誕生日 | 9月23日 |
身長 | 190cm以上 |
所属 | 京都府立呪術高等専門学校3年 |
階級 | 1級呪術師 |
術式 | 不義遊戯(ブギウギ) |
領域展開 | 不明 |
生存or死亡 | 生存 |
好きな食べ物 | ハラミ |
苦手な食べ物 | なし |
ストレス | 退屈 |
好みのタイプ | 身長(タッパ)と尻(ケツ)がデカい女 |
好きなアイドル | 長身アイドル高田ちゃん |
声優 | 木村昴 |
元々は非術師の家系の生まれですが、小学生の頃に特級術師である九十九由基 にスカウトされたという経歴を持つ東堂葵。 類まれなるセンスと身体能力で京都校の中でも飛び抜けた実力を持ち、過去には1級呪霊5体と特級呪霊1体を1人で祓い、1級呪霊に関しては術式を使わずに倒したという驚くべき逸話も存在します。
【死亡】東堂葵の現在:腕はどうなった?
結論から言うと、東堂葵は生存しています。渋谷事変にて虎杖とともに真人と交戦した彼は、虎杖の黒閃発動をサポートします。その後なんとか真人に勝利した2人でしたが、真人にかなりのダメージを負わされていました。 その後の九十九由基の発言から、東堂は彼女に無事に保護されていることが明らかになりました。
腕を負傷して「不義遊戯」が使用不能に
渋谷事変で真人と交戦し、左手を失ってしまった東堂。真人の0.2秒の領域展開で「無為転変」を受けた東堂は、自身が指先から変形していくのを察知して瞬間的に左手首を斬り落としたのです。 直後に傷跡と右手をあわせて「腕なんて飾りさ、拍手とは魂の喝采」と技を発動する姿勢を取りましたが、当然何も起こらず……。彼は「俺の不義遊戯(術式)はもう死んでいる」と残酷な現実を受け止めるに至ります。 彼の術式「不義遊戯」は強力でしたが、手を叩くことが発動条件となっているため、術師の命である術式が使えなくなってしまいました。
現在:東堂は観戦組メンバーではない
五条と宿儺が頂上決戦を繰り広げている際、高専メンバーの多くはその戦いを観戦しています。中には三輪や西宮といった京都高専の面々もいましたが、東堂の姿はありませんでした。 そもそも東堂は「死滅回游」編では一度も登場しておらず、プレイヤーとして参加しているのかどうかも不明です。虎杖と日車のコンビが宿儺と戦い始めた今、満を持して助っ人として登場……なんてことになればアツいですが、今のところその可能性は低いと思われます。
【復活】東堂葵は再登場するのか?
渋谷事変後はその姿を1度も見せていません。しかし死亡の描写などは見られないため、今後再登場することは、間違いないでしょう。 渋谷事変では死亡者以外にも心や体に傷を負った重傷者が多く出ましたが、東堂もその1人でした。驚異的な強さを誇っていた彼が術式を失った絶望は、計り知れません。そんな彼が再登場するなら、やはり虎杖がピンチに陥った際だと考えられます。 術式は復活できていなくとも、彼は体術のみで1級呪霊を祓う強さを有していました。昔のような自由奔放さでブラザーを助ける東堂が描かれるのを心待ちにしましょう!
再登場の仕方を考察
反転術式で復活
東堂は真人との戦いの際に左手を失ってしまったことで、自分の術式は死んだと言っています。確かに彼の術式を発動させるためには両手が必要ですが、今後彼の左手が反転術式で復活する可能性はゼロではないでしょう。 ラルゥによって保護されているという彼が今後反転術式を使える乙骨憂太や硝子と会うことができれば、彼の左手は復活できるかもしれません!
術式は他の人の手でも使用可能
東堂は真人戦で左手を失ったあとも、真人と手を合わせることで術式を発動させています。そのためもし今後左手がそのままでも、誰かと共闘することで術式を発動させることは可能でしょう。 サポート的な立ち位置の場合はこのやり方でも問題ないかもしれませんが、主戦力として戦うとなると少し使い勝手が悪いかもしれません。
【術式】不義遊戯(ブギウギ)の強さに迫る
東堂葵は1級呪術師の実力を持っていて、単身で特級呪霊立ち向かうことが出来る程その強さは圧倒的です。 彼の強さはフィジカル的な身体能力の高さはもちろん、瞬時に戦況を把握して術式を繰り出すなど戦闘IQの高さ(自称53万)も関係しています。ただのゴリラではなく、ハイセンスなテクニカルゴリラなのです!
