2021年4月7日更新

『呪術廻戦』五条悟の術式・領域展開の仕組みを分かりやすく説明!イケメン術師の能力とは

呪術廻戦 五条悟
©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

大人気漫画『呪術廻戦』の中でも実力・人気共にナンバーワンである五条悟。劇中でも最強の呪術師として描かれていますが、果たして彼が持つ能力はどのようなものでしょうか?今回は五条悟の術式・領域展開を徹底解説します。ファンは必見です!

目次

『呪術廻戦』五条悟の術式・領域展開を徹底解説!登場シーンやセリフも紹介

五条悟は『呪術廻戦』の中で実力も人気もトップクラスのキャラクターです。劇中最強のキャラクターと称され、渋谷事変で封印されるまでは彼に匹敵する強さの持ち主は居ませんでした。 今回は五条悟の強さの要因である術式・領域展開を仕組みや登場シーンと共に解説します。ただし、本稿で解説する内容はあくまでもciatr独自の見解であり、必ずしも原作に100%忠実な解説というわけではありません。 技の原理が作中で解説されていないものに関しては解釈・考察を踏まえながらの解説となります。では見ていきましょう。

術式・領域展開を詳しく知る前に五条悟についておさらい!

術式・無下限呪術

仕組み

五条悟の能力は「無下限呪術(むかげんじゅじゅつ)」という一家相伝の基本術式です。この術式は仕組みが複雑なため、原作及びアニメを見ただけではどんな技か理解できないファンも多いでしょう。原作者の芥見先生はこの能力を「アキレスと亀」を例示して定義しています。 どういうことかというと、足の速いアキレスという男が100m先の亀を追いかけようと考えて、追いついたとしても亀は常に1歩先をリードするというものです。この原理と同様の理由で、五条は体の周りに常に無限のバリアを張っているため、敵が追いつこうとしても追いつけないという現象が生じるわけですね。 脳への負担が大きくなるため常時発動は本来不可能ですが、五条悟の場合は反転術式も併用しています。だからこそ肉体及び精神への疲労を最小限に抑えて戦うことができるのです。まさに攻防一体の戦術です。 真っ向勝負で破ることは非常に難しい、五条悟の強さの基本を形成している技と言えるでしょう。

効果

無下限呪術は様々な効果となって現れますが、主にバリアを形成して攻撃を防いだり、瞬間移動や空中浮遊をすることが可能です。しかし、攻撃を全て受けないわけではありません。なぜならアキレスと亀の理屈で攻撃を遅らせているにすぎないからです。 これらの高等技術を可能にしているのは「六眼」であり、その効果は初見で術式の本質を見破ってしまうというものです。『NARUTO』の写輪眼や輪廻眼もかくやといわんばかりの凄まじい洞察力です。 五条悟は無下限呪術と六眼を持って生まれた何百年に1人の逸材だと語られています。ファンからも「チート」と評される程隙がなく、間違いなく本作において「最強」にして「無敵」の象徴と言えるでしょう。

術式順転 蒼(あお)

仕組み

術式順転「蒼(あお)」は周囲の対象物を引き寄せる反応を作り出す術式です。例えるならブラックホールのようなものであり、五条悟自身も「扱うのが困難」と述べる程、練成の難易度が高い技です。 着想としては『テニスの王子様』の手塚ゾーンが近く、事前に周囲の気を操って自分の元に吸い寄せる点が似ています。一対一はもちろん集団戦において特に有効な術式でしょう。完成させるのも実戦で運用するのも難しい技だといえます。

効果

術式順転「蒼」を使用すると、引き寄せた対象物を力で押しつぶしたり爆発させることが可能です。地形によっては周囲を更地にすることもできますが、その代わりに大きな反応を起こすことが不可能というデメリットもあります。 防御に特化した技なので単体の術式としては不完全でしょう。後述する「赫(あか)」と組み合わせて用いることで初めて真の効果を発揮します。

登場回をピックアップ

■9巻/71話 「蒼」が登場した場面で最も印象的なのは9巻の71話。伏黒甚爾との戦いで使用した場面です。五条にとって甚爾は呪力がない上にスピードが予想以上に速いため、従来の戦い方では対処しきれませんでした。つまり相性がとても悪い相手だったのです。 挙句の果てに甚爾に出し抜かれ、文字通り首を取られてしまいます。最強の象徴であったはずの五条悟が早い段階で敗北を喫してしまう衝撃の瞬間でした。それでも弱いという印象がないのは甚爾が余りにも強かったからでしょう。

術式反転 赫(あか)

仕組み

術式反転「赫(あか)」は“収束”の「蒼」とは逆に無限を“発散”することで敵を吹き飛ばす仕組みです。『テニスの王子様』に例えるなら、敵の攻撃を倍返しにする攻撃特化型の百錬自得の極みに近いのではないでしょうか。 また蒼がマイナスの力をそのまま流しこむ「順転」であるのに対して、赫はマイナスの力とマイナスの力を掛け合わせて生じるプラスの力を放出します。戦い方が明らかに上級者向けであり、五条悟でなければこの使い分けは不可能でしょう。 理屈は非常にシンプルですが、何度も精錬しなければ成立しない技です。

