2023年12月12日更新

『呪術廻戦』真人(まひと)は渋谷事変で死亡した?虎杖との関係や領域展開についても解説

このページにはプロモーションが含まれています
呪術廻戦 真人
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

『呪術廻戦』で虎杖達と敵対する特級呪霊の真人(まひと)。作中では、偽夏油の一味として登場して、主人公の虎杖を苦しめてきました。 この記事では『呪術廻戦』の呪霊・真人の強さや初登場回について、渋谷事変での動向や彼が登場する小説のネタバレについても徹底解説していきます。 ※この記事は『呪術廻戦』の重要なネタバレを含みます。

AD

『呪術廻戦』特級呪霊・真人(まひと)のプロフィール

真人
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
名前 真人
等級 特級呪霊
発生源
好き 嫌がらせ , 人間
嫌いなもの 人間
声優 島﨑信長

真人(まひと)は偽夏油と手を組む呪霊軍団の筆頭とも言える特級呪霊で「人間への恐れ」から生まれた呪霊です。人間の呪霊らしく青年のような容姿をしており、顔のつぎはぎが特徴的です。性格は子供っぽく好奇心旺盛。 また、呪霊の中でも群を抜いて冷酷です。特に人間に情は一切なく、好奇心故に人間を使った実験を行い興味深く結果を観察する描写も描かれています。

『呪術廻戦』真人の現在は?死亡したって本当?

呪術廻戦 夏油傑 羂索
©︎芥見下々/集英社

渋谷事変虎杖と拳を交えた真人。自身に無為転変をかけ「真の姿」になったものの、虎杖の猛攻、そして東堂の機転により大ダメージを負ってしまいます。そこから生き延びようと逃亡を図る真人の前に現れたのは、偽夏油こと羂索でした。 彼の手助けにより真人生存か……と思われましたが、なんと羂索は真人の術式を抽出するため自らの内に取り込んでしまいます。真人は味方の裏切りにより、何ともあっけない最期を迎えてしまうのでした……。 >>詳しい経緯が知りたい方はこちらをチェック!

『呪術廻戦』真人の強さ・術式

無為転変(むいてんぺん)

呪術廻戦 真人
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

無為転変は真人の生得術式で、魂の形を変えることで肉体の形を変える術式。これに抗う術は「自身の魂の形を知覚した上で、魂を呪力で保護する」しかありません。 この術式は相手を攻撃できるだけでなく、自身の体の再生にも使用できます。

改造人間 真人は無為転変によって異形へと変えられてしまった改造人間を戦闘に使用します。見た目は呪霊と見分けが付かないほど醜悪ですが、多少の自我が残っており相手に助けを求めることも多いです。 改造人間を倒すにはその命を奪うしかありません。
多重魂(たじゅうこん) 2人以上の改造人間の魂を無理矢理融合させる技です。 魂を融合させることで肉体も融合します。 撥体(ばったい) 多重魂によって発生した魂の拒絶反応を利用し、魂の質量を爆発的に増大させることで攻撃する技です。 用いる改造人間の数が多ければ多いほど攻撃範囲は広くなり、攻撃力は増します。
分身 真人は無為転変により魂を分けることで分身を作れます。外見や思考回路は本体と変わらず、意思疎通しながらの活動が可能です。 しかしさすがに本体と全く同じというわけではなく、分身には相手の魂に干渉する能力はありません。
黒閃(こくせん) 打撃と呪力の衝突が誤差0.000001秒以内であったとき威力が2.5乗まで跳ね上がる現象。 真人は黒閃を経験したことで更なる高みに登りました。

AD

領域展開「自閉円頓裹(じへいえんどんか)」

一定以上の術師や呪霊は、術式を必中にする領域を展開することができます。彼の領域展開自閉円頓裹」は手で触れることが条件で無為転変を必中にするものです。 そのため自分の魂を守る術がなければ、彼への敗北が確定します。原作では29話にて初登場しました。 順平を殺された虎杖は、怒りに身をまかせ七海と共に真人と戦います。何度攻撃されても再生するほぼ不死身の真人ですが、唯一の天敵である虎杖を前にピンチに陥りました。 そこで「死」を初めてリアルに感じた彼は死の間際で領域展開「自閉円頓裹」の発動に成功し、七海を絶対絶命のピンチに追い込むのでした。

作中最多?真人が殺した人物・呪術師まとめ!

