2022年2月25日更新

七海建人(ななみけんと)徹底解説!魅力あふれるナナミンの名言や声優は?【呪術廻戦】

呪術廻戦
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

1級呪術師の七海建人は常に冷静で周囲からの信頼もとても厚い存在です。 お堅い性格の七海ですが、虎杖からは「ナナミン」という愛称で呼ばれることも。今回はそんなナナミンこと七海建人の強さや活躍を詳しく紹介していきます。 ※この記事は『呪術廻戦』に関するネタバレを含みますので、読み進める際は注意してください。またciatr以外の外部サイトでこの記事を開くと、画像や表などが表示されないことがあります。

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『呪術廻戦』ナナミンこと七海建人のプロフィール【ネタバレ注意】

年齢27歳
階級1級呪術師
術式十劃呪法
好きなものパン
声優津田健次郎

『呪術廻戦』に登場する1級呪術師・七海建人(ななみけんと)。彼は五条悟から頼りにされるほど優秀な呪術師です。しかし彼の経歴は少し特殊で、1度呪術師をやめてサラリーマンとして金融機関に勤めていた過去を持ちます。 彼はあることをきっかけに呪術師として活動を再開し、五条からは出戻りの「脱サラ呪術師」と呼ばれていました。

アニメ『呪術廻戦』七海建人の声優は?

アニメ『呪術廻戦』で七海役を演じるのは声優・津田健次郎です。津田は1971年生まれの49歳。芸能事務所のアミュレート所属で、俳優や声優として活動しています。1995年の『H2』の野田敦役が津田のアニメデビュー作となりました。 津田は代表作として『ワンパンマン』でアトミック侍役や『とんかつDJアゲ太郎』で忍堀修吾役などを演じています。また病気療養中であった藤原啓治の役をいくつか引き継いでいます。『進撃の巨人』ハンネス役も津田が引き継ぎました。

七海建人が脱サラ呪術師となったきっかけとは?

呪術高専からサラリーマン、そして1級呪術師に

五条 七海 呪術廻戦
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

七海建人の高校時代と企業への就職

高専時代の七海は五条や夏油の1学年下の生徒です。同級生の灰原雄(はいばらゆう)は、心優しく明るい青年。七海も灰原も非術者を守るという信念を持つ夏油を慕っていました。 しかし2年時の任務中、七海の目前で任務失敗により灰原が死亡。その任務は五条に引き継がれ、七海は呪術界において生徒の死など取るに足らないことだという現実を突きつけられます。これがひとつのきっかけとなり、彼は呪術界を去る決断をするのでした。

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呪術師としての“やりがい”

彼は高専時代に同級生を亡くした経験や、卒業後呪詛師となってしまった夏油の影響により、卒業後は呪術師をやめ金融機関に就職します。 サラリーマンとして働く中で金のことばかりを考えていた七海は、だんだん精神的に疲弊していきました。そんな中でよく通っていたパン屋の女性店員に、呪霊が取り付いているのを発見します。彼は取りついた呪霊を一瞬で祓い、女性店員から感謝されました。 店員に感謝され、呪霊を祓うことに“やりがい”を感じた七海。すぐに五条に電話をかけ呪術師に復帰し、1級呪術師にまで上り詰めたのです。

七海建人の強さ・術式

七海 呪術廻戦
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

七海建人の術式は十劃呪法

七海が使う十劃術式は、攻撃対象を線分して7:3の比率の点を強制的に弱点に変えるという術式です。腕や足、頭部など部分的な場所を対象にすることも可能。また生物以外にも十劃呪法は有効となります。 七海は本編21話あたりで真人と戦っています。真人は自分の大きさを自由に変えられるので、彼にとっては相性の悪い相手。彼は対象を建物に変更し、倒壊させて応戦していきました。

拡張術式・瓦落瓦落

七海は領域展開が使えません。ですが拡張術式で呪力を高められます。真人との戦いでは、倒壊させた建物の瓦礫に拡張術式・瓦落瓦落を発動させました。瓦落瓦落とは質量の多い瓦礫に呪霊への攻撃力を持たせた高威力・広範囲の技です。 また彼は自分に“労働は1日8時間まで”という縛りを設けていて8時間を超えると呪力が増大。元サラリーマンの七海らしい術で、瓦落瓦落と合わせて使用しながら特級呪霊である真人に対抗しました。