不義遊戯(ブギウギ)
「不義遊戯(ブギウギ)」は、手を叩くことで術式の範囲内にある呪力を宿したもの全ての位置を入れ替えることができます。その対象は呪術師や呪霊だけでなく、生物・無生物問わず入れ替えることが可能です。 自分以外の2つの対象を入れ替えたり、手を叩いても入れ替えずにフェイントをかけたりと、色んな使い方が出来るため自分の戦闘時だけでなく、味方のサポートとしても非常に有用です
「不義遊戯(ブギウギ)」の元ネタは?
「不義遊戯(ブギウギ)」の元ネタは、「boogie-woogie」というアメリカの音楽だと思われます。 boogie-woogieでは右手と左手を使ってシャッフルされた特徴的なリズムを奏でます。東堂の術式の発動条件である左右の手が必要不可欠とリンクしています。
黒閃
黒閃は、「打撃との誤差0.000001秒以内に呪力が衝突した際に生じる空間の歪み」のことを指します。発動すると呪力が黒く光ることからその名で呼ばれており、打撃の威力が通常の2.5乗にも及ぶ非常に強力な打撃攻撃です。 渋谷事変に虎杖の援軍として駆けつけた際、真人との戦いの最中についに東堂も黒閃を発動させることに成功。真人には“直接魂に影響のある攻撃ではないため無意味”と言われますが、黒閃を発動したことにより東堂は自身の呪力の本質を理解することができたのでした。 黒閃は東堂独自の技ではなく、作中では虎杖の他に釘崎や七海も使用しています。
長身アイドル高田ちゃんとの脳内会議
東堂は長身アイドル・高田ちゃんの熱心なファンです。彼は高田ちゃんへの愛が強いあまり、脳内に高田ちゃんの幻影を生み出しています。なんとその脳内の高田ちゃんが、見落としていた情報や違和感を教えてくれることがあります。そのアドバイスを元に敵の正体を見抜き、瞬時に対応するという能力を持つ東堂。 これはいわばこれまでの積み重ねた経験などから判断する「勘」のようなものなのですが、高田ちゃんとの脳内会話として表現している点は非常に彼らしいと言えます。 5巻の表紙の描かれ方や高田ちゃんの幻影の登場シーンなどから、東堂にとって高田ちゃんは敬愛するアイドルであるだけでなく、「ジョジョ」シリーズのスタンドのような存在なのかもしれません。
簡易領域
簡易領域とは強力な領域展開に対抗するための術で、「領域展開から身を守るために生み出された弱者の領域」だと言われています。 簡易領域を発動することで自身の周囲に小さく領域展開され、領域展開が持つ必中効果を無効化することができるのです。元々簡易領域はシン・陰流によって生み出されたものですが、東堂が使用する簡易領域は師匠である九十九由基直伝とのことでした。 作中では、同じく京都校の三輪霞や冥冥の弟である憂憂もこの簡易領域を使用している姿が見られますよ。
【頭脳】東堂は呪術高専きっての頭脳派!
座学の成績が高専生No.1
見かけによらず……と言っては失礼かもしれませんが、実は東堂は頭脳明晰な生徒です。高専生の座学を10点満点で評価した表では、なんとトップの10点に君臨。同じ位置にいるのは伏黒だけなので、相当な頭脳の持ち主であることがうかがえます。 ちなみに残りふたつの項目では、「呪術センス」が10点、運動神経が9点となっており、総合得点でも第1位に輝いています。ほぼ完璧ともいえるスペックで、一部の読者からは「気持ち悪いよオマエ……」とまで(いい意味で?)言われてしまっているほどです。
花御戦で見せた抜群の洞察力と戦闘センス
特級呪霊である花御との戦いでは、「虎杖が黒閃をモノにするまで手を出さない」と宣言し見守り、謎の貫禄を醸しだしていた東堂。花御にも「その他大勢とは何か違う」と警戒されていましたが、虎杖が黒閃を成功させ共闘態勢になってからは、その抜群のセンスを発揮します。 戦いの中で花御の手札を冷静に整理した後、自身の術式を活用して花御を翻弄する東堂。モノローグで「IQ53万」を自称していますが、(さすがにその数値はありえないとはいえ)聡明なのは間違いありません。あの花御に本気を出させたことからも、彼の呪術師としての実力の高さがうかがえますね。
真人戦では虎杖と共に格上を翻弄