呪術廻戦 真人
©︎芥見下々/集英社
吉野凪(順平の母) 宿儺の指を利用し呪霊を呼び寄せ殺害
吉野順平 無為転変により化け物に変化させ殺害
メカ丸 肉弾戦により殺害
七海建人 上半身をバラバラに破裂させ殺害
釘崎野薔薇 顔の左半分を破裂させる(安否不明)

真人は作中で計5人のキャラを手にかけています。名前が付いているメインキャラを殺害した数では、おそらくトップクラスの数字。しかもどの殺害方法も非常に残忍かつ冷酷なもので、真人の異常性が伝わる恐ろしい内容ばかりとなっています。 ただ最後に戦った釘崎に関してははっきりと死が明言されておらず、正式には「安否不明」の状態。今後の展開次第では、釘崎が復活する可能性もあるかもしれません。

真人の性格・思想

無邪気で子供のような性格

呪術廻戦 真人
©︎芥見下々/集英社

実は真人は呪霊として発生してからそれほど時間が経っていない、ある意味赤子のような存在。そのため性格は無邪気で好奇心旺盛、なおかつ自己中心的な部分もある子供じみたものになっています。 その性格ゆえ人間をまるで虫けらのように扱いますが、逆に呪霊たちには優しく接することも。真人は善悪の概念が壊れている、非常に危険な存在なのです。

AD

「気の向くまま人間を殺す」呪いの本能に率直に生きる

呪術廻戦 漏瑚
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

彼にとって人間とは見下すべき愚かな存在でしかありません。真人には「呪いは呪いらしくあるべき」という信念があり、「気の向くまま自由に人間を欺き誑かし殺す」という呪いの本能に従って行動しています。 そのため、自身の目的を達成するために合理的に動くことの多い漏瑚花御に対し、「もっと自由に生きたらいい」と語るシーンも登場。彼は数いる呪霊のなかでも、とびきり危険な思想を持っている「人類の敵」とも言うべき存在なのです。

人にあるのは「心」ではなく「魂」と「魂の代謝」

呪術廻戦 真人
©︎芥見下々/集英社

真人には対象の「魂そのもの」を知覚することができる特殊能力が備わっています。その力で数々の人間の内面を見て来た真人は、「人間の喜怒哀楽や感情は全て魂の代謝物にすぎない」という持論を展開。彼に言わせれば人間の心とは、魂を生かすために生み出された化合物でしかないということなのです。 真人にとって人間の感情はただの「モノ」。彼が人間をおもちゃのように扱うのも、こういった考えが心の底に根付いているからなのでしょう。

真人は夏油と共に初登場

呪術廻戦 真人
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

真人の漫画初登場は2巻16話です。偽夏油が帰宅したマンションの1室には穏やかなビーチの領域が広げられています。そこで彼は優雅に本読みながら初登場を果たしました。 漏瑚(じょうご)五条悟(ごじょうさとる)に頭だけの姿にされ、偽夏油は五条の強さが驚異であることを真人に伝えます。 呪霊の野望のためには五条と真正面からぶつかるのではなく、封印する必要があると説く偽夏油。それに対して彼は「異論ないよ。狡猾に行こう。呪いらしく、人間らしく。」と返すのでした。このセリフはまさに人間の呪いである真人の、真理とも言えるセリフとなっています。 アニメでは第7話にて初登場を果たし、その後も偽夏油や漏瑚などと行動を共にしています。14話から21話で展開された京都校との交流会では、高専に大きな被害をもたらしました。 花御や他呪詛師が交流会に乱入する中、その混乱に乗じて高専が所持する特級呪物「両面宿儺の指」と「呪胎九相図」を強奪。真人の活躍により、呪霊達は強力な武器を手に入れたのでした。

AD

虎杖悠仁を倒すために吉野順平を利用

真人 呪術廻戦
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

いじめられていた経験から不登校の少年・吉野順平は映画館で真人が騒がしくしていた少年3人組の顔を変形させ殺める現場を目撃します。 順平は真人の後を追いました。理由は自分をいじめたいじめっ子たちに復讐するためです。順平が追いかけ話しかけると、彼は順平に自分の存在を明かしました。 順平は彼が魂の形を変えることで人間を異形の改造人間に変える実験を行っていることを知りましたが、自身の人間への嫌悪感を理由に彼に理解を示します。真人もそんな順平を認める形で、2人は親睦を深めていきました。 その頃時を同じくして、呪術高専では映画館で起きた事件の調査が始動。虎杖に任せられた任務は唯一の目撃者である吉野順平の調査です。 虎杖は順平が今回の事件に関わっているかのみを調査するはずでしたが、あるトラブルにより彼と意気投合し、後自宅に招かれるほど仲良くなります。 自宅では順平の母とも仲良くなり、学校に行かない息子に理解を示す良い母だと順平に話す虎杖。順平は虎杖と仲良くなったことや母のことを想い、復讐を止める決意を固めます。