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黒閃連続発生記録NO.1

黒閃は発生させるのが難しい技ですが、発生させれば普段の数倍威力が攻撃にのります。呪術師の中でも使えたのは数名で、その中でも七海は黒閃連続発生NO.1の記録保持者でした。 彼は黒閃を発生させると、アスリートで言うところの所謂ゾーン状態のようになると語っています。50話で虎杖が黒閃を4回連続で発動させており、七海と同じ黒閃連続発生数をたたき出しました。

七海建人が死亡……?渋谷事変での戦いを徹底解説

呪術廻戦 七海
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

渋谷事変の98話からの戦いで、釘崎が敵呪詛師・重面に苦戦を強いられていました。そこへ1級術師の七海が登場し、圧倒的な強さで重面を撃破します。その後、彼は真希や直毘人とともに五条救出へ向かいました。 向かう途中で七海一行は敵呪霊・陀艮と会敵。彼は陀艮の領域展開によって左目を失明する重傷を負ってしまいます。 陀艮との戦いには色んな乱入者がありましたが、何とか呪霊を倒すことに成功。しかしすぐに別の特級呪霊・漏瑚が現れ、七海は一瞬で火に焼かれて生死不明となります。

「後は頼みます」七海建人の最期とは?

120話ではなんと死んだかと思われた七海が、左目を失い半身焼かれた状態で歩いていました。そして彼の前には大量に真人の改造人間がいます。彼はボロボロの状態で改造人間を倒していきますが、最悪なことにその場に真人が登場。 七海が真人に殺されそうになっている現場に、今度は虎杖も駆け付けます。しかし助けは間に合わず……。彼は“後はまかせる”と虎杖に言い残し、最後を迎えました。

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ナナミンの魅力をもっと掘り下げる!「五条ではなく、七海」の理由は?

七海 呪術廻戦
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

一見するとその筋の人なのかと思うほど威圧的な容姿に、見た目を裏切らない冷静な性格をしている七海。しかし見た目とは裏腹に、実に愛情深く頼りがいのある人物というギャップが彼の最大の魅力でしょう。 虎杖との任務では「子供である君を守る義務がある」と至極真っ当ながらも呪術界の他の大人には見られない態度を見せたり、後輩がやられた際にはブチギレたりと、温かい人柄がその言動から垣間見れます。 七海の人の良さは作者・芥見のお墨付き。キャラクター投票で五条が1位になった際の作者コメントでは、「悪いことは言わない。七海にしとけ」と発言しており、作者の中でも大人の男として七海がおすすめであることが窺えます。

七海建人名言集!ナナミンの残した胸に響く言葉たち

七海 呪術廻戦
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

「そういう小さな絶望の積み重ねが 人を大人にするのです」

七海が虎杖と出会って間もなく、映画館で呪霊による事件が発生し2人は任務に就きます。数体の呪霊を確認すると、七海は虎杖に1体のみ任せます。彼は“私は大人で君は子ども。君を自分より優先する義務がある”と言いました。 子ども扱いされたことに肩を落とす虎杖に対し、大人とはどういうものか七海の自論を語ったときに出たのがこの言葉です。

「悔いはない」

30話で彼が真人の領域展開にとらわれ窮地に陥ったときに使った言葉です。真人はこの時まで領域展開を会得しておらず、七海や虎杖と戦ったことで使えるようになりました。 真人は七海に感謝を述べます。しかし彼は真人の感謝の意を拒否して“その言葉は大勢の人にもらった”から人生に悔いはないという意味で使われています。

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「事実に即し 己を律する それが私です。」

七海は自分について話したときに使った言葉です。冷静で事実に基づいた状況判断で自らも行動していく七海にはピッタリの言葉と言えます。 彼は100話で敵呪詛師に止まれと言われても全く聞きません。呪詛師は人質なる存在がいるにも関わらず動きを止めない七海に困惑。 しかし人質はすでに七海が救出済みだったのです。彼が的確に状況を判断し、事実に基づいて行動した結果でした。

『呪術廻戦』ナナミンロス多発……七海建人の活躍はファンの記憶に残り続ける!

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©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

かっこいい大人のキャラクターとして人気が高い『呪術廻戦』七海建人。今回は彼の強さや過去、死亡した回などについて解説しました。彼は特級呪霊・真人と何度も戦い、最終的に命を落としてしまっています。 作中で真人が彼に興味を持っているような描写が何度かありました。真人の能力は人間を呪いに改造できます。彼を殺したのは真人なので、今後七海が改造人間として敵に回ることもありえるのでしょうか? 七海を慕う虎杖に対して、真人が七海を出してくる可能性はあると編集部では考察しています。ですがそんな切ない展開は見たくないですね……。 今後も大人気漫画『呪術廻戦』の展開から目が離せません!