効果

攻撃に特化した反転術式であるため、その効果は絶大で対象物を一撃で吹き飛ばします。衝撃波を発生させる上、至近距離で放つことが多いため、スピードと直感力に優れた者でなければ回避することはできません。 一方で蒼同様に対象物の周辺まで吹き飛ばして更地にする威力を誇るので、街中では使用回数や条件が限られるというリスクがあります。

登場回をピックアップ

■3巻/14話、9巻/74話 印象的なのはやはり初登場となった3巻の14話です。このシーンでは見学する虎枝にお手本として使用しています。多くの読者がこの回で五条悟は最強であるという印象を植え付けられたのではないでしょうか。 また、9巻の74話における伏黒甚爾とのリターンマッチでも使用しています。反転術式で回復させた後、真の力を覚醒させ、いとも簡単に形勢逆転を果たしました。 形の上で負けたとしても心はずっと負けていない五条悟の強さが証明された瞬間です。

虚式 紫(むらさき)

仕組み

虚式「紫(むらさき)」は「蒼」と「赫」をハイブリッドに組み合わせた複合術式であり、五条悟が持つ術式の中でも最強の威力を誇る奥義です。その強さは1級術師の東堂葵をして「規格外」と評せしめた程。 攻撃と防御、プラスとマイナスという相反する力を掛け合わせることで生み出された一段階上の力です。 五条家の血筋の者でもわずかな人しかこの究極奥義を知らないといわれ、余程の実力を持った相手にしか出しません。逆にいえば、五条悟にこの技を出させた者は相当のツワモノだということではないでしょうか。

効果

2つの力を掛け合わせただけあってその破壊力たるや凄まじいものです。見ることも触れることも叶わぬ重さが襲いかかってくるため、技を認識する前に粉々に吹き飛ばされてしまいます。この技を見切れる者は皆無でしょう。 ここぞという場面でしか出さない技である分、たった1発で戦局を変えてしまう力を持ちます。まさに最強の術式です。

登場回をピックアップ

■7巻/52話 初登場は7巻の52話。五条悟の登場を前にして逃亡を図る花御らを逃すまいと使用しました。放出された森はおろか地下深くまでごっそり抉れる描写は「ドラゴンボール」の気功砲を彷彿とさせます。 ここでのポイントは決して追い詰められたわけではない状況で使用したことです。あくまでも戦略の一部として使用したに過ぎず、余裕綽々の状態で戦っています。五条悟の凄まじい実力がこの描写を見ただけで分かるのではないでしょうか。

領域展開 無量空処(むりょうくうしょ)

仕組み

五条悟が「チート」とファンから称される所以はこの「無量空処」にあります。仕組みとしては宇宙空間のような光景を広げ、その中に引き込んだ敵に対して無限回の知覚と伝達を強制します。つまり大量の情報を相手の脳にずっと流し込みます。 五条自身が「領域に引き入れた時点で勝ち」であり、発動したら負けることはありません。行動に移させる前に思考の部分を破壊させることで戦意喪失させてしまうという反則技です。だからこそ滅多なことでは使用しません。

効果

効果は分かりやすくいうと「精神破壊」、すなわち領域に引きずり込んだ相手の脳神経を疲弊させて廃人にしてしまうものです。しかも自ら手を下さずに相手を倒すことができるため、本当の意味での「戦わずして勝つ」を体現したような技です。 情報量が多く、頭で考えて生活することが多い現代社会の構造を逆手に利用した領域展開でしょう。知覚→伝達を強要するため、頭がいい人ほど敗北率が上がる仕組みになっています。

登場回をピックアップ

■3巻/15話 印象的なのはやはり3巻の15話。課外授業と称して虎枝に見せた回がとても印象的でした。漏瑚を「弱い」と煽って挑発し、領域展開「蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせん)」に対するカウンターの領域展開として発動しました。 これを食らった漏瑚は「いつまでも情報が完結しない!!故に何もできん」と動けなくなり、さらに五条は「同じ領域展開でもより洗練された方が場を制する」と述べています。 領域展開の定義も兼ねて、五条悟の底知れない強さをまざまざと見せつけた回といえるのではないでしょうか。

【呪術廻戦】五条悟の術式、領域展開をおさらいしよう

五条悟 呪術廻戦
(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

今回は大人気キャラクター・五条悟の持つ術式と領域展開を詳しく解説しました。彼の圧倒的強さは劇中最強の呪術師として描かれていることを証明しており、飄々とした性格の中に凄まじい技と切り札を隠し持つミステリアスな魅力を醸し出しています。 どの技も理屈はシンプルでありながら奥深く、極限まで研ぎ澄まされた上級者向けのものばかりです。これだけ強ければファン人気が高いのも納得ですね!