しかしその後…【ネタバレ注意】

しかしその日机で寝る順平の母のもとに宿儺の指が渡り、順平の母は集まってきた呪霊に殺されてしまいました。そこに現れた真人は順平の復讐心をもう1度煽り、順平は学校を襲撃。 学校を襲う順平を、駆けつけた虎杖は静止します。順平の母に何かが起こったことを知り、順平を気遣いながらも高専へと誘う虎杖。 しかし順平が改心したその瞬間、順平の背後から真人が登場し「順平って君が馬鹿にしている人間の、その次位には馬鹿だから」と囁いて順平を改造人間に変えてしまったのです。 実は順平の母のもとに宿儺の指を置いたのも、夏油や真人の仕業。最初から心など開いていなかった真人にすべて仕組まれ、利用され、順平は息絶えたのでした。

AD

メカ丸との条件を破り対決

呪術廻戦
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

京都校にいる2年生のメカ丸は偽夏油たちに情報を流していた内通者でした。しかし、花御が京都姉妹校交流会編で京都校に手を出し、「京都校の人間には手を出さない」という縛りを破ったため真人たちと敵対します。 縛りにより真人に天与呪縛で不自由していた体を治してもらった後、「究極メカ丸 絶対形態」というロボットのような傀儡に乗り真人と対戦。 肉体を縛った年月分の呪力を得て、一時的に特級クラス並みの実力を発揮して真人を圧倒しました。しかし、真人がやられたフリをしてメカ丸を欺いたことにより、形勢逆転してしまい真人に殺されてしまいます。

渋谷事変でついに決着!真人は死亡した?

七海建人(ななみん)を殺害

呪術廻戦 七海
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

渋谷事変では、真人はかつて戦った七海を殺害します。 陀艮と戦闘していた七海ですが、伏黒甚爾陀艮を殺害した後、突如として登場した漏瑚によって体を焼かれて重傷を負います。それでも、七海は駅地下にいる呪霊を一人で祓っており、そんな七海の様子を真人はこっそり伺っていました。 七海が全ての呪霊を祓い油断した隙をついて、真人は七海の体に触れて魂に干渉します。直後に虎杖が七海の元へ駆け付けました。呪いになると分かっていながらも七海は虎杖に「後は頼みます」と一言残し、上半身がはじけ飛び絶命します。 目の前で仲間である七海を失った虎杖は「なんなんだ!!真人!!」と怒りに満ちた表情を見せ、真人と戦闘し始めました。

AD

真人と虎杖の戦いの決着は?

呪術廻戦
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

真人と虎杖が戦闘をしていると、分身した真人とともに釘崎が登場します。真人は顔に触れて釘崎を殺害しました。虎杖の心が限界を迎えたところ東堂が登場して虎杖を励まします。 受け立ち直った虎杖は東堂とともに真人と再び戦闘。真人が領域展開をしたことにより、東堂は片手を失い戦線離脱しました。虎杖と真人は一対一の戦いに。 「オマエは俺だ」と虎杖に言い放つ真人と、それを否定する虎杖悠仁。それを認めない限り虎杖は自分に勝てないと話す真人は、遂に一皮剥けた最終形態へと進化してしまいます。 しかしすでに満身創痍なのはお互い様で、真人も虎杖の黒閃を警戒していました。偶然の産物である黒閃ですが、それを狙って出せるだけの気迫を真人は虎杖に感じていたのです。 ここで離脱していた東堂が術式「不義遊戯」を発動しようとします。入れ替わりに備える真人ですが、まさかの不発。片手を失っていた東堂は、すでに不義遊戯を使える状態ではなかったのです。そして虎杖は渾身の黒閃を真人に放ってみせるのでした。

夏油(げとう)に取り込まれてしまう?