東堂は、虎杖が真人戦で釘崎という大切な仲間を失い、心が折れかけていたところに颯爽と現れてみせました。そして「もう戦えない」とうずくまる虎杖に喝を入れて立ち直らせ、ともに真人に立ち向かいます。 この戦いでも東堂は得意の「位置換え」を活用し、虎杖とともに真人と対等に渡り合っていました。真人の領域展開により左手を失ってしまいますが、自身の右手と真人の手を合わせることで術式を発動させるなど、臨機応変な動きも見せています。
【活躍】東堂葵の過去
九十九由基を師匠に呪術師を目指す
小学3年生の時にかなり年上の高校生をボコった東堂は、そこで突然現れた九十九由基と初めての出会いを果たします。非術師でありながら生得術式を持っていた彼は、九十九から呪術の使い方を叩き込まれることになります。 東堂の顔にある大きな傷は呪いとの戦いによってついたものだと思われがちですが、実は九十九の無茶なしごきによって付けられたものだと公式ファンブックで明かされています。
呪術高等専門学校京都校に入学
呪術高等専門学校京都校に入学した東堂は、持ち前の才能を活かしメキメキと頭角を現します。元々非術師の家系出身であるがゆえに呪術の世界のパワーバランスを理解していなかったことと同期に強い術師がいなかったことで、現在の彼の傲慢な性格が形成されていきました。 夏油たちが起こした百鬼夜行事件の際に1人で特級呪霊1体と一級呪霊5体を祓ったことをきっかけに、彼は学生でありながらも1級呪術師の資格を得ることに成功するのでした。
アニメ第8話で衝撃の初登場!
京都姉妹校交流会編で初登場した東堂葵は、同じく呪術高専京都校の2年・禪院真依とともに釘崎と伏黒に喧嘩をふっかけます。例のごとく伏黒に対しても女の好みを聞きますが、“揺るがない人間性があればそれ以上は求めない”というなんとも男前な答えに“退屈だ”と一蹴。 いきなり攻撃をしかける東堂ですが、パワーもスピードも圧倒的に伏黒を上回っています。術式を使わずにフィジカルのみで攻めてくる東堂に圧倒される伏黒。式神を複合させ応戦するも虚しく、圧倒的な力の差で徹底的に打ちのめされてしまうのでした。 “やる気が感じられない”と口にする東堂に伏黒は怒りを露わにします。その後彼が新たな術式を発動させようとしたところで東京校2年のパンダと狗巻棘が助けに入り、この場は収束したのでした。
姉妹校交流戦
交流戦の前の京都校のミーティングにおいて、虎杖の殺害を目論む京都校学長・楽巌寺に対して東堂は“下らん”と部屋から出ていこうとします。 京都校の加茂は“話の途中だから戻れ”と制しますが、“次俺に指図してみろ 殺すぞ”と威圧感を放つ東堂。そんな状態の彼を止められる者は勿論おらず、そのまま部屋に帰ってしまうのでした。 自己中心的な性格である彼が、気に入らない相手の指図など受けるはずがありません。結果として交流戦では1人で動くことに。 開幕した交流戦では動き始めた東京校のメンバーの前に、東堂が1人で立ちはだかります。圧倒的な実力を持つ彼とそのまま戦えば東京校のメンバーが全滅してしまう可能性を考えて、虎杖が彼の相手となるのでした。
女の好みが一致した「親友」虎杖を熱血指導
東堂と1対1で対峙する虎杖。虎杖も類稀なる身体能力を持っていますが、力及ばず一方的にやられてしまいます。女の好みを尋ねる東堂に対し、ボロボロの虎杖は“尻と身長のデカい女の子”と答えました。 その瞬間に東堂の脳内に、まるで2人が高校の同級生であるかのような存在しない記憶が流れ始めるのでした。そして女性のタイプが完全に一致した虎杖に対し、初対面ながらも突然親友認定をします。 主に肉弾戦を使用する2人の戦闘スタイルも相性はピッタリ。全力で戦いながらも東堂は虎杖の呪力を高められるようにアドバイスをする様子も。 作中でも「親友(ベストフレンド)」「親友(マイベストフレンド)」「超親友(ブラザー)」と呼び方がランクアップしている2人の関係。第130話では着用しているロケットペンダントの中に高田ちゃんの写真とともに虎杖の写真が入っており、虎杖への重い愛が垣間見えました。
渋谷事変