呪術廻戦 夏油傑
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

虎杖に黒閃を打ち込まれ、嘔吐してしまう真人。改造人間のストックも無くなり絶体絶命の真人に、虎杖は「認めるよ、真人」と静かに話し出します。虎杖は「ただオマエを殺す」と言いながら自身が真人と同じであることを認め、真人に純粋な殺意を向けたのです。 そこに「助けてあげようか真人」とやってくる夏油。虎杖を攻撃する夏油でしたが、その夏油を真人が攻撃します。そして*真人は夏油の極ノ番「うずまき」で取り込まれてしまったのでした。

真人が死亡したことによる影響

夏油いわく、うずまきは準1級以上の呪霊に使用すると「術式」を抽出できる能力がありました。そのため、夏油は真人を取り込んだことにより真人の術式「無為転変」を使用できるようになります。 以前、メカ丸と真人が戦っていた時、劣勢に追い込まれる真人を見て夏油は「場合によっては今この場で……」とつぶやていました。このことから、夏油は最初から真人の術式が狙いだったのが分かります。 無為転変を手に入れた夏油はすぐにその術式を使用して、次の計画「死滅回游」に移行しました。

AD

小説『逝く夏と還る秋』ホームレスの老人との出会いは真人を変えたのか

呪術廻戦 逝く夏と還る秋

小説版『呪術廻戦 逝く夏と還る秋』では、真人が主人公の物語が描かれました。 彼は住処を探している途中で盲目の老人と出会います。その老人は「魂の代謝」をしておらず、穏やかな魂をしていました。 真人は老人が「妻と親友に騙され地位、財産、眼を奪われた」と話すことから彼がそれ以来人と関わることをやめ、知らずのうちに僧侶のような生活を送ってきたのだろうと分析します。 顔見知りになる老人と真人ですが、ある日老人が若者の理不尽な暴力により重傷を負ってしまいます。死の間際に自分のもとに来てくれた真人をみて「孤独に死ななくて済んだ」と感謝する老人。 その人間味のある感情に触れ、老人がしがらみのない自由の境地に達したと思っていた真人は、その言葉にがっかりした表情を見せるのでした。 やはり彼は人間とは到底相容れないということがよくわかる物語となっています。

真人の天敵や夏油との関係とは?

真人の天敵① 虎杖悠仁

呪術廻戦  虎杖悠仁
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

「相手の魂の形を変えることができる」というほぼ無敵レベルの能力を持つ真人ですが、虎杖は彼の天敵として描かれています。 宿儺の器である虎杖は魂の輪郭を無意識に掴むことで、作中で唯一真人の魂に攻撃可能。また宿儺は敵味方という概念がありません。 宿儺は絵に描いたような唯我独尊主義で、自分の気に触ることがあれば容赦なく攻撃します。そのため彼は宿儺の逆鱗に触れないよう、宿儺の器である虎杖の魂に触れることができないのです。

AD

真人の天敵② 釘崎野薔薇

呪術廻戦 釘崎野薔薇
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

釘崎が使用する芻霊呪法(すうれいじゅほう)の共鳴りは、欠損した呪霊の一部に呪力を込めた釘を打ち込むことで、本体にもダメージを与える攻撃です。 この攻撃は真人にとって有効で、真人の分身を攻撃した共鳴りは分身から真人本体の魂へダメージを喰らわせ、そのダメージが分身にも返ってきていました。 この釘崎の攻撃を受けて真人は「俺の天敵は虎杖悠仁だけではなかった」と釘崎を天敵と認識しています。

真人と夏油(げとう)との関係はビジネスライク

呪術廻戦 夏油傑
©︎芥見下々/集英社

真人が属する呪霊軍団は何人かの呪術を悪行に使用する呪詛師と手を組んでいます。その中で彼といつも行動を共にするのが最悪の呪詛師・夏油傑です。 呪霊軍団の活動目的は人間と呪霊の立場が逆になった新たな世界を作ること。一方夏油は呪術を使えない非術師の振る舞いに見切りをつけ、非術師が滅亡した呪術師だけの世界を作るために活動しています。 そのため術師であれば人間を生かしておくつもりの夏油と、人間のすべてを敵視している真人達では根本的に目的が異なるのです。そして利害が一致しており協力体制にあった2人ですが、遂に渋谷事変編後半にてその関係が終わりを迎えました。

『呪術廻戦』真人が嫌い!うざい!と酷評の理由は?

実は、作中のあらゆる活躍から真人は『呪術廻戦』随一の嫌われキャラ。ここでは、真人が嫌われる理由について紹介します。

AD

虐殺や人体実験を繰り返す

真人は3巻で吉野1人の人間をどこまで大きくできるのか、また反対にどこまで小さくできるのか、人体実験した結果を見せていました。 真人は呪いとして生まれて間もないので、好奇心に駆られて実験していたと思われます。しかし、人体実験という非常な行いにファンからは嫌悪感を抱かれることとなりました。 好奇心に動かされ人体実験するのは呪いらしいですが、反感を買ってしまうのも仕方がないですね。

他者を利用した非情な戦い方

初めて戦闘を見せたときから真人は常に人体実験で作られた人造人間を使用して戦っていました。むしろ、人造人間を使用せず戦ったのはメカ丸戦のみで、七海との戦闘や虎杖との戦闘、渋谷事変でも人造人間を使用して戦っています。 呪術師といえど、もともと人間だったものを殺すのには抵抗があり、特に虎杖は殺すのに躊躇していました。この非情な戦い方から、ファンから「優しさに付け込んで卑怯」と嫌われてしまいます。

領域展開や笑顔が奇妙すぎる

呪術廻戦 真人
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

真人の領域展開「自閉円頓裹」は、真っ暗な領域内に多数の手が出現する不気味な空間です。また、真人は吉野の時や渋谷事変の時など虎杖を嘲笑い、呪いらしい不気味な笑顔を浮かべていました。 このことからファンのなかでは「領域展開が怖い」「笑顔が気持ち悪い」と嫌われています。呪いらしいといえば呪いらしいのですが、やはりその在り方は受け入れられるものではないですね。

AD

人気キャラを次々殺害

七海 呪術廻戦
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

真人は吉野の話で見せたその残酷さから当初より嫌われていました。しかし、その後もメカ丸を殺害し、渋谷事変では七海と釘崎を殺害していき、多くのファンから嫌われることに。 特に、七海は公式人気キャラランキングでもトップ10に入る作中屈指の人気キャラです。そのこともあり、七海を殺害した時には多くのファンから怒りを買い、嫌われることとなりました。

黙っていればかっこいいのに

呪術廻戦 真人
©︎芥見下々/集英社

顔にツギハギこそありますが、整った顔立ちをしており、真人は登場時からミステリアス系のイケメンと言われていました。しかし、その見た目の人気とは裏腹に、作中の活躍でどんどん嫌われることに。 そのことから、ファンの間では皮肉を込めて「黙っていればイケメンなのに……」と言われています。確かに、初登場時にはクールキャラにも見えて、人を嘲笑うようなキャラには見えなかったですね。

真人は今後復活する?生存説について考察!

呪術廻戦 真人
©︎芥見下々/集英社

真人は夏油に取り込まれたしたが、明確な死亡描写はありません。そのため、ファンのなかでは生存しているのではともいわれています。 しかし、もともと夏油の計画は漏瑚たちと異なっていました。その計画では真人を取り込むことが必要だったため、真人は夏油が生存している間は登場しないでしょう。 また、例え夏油が死んだとしても真人が復活する可能性は低いと考えられます。0巻では五条が夏油を殺害した際に、取り込んでいた呪霊が出てくることはありませんでした。このことから、夏油が死ねば取り込んだ呪霊も一緒に死亡すると考えられます。

AD

アニメ『呪術廻戦』で真人を演じた声優は島崎信長

アニメ『呪術廻戦』にて真人役を演じるのは、青二プロダクション所属の島崎信長(しまざきのぶなが)です。 代表作には『ブラッククローバー』のユノ役、『フルーツバスケット』の草摩由希(そうまゆき)役、俺物語!!の砂川誠(すなかわまこと)役などがあります。 イケメンの王子様キャラがバッチリとハマる島崎信長ですが、真人のサイコパスな狂いっぷりも完璧に演じあげています。

『呪術廻戦』真人の悪役ぶりがすごい!アニメでの活躍に期待

呪術廻戦 真人 七海
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

今回は呪霊軍団のリーダー・真人の登場回や性格、術式について解説しました。真人は呪霊軍団のキーとなる宿儺の器・虎杖を殺すことに異常な執念を燃やしています。しかし虎杖の方も大切な仲間を殺され、人間を弄ぶ真人にただならぬ殺意を感じていました。 飄々とした態度で人を弄ぶものの、仲間との戦いの末惨めな最期を迎えてしまった真人。まだまだアニメ『呪術廻戦』では、人間の悪い部分満載の呪霊・真人の活躍を見守りましょう。