渋谷事変では偽夏油が率いる特級呪霊のグループが首謀しているこの事件において、虎杖は最悪の特級呪霊である真人と戦うことに。 目の前で真人に次々と大切な人たちを奪われ戦意喪失している虎杖の元に、京都から東堂が駆けつけるのでした。 東堂は術式を使用し、虎杖とともに真人を翻弄していきます。すでに黒閃を習得した虎杖に負けてはいられないと、戦いの中で自身も黒閃を習得する東堂。虎杖を独りにしないように己を高めるその姿にはシビれるものがあります。 共闘しながら真人を追い詰めていく2人でしたが、ついに真人は領域展開を試みます。0.2秒の領域展開直後に波打ち始めた東堂の左手。異変を感じた彼はすぐさま自分自身で左手を切り離した直後、左手が爆発しました。東堂は左手を失いながらも真人に向かっていき、真人を翻弄し続けました。
【名言】東堂葵のここが好き
東堂は基本的に他人の指図を受けたがらず、自己中心的な性格で唯我独尊。その極端に自分本位な性格ゆえ、例え目上の人の言うことであっても自分が気に食わなければ容赦なく噛みつき、己の信念を貫きます。扱いづらい性格から、敵味方両方に嫌われている描写も……。 一方、自分の気に入った者に対しては面倒見がよく頼もしい一面も見せます。初対面の相手には必ずどんな女がタイプかを聞き、自分と好みが一致していれば即親友認定。虎杖は女性の好みが同じであったため、「ブラザー」と呼ばれ気に入られるのでした。 そんな東堂の女の好みは“尻(ケツ)と身長(タッパ)のデカい女”であり、長身アイドル・高田ちゃんの大ファンです。彼女の握手会には必ず参加し出演番組は録画・リアタイの両方で見る徹底ぶりは、まさにファンの鑑と言えますね。
「どんな女が好み(タイプ)だ?」
東堂は伏黒や虎杖と初対面した際、女性のタイプを尋ねます。彼はこの質問の答えで、相手の力量や面白さを推し量っているのです。伏黒の回答はつまらんと一蹴し、虎杖が自分と同じタイプを語った際には、彼を親友と呼ぶほどこの品定め方法を信用している様子。 一見まったく関係のなさそうな質問ですべてを決めてしまうこのセリフから、彼の無茶苦茶な性格がよくわかります。
リアタイと録画両方観んだよ ナメてんのか?
高身長アイドル・高田ちゃんの熱狂的なファンである東堂は、姉妹交流戦前の作戦会議の際にこの名言(迷言?)を京都校のメンバーたちに言い放ちます。 楽巌寺学長が交流戦の指示を出している際に、高田ちゃんが出演する番組を意地でも見に行こうとするその姿はまさにファンの鑑ですが、空気の読めなさは流石です……。
「オマエは何を託された?」
渋谷事変で宿儺の暴走により多くの犠牲者を生んでしまった虎杖は、絶望の淵に立たされます。「自分を許せない」と語る彼に、「呪術師は誰かが死んでも俺たちが生きていれば真に敗北することはない」と話す東堂。 そして「オマエは何を託された?」と問いかけ、足を止めるなと助言をするのでした。突出した能力を持つ人物はやはり一味違うと思わせてくれる、カッコいい名言です。
【声優】東堂葵役:木村昴
アニメ『呪術廻戦』にて東堂を演じるのは声優・木村昴です。木村昴はアトミックモンキー所属の30歳。ドイツ人の父と日本人の母の間に生まれました。現在声優だけでなく、俳優やラッパーなど幅広く活躍しています。 代表作には『ドラえもん』のジャイアン役や『ヒプノシスマイク』の山田一郎があります。特に2005年から2021年1月現在に至ってジャイアンの声優を担当しているため、老若男女問わず一度は彼の声を聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか? 非常に特徴的な声をしており、一度聞いたら忘れられない声質を持つ木村昴。声優志望ではなかったにも関わらず中2で国民的アニメ『ドラえもん』のジャイアン役の声優オーディションで合格するという珍しい経歴を持っています。
『呪術廻戦』東堂葵の今後が心配……術式を失っても強さは変わらない?
自己中心的な性格で周囲の人間を振り回しながらも、虎杖を「親友」として慕い熱く指導する東堂葵。今回はそんな彼のキャラクターや強さについて徹底解説しました。 渋谷事変では真人の戦いにおいて左手を失ってしまう描写もありましたが、現時点では生存しているキャラクターの1人である東堂。白熱するストーリー展開の中で、今後も東堂の動きから目が離